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近くて遠く、遠くて近く 【 ♂ : ♀ : 不問 = 1 : 1 : 0 】
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大江 匠真 (おいえ しょうま)
宮脇 咲良(みやわき さら)
宮脇 : もしもし。
大江 : おーもしもし、久しぶり~。
宮脇 : いうて先週ぶりだけどね。
大江 : あーそっか。
宮脇 : 勉強、大丈夫?
大江 : うん、夜はリラックスするって決めてんだ。
宮脇 : そうなんだ。
大江 : うん。
大江 : そっちは、大丈夫?
宮脇 : 私は....まぁ大丈夫。
大江 : まーた課題に追われてんじゃないの~?
宮脇 : だってレポートの文字数が多すぎるんだもん。先生、どうかしてるよ。
大江 : まぁ、医学部だからしゃあないよな。
宮脇 : まぁね...
大江 : うん。
宮脇(M) : 私には、好きな人がいる。その人は表裏がなくてしっかりしてて、顔は...中の上かな。でも同い年なのに、なんでか年上の余裕を感じる。そんな素敵な人。
宮脇 : でも、浪人生活も大変でしょ。
大江 : それはそう。時々、脳がバグって朝4時に目が覚める。
宮脇 : うわー...受験の頃を思い出すわ。
大江 : お前、緊張のあまり学生服のスカート逆に着てたもんな。
宮脇 : うっさいわね、あれはその...寝ぼけてただけよ!
大江 : うっそだぁぁ!
宮脇(M) : 私の好きな人は、素直じゃない努力家。何事においても自分に厳しくして、その努力を自慢せず黙々とやり遂げている。私と真逆の人間。困っていても1人で抱え込んで殻に閉じ篭ってしまう。それを周りに悟られないようヘラヘラしてる、悩み相談をよく引き受けている、優しい人。
宮脇 : そっちだって、社会の窓開いてたわよ!
大江 : えっマジ?
宮脇 : うん。
大江 : おいおいそれはその時、言ってもらわないと困るよ~。
宮脇 : どうなるかなって放置してみた。
大江 : この性悪が。
宮脇 : それはお互い様でしょ。
大江 : (微笑みながら)...そうかもな。
宮脇 : あら、珍しく素直じゃない?
大江 : 今日はそういう気分なの!
宮脇 : 毎週、こうやって電話するのも、本当は寂しいから?
大江 : ......
宮脇 : えっなんで黙るのよ。
大江 : 言わせんなアホ!
宮脇 : なっ...!
大江 : そうだよ、何か、お前の声きかないと、寂しくて....
宮脇 : (悶える)
大江 : ...なんだよ、笑うんなら笑えよ。
宮脇 : (咳払い)別に。今日はえらくデレるじゃない。
大江 : うっせぇ!
宮脇 : いつものクールさが死んでるわよ~。
大江 : ....
宮脇 : 言い返さないの?
大江 : お前だけだから、この醜態さらけ出せるのも。
宮脇 : .....
大江 : なんか言えよ…
宮脇 : ごめん、ちょっと、なんて答えたらいいのか分からなくて。
大江 : (ため息)俺もダメだな、こんな情けない性格になってしまって。
宮脇 : そんなことないよ!
大江 : おぉ急に声デカくなるやん。
宮脇 : あ、ごめん。でも、貫禄あってみんなに頼られてて好かれてても大江は本当の自分を吐き出す場所がないじゃん。いくら馬鹿なフリしててもわかるよ、ほんとはしんどくてしんどくて....でも誰にも頼れなくて。
大江 : .....
宮脇 : だったら、私を頼ってよ!現に毎週こうして夜な夜な話してるわけだし。
大江 : でも、お前に迷惑が。
宮脇 : 迷惑じゃない。大江のことなら何でも知りたい、大江にとって1番頼りになる人になりたい。だから、安心して。
大江 : ....ごめん。
宮脇 : 謝らないで。次、謝ったら早口言葉を言わせます!
大江 : えぇ....
宮脇 : わかりましたか!
大江 : ...うん、わかった。
宮脇 : うん。
大江 : あのさ。
宮脇 : んっどうしたの?
大江 : 次、こっちに帰ってきたら、会わない?
宮脇 : え、いいの?勉強は大丈夫なの?
大江 : そこは何とかする。だからさ...
宮脇 : うん。
大江 : デート、行かないか?
宮脇 : ....うん!
宮脇(M) : 同じクラスになった小6から恋して7年。ようやく一歩、前へ進めた気がする。
宮脇 : あっでも、ちゃんと勉強しないと受からないよ。
大江 : あぁぁぁやめろぉぉぉお、現実を突き付けてくるなぁァ!
宮脇 : (笑う)
宮脇 咲良(みやわき さら)
宮脇 : もしもし。
大江 : おーもしもし、久しぶり~。
宮脇 : いうて先週ぶりだけどね。
大江 : あーそっか。
宮脇 : 勉強、大丈夫?
大江 : うん、夜はリラックスするって決めてんだ。
宮脇 : そうなんだ。
大江 : うん。
大江 : そっちは、大丈夫?
宮脇 : 私は....まぁ大丈夫。
大江 : まーた課題に追われてんじゃないの~?
宮脇 : だってレポートの文字数が多すぎるんだもん。先生、どうかしてるよ。
大江 : まぁ、医学部だからしゃあないよな。
宮脇 : まぁね...
大江 : うん。
宮脇(M) : 私には、好きな人がいる。その人は表裏がなくてしっかりしてて、顔は...中の上かな。でも同い年なのに、なんでか年上の余裕を感じる。そんな素敵な人。
宮脇 : でも、浪人生活も大変でしょ。
大江 : それはそう。時々、脳がバグって朝4時に目が覚める。
宮脇 : うわー...受験の頃を思い出すわ。
大江 : お前、緊張のあまり学生服のスカート逆に着てたもんな。
宮脇 : うっさいわね、あれはその...寝ぼけてただけよ!
大江 : うっそだぁぁ!
宮脇(M) : 私の好きな人は、素直じゃない努力家。何事においても自分に厳しくして、その努力を自慢せず黙々とやり遂げている。私と真逆の人間。困っていても1人で抱え込んで殻に閉じ篭ってしまう。それを周りに悟られないようヘラヘラしてる、悩み相談をよく引き受けている、優しい人。
宮脇 : そっちだって、社会の窓開いてたわよ!
大江 : えっマジ?
宮脇 : うん。
大江 : おいおいそれはその時、言ってもらわないと困るよ~。
宮脇 : どうなるかなって放置してみた。
大江 : この性悪が。
宮脇 : それはお互い様でしょ。
大江 : (微笑みながら)...そうかもな。
宮脇 : あら、珍しく素直じゃない?
大江 : 今日はそういう気分なの!
宮脇 : 毎週、こうやって電話するのも、本当は寂しいから?
大江 : ......
宮脇 : えっなんで黙るのよ。
大江 : 言わせんなアホ!
宮脇 : なっ...!
大江 : そうだよ、何か、お前の声きかないと、寂しくて....
宮脇 : (悶える)
大江 : ...なんだよ、笑うんなら笑えよ。
宮脇 : (咳払い)別に。今日はえらくデレるじゃない。
大江 : うっせぇ!
宮脇 : いつものクールさが死んでるわよ~。
大江 : ....
宮脇 : 言い返さないの?
大江 : お前だけだから、この醜態さらけ出せるのも。
宮脇 : .....
大江 : なんか言えよ…
宮脇 : ごめん、ちょっと、なんて答えたらいいのか分からなくて。
大江 : (ため息)俺もダメだな、こんな情けない性格になってしまって。
宮脇 : そんなことないよ!
大江 : おぉ急に声デカくなるやん。
宮脇 : あ、ごめん。でも、貫禄あってみんなに頼られてて好かれてても大江は本当の自分を吐き出す場所がないじゃん。いくら馬鹿なフリしててもわかるよ、ほんとはしんどくてしんどくて....でも誰にも頼れなくて。
大江 : .....
宮脇 : だったら、私を頼ってよ!現に毎週こうして夜な夜な話してるわけだし。
大江 : でも、お前に迷惑が。
宮脇 : 迷惑じゃない。大江のことなら何でも知りたい、大江にとって1番頼りになる人になりたい。だから、安心して。
大江 : ....ごめん。
宮脇 : 謝らないで。次、謝ったら早口言葉を言わせます!
大江 : えぇ....
宮脇 : わかりましたか!
大江 : ...うん、わかった。
宮脇 : うん。
大江 : あのさ。
宮脇 : んっどうしたの?
大江 : 次、こっちに帰ってきたら、会わない?
宮脇 : え、いいの?勉強は大丈夫なの?
大江 : そこは何とかする。だからさ...
宮脇 : うん。
大江 : デート、行かないか?
宮脇 : ....うん!
宮脇(M) : 同じクラスになった小6から恋して7年。ようやく一歩、前へ進めた気がする。
宮脇 : あっでも、ちゃんと勉強しないと受からないよ。
大江 : あぁぁぁやめろぉぉぉお、現実を突き付けてくるなぁァ!
宮脇 : (笑う)
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