私は愛する義父の虜。

一片澪

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新妻、和美の幸せな生活。

01.とある秘密の夫婦の夜。

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待ちに待った週末、和美はお風呂上りにバスローブだけを羽織って鏡台の前でスキンケアをしており、鏡越しに見えるベッドには愛する夫が同じ様にバスローブ姿で腰掛け和美の姿を男の顔で見ていた。

「ごめんなさい。もう少しだけお待ちくださいね」
「ああ、構わないよ。君が綺麗でいる為にしてくれている作業を眺めているのは楽しい」
「ふふ」

優しく穏やかな声。
現役の弁護士として還暦を迎えた今も精力的に働いている最愛の『夫』洋輔からの言葉に和美は思わず微笑んで作業を急ぐ。

世間的に…そう、戸籍上の二人の関係は紛れも無く『義理の親子』だ。

和美の書類上の夫は洋輔の息子である健輔だが、その健輔は結婚前から同じ女性と関係を続け挙句不倫関係が露呈した結果開き直り色々あった末に和美を一人で暮らす洋輔がいる実家に押し付けて自分はさっさと気軽な海外転勤へと向かったのだ。
しかしそれは洋輔に対しずっと淡い恋心を抱いていた和美にとってはとても良い提案だった。

『夫は海外転勤。現地の治安は日本よりは当然悪く、仕事で忙殺される事が目に見えている。寂しく不便な思いをさせる事は分かり切っていたので将来的にするつもりだった同居時期を早め先に妻だけが夫の実家に入る事になった。』


ほら、何もおかしな所は無いだろう? と健輔がクズ男の本性を剥き出しで言ったあの日の事は今も記憶に鮮明に残っているが、和美はこれからも健輔と書類上の離婚をするつもりは一切無い。だってそうでなければ大好きな洋輔となんの憂いも無く二人で暮らす正当な理由を用意する事は難しいからである。

洋輔は二十年以上前に元妻の不倫から離婚をして以降仕事一筋で生きて来て、その結果弁護士法人の代表にも名を連ねるに至った地元の名士でもある。だからスキャンダルは当然ご法度。

自身がされた経験から不貞行為を何よりも嫌う洋輔への恋心を和美は墓場まで持っていくつもりだったが、戸籍上の夫健輔の愚かな振る舞いが元で彼は和美の気持ちを受け入れ二人は秘密の『夫婦』になった。
普通の夫婦の様に外で腕を組んで歩いたり、旅行に行ったりすることは出来なくても和美は何の不満も無い。
この安全な二人きりの自宅で大好きな彼と一緒に過ごせる、それだけで和美は本当に幸せなのだ。

「お待たせいたしました」
「待っていないよ、おいで」

使用した化粧品のボトル類を綺麗に元に戻しベッドに腰掛ける夫の前に行く。
仕事中は厳しい表情でいる事が多い洋輔がその余所行きの仮面を脱いで、この空間に居る時は和美だけに素の優しい一人の男性としての顔を見せてくれるのだ。それが本当に嬉しい。

「脱いで?」
「はい」

明かりが煌々と灯る部屋でそう言われ、まだ若干の恥ずかしさはあるがこれからする行為を思うと期待が上回る。
ぱさり、と音を立ててバスローブが落ちると洋輔は和美の身体を余すことなく眺め「綺麗だよ」と言ってくれるのがまたイイのだ。

事実として洋輔に抱かれる様になって和美の身体は変わった。
コンプレックスだった大きな胸もその一つで、胸は馬鹿みたいに大きいのに乳首はアンバランスな程小さい事が恥ずかしかったのだが、それを知った洋輔は優しく微笑み嬉々として折に触れ和美の乳首を愛した。
彼はバイブやローター、吸引器と言ったアダルトグッズを好まないのですっかりいやらしくコロンと主張する様になった乳首は間違いなく洋輔が育てた物。

「相変わらず素晴らしい胸だ」
「あんっ」

もうすっかり立ち上がっている乳首の先端を甘く引っ掛かれ思わず声が出てしまう。
でもまだ次の行動に移る許しを得ていないので和美は身体を隠す事無く夫からの甘く熱い視線に身体を焦がす。
ああ、触って欲しい。
ぎゅうって少し痛い位抓って欲しい。
もじもじと既に潤み始めているおまんこを自覚しつつもじもじと膝を擦り合わせると洋輔はまた笑った。

「そんなに焦れなくても時間はあるよ。ゆっくり楽しもう?」
「はぁいッ」

気を抜けば自分で慰め始めてしまいそうな手を後ろ側で軽く組んだ和美の行動の意味も洋輔は全て理解している。
だってもう、何度抱かれたかなんてわからないし和美をこんな風に仕込んだのは彼なのだから。
それでも尚従順な和美に洋輔は満足そうに笑って薄く唇を開く。

「和美、ここに君の乳首を入れて?」
「はい、あなたッ」

やっと快感を貰える予感に和美は素直に応じ、その大きな胸を軽く寄せて両方の乳首を自ら洋輔の口に含ませる。
ふふ、と笑った彼の吐息にすら感じる。
ちゅぱ、ちゅぱ、とわざと音を立て羞恥を煽りつつ視線は和美に合わせたまま洋輔がわざと焦らす様な愛撫を続け和美が物足りなさから押し付ける素振りをすると笑って口を離してしまう。

「こらこら、こんなに見事な胸をそんなに押し付けられたら窒息してしまうよ」
「ご、ごめんなさい…でも、でもぉ」
「私の妻は可愛いね。じゃあ、どうされたいのか実演して私に教えてくれる?」
「はいっ!」

彼に求められたら和美は喜んでなんでも応じる。だって愛しているから。
彼が望むならどんな恥ずかしい事でも自分は喜びに出来ると断言できる和美は支えていた手を離した事でぶるんっと大きく揺れた自分の胸と、その先端で存在を主張する乳首にそれぞれの手の指先を添えた。

「こうやって最初は人差し指でピンピンしてぇ」
「……――うん」
「次はそのまま爪で優しくカリカリしてからぁ」
「……うん」
「旦那様の親指と人差し指でくにくにして欲しいんですぅ」
「ふふ、分かったよ。でも、それだけで良いの?」

説明する体を利用してあまい自慰を続ける和美に洋輔は笑った。
笑って、自分が彼女の身体に仕込んだもう一つの作業を思い出させる。

「ああ、まだあります! 乳首をこうやってぎゅーって優しく引っ張って欲しぃです。それで、最後に旦那様のお口でいっぱい吸ってください」
「そうだね、それの繰り返しで君のあの慎ましかった乳首はここまで立派に育ったんだ」
「ありがとうございます」
「どういたしまして。……さあ、ベッドに入ろうか」

洋輔からようやくベッドインの許可を貰えた和美は喜んでいつもの位置に移動し、先ほど自分が求めた胸への愛撫を全て実行して貰った。


一通り喘いですっかり覚えた乳首での絶頂の余韻に浸る和美を洋輔は満足そうに見て「今日はどんな体位で楽しもうか?」と余裕の笑顔を浮かべている。
しかし週を跨ぐ出張の後も何かとバタバタしていた洋輔の多忙さを知る和美は今日のプレイ内容を最初から決めていた。

「今日は私に任せてくださいませんか?」
「勿論構わないけれど珍しいね」
「旦那様のお忙しさは知ってます! 妻ですから。だから、今日の旦那様はだまって横になっててください」

胸をぶるんっと震わせて言い切った和美の様子に洋輔は愛しそうに微笑んで彼女の言う通り素直に身体を横たえてくれたのである。

「これはまさか――?」
「はい。まずは『千鳥の曲』ですよ」
「はは…最初君がコレをしてくれた時は驚いたな」

そう笑う洋輔だったが拒否する意思は無いようでリラックスしたまま和美の動きを待つ。
その対応に二人の間にある確かな信頼関係を感じ和美は張り切った。

「あ、でも先に旦那様の乳首を舐めたいです」
「……こんなおじさんの乳首を好き好んで舐めるなんて君も相当な好きものだね」
「私が舐めたい乳首は旦那様のだけです!」

男性の乳首を舐める趣味は最初和美には無かった。
しかし愛する夫と末永く満たされた関係を続ける為にセックスが必須なのは分かっていたので彼女なりに勉強した。


そう、和美は本気で惚れた相手にはトコトン尽くす女だったのだ。
今まで三人居た薄っぺらい元カレ(戸籍上の夫含む)は今思えば告白されて惰性で付き合っただけで恋愛感情なんて無かったから彼を性的に満たしてあげたい! なんて一ミリも考えもしなかったが洋輔は違う。

大好きで、本当に愛しくて彼が望むなら……いや、例え望まなくてもなんでもしてあげたくなってしまうのだ。
女性が尽くしすぎる関係性は一般的に言うとあまり良くない傾向と思われるかもしれないが、洋輔に限っては大丈夫! 彼は和美が尽くせば尽くす程喜び、彼女の献身に感謝してその上で自発的にそれ以上の物を和美に返そうと言動、行動、態度がフルセットで揃った百点満点の対応で和美を愛してくれる。
だから二人の関係は好循環につぐ好循環でお互いがお互いだけを見詰め求めると言う最高の状態をキープし続けているのだ。むしろ日々愛情メーター上限突破記録更新中なのである。

「旦那様、見ててくださいね?」
「ああ、勿論」

移動して髪を両耳に掛けた和美はちゅ、ちゅ、と両方の乳首に挨拶のキスをしてそれから下をべーっと限界まで伸ばしその先端でチロチロと舐める。
和美がインターネットで学んだ知識からすると男性は視覚から興奮する要素が多いらしいのでこうやって大げさにする位で良い、と先人は記してくれていた。
そしてそれは大正解らしく洋輔は「ぅ」と小さく声を上げる。……ああ、嬉しい。

「まさか自分がこの歳になって乳首を舐めて貰ってこんな快感を得る日が来るなんて……君を愛するまで想像もしていなかったよ」
「光栄です」

ぺろん、と視線を合わせたまま舐め上げて次は舌の腹全体を使ってねっとりと舐めると彼の顔ももう完全に興奮した物に仕上がっていた。
しかし今日は和美に任せると言った約束を守り片手を顔に置く。だがそれは和美的にはノーなのだ。

「旦那様、お顔見せて下さい……寂しいです」
「あ、ああ」

おねだりすると洋輔は素直に手を寄せて、またこちらを見てくれた。
和美は完全に自らが施す奉仕で興奮するメス顔を晒しておりそれがまた洋輔を煽っているだが当の本人はそれを知らない。
キスして舐めて、時に優しく吸って……洋輔の乳首への愛撫に一先ず満足した和美は顔を上げ視線をずらし完全に天を向いている洋輔のおちんぽを見て小さく歓声を上げた。

「ああ、旦那様ごめんなさい。こんなにしてくれていたのに私…」
「良いんだよ。君は本当に、どこまで私を夢中にさせれば満足してくれるのかな」

何とも言えない顔で笑った洋輔に和美は「私は旦那様のもので、旦那様は私のものですから」とにっこり笑って身体を移動させる。
彼女を本当の意味で女に…いや、メスにした愛する凶器が先端に雫を浮かべているのを見て和美は喉を鳴らす。

「いただきまぁす♡」
「――ッ」

ちゅうっとまずは大好きな蜜を吸う。ああ、大好きな旦那様の味! と彼女は歓喜しながらフェラチオを続けた。
忙しくて暫くいちゃいちゃ出来なかったのだが、洋輔はその間手淫はしないと約束してくれた。
そうすると、今この中には格別に濃くなった精液が詰まっているのだ。
洋輔の体液を愛する和美にとってその極上のモノをコンドームなどに奪われるわけにはいかない。

洋輔の妻となるまでは存在すら知らなかった下品な音を立てるバキュームフェラだが今は自ら好んで行う。その理由は簡単愛する彼が喜んでくれるからだ。
本当はぎっしり精子が詰まった陰嚢も、蟻の門渡も、アナルだって和美は喜んで愛せる! だって旦那様のだから! でも今日は体勢の問題でじゅぼじゅぼとたっぷりの唾液でおちんぽ本体への奉仕を続けると洋輔から「そろそろ」と言う合図があった。
離して――と言われるのを制する様に和美はぐうっと彼の身体を押さえつける様にして愛撫を続け久し振りの彼の精液を思い切り受け止める。

――濃ぉい♡さいっこー、あァ…いつもより多い♡

うっかり喉奥で受け止めるとそのままべったり味わう前に張り付いてしまいそうなくらいの濃度の精液。
他人の精液なんて知らないし知りたいとも思わないが今和美の口の中に放出された精液は確かにその位の濃厚さだった。

「あー♡ん、うむぅ」
「まったく、君はまたそんな顔をして」
「?……あー♡」
「うん、見せてくれてありがとう。飲んで良いよ」

身体を起こした洋輔が口ではそう言いながらも確かに興奮しているのを和美は知っている。
だから濃厚な精液を彼に見せて、そして首を振った。

「だぇき、くらはい」
「――ッ、分かったよ。口を開けて?」
「はぁい」



***
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