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怪物学会視察8
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第四鬼席『審判者』ローデンには、最強の攻撃力を持つ狂戦車という言葉がふさわしい。
人体改造によって著しく肥大化した筋肉と、強靭な心臓によって繰り出される血のエネルギー循環は、すべてのモノを打ち砕く。
「全部ぶっ壊してやる!!」
彼は無差別に、残虐に、怪物学会の地上施設を破壊してまわっていた。
まったく効率的ではない。
ただただ暴力の発露を目的だけに重要でない施設、重要でない標的を攻撃して被害をだしつづける。
学会長が嫌いなタイプの敵だった。
「必殺・ギカンドォォォオ!!」
ローデンの硬化した血腕が、勢いよく振り抜かれる。
比類する物なき至強の拳が、城のなかの平和地帯を破壊する。花々が植えられた花壇はあらされ、噴水は粉砕され、木はへし折られる。
「ぐじゅるるる!」
荘園の平和を取り戻すため、この区画で最も強力なキメラが立ち上がった。
『醜い獣』リヴァイス・ケルベロスだ。
彼の背後には、たくさんのファングやレッドファング、その他たくさんのモンスターたちが怯えながら隠れていた。楽園の命運をひとりの勇者に託された。
「ほう、すこしは強そうなのが出てきたな!」
ローデンは腕をグルグルと振り回して、再び突進し始める。
リヴァイス・ケルベロスは分裂しようとする。そのほうがこういう脳筋相手には効果的だと、アルバートから教わっていたからだ。
しかし──
「練血秘式・赫絲縫合ォォオ!!」
「ぐじゅるる?!」
音よりも速く広く展開した血の糸が、四方八方から突き刺さる。
リヴァイス・ケルベロスは全身を貫かれ、完全に動きを止められた。
ローデンはその隙に瞬く間に距離をつめる。
勢いそのままに重たい拳をリヴァイス・ケルベロスに叩き込んだ。
拳は体に深く刺さり、穴を開けた。通常の生物なら、すでに死んでいただろう。
「ぐじゅるるるる、るる、る……ッ」
「ぶっ飛とびなッ──練血秘式・血爆裂傷!!」
穴の空いたリヴァイス・ケルベロスの身体が、内側から丸々と膨れ上がる。
そして、肉の風船となった彼は大爆発を起こした。
対象の血に触れて、魔力を暴走させる凶悪な奥義。
その威力は残酷ゆえに凄まじい。
綺麗な花々で彩られていた荘園が、臓物と、黄色い体液でべちゃべちゃに汚れる。
「汚ねえな!」
ローデンは薄ら笑いを浮かべて言った。
リヴァイス・ケルベロスの後ろに隠れていたモンスターたちは一斉に逃げ出した。
「にゃおー!」
「シャァー!」
「んあ? なんだ、ニャオなんて貧弱なモンスターも飼い慣らしてるか!」
道をふさぐニャオたちだけは、ローデンが近づいて来ようと退く気配はなかった。
彼らの目的は復讐だ。
他ならぬリヴァイス・ケルベロスの仇討ちだ。
「ぐじゅ、る……る……」
頭部だけとなったリヴァイス・ケルベロスは、ニャオ達に逃げるように呼び掛ける。
薄れいく彼の意識の中で、種の記憶が併走していく。
──リヴァイス・ケルベロスは苦労してきたモンスターだった。
彼は当時、ファングの合成にだけはやたら自信があったアルバートによって、ファング、トレント、スライム、etc……から無理やりつくられたキメラだ。
何度も死んだ。
何度も生まれた。
リヴァイス・ケルベロスはよく働いた。
暗殺ギルドを強襲する時も、狂気の碩学を捕縛する時も、霊峰でドラゴンを捕獲する時も、邪魔な犯罪組織を壊滅させる時も、アルバートに献身した。
長きにわたる研究で、ようゆく安定化・怪書の図鑑登録をされるにいたった。
完全な戦闘特化型として、様々な能力の移植の実験にも使われた。
彼の研究のおかげで、今日のキメラ技術がある。
そして、彼はようやく戦闘型として”型落ち”になれた。
コスト、能力、リスク、そして見た目……あらゆる面において、アルバートはこのモンスターの役目は終わったとしたのだ。
とはいえ、モンスターたちにとって型落ちは悪い事ではない。
むしろ良い事だ。
役目を終えたキメラは、学会施設で平穏に飼われる。
餌をやり係のティナや、たまに会いに来ては、難しい顔で考え事をするアルバートに頭を撫でられ、「今日も平和だった」と眠りにつく。
アルバートは平穏を与えることが、自分のような無慈悲な使役者が、彼らにしてあげられる唯一のことだと思っていた。
「最愛のパートナーのように自分のモンスターを扱っている使役魔術師たちを見ていると、自分の在り方を考えさせられる」
前回会いに来たアルバートがそう言っていたのを、リヴァイス・ケルベロスは思い出していた。
もう1年も前のことになる。
「ぐじゅ……るる……」
幸せだったときの記憶を最後に、リヴァイス・ケルベロスは動かなくなった。
ニャオたちは牙を剥いてローデンへ飛びかかる。
キメラでもないのに、ニャオほどに隠密能力に優れ、各家庭や、重要施設への侵入も行える優秀なモンスターはそうそうにいない。
とはいえ、あくまでニャオだ。
戦闘能力はない。
「邪魔だ」
飛びかかってくるニャオたちを砕き、ローデンは突き進む。
動物愛護ギルドに見つかれば非難の的になることは間違いない光景だ。
「ゴミモンスターどもめ」
また1匹ニャオを地面に叩きつけて殺し、ローデンは唾を吐く。
彼が視線を向けたのは、広々とした荘園から見えるジャヴォーダン城の本城だ。
ジャヴォーダン城は大きく三つの壁によって守られている。外側から第一城壁、第二城壁、第三城壁だ。
中心に近くなるほど、怪物学会にとって重要な施設が設置されているのは、明白であった。
迅速に学会に対して報復を行うならば、サウザンドラが先手を打っている以上、電光石火の速攻でこの中心の城を叩くのが効果的だ。
こどもでもわかる理屈だ。
だが、『審判者』は理屈的ではない。
「どうせ他の鬼席どもは素直に本丸を討ちに行ってんだろうな……ははッ! なら俺様は第一城壁内の獲物を全部もらっていくぜぇえ!」
彼のなかでは、いかに多くのターゲットを自分が倒せるかに焦点が当てられていた。
だからこそ、ローデンは主要城壁突破という役目を後回しにして、最外殻の荘園──非戦闘モンスターが放し飼いされているエリア──を破壊してまわることにした。
「おっ、怪しげな館はっけーん!!」
薄い城壁をまた一枚ぶち破る。
すると、荘園の新しいエリアにやってきた。
そこは立派な城内には不相応な、屋敷が建っていた。
多くの窓があり、部屋数もサイズもなかなかだ。
しかし、なぜこんなものが城内の荘園にあるのかはわからなかった。
ローデンは理由を少し考えたが、すぐにどうでも良くなる。
とにかく破壊すればいい。
血に与えられた役目はそれだけだ。
地響きを鳴らしながら、ローデンが屋敷へ接近する。
すると、屋敷のまわりの地面がうごめき、土の中から無数の手が出てきた。
『Zシリーズ』と呼ばれる初期のアンデットキメラ群だ。
アンデットの不死性と負のエネルギーの研究のため、たくさんのモンスターとの合成がなされ、その結果、無数の生きる屍が生まれた。
「嘘だろ……怪物学会はアンデットの研究までしてたのかよ……」
ローデンは拳を震わせる。
アンデットの研究、それは不死性を暴く研究だ。
つまり、血の研究への冒涜となりえる。
血の冒涜は、血の狂信者が一番許せないことだ。
「全部ぶっ壊してやるウウウうううう!!!」
『審判者』ローデンがキレた。
彼の内側の血が怒りに反応して熱く煮えたぎる。
暴走状態の『審判者』は、まさしく悪夢のような無差別の被害をまわりに出すことで有名だ。
血の騎士団は彼のことを常に警戒していた。お目付け役をつけるほどに。
「ローデンさ~ん、まーた暴走してんすか~」
『Zシリーズ』のゾンビたちを殴り、叩き、折り、砕き、破壊の限りを尽くしていたローデンは、聞きなれた声に顔をあげる。
屍の山の上に、若い男が立っていた。
明るい茶髪の軽薄そうな男だ。
「すっこんでろサトマぁぁあ!!」
「そうはいっても騎士団長にあんたの監視頼まれてるし」
「貴様も鬼席なら学会の粛清でもしてこいッ!!」
「それは自分の仕事じゃないっす」
サトマと呼ばれた男はため息をついてジャヴォーダン城中心を見やる。
「どうせあの執事くんが一番乗りっしょ。それに最大の脅威であり、頭でもある学会長が死んだ時点で、もはや鬼席の出動すら本当に必要か怪しいもんだし~」
サトマは投げつけられるゾンビを造血剣で弾く。
「忌々しいガキめ!」
「魔術協会封印部を幾たびも退けた実力、たしかめて見たかったなぁ~」
サトマはローデンが屋敷を一撃で倒壊させ、地面にクレーターをつくるのを暇そうに眺める。
サトマの仕事は味方の巻き添えをださせないこと。
ゆえにモンスターを殺すことに夢中なローデンよりも、まわりに気を配る余裕があった。
「っ」
だからこそ、不機嫌そうなアルバートがまっすぐ歩いてきているのがわかった。
「面倒な奴らめ。まっすぐに主人のところへ行けば良いものを」
サトマは目を見開いて「ローデンさん……」と薄く声を漏らす。
「『Zシリーズ』サンプル集合墓地兼アダン屋敷展示区画まで……西の森からモンスターの反応が消えている。つまり、お前たちは西の城壁を破壊後、城の中心には来ず、外郭部の区画を壊し始めたわけだ。意味不明だ」
サトマだけでなく、ローデンもアルバートの存在に気が付く。
「聞きたいんだが、この破壊になんの意味がある? 城の破壊、モンスターの虐殺……どちらも学会の乗っ取りが目的なら、もったいないと思わないのか?」
「……は、はは! 最高だぜこりゃ! そうだよ、そうこなくっちゃな、怪物学会!
まさか、生きてるなんて! これは傑作だよ!」
「貴様ぁぁああ?! アルバート・アダンだなぁあ!? どうして生きているウウウう! フレデリック様の計画ではもう死んでいるはずなのにイイイ!!!」
「質問には答えないか、血狂いどもめ」
「「ッ……!」」
アルバートから発せられる不愉快まるだしの威圧に、ローデンとサトマは足元から震えあがる緊迫感を覚えた。
これほどの覇気、そうそう発せられる者はいない。
サトマはニヤリとほくそ笑む。
「自分、嬉しいっすよ、学会長さんがわざわざ戦場に出てきてくれて!」
「貴様ぁぁあ! 何故生きているか答えろオォ!」
「話にならんな……まあいい、アイリスとの比較検証のために戦っておくのも悪くない」
アルバートは怪書を手に召喚した。
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