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番外編
遊び人 クリストファー
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学校の可愛い子ちゃんたちとほぼ寝たことがあるのクリストファーでも、一人だけ寝ていない可愛い子がいた。
それは、アイルベルト。侯爵家の長男で水色の髪にクリクリした茶色の瞳。細い体にツンと上向きのお尻が可愛い子だ。好きな人=婚約者としかセックスしないと有名だった。それに婚約者のことをとても愛してるとも有名だった。しかし、つい最近、アイルベルトが婚約破棄したと噂になった。
俺は、前から味見したいと思っていた。だが、そんな機会もなく諦めていたが、これは、チャンスだと思った。
「ねぇ、アイルベルト君だよね?」
「はい、あなたはどちら様でしょうか?」
「同じ学年のクリストファーだよ。クリスって呼んで。」
「そうなんですね。すみませんでした。」
「もっと気楽に話して?友達になりたいんだ。」
「僕とですか?」
「うん。」
「ありがとう。クリス。アイルって呼んで。」
うわー、やっぱり可愛いなぁ。なんか少しやつれているのは、婚約破棄のショックかな?少し前より色気がある気がする。ギルバートが他に好きな奴が出来たらしいから慰める感じで味見したいなあ。
「う、うん。アイル。」
釣れた釣れた、クリストファーが釣れた。遊び人だしセックス上手いって評判だよね。食べたいなあ。どうやって持ち込もうかなあ?でも、昨日は、ハルトとやり過ぎて腰つらいんだよね。あぁセフレのラインハルト様のことね。
「アイル?こんなこと聞いていいのか分からないけど、何で婚約破棄したの?ギルバートのこと好きなら相手は愛人にすれば良かったのに。」
「あっ、うん。ギルバート様が婚約破棄してほしいって言ったから。」
「バカだなあ。ギルバートは、こんな可愛い子と別れるなんて。」
「ありがとう。クリス。でも、僕、体が変なんだ。おかしいみたいだから、もう婚約者は作らないつもり。」
「体が変ってなにが?」
「えっと 言い難いんだけど、僕とのセックスはあまり良くないらしい。ごめん、友達になったばかりなのに。」
「えっ?何でそう思うの?ギルバートが言ったのか?」
「ギルバート様は、はっきり言わないけれと、『何かおかしい?変だって』言ったことあってたぶん体が変なんだよ。だから、別れた方がギルバート様のためと思って。」
「ねぇ、試してみない?俺と。俺、それなりに経験あるから分かると思うんだよね。」
「そ、そんなこと頼めないよ。」
「大丈夫だって、変か変じゃないかわかれば気持ちも楽になると思うし。」
「うっうっ でも恥ずかしいし。やっぱり変かもしれないし。」
「大丈夫だよ。」
やっぱり身持ち固いな。こういうのもいいよね。簡単にやれるのもいいけど、恥ずかしがりながらとかも。やべ、想像したら…。落ち着け。フーッ。しつこいとそれ目的と思われそうだし、一旦引くか。
「じゃあ、明日まで考えてみて。また、明日の同じ時間にここに来るよ。」
「あっ、えっ」
「また、明日ね。」
おお、さすが駆け引き上手いなあ。こういうとこだよな遊び人でも嫌われないの。いかにも俺のためにって感じでしつこくしない。でも、有無を言わせない少しの強引さ。勉強になるわ。まあ、断るって選択ないけどね。明日が楽しみだ。
それは、アイルベルト。侯爵家の長男で水色の髪にクリクリした茶色の瞳。細い体にツンと上向きのお尻が可愛い子だ。好きな人=婚約者としかセックスしないと有名だった。それに婚約者のことをとても愛してるとも有名だった。しかし、つい最近、アイルベルトが婚約破棄したと噂になった。
俺は、前から味見したいと思っていた。だが、そんな機会もなく諦めていたが、これは、チャンスだと思った。
「ねぇ、アイルベルト君だよね?」
「はい、あなたはどちら様でしょうか?」
「同じ学年のクリストファーだよ。クリスって呼んで。」
「そうなんですね。すみませんでした。」
「もっと気楽に話して?友達になりたいんだ。」
「僕とですか?」
「うん。」
「ありがとう。クリス。アイルって呼んで。」
うわー、やっぱり可愛いなぁ。なんか少しやつれているのは、婚約破棄のショックかな?少し前より色気がある気がする。ギルバートが他に好きな奴が出来たらしいから慰める感じで味見したいなあ。
「う、うん。アイル。」
釣れた釣れた、クリストファーが釣れた。遊び人だしセックス上手いって評判だよね。食べたいなあ。どうやって持ち込もうかなあ?でも、昨日は、ハルトとやり過ぎて腰つらいんだよね。あぁセフレのラインハルト様のことね。
「アイル?こんなこと聞いていいのか分からないけど、何で婚約破棄したの?ギルバートのこと好きなら相手は愛人にすれば良かったのに。」
「あっ、うん。ギルバート様が婚約破棄してほしいって言ったから。」
「バカだなあ。ギルバートは、こんな可愛い子と別れるなんて。」
「ありがとう。クリス。でも、僕、体が変なんだ。おかしいみたいだから、もう婚約者は作らないつもり。」
「体が変ってなにが?」
「えっと 言い難いんだけど、僕とのセックスはあまり良くないらしい。ごめん、友達になったばかりなのに。」
「えっ?何でそう思うの?ギルバートが言ったのか?」
「ギルバート様は、はっきり言わないけれと、『何かおかしい?変だって』言ったことあってたぶん体が変なんだよ。だから、別れた方がギルバート様のためと思って。」
「ねぇ、試してみない?俺と。俺、それなりに経験あるから分かると思うんだよね。」
「そ、そんなこと頼めないよ。」
「大丈夫だって、変か変じゃないかわかれば気持ちも楽になると思うし。」
「うっうっ でも恥ずかしいし。やっぱり変かもしれないし。」
「大丈夫だよ。」
やっぱり身持ち固いな。こういうのもいいよね。簡単にやれるのもいいけど、恥ずかしがりながらとかも。やべ、想像したら…。落ち着け。フーッ。しつこいとそれ目的と思われそうだし、一旦引くか。
「じゃあ、明日まで考えてみて。また、明日の同じ時間にここに来るよ。」
「あっ、えっ」
「また、明日ね。」
おお、さすが駆け引き上手いなあ。こういうとこだよな遊び人でも嫌われないの。いかにも俺のためにって感じでしつこくしない。でも、有無を言わせない少しの強引さ。勉強になるわ。まあ、断るって選択ないけどね。明日が楽しみだ。
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