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3 不思議な男子高校生
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あっ、あの子だ。こんな時間に珍しい。
俺は、同じ駅を利用している男子高校生がなんだがいつも気になる。不思議な魅力がある。たまに駅で見つけた時は、なんだかうれしい気分になる。普通の男子高校生、どちらかと言えばかわいい顔立ちだが、良くいる普通の男の子だ。だが、何故か目が追ってしまう。若い男の子特有の幼さと大人になる過渡期が初々しいのだろうか?自分でも理解出来ない。
あれ、嘘だろ、あれってあれだよなあ。何ってことする奴がいるんだ。最悪だろ。
「君大丈夫?」
声をかけると、ビクッと体を震わせてからこちらを振り向いた。あっ、近くで見るとこの子思ったより可愛いかも。いや、そんな事よりこれだよ。警察に行くか聞くが嫌みたいだった。とりあえず、その汚物を取ってあげたいとハンカチを渡し水道のあるトイレへと行こうとするが恥ずかしそうに、そして、申し訳なさそうな顔で断られる。男の子が断る理由も理解でき俺がトイレに行って拭く物を持って来ることになった。
あれを拭いている途中、手が濡れ、ポツポツと地面が丸く濡れた。涙、大粒の涙がこぼれ落ちる姿がきれいで歪む顔にそそられ見とれてしまった。あまりにも不謹慎なことを考えている自分がいて慌ててしどろもどろになりながら話をした。
この状態で帰らせることは出来ない。警戒しているだろうが俺のマンションへと誘った。このままの制服ではさすがに可哀想だし服をと思ったのだ。拒否されるかもと思ったが、すんなりとマンションまで着いてきてくれた。さっきまでの警戒心が嘘のように、はにかむような笑顔を見せてくれ、良い人認定されたみたいだった。そんな可愛い顔は反則だ。
部屋に入ってもらい洗面所で着替えを促した。制服から俺の服に着替えた男の子は、何だかさらに可愛く見えてしまった。女の子の萌え袖なんてあざと過ぎて嫌いだったがこの子がするとキュンとなった。必死に素っ気ない感じで話す。
捨てていい服だと言ったが律儀に服を洗って返してくれると言うので連絡先を交換した。伊藤夏樹くんかぁ、可愛い名前だ。普通の男の子なんだが何となく目を惹く存在で可愛く感じ知り合いになれたことが嬉しかった。
家に帰るまでにまた何かあったら大変だし、あと、せっかくLINE交換したからもう少し知りたいと思う気持ちがあり、家に着いたら連絡してもらうことにした。
夏樹くんをマンションの玄関まで送り、しばらく帰る姿を眺めた。
俺、新藤 玲二 26歳。自分で言うのも何だがイケメンエリートサラリーマンだ。はっきり言ってヤルのに困ったことはない。老若男女にモテる。ノーマルだ、まぁ、きれいだったり、可愛ければ、男でも抱くことも出来る。ぶっちゃけ、奉仕してくれれば、突っ込んでやるぐらいなできるが、男と恋愛はしたことない。
ノーマルのはずの俺は、普通のでも何となく可愛い男子高校生の伊藤 夏樹くんが今、一番気になる。
俺は、同じ駅を利用している男子高校生がなんだがいつも気になる。不思議な魅力がある。たまに駅で見つけた時は、なんだかうれしい気分になる。普通の男子高校生、どちらかと言えばかわいい顔立ちだが、良くいる普通の男の子だ。だが、何故か目が追ってしまう。若い男の子特有の幼さと大人になる過渡期が初々しいのだろうか?自分でも理解出来ない。
あれ、嘘だろ、あれってあれだよなあ。何ってことする奴がいるんだ。最悪だろ。
「君大丈夫?」
声をかけると、ビクッと体を震わせてからこちらを振り向いた。あっ、近くで見るとこの子思ったより可愛いかも。いや、そんな事よりこれだよ。警察に行くか聞くが嫌みたいだった。とりあえず、その汚物を取ってあげたいとハンカチを渡し水道のあるトイレへと行こうとするが恥ずかしそうに、そして、申し訳なさそうな顔で断られる。男の子が断る理由も理解でき俺がトイレに行って拭く物を持って来ることになった。
あれを拭いている途中、手が濡れ、ポツポツと地面が丸く濡れた。涙、大粒の涙がこぼれ落ちる姿がきれいで歪む顔にそそられ見とれてしまった。あまりにも不謹慎なことを考えている自分がいて慌ててしどろもどろになりながら話をした。
この状態で帰らせることは出来ない。警戒しているだろうが俺のマンションへと誘った。このままの制服ではさすがに可哀想だし服をと思ったのだ。拒否されるかもと思ったが、すんなりとマンションまで着いてきてくれた。さっきまでの警戒心が嘘のように、はにかむような笑顔を見せてくれ、良い人認定されたみたいだった。そんな可愛い顔は反則だ。
部屋に入ってもらい洗面所で着替えを促した。制服から俺の服に着替えた男の子は、何だかさらに可愛く見えてしまった。女の子の萌え袖なんてあざと過ぎて嫌いだったがこの子がするとキュンとなった。必死に素っ気ない感じで話す。
捨てていい服だと言ったが律儀に服を洗って返してくれると言うので連絡先を交換した。伊藤夏樹くんかぁ、可愛い名前だ。普通の男の子なんだが何となく目を惹く存在で可愛く感じ知り合いになれたことが嬉しかった。
家に帰るまでにまた何かあったら大変だし、あと、せっかくLINE交換したからもう少し知りたいと思う気持ちがあり、家に着いたら連絡してもらうことにした。
夏樹くんをマンションの玄関まで送り、しばらく帰る姿を眺めた。
俺、新藤 玲二 26歳。自分で言うのも何だがイケメンエリートサラリーマンだ。はっきり言ってヤルのに困ったことはない。老若男女にモテる。ノーマルだ、まぁ、きれいだったり、可愛ければ、男でも抱くことも出来る。ぶっちゃけ、奉仕してくれれば、突っ込んでやるぐらいなできるが、男と恋愛はしたことない。
ノーマルのはずの俺は、普通のでも何となく可愛い男子高校生の伊藤 夏樹くんが今、一番気になる。
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