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ハッピーバースデイグッドバイ
しおりを挟む時計の針は零時を回った
僕の誕生日だ
睡眠薬の入った瓶を片手に
ソファに横たわって
天井を眺めている
付き合っていた彼女とは
誤解されたまま別れた
家の外の道路の工事は
視覚と聴覚を刺激する
この季節の扇風機は
鳥肌をたたせることは
やけに得意だ
日々のストレスで
身体を壊し、眠れなくなって
医者からこの「リスミー」を処方された
いつもは一日一錠
今日はもう三錠目
ラムネのように甘い
この睡眠薬は僕の弱さの象徴
一粒、また一粒と
段々と緩くなる口元に運んでいく
もう何錠飲んだかわからなくなるほど
意識が朦朧としてきた
そろそろ寝るか・・・
今日はよく眠れそうだ
ハッピーバースデイグッドバイ
(終)
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