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「…え、なな何してんだんだ!こ、このエロガキッ!」
そんな汚いもの触らせるなー!と防衛的反射として拳が奴の顔面にクリーンヒット。思わず手が出てしまい、全然大人の対応できなかったと反省する。思いっきり殴ってしまい気絶しちゃった。こ、これって正当防衛だよな。何が悲しくてお前の夢精の話を聞かされた挙句、無自覚でタチが悪いセクハラされてんの。
しかし、この状況見られたら俺の方が確実に不利だ。証拠隠滅したいため、とりあえずのびているこいつの意識が戻るまで待つしかない。…嫌だが膝をかすしかないか。
数分後、ダリルの両親がやって来た。まだ意識が戻ってないからやばいと焦るが瞬時に『疲れたのか寝ちゃいました』と嘘をついた。よそから見たらダリルを膝枕してあげているそんな俺を見て仲良くなったと誤解してくれた。『迷惑かけたね』とにこやかになりながらダリルを抱え、帰って行った。
「ふぅ、偉い目にあったぜ」
やっと休めると安堵したがダリルに成長期を越されたことが無性にイラついたのと右手に嫌な感触だけが残った。
次の日、学園で精神的に疲れている俺に癒しであるお方が近づいてきた。その名はエイデン様々です。見てるだけ疲れが消えていく。推しの力って本当すごいと思った。
「あれルアン今日元気ない?」
「いや大丈夫、たった今元気になったとこだから」
おかげで心が浄化されました。浄化代は出世払いでよろしくお願いします。
「なら良かった。今日の授業魔法の基本と応用だって」
「そうか。楽しみだな…て!何当たり前かのように隣座ってんだよ!」
いかんいかん。フレンドリーにし過ぎた。気を許したらだめだ。将来、ライバルとして名を残すんだ、俺は。
「だって最近一緒に修行頑張ってるし、仲良くなってると思ったんだけど…」
「うっ…」
拗ねる姿も絵になる。両手を合わせて心で拝ませてもらいます。感謝感謝。まさか仲良し認定を頂けていたなんてと思うと感動ものじゃん。
嬉しさに浸っていると、疲れの原因であったやつが来てしまった。学園ではなるべく接触したく無かった。
「お前昨日俺に何をした!」
ダリルは机をバンッと叩いて、俺とエイデンの前に現れた。ちょっと、エイデンがいる前で失礼な態度取らないでほしい。注目浴びたくないんで静かにしろなんて直接は言えないので心の中でとどめる。
「何もしてないけど。てかお前このクラスじゃないだろ」
「クラスなんてそんなこと今はどうでもいい。あと何もしてないなんて嘘をつくな。あの後、記憶なくて気づいたら家だったんだぞ!」
どうでも良くないだろ。大目に見てあげるから今すぐ自分のクラスに帰りなさい。
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