不思議ちゃん

彩柚月

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私という何か。読み飛ばしてOK

クララちゃん

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1、2学年生の頃、クラスの担任教師の意向で、そのクラスの私の住む団地の子供達は、「一緒に帰ること」を強制されていた。それが私には苦痛でしかなかったのだけれども、そう決められたのだから仕方ない。

理由は理解できるんです。私達の新興団地は裕福層が多かったように思う。警察関係者やら議員さんやら(その愛人の家も)ともかくほぼ公務員。および公団?って今だに何だかわかってないけど、そーゆー人達が集まってて、比較的大きい一戸建ての集合団地。

大人になってから、それは団地って言わないよって言われたんだけど、地名に団地ってついてるんだもの。周辺全ての一戸建て集合地には「~団地」って名前がついてました。公務員が多いだけあって、決まりもいっぱいありましたょ。

居住区としてはおそらく良い所だったんだろうな。しかしいかんせん色々遠い。本当に遠い。西に向かえば隣の学区とギリギリ隣接。北に向かえばすぐ隣の市。東の学区ギリギリ端っこの所に位置する団地は6年生の足で歩いて学校まで30分前後かかる。むしろ隣の学区校の方が近い。


しかもその道のりは農道率も高かった。直線の道を通れば半分の時間で済みそうなんだけど、なるべく車道を横切らないように通学路が設定されており、無駄にクネクネと距離を稼ぐ通学路だったので、ものすごく歩く。

変質者も出たりする。。。
いずれこの話も追加すると思う。

とにかく理由は「危ないから1人で帰るな」ってことだったんだと思う。

新しい団地ってこともあり、私の同年代の子供達がたくさん居りました。私のクラスに同じ団地の子は10数名居たように思う。その内、女子は4人。男子の中には同じ保育園からの子も居たけれど、私のクラスの先生から「男の子は男の子同士。女の子は女の子同士で帰るように」とのお達しがあったので仕方なし。

リエちゃとユリちゃんとリカちゃん
(全員仮名)+茉ちゃん。

でもリカちゃんはお家の都合で逆方向に帰ることが多かったので、必然的に残りの3人。

リエちゃんは、ちっちゃくて細くて白くてフワフワしてる女の子。入学したばかりの子供なのに、もう最初から「可愛い」とクラス内で大評判。女子からも男子からも可愛いとチヤホヤされてお姫様。うん。本当に可愛かったけどね。大人になった今でも可愛いよ。

ヒエラルキー最上位のリエちゃんと最下位のユリちゃん。

リエちゃんのお姫様然とした我儘に付き合いつつ、ユリちゃんのトロさにゲンナリしつつ、毎日毎日2.5キロの距離を3人で歩いて帰るのだ。就学前に仲の良かった子達とは他クラスか、別の帰り方向になってしまった。

リエちゃんの道草を待ちながら、パシられて嬉しそうにしているユリちゃんを手伝ってクローバーを詰んだりもする。ユリちゃんを放置すると用水路にハマったりして危ないので手伝うしかない。というか、私は断るだろうことを知っているのでユリちゃん経由でパシってくる。

「もう付き合っていられないから帰るわ」と、先に行こうとすると、「一緒に帰らないとダメなのに悪い子♡」とか詰ってくる。そういう時は大抵ユリちゃんも一緒になって攻撃してくる。

もう絶望の2年間でした。

そんなリエちゃんは後々上の学年でイジメられて助けを求めてきました。その話も多分いずれ。

まあ今となっては、2人とも会えば話すけどね。
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