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第6章
5
「美並……美並も…僕が欲しかった…?」
嬉しくて両手の柔らかさを楽しみながらずり上がって囁くと、二つの粒と同じような桜色に染まった耳を含んだ。
「はい…」
掠れた声が答えてくれる。
「はい……もちろん…」
「うん…じゃあ…もっとちょうだい…」
まだ軽く息を弾ませている美並が、下腹を越えて滑り降りた京介の頭を抑える。
「だめ…」
「美並も欲しいでしょ?」
「でも…今……まだ……っっう」
開いた両足の奥に吐息が触れただけで、美並がことばを途切らせた。
「ああ…まだ敏感なんだ…?」
「…もう…っ」
「じゃあ、こんな風に触れられると……辛い…?」
「…っあっああっ」
大きく開いた足の間に明るいピンクが濡れている。赤みを増して膨れ上がっている先端を、容赦なく大きく舐めると悲鳴が上がった。
「ふふ…っ…ごめん…強すぎた?」
「きょう…すけ…っ」
「じゃあ、こんな感じは…?」
「あ……っっううっ」
敏感な場所の周囲を舌先でそっと舐めていきながら、ふわりと広がった中央に指先を埋めていく。纏わりつく感触は柔らかくて可愛くて、増やしていく指先に震えながら奥へと京介を導いてくれる。
「どんどん入るよね……美並……凄く綺麗……けど、うん」
「ああっあっ」
「やっぱりあのドレスは止めて正解だったなあ」
ふと脳裏を過ったのは、お色直し用のウエディングドレスの一品、見た瞬間にどきりとして腰が重くなったのは、その色味をどこで見たのか思い出したからだ。淡いピンクからサーモンピンクがかった薄紅、重ねられた襞は布地のさっくり感があって真珠色のシルクリボンで飾られて、質感が違ったから良かったものの。
「……僕しか知らない綺麗さ…だよね……」
京介の唾液とそれまでに触れたものを濡らした雫が絡まって、今真珠色の輝きもあるその部分を、他の誰に見せたいものか。
「誰も知らなくても…気づかなくても…」
抜き出した指先に絡む雫を舐め取り、京介は薄く微笑む。触れたものに被せるゴムがいつか外せる日を思いながら、指先でなおも美並の敏感な場所をところ余さず撫でていく。最後に静かに辿り着いた先端を少しずつ速度を上げて擦り上げていくと、美並が喘ぎながら悲鳴をあげて腰を振り、駆け上がる寸前で止めた後、両手を押さえつけて一気に突き込んだ。
「あああああーっ」
強く締め上げてくる感覚に持っていかれないように歯を食いしばる。チカチカと目の奥で瞬く閃光に意識を叩きつけられながら降り仰ぐ。明るい照明、嫌がる美並を説得して、綺麗なものを見たいからと訴えて叶った光景を、再び見下ろす。
京介に深く貫かれ、目元に涙を滲ませ、喘ぎながら頬と言わず胸と言わず、全身薄紅に染めている美並。
これほど綺麗で愛おしいものが世界にあるとは思えない。
「美並…」
「は…い…」
呼びかけると瞬いて美並が目を開いた。溢れ落ちた涙に少し眉を寄せ、
「どうしたの…京介」
「綺麗なものはみんな魅かれるけど………手放したくないって執着も生むよね」
「…え…?」
「これから……僕の執着を教えてあげる…」
微笑みながら美並の両足を抱え上げた。
嬉しくて両手の柔らかさを楽しみながらずり上がって囁くと、二つの粒と同じような桜色に染まった耳を含んだ。
「はい…」
掠れた声が答えてくれる。
「はい……もちろん…」
「うん…じゃあ…もっとちょうだい…」
まだ軽く息を弾ませている美並が、下腹を越えて滑り降りた京介の頭を抑える。
「だめ…」
「美並も欲しいでしょ?」
「でも…今……まだ……っっう」
開いた両足の奥に吐息が触れただけで、美並がことばを途切らせた。
「ああ…まだ敏感なんだ…?」
「…もう…っ」
「じゃあ、こんな風に触れられると……辛い…?」
「…っあっああっ」
大きく開いた足の間に明るいピンクが濡れている。赤みを増して膨れ上がっている先端を、容赦なく大きく舐めると悲鳴が上がった。
「ふふ…っ…ごめん…強すぎた?」
「きょう…すけ…っ」
「じゃあ、こんな感じは…?」
「あ……っっううっ」
敏感な場所の周囲を舌先でそっと舐めていきながら、ふわりと広がった中央に指先を埋めていく。纏わりつく感触は柔らかくて可愛くて、増やしていく指先に震えながら奥へと京介を導いてくれる。
「どんどん入るよね……美並……凄く綺麗……けど、うん」
「ああっあっ」
「やっぱりあのドレスは止めて正解だったなあ」
ふと脳裏を過ったのは、お色直し用のウエディングドレスの一品、見た瞬間にどきりとして腰が重くなったのは、その色味をどこで見たのか思い出したからだ。淡いピンクからサーモンピンクがかった薄紅、重ねられた襞は布地のさっくり感があって真珠色のシルクリボンで飾られて、質感が違ったから良かったものの。
「……僕しか知らない綺麗さ…だよね……」
京介の唾液とそれまでに触れたものを濡らした雫が絡まって、今真珠色の輝きもあるその部分を、他の誰に見せたいものか。
「誰も知らなくても…気づかなくても…」
抜き出した指先に絡む雫を舐め取り、京介は薄く微笑む。触れたものに被せるゴムがいつか外せる日を思いながら、指先でなおも美並の敏感な場所をところ余さず撫でていく。最後に静かに辿り着いた先端を少しずつ速度を上げて擦り上げていくと、美並が喘ぎながら悲鳴をあげて腰を振り、駆け上がる寸前で止めた後、両手を押さえつけて一気に突き込んだ。
「あああああーっ」
強く締め上げてくる感覚に持っていかれないように歯を食いしばる。チカチカと目の奥で瞬く閃光に意識を叩きつけられながら降り仰ぐ。明るい照明、嫌がる美並を説得して、綺麗なものを見たいからと訴えて叶った光景を、再び見下ろす。
京介に深く貫かれ、目元に涙を滲ませ、喘ぎながら頬と言わず胸と言わず、全身薄紅に染めている美並。
これほど綺麗で愛おしいものが世界にあるとは思えない。
「美並…」
「は…い…」
呼びかけると瞬いて美並が目を開いた。溢れ落ちた涙に少し眉を寄せ、
「どうしたの…京介」
「綺麗なものはみんな魅かれるけど………手放したくないって執着も生むよね」
「…え…?」
「これから……僕の執着を教えてあげる…」
微笑みながら美並の両足を抱え上げた。
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