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第三章
46話
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「想像以上ですね。」
急ごしらえで作られた闘技場のフロアでは冒険者候補生達が手に汗握る戦いを繰り広げていた。
「えっと・・・。今回集まった訓練校志願者は・・・。」
僕はリストを読み進んでいく。
スクロールは数メートル続いておりそこには今回訓練校に志願した者達の名前と性別・年齢が書かれている。
その最後には参加者の総数が書かれていた。
その数、1050人。
想像の約10倍の数が集まっていた。
そして、その参加者を選別するためトーナメントを開催していた。
このトーナメントで半分は脱落する。
それでも500人近くが残る訳だが・・・。
「ショウマ様。非戦闘冒険者の方の実技試験は終わりました。」
報告してくれたのはセバスだった。
彼と共に壮年の職人や商人も居る。
「早かったですね。」
「まあ、冒険者よりは少なかったですからね。」
訓練校に志願したうちの三割が非戦闘員冒険者を夢見る者達だった。
彼らはそれぞれ家を継げない次男や三男坊の農民や下級貴族だった。
「皆さんの目から見てどうでしたか?」
「そうですな・・・。なかなか見所がある奴が多かったですぞ。」
「ええ・・・。もちろん、まったく才能が無い者もいましたが育てがいのありそうな者沢山いました。」
壮年の職人と商人は嬉しそうに答える。
今回、非戦闘冒険者の職種は鍛冶職人と商人の二通りだ。
その講師としてこの二人を起用した。
「しかし、ショウマ様。今回一次試験で選んだ連中の内何人か落とさんといかんだろ?そいつらを儂の工房で働かせることは出来んか?」
「そこは自由にしてください。ただし、無理強いはダメですよ?」
「わかってやすよ。」
壮年の職人は嬉しそうに言う。
鍛冶職人や商人は人手不足だということだ。
理由はギザラ達貴族や大豪商たちのゴブリンの媚薬事件によって逮捕者が続出してしまったためである。
今のシニネン王国は、金はあるが人材がいない状態だということだ。
しかし、今回の事件で強大な競争相手が居なくなった中小の商人や貴族が人材確保に動いていた。
この会場にも多くの職人や商人、貴族が観戦していた。
彼らの目的はこの試験に落ちたが、光るものがある人材の確保だ。
「今回の訓練校創設には王家も一枚噛んでいるからな・・・。」
こんな大規模な大会を開けたのは王家の協力もあるからだ。
もちろん、無償で手伝ってくれている訳ではない。
訓練校卒業者の上位五名を王城に派遣するのを条件に今回の試験と訓練校の建設費などを国が負担してくれることになった。
「訓練生にとっては栄転ですね。」
「そうだね。」
結局のところ、どこも人手不足ということだ。
そう話していると闘技場で大歓声が響く。
「さて、もうそろそろ第一試験は終了みたいだな。」
急ごしらえで作られた闘技場のフロアでは冒険者候補生達が手に汗握る戦いを繰り広げていた。
「えっと・・・。今回集まった訓練校志願者は・・・。」
僕はリストを読み進んでいく。
スクロールは数メートル続いておりそこには今回訓練校に志願した者達の名前と性別・年齢が書かれている。
その最後には参加者の総数が書かれていた。
その数、1050人。
想像の約10倍の数が集まっていた。
そして、その参加者を選別するためトーナメントを開催していた。
このトーナメントで半分は脱落する。
それでも500人近くが残る訳だが・・・。
「ショウマ様。非戦闘冒険者の方の実技試験は終わりました。」
報告してくれたのはセバスだった。
彼と共に壮年の職人や商人も居る。
「早かったですね。」
「まあ、冒険者よりは少なかったですからね。」
訓練校に志願したうちの三割が非戦闘員冒険者を夢見る者達だった。
彼らはそれぞれ家を継げない次男や三男坊の農民や下級貴族だった。
「皆さんの目から見てどうでしたか?」
「そうですな・・・。なかなか見所がある奴が多かったですぞ。」
「ええ・・・。もちろん、まったく才能が無い者もいましたが育てがいのありそうな者沢山いました。」
壮年の職人と商人は嬉しそうに答える。
今回、非戦闘冒険者の職種は鍛冶職人と商人の二通りだ。
その講師としてこの二人を起用した。
「しかし、ショウマ様。今回一次試験で選んだ連中の内何人か落とさんといかんだろ?そいつらを儂の工房で働かせることは出来んか?」
「そこは自由にしてください。ただし、無理強いはダメですよ?」
「わかってやすよ。」
壮年の職人は嬉しそうに言う。
鍛冶職人や商人は人手不足だということだ。
理由はギザラ達貴族や大豪商たちのゴブリンの媚薬事件によって逮捕者が続出してしまったためである。
今のシニネン王国は、金はあるが人材がいない状態だということだ。
しかし、今回の事件で強大な競争相手が居なくなった中小の商人や貴族が人材確保に動いていた。
この会場にも多くの職人や商人、貴族が観戦していた。
彼らの目的はこの試験に落ちたが、光るものがある人材の確保だ。
「今回の訓練校創設には王家も一枚噛んでいるからな・・・。」
こんな大規模な大会を開けたのは王家の協力もあるからだ。
もちろん、無償で手伝ってくれている訳ではない。
訓練校卒業者の上位五名を王城に派遣するのを条件に今回の試験と訓練校の建設費などを国が負担してくれることになった。
「訓練生にとっては栄転ですね。」
「そうだね。」
結局のところ、どこも人手不足ということだ。
そう話していると闘技場で大歓声が響く。
「さて、もうそろそろ第一試験は終了みたいだな。」
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