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魔酔いの森
第四十九話
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この世界にも、「男に二言はない」に近い言葉があった。
「神から言霊を取り返すな」だ。
特に、異性の神を前に言った言葉や、誓いを取り消すには、重い代償を払う必要があるそうだ。
僕の場合、アイギスさんの前で言った「僕に出来ることがあったら何でも言って」というのが該当したらしい。
「その言、翻さぬや!?」
「勿論ですよ。僕に出来ることで恩を返したいと思ってますから」
これを受けて、女性陣は食器を片付けながら作戦会議を開くのだとか。
そんな大袈裟なと思ったけど、出発の準備もあるから、順番を決めたいのかも知れない。
その間に、僕も身支度をしておこう。
トクサも良いけど、今朝はしっかり食べたから、ミントオイル入りの歯磨き粉でさっぱりしよう。
歯磨きしてる間も、内容は分からないけど、賑やかな声と、たまにブーイングが聞こえてきた。
母親のアイギスさんと、仲の良い三姉妹がふざけあってるイメージが浮かんだ。
「ノボル、私よりなり。此方へ来よ」
「今行きます」
他の三人はバスルームかな?
アイギスさんだけが中央にいた。
「深紫の口紅は、アイギスのイメージにピッタリで映えますね!」
「さもあらん。思ひのほか、ケラニに化粧の心得ありける」
ケラニも多才だ……。
採取の延長で、顔料を作るうちに体得したのかな……?
「紫根やら蜜蝋などを調合せしと聞き及びたり」
「戦いよりも、そっちの才能で生きていけると良いんですが……」
アイギスさんも「げに」と言ってくれた。
でも、今はアイギスさんの要望を聞く時間だ。
「私の項辺りのヘビ共、もつれ合ひて、いとわづらはし」
「解けば良いんですね……?」
この盾の黒い水に、手を入れれば良いのかな……?
片手の先を入れてみた感じ、水でも空気でもないけど、重さがあって冷たい。
「これが冥界の気ぞ」
「寒い所とは聞いてましたが……」
黒い吹雪が吹き荒ぶ極寒の地だそうだけど、アイリスさんの祝福を受けた僕なら、全裸でも快適だそうだ。
恐る恐る片手を深く入れ、ヘビを刺激しないように一匹ずつ触る僕に、アイギスさんが続けた。
「小高き丘の上に建てられし、風雅なる館こそ、私達の住まひなれば……」
「アイディスさんと二人暮らしだと大変そうですね……」
今は、アイディスさんが不在らしい。
アイギスさんは一人で、二階の自室にいるそうだ。
「人の肌恋しきも、道理ならずや……?」
時折、甘噛みしたヘビが引っ張るので、バランスを崩してアイギスさんの顔に近付き過ぎないように気を付けながら、引き続き一匹ずつ触る。
「あっ……! 絡まってる三匹がいました!」
片手で解くのは……無理そう……。
どうしようかな……? 両手を片側に入れると届かないし……、両側から入れると……。
「左右に手を差し入れよ」
「はい……」
アイギスさん……、そんなに見つめられると、恥ずかしくて集中出来ないんですが……。
尋常じゃない美女の顔に、互いの吐息が掛かる距離まで近付くのは、流石にドキドキする。
「ノボルぞ常に薫よし……」
「アイギスだって、ラベンダーのような大人の女性の香りがしますよ」
「ふっふ……」と笑ったアイギスさんが、真っ直ぐ僕の目を見た。
奥の方でヘビが僕の手を引っ張り、鼻先が接する距離になった。
「ノボルよ、私のもとへ参れ! 私達ならば、そなたを守り得ん! 女神の嫉妬こそ恐ろしきものなれ!」
絡まってたヘビが解けたので、僕はそっと手を引き出して、アイギスさんの前に座った。
「アイギスが本気なのは分かりました。それと、嫉妬というのは、光の女神のことですね……?」
アイギスさんが目を閉じて頷いた。
僕がいるタイミングで、オーグの村に「これまでにない危機が迫った」と聞いて、薄々察してはいた。
「光の女神……、僕はカリーナさんと呼んでますが、彼女の孤独が、過去の自分と被って、放って置けないんです……」
「哀れみより生まれし情けなりけるか……。さるほどに、私にも哀れまるる道こそあらで?」
この美しさを妬まれ、長い間、不遇な状況に置かれた事には深く同情する。
でも、僕から見れば、アイギスさんは、沢山の人に囲まれて、賑やかな生活を好むタイプだ。
僕たちの様に、立場で嫌厭され、条件で退けられ、孤立したタイプではない。
僕以外にも、多くの人達が救いの手を差し伸べるはず。
「然り。さらば、この話につきて如何に?」
このとき、アイギスさんが話してくれた内容を後日まとめた。
新参女神と古参女神の対立についてだ。
直接の言及は無かったけど、この後で、呪いを掛けられたのかも知れない。
――まず、糞女神とは、古参の筆頭格である女神アナトのこと。
――そのアナトからの招待を、新参のアイディスさんとアイギスさんは、「陰気だから」と断った。
――それ以降、アナトらの陰湿な嫌がらせが始まるも、自頭が良く、胆力もある姉妹には通じなかった。
――これに苛立ちを募らせたアナトが、議会のような所で、多数派工作を行って不忠と責めた。
――当然、反発したアイギスさんは、アナトの取り巻きと信士を寝取って、不正の証拠を掴んだ。
――その反撃目前のタイミングで、姉妹に自宅謹慎が言い渡された。
「侮るや? 哀れむや?」
「惚れました。招待に応じても、結果は同じだったと思います」
多数を相手に立ち向かおうとする精神力だけでも、称賛に値する。
力関係でも劣勢なのが明白なら尚の事。
「これにても武門ゆえに……。果ては斯様なる憂き目を見む! あの首刈り女神め……!」
「アイギス。ちょっと失礼しますね……」
僕はアイギスさんの頬に手を添え、口づけをした。
とても愛おしく思ったから、そうした。
「アイギスでも、頬を染めることってあるんですね……」
「ノボルは、私を何と見なすや……!? さもあらばあれ、『敬愛の接吻』を以って契りと定む! さあ、次には、ケレンの許へ!」
あれ……? 何か重大な取り決めがなされた気もするけど、まあいいか……。
待たせる訳にもいかないから、ケレンの所に行ってみよう。
「神から言霊を取り返すな」だ。
特に、異性の神を前に言った言葉や、誓いを取り消すには、重い代償を払う必要があるそうだ。
僕の場合、アイギスさんの前で言った「僕に出来ることがあったら何でも言って」というのが該当したらしい。
「その言、翻さぬや!?」
「勿論ですよ。僕に出来ることで恩を返したいと思ってますから」
これを受けて、女性陣は食器を片付けながら作戦会議を開くのだとか。
そんな大袈裟なと思ったけど、出発の準備もあるから、順番を決めたいのかも知れない。
その間に、僕も身支度をしておこう。
トクサも良いけど、今朝はしっかり食べたから、ミントオイル入りの歯磨き粉でさっぱりしよう。
歯磨きしてる間も、内容は分からないけど、賑やかな声と、たまにブーイングが聞こえてきた。
母親のアイギスさんと、仲の良い三姉妹がふざけあってるイメージが浮かんだ。
「ノボル、私よりなり。此方へ来よ」
「今行きます」
他の三人はバスルームかな?
アイギスさんだけが中央にいた。
「深紫の口紅は、アイギスのイメージにピッタリで映えますね!」
「さもあらん。思ひのほか、ケラニに化粧の心得ありける」
ケラニも多才だ……。
採取の延長で、顔料を作るうちに体得したのかな……?
「紫根やら蜜蝋などを調合せしと聞き及びたり」
「戦いよりも、そっちの才能で生きていけると良いんですが……」
アイギスさんも「げに」と言ってくれた。
でも、今はアイギスさんの要望を聞く時間だ。
「私の項辺りのヘビ共、もつれ合ひて、いとわづらはし」
「解けば良いんですね……?」
この盾の黒い水に、手を入れれば良いのかな……?
片手の先を入れてみた感じ、水でも空気でもないけど、重さがあって冷たい。
「これが冥界の気ぞ」
「寒い所とは聞いてましたが……」
黒い吹雪が吹き荒ぶ極寒の地だそうだけど、アイリスさんの祝福を受けた僕なら、全裸でも快適だそうだ。
恐る恐る片手を深く入れ、ヘビを刺激しないように一匹ずつ触る僕に、アイギスさんが続けた。
「小高き丘の上に建てられし、風雅なる館こそ、私達の住まひなれば……」
「アイディスさんと二人暮らしだと大変そうですね……」
今は、アイディスさんが不在らしい。
アイギスさんは一人で、二階の自室にいるそうだ。
「人の肌恋しきも、道理ならずや……?」
時折、甘噛みしたヘビが引っ張るので、バランスを崩してアイギスさんの顔に近付き過ぎないように気を付けながら、引き続き一匹ずつ触る。
「あっ……! 絡まってる三匹がいました!」
片手で解くのは……無理そう……。
どうしようかな……? 両手を片側に入れると届かないし……、両側から入れると……。
「左右に手を差し入れよ」
「はい……」
アイギスさん……、そんなに見つめられると、恥ずかしくて集中出来ないんですが……。
尋常じゃない美女の顔に、互いの吐息が掛かる距離まで近付くのは、流石にドキドキする。
「ノボルぞ常に薫よし……」
「アイギスだって、ラベンダーのような大人の女性の香りがしますよ」
「ふっふ……」と笑ったアイギスさんが、真っ直ぐ僕の目を見た。
奥の方でヘビが僕の手を引っ張り、鼻先が接する距離になった。
「ノボルよ、私のもとへ参れ! 私達ならば、そなたを守り得ん! 女神の嫉妬こそ恐ろしきものなれ!」
絡まってたヘビが解けたので、僕はそっと手を引き出して、アイギスさんの前に座った。
「アイギスが本気なのは分かりました。それと、嫉妬というのは、光の女神のことですね……?」
アイギスさんが目を閉じて頷いた。
僕がいるタイミングで、オーグの村に「これまでにない危機が迫った」と聞いて、薄々察してはいた。
「光の女神……、僕はカリーナさんと呼んでますが、彼女の孤独が、過去の自分と被って、放って置けないんです……」
「哀れみより生まれし情けなりけるか……。さるほどに、私にも哀れまるる道こそあらで?」
この美しさを妬まれ、長い間、不遇な状況に置かれた事には深く同情する。
でも、僕から見れば、アイギスさんは、沢山の人に囲まれて、賑やかな生活を好むタイプだ。
僕たちの様に、立場で嫌厭され、条件で退けられ、孤立したタイプではない。
僕以外にも、多くの人達が救いの手を差し伸べるはず。
「然り。さらば、この話につきて如何に?」
このとき、アイギスさんが話してくれた内容を後日まとめた。
新参女神と古参女神の対立についてだ。
直接の言及は無かったけど、この後で、呪いを掛けられたのかも知れない。
――まず、糞女神とは、古参の筆頭格である女神アナトのこと。
――そのアナトからの招待を、新参のアイディスさんとアイギスさんは、「陰気だから」と断った。
――それ以降、アナトらの陰湿な嫌がらせが始まるも、自頭が良く、胆力もある姉妹には通じなかった。
――これに苛立ちを募らせたアナトが、議会のような所で、多数派工作を行って不忠と責めた。
――当然、反発したアイギスさんは、アナトの取り巻きと信士を寝取って、不正の証拠を掴んだ。
――その反撃目前のタイミングで、姉妹に自宅謹慎が言い渡された。
「侮るや? 哀れむや?」
「惚れました。招待に応じても、結果は同じだったと思います」
多数を相手に立ち向かおうとする精神力だけでも、称賛に値する。
力関係でも劣勢なのが明白なら尚の事。
「これにても武門ゆえに……。果ては斯様なる憂き目を見む! あの首刈り女神め……!」
「アイギス。ちょっと失礼しますね……」
僕はアイギスさんの頬に手を添え、口づけをした。
とても愛おしく思ったから、そうした。
「アイギスでも、頬を染めることってあるんですね……」
「ノボルは、私を何と見なすや……!? さもあらばあれ、『敬愛の接吻』を以って契りと定む! さあ、次には、ケレンの許へ!」
あれ……? 何か重大な取り決めがなされた気もするけど、まあいいか……。
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