ちっちゃいもふもふアルファですけど、おっきな彼が大好きで

Q矢(Q.➽)

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83 (※R18描写)


初めての僕の口での愛撫はとても拙かったと思うのに、みずき君はとっても気持ち良さそうにイッてくれた。舌の上に、歯列に、口の中に、濃密な甘い果実の味がドロリと広がる。僕は口内のあちこちにへばりつくソレを舌で掻き集めて、喉を鳴らしながら飲み下した。甘くて、美味しい。いくらだって飲める。どれだけだって欲しい。
でも、こんな風に精液が美味しいなんて感じるのは、みずき君と僕の関係性があってこそなんだろうな。きっと僕がアルファでみずき君がオメガで、お互いが運命の番同士だから。

みずき君のヒートの匂いと濃い精液を体に入れたからなのか、僕の体は火がついたみたいに熱くなって、興奮してきた。もっとみずき君が欲しくて、みずき君の体液が舐めたくて。
だって…匂いが、肌の艶が、赤く上気した顔が、蕩けた声が、僕を誘うんだもん。早く自分のものにしろって、頭の中で知らない自分が叫ぶんだ。何度も、何度も。


「ぁあ…ラン…ラン、…あ!」

夢中でみずき君の胸の突起を舐める僕を、彼はぎゅうっと抱きしめてくれる。小さな突起を唇で食んで、舌先でなぶって、軽く歯を立てて、吸い付いて。それに合わせるようにみずき君の喘ぎ声が、啜り泣きに変わっていく。陶磁器みたいに滑らかな肌が汗ばんで、またその汗から芳醇な香りがするんだ。
でも、これを味わえるのはこの世界で僕だけ。僕だけの特権。世の中には僕達以外にも、たくさんのアルファとオメガがいて、番や恋人達がいるだろうけど、みずき君以上に素敵な人なんていない。みずき君より良い匂いなんて絶対無い。

「ラン、好きだ…すき…」

みずき君の低くて綺麗な声が掠れてて色っぽい。それを聞き続けてる僕のペニスがどんな風になっちゃってるか、わかる?

「みずき君、みずき君…」
 
うわ言みたいに名前を呼びながら、みずき君の乳首から唇を滑らせる。鎖骨、カッコ良い。いつも指で触れるだけだったそこに、やっとキスできた。
みずき君の体を裏返して、背中の肩甲骨に唇で触れた。
綺麗な人って体のどこも綺麗なのかな。部活に入ってた訳でもなくて、たまに筋トレするくらいだって言ってたのに、広背筋が盛り上がってて腰が細くてめちゃくちゃカッコ良い。顔が小さくて手足が長くて、綺麗な筋肉のついたみずき君の体は、全部が芸術品みたい。

大事に、大事にしなきゃ。

背筋に舌を滑らせたら、あああっ、と声を上げてみずき君の背中が反った。丁度良いから前に腕を回して乳首を指で弄ったら、はくはく息を乱して声も出なくなったみたい。

可愛い、可愛いね、可愛いな

「ぁ、あ…ァ…」

目を閉じて快感に身を委ねてるみたいなみずき君が俯くと、長い髪がさらりと肩から落ちて、うなじが露わになった。僕は吸い寄せられるようにそこに唇をあてた。リンゴの蜜みたいに甘い肌、強い芳香。
促されるみたいにお尻の窪みに自分のペニスを押し付けてしまう。でも、ダメ。まだダメ。もっと蕩かしてからじゃなきゃ、まだ。
 
みずき君の右の乳首を弄ってた手を、硬い腹筋を撫で回してから、徐々に下げていった。窄まりに指を触れてみたら、ぐちゅぐちゅに濡れてる。すごい、って思った。オメガ体の神秘。男性オメガは感じると女の人よりも濡れるって、アルファの同級生から聞いた事があったけど、ホントなんだね。そりゃ、内にも生殖器があるんだから、セックスの為に潤滑液が分泌されるのは当たり前なのかもしれないけど…女の子の経験は無いけど、みずき君がすっごい感じてくれてるって事だけはわかったよ。


くちゅ、ぷちゅっ

「んっ、ぁう…っ…ラン、ラン…きもち…っ」

入り口に指を抜き差しすると、みずき君は吐息みたいな声でよがる。ぬちゃぬちゃのソコは、ぬるぬるラクに出し入れ出来るのに、きゅうっと僕の指を締め付けてくるからゾクッとしてしまう。
 
(気持ち良さそう…)

ココに挿入れたら、どれだけ気持ち良いのかな。みずき君の中、熱くて狭くて指だけでも気持ち良い。

「はぁ…っ」

何だか弄ってる僕の方がたまらなくなってきて、みずき君のうなじを何度も甘噛みしてしまった。

「あ…ラン…」

「みずき君…みずき君…きれい、かわいい…すきだよ…」

ちゅぽっと指を抜いたら、みずき君のお尻がビクンと跳ねて、それを見たら余計にたまらない。ぷっくら赤い穴が少し泡立った潤滑液で濡れて、僕を誘うみたいにてらてらしてる。……綺麗な熟れた果実みたいに美味しそう。
僕は自分のペニスをみずき君のソコに擦り付けて、ぬるぬる滑らせた。それだけでもすごく気持ち良い。でも、あの中はきっともっと…。

「ラン、ラン…」

みずき君が肩越しにキスをねだって舌を伸ばしてきて、僕はそれに応えてちゅうっと吸い付いて甘い唾液を啜った。

そして、僕を誘って揺れるみずき君の中に、僕の亀頭をつぷりと差し入れた。
小さく呻いたみずき君は眉を寄せて、肩を強張らせる。それでも体を引いたり、僕の体から離れようとはしない。だから僕は、そのままゆっくりと押し入った。みずき君が息を吐きながら受け入れてくれようとしてるのがわかる。

(あ…すご…)

最初の、ほんの少しの引っかかりが過ぎると、後はスムーズに挿入されていく僕のペニス。自分で言うのも何だけど、多分小さくはない。これでも一応、アルファだもん。それなのにみずき君は、必死で僕の事を受け入れようとしてくれてる。
みずき君だって初めてなのに。

「あぁ…ラン…でっけぇ…」

半分くらい挿入った辺りで、みずき君はそう言って、少し微笑みながら肩越しに僕を見た。

「痛くない?大丈夫?」

「うん…きもちい。もっときて…」

そう言いながらまたキスされた僕が、理性を失くしちゃったのはみずき君のせいだと思うんだ。




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