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116 ランクは上がったが、キノコはまだ遠い
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煙突掃除は順調に進んだ。
まあ、動いているのは聖と小間使いの土偶であり、春樹は壁に背を預けて座り込んでいる状態ではあるのだが、どんどん下へと掘り進められているので問題はないだろう。
問題があるとすれば、春樹のぎりぎりな状態くらいである。
実は、聖からも小間使いの土偶に魔力が間違いなく流れており使われているのだが、どうやら聖の状態と春樹の回復具合を見つつ、優先的に春樹の魔力を使っているらしい。
よって、春樹の魔力が欠片でも回復したのを感じたら、すぐさままた奪い、じゃなくて貰いに行くという、ある意味春樹にとっては恐怖の現状。
その何とも不憫な状況に、さすがに聖も小間使いの土偶を止めたのだが、何故か返ってきたのは、任せとけ! というような力強い頷きのみ。そのまま春樹の魔力を奪いに行ってしまった。
あれ? 僕のスキルで作られたものだよね? と少しだけ考え込んでしまったのも仕方ないことだろう。
とりあえず、春樹に向かって両手を合わせて拝んでおいた。
ごめん。
そんなこんなで掘り進めること、1時間弱ぐらいだろうか。
開けた穴の先が、青く輝いていた。
「あ、これかな合図」
「……色、変わった、のか?」
「うん、綺麗な青色。もうすぐ終わるみたいだから、待っててね~」
「……わかった……」
恐らく、もう魔力を奪いにいくこともないだろうと、魔力回復薬を渡すと、少しどころではなくほっとした表情を浮かべた春樹に、ついでに体力回復薬も渡す。
「……? 必要か?」
「いや、なんか疲労度がすごいから飲んどいたら?」
「……それって回復するのか? まあ、これならいいか。一応飲んどく……」
渡したのは効力の低い回復薬である。元の世界でいうところの、ドリンク剤的な感覚で飲んでも問題ないだろうと思われる。効くと思えば効く、的な。
そうして、すべての土を除き、仕上げに軽く磨き上げる。
先ほどよりも透明度の高い青色が、うっすらと光り輝いているのを確認したところで、上から声が振ってきた。
「おお! 完璧じゃないか! しかもこの短時間で!」
「今戻りますねー!」
春樹も箒を使う分には問題なく魔力が回復したようなので、先ほどの通路まで戻る。
ちなみに、小間使いの土偶はすでに聖の中へと戻っており、その際に余った魔力は春樹へと戻されたらしい。ほんのちょっとではあったが、今の春樹にはありがたい。
「最初は大丈夫だろうかと思ったが、ここまで完璧とはすばらしい! ああ、もちろんどうやったのかなんて、そんな野暮なことは聞かないとも! 冒険者たる者、奥の手の2つや3つや4つあるのだろうからな!」
それは流石に多すぎるだろう、とは思ったが、若干特殊な方法ではあったので、曖昧にほほ笑んで頷いておく。
「――ああ、それと外に土が何もないのだが、それはどうしたのだろうか?」
「あー、えっと、……時間短縮にアイテム袋に入れてました。余分にあったので」
そういうことにした。
アイテムボックス内【とりあえずボックス】に入っているだなんて、言えない。
「なるほど、大きなものならそういう使い方もできるか……」
納得したように頷き、そして暫し何かを思案するように目を伏せたかと思うと、再び頷いた。
「――よし。すまないが、それはそのまま何処かの森に捨ててもらえないだろうか?」
「森に、ですか?」
「ああ、実は処分するにもそこまで運ぶのが中々に苦でな。もちろん、追加の報酬は支払おう。そうだな……、回復薬を……」
そう言って、腰に下げたポーチから体力回復薬と魔力回復薬を5本、そして状態異常回復薬と傷薬を3本取り出す。
「これでどうだろうか?」
「えっと、春樹どうする? いいかな、と思うんだけど」
「いいんじゃないか? 別に」
はっきり言って、アイテムボックスに放り込みっぱなしで何の問題もないので、こちらにとっては報酬が増えてラッキーな状況である。
「そうか! ありがたい! あ、ならこれもつけようじゃないか! 今売出し中の『これで徹夜もどんと来いDX』だ! 眠気を抑えるもので、効果は保障しよう!」
「「……。……」」
なにやら何処かで似たような名前のものを聞いた覚えがあった。
まさかここで作られているのだろうかと思ったが、聞くのが怖かったのでそのまま受け取る。
10本。
「……使う日って、くるのかな……」
「……今度ウィクトにあったら、売るか……」
「……うん、仕舞い込もう……」
使う日は来ないでほしい。
きっとこれも、盛大な副作用がある。
使いたくないとの切実な思いを胸に刻むのだった。
□ □ □
それから暫し、ギルドで依頼を受ける日が続いた。
もちろん、2人が選んだものではなく、ラグイッドによって選ばれたものであり、若干変わった依頼ではあったのだが、それはそれで面白いと思えなくもない内容だったのもあり、勧められるがまま受けていた。
犬の散歩という名の、……犬? と首を傾げてしまうほど巨大で、何故か6本足の顔だけチワワのような動物というか魔物の散歩とか。
冒険者に屋根の修理とか頼んで大丈夫? と思いながら行った先では、何故か屋根の上で足の生えた瓦がストライキを起こしていて、物理的に説得を試みたりとか。
迷子の捜索という依頼を受けたら、魔法陣の一部がどっかに飛んで行ってしまったので探してくれという謎の依頼で、屋敷中探し回った結果、台所の棚の隅っこに、本当に魔法陣が引っ付いて隠れていたという、謎しかないものだったりとか。
その他にもいろいろな、実に印象深い依頼を受け続けた。
そして、その日も、依頼を受けようといつもの様にギルドに来たのだが、そこでついに待ち望んでいた言葉が告げられたのである。
「はーい、おめでとうー。Dランクに昇格しましたー」
「お、マジか! やっとD!」
「そうなると、受けれる依頼が増えるんだねー」
「そうだよな! 目指せCランク!」
春樹がぐっと拳を握る。
目指せCランクというか、キノコダンジョンなのだが。
「あー、残念ながらCランクに上がるにはちょっと時間がかかるかなー?」
「マジか!」
「まあ、そんな簡単にはいかなよね」
「必ず受けないといけない依頼ってのがあるからねー、それに時間がかかる可能性がないとはいえない感じー?」
「参考までに聞きますが、どんな依頼なんですか?」
「護衛の依頼だねー」
「「……なるほど」」
納得した。
それは確かに時間がかかる可能性があるだろう。
「ん? そういや護衛っぽいのは受けたことあるぞ?」
「……ああ! いや、でもあれって護衛、かな?」
思い出したのは、グレンゼンまで炭酸水を届けるときの護衛依頼。護衛、と名前はついたが実際はウィクト『に』守られていたので、聖的にはノーカウントである。
「……あー、これねー。確かに護衛依頼ではあるんだけど、ギルドからの依頼だからダメなんだよねー、残念だねー」
「だめか……」
「まあ、そうですよね」
聖としては納得である。
もちろんこれで問題なければそれに越したことはなかったのだが。
「……でも、護衛依頼って正直まだ無理だと思います」
どう考えても他の人を護衛するとか、無理である。実力的に、というのもあるが、どこまでいろいろと隠さなければならないのかというのが、判断できていないので。
まあ、ロティスを見せちゃだめだというのはわかるが。
「時間的にも、建国祭があるのであまり離れるのはちょっと」
「確かに。護衛依頼は後回しだよな、……となると今まで通り地道に依頼をこなすってことになるか?」
「んー、なるほどなるほどー。となると、これからはちょっと日帰りが基本だけど外の依頼も出そうかなー? となるとー……」
何やらラグイッドがいろいろ資料を引っ張りだし確認を始める。
きっと、最適な依頼を見つけてくれるだろうと、もはや自力で選ぶことを放棄した頭で考える。
「次はどんな依頼かな?」
「ダンジョンもいいけどな、入れるのがあれば」
「確かにねー」
なんてことを話しながら、ラグイッドの作業が終わるのを待っていた、のだが。
「……まさかのスライム強い設定だと!? となるとこれは……」
決して大きな声ではなかったが、確かに聞こえたその声に、ギルド中が静まり返った。
まあ、動いているのは聖と小間使いの土偶であり、春樹は壁に背を預けて座り込んでいる状態ではあるのだが、どんどん下へと掘り進められているので問題はないだろう。
問題があるとすれば、春樹のぎりぎりな状態くらいである。
実は、聖からも小間使いの土偶に魔力が間違いなく流れており使われているのだが、どうやら聖の状態と春樹の回復具合を見つつ、優先的に春樹の魔力を使っているらしい。
よって、春樹の魔力が欠片でも回復したのを感じたら、すぐさままた奪い、じゃなくて貰いに行くという、ある意味春樹にとっては恐怖の現状。
その何とも不憫な状況に、さすがに聖も小間使いの土偶を止めたのだが、何故か返ってきたのは、任せとけ! というような力強い頷きのみ。そのまま春樹の魔力を奪いに行ってしまった。
あれ? 僕のスキルで作られたものだよね? と少しだけ考え込んでしまったのも仕方ないことだろう。
とりあえず、春樹に向かって両手を合わせて拝んでおいた。
ごめん。
そんなこんなで掘り進めること、1時間弱ぐらいだろうか。
開けた穴の先が、青く輝いていた。
「あ、これかな合図」
「……色、変わった、のか?」
「うん、綺麗な青色。もうすぐ終わるみたいだから、待っててね~」
「……わかった……」
恐らく、もう魔力を奪いにいくこともないだろうと、魔力回復薬を渡すと、少しどころではなくほっとした表情を浮かべた春樹に、ついでに体力回復薬も渡す。
「……? 必要か?」
「いや、なんか疲労度がすごいから飲んどいたら?」
「……それって回復するのか? まあ、これならいいか。一応飲んどく……」
渡したのは効力の低い回復薬である。元の世界でいうところの、ドリンク剤的な感覚で飲んでも問題ないだろうと思われる。効くと思えば効く、的な。
そうして、すべての土を除き、仕上げに軽く磨き上げる。
先ほどよりも透明度の高い青色が、うっすらと光り輝いているのを確認したところで、上から声が振ってきた。
「おお! 完璧じゃないか! しかもこの短時間で!」
「今戻りますねー!」
春樹も箒を使う分には問題なく魔力が回復したようなので、先ほどの通路まで戻る。
ちなみに、小間使いの土偶はすでに聖の中へと戻っており、その際に余った魔力は春樹へと戻されたらしい。ほんのちょっとではあったが、今の春樹にはありがたい。
「最初は大丈夫だろうかと思ったが、ここまで完璧とはすばらしい! ああ、もちろんどうやったのかなんて、そんな野暮なことは聞かないとも! 冒険者たる者、奥の手の2つや3つや4つあるのだろうからな!」
それは流石に多すぎるだろう、とは思ったが、若干特殊な方法ではあったので、曖昧にほほ笑んで頷いておく。
「――ああ、それと外に土が何もないのだが、それはどうしたのだろうか?」
「あー、えっと、……時間短縮にアイテム袋に入れてました。余分にあったので」
そういうことにした。
アイテムボックス内【とりあえずボックス】に入っているだなんて、言えない。
「なるほど、大きなものならそういう使い方もできるか……」
納得したように頷き、そして暫し何かを思案するように目を伏せたかと思うと、再び頷いた。
「――よし。すまないが、それはそのまま何処かの森に捨ててもらえないだろうか?」
「森に、ですか?」
「ああ、実は処分するにもそこまで運ぶのが中々に苦でな。もちろん、追加の報酬は支払おう。そうだな……、回復薬を……」
そう言って、腰に下げたポーチから体力回復薬と魔力回復薬を5本、そして状態異常回復薬と傷薬を3本取り出す。
「これでどうだろうか?」
「えっと、春樹どうする? いいかな、と思うんだけど」
「いいんじゃないか? 別に」
はっきり言って、アイテムボックスに放り込みっぱなしで何の問題もないので、こちらにとっては報酬が増えてラッキーな状況である。
「そうか! ありがたい! あ、ならこれもつけようじゃないか! 今売出し中の『これで徹夜もどんと来いDX』だ! 眠気を抑えるもので、効果は保障しよう!」
「「……。……」」
なにやら何処かで似たような名前のものを聞いた覚えがあった。
まさかここで作られているのだろうかと思ったが、聞くのが怖かったのでそのまま受け取る。
10本。
「……使う日って、くるのかな……」
「……今度ウィクトにあったら、売るか……」
「……うん、仕舞い込もう……」
使う日は来ないでほしい。
きっとこれも、盛大な副作用がある。
使いたくないとの切実な思いを胸に刻むのだった。
□ □ □
それから暫し、ギルドで依頼を受ける日が続いた。
もちろん、2人が選んだものではなく、ラグイッドによって選ばれたものであり、若干変わった依頼ではあったのだが、それはそれで面白いと思えなくもない内容だったのもあり、勧められるがまま受けていた。
犬の散歩という名の、……犬? と首を傾げてしまうほど巨大で、何故か6本足の顔だけチワワのような動物というか魔物の散歩とか。
冒険者に屋根の修理とか頼んで大丈夫? と思いながら行った先では、何故か屋根の上で足の生えた瓦がストライキを起こしていて、物理的に説得を試みたりとか。
迷子の捜索という依頼を受けたら、魔法陣の一部がどっかに飛んで行ってしまったので探してくれという謎の依頼で、屋敷中探し回った結果、台所の棚の隅っこに、本当に魔法陣が引っ付いて隠れていたという、謎しかないものだったりとか。
その他にもいろいろな、実に印象深い依頼を受け続けた。
そして、その日も、依頼を受けようといつもの様にギルドに来たのだが、そこでついに待ち望んでいた言葉が告げられたのである。
「はーい、おめでとうー。Dランクに昇格しましたー」
「お、マジか! やっとD!」
「そうなると、受けれる依頼が増えるんだねー」
「そうだよな! 目指せCランク!」
春樹がぐっと拳を握る。
目指せCランクというか、キノコダンジョンなのだが。
「あー、残念ながらCランクに上がるにはちょっと時間がかかるかなー?」
「マジか!」
「まあ、そんな簡単にはいかなよね」
「必ず受けないといけない依頼ってのがあるからねー、それに時間がかかる可能性がないとはいえない感じー?」
「参考までに聞きますが、どんな依頼なんですか?」
「護衛の依頼だねー」
「「……なるほど」」
納得した。
それは確かに時間がかかる可能性があるだろう。
「ん? そういや護衛っぽいのは受けたことあるぞ?」
「……ああ! いや、でもあれって護衛、かな?」
思い出したのは、グレンゼンまで炭酸水を届けるときの護衛依頼。護衛、と名前はついたが実際はウィクト『に』守られていたので、聖的にはノーカウントである。
「……あー、これねー。確かに護衛依頼ではあるんだけど、ギルドからの依頼だからダメなんだよねー、残念だねー」
「だめか……」
「まあ、そうですよね」
聖としては納得である。
もちろんこれで問題なければそれに越したことはなかったのだが。
「……でも、護衛依頼って正直まだ無理だと思います」
どう考えても他の人を護衛するとか、無理である。実力的に、というのもあるが、どこまでいろいろと隠さなければならないのかというのが、判断できていないので。
まあ、ロティスを見せちゃだめだというのはわかるが。
「時間的にも、建国祭があるのであまり離れるのはちょっと」
「確かに。護衛依頼は後回しだよな、……となると今まで通り地道に依頼をこなすってことになるか?」
「んー、なるほどなるほどー。となると、これからはちょっと日帰りが基本だけど外の依頼も出そうかなー? となるとー……」
何やらラグイッドがいろいろ資料を引っ張りだし確認を始める。
きっと、最適な依頼を見つけてくれるだろうと、もはや自力で選ぶことを放棄した頭で考える。
「次はどんな依頼かな?」
「ダンジョンもいいけどな、入れるのがあれば」
「確かにねー」
なんてことを話しながら、ラグイッドの作業が終わるのを待っていた、のだが。
「……まさかのスライム強い設定だと!? となるとこれは……」
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