36 / 73
37日目
しおりを挟む37日目
MP391/444
寝ぼけ眼でぼんやりと入口のほうを見る。
今日も寒いな。
火置き場に火を焚く。
起き上がり暖をとった。
インベントリからトマトのスープの入ったバケツと器と箸を取り出す。
スープを器に分けてバケツはインベントリに収納する。
粗越しのスープを飲み一息つく。体にしみる。
飲み干すと外に出て器と箸を洗いインベントリに収納した。
今日の天気も雪だった。
ここ最近ずっと雪だ。よく降るな……。
入口が雪でふさがれないように除雪しておいた。
MP406/444
コンロを取り出しサツマイモを2本台の上に乗せておいた。
今日も一日頑張るぞ。
昨日は確かトマトの苗の向かいの壁の補強をしてたんだっけ。
魔力が尽きてそのままだったはず。
インベントリからバケツを取り出す。
入り口を壁のほうに向けライトを唱えた。
バケツの中に光が入ったのを確認し補強場所へ移動した。
光で壁を照らすようにバケツを傾けて置いておく。
インベントリから鏝板と鏝を取り出し鏝板に泥を乗っけた。
鏝で拭い取り壁に向かって塗り付けていった。
切りのいいところまで塗るといったんインベントリに収納し魔力を込めていく。
バケツを置きなおし光を天井に当てる。
インベントリから鏝板と鏝を取り出し今度は天井を補強していった。
入って右奥の天井からナスの前の天井まで補強し終えたので野菜の世話に移る。
MP53/444
その前にインベントリに収納していた鏝板と鏝を取り出しピュリフィケイションを唱えライトが入っていたバケツと共にインベントリに収納しておいた。
コンロで焼いていたサツマイモを取り出し新しいサツマイモを置いておく。
薪に火を灯し地面に突き刺しておいた。
改めてトマトの苗を確認する。
一つ目の苗は、
第一果房が中くらいの実が出来ており、
第二果房は枯れ、
第三果房は蕾を付けており、
第四果房ができていた。
二つ目の苗は、
第一果房が出来ており、
その上に葉が3枚付いていた。
それぞれ脇芽を欠いておく。
一つ目の苗の第一果房は重さに耐えられるようにサツマイモの蔓で支柱へ誘引しておいた。
インベントリからバケツと柄杓を取り出し魔力水を注ぎ水を2回づつやった。
MP58/444
続いてナスの様子を伺う。
昨日あれだけ切っちゃったけど大丈夫だったかな……?
……おや?
切った部分の手前辺りから新しい脇芽が沢山伸びていた。
新しい葉も付けている。
これはどうするんだ?
最初みたいに第二主枝を残して……とかするのか?
もう花を付けている枝もあるが。
オロオロと百科事典を開いて確認してみる。
主枝と第二主枝から伸びる脇芽は欠かない。
第二主枝より下に出た脇芽は欠いておくこと。
となっていた。
取りあえず、第二主枝から出た脇芽=側枝をサツマイモの蔓で支柱に誘引しておく。
それ以外の部分の脇芽は今まで通り欠いていった。
一通り欠き終わるとバケツに継ぎ足した魔力水を柄杓で1回かけた。
これで良いんだよな?
答えをくれる人は居ないのでモヤモヤしながら作業を終えた。
次は綿か。
こちらはさして手間がかからないからいいな。
昨日よりも背丈が伸びていた。
そろそろ摘芯かな?
枝の先端を摘んでおいた。
これで横に枝を伸ばしてくれるといいんだけどな。
魔力水を柄杓で4回やった。
MP73/444
コンロに置いたサツマイモをひっくり返し裏側を焼いていく。
バケツに柄杓を入れて薪を手に持ち唐辛子の苗の所へ移動した。
唐辛子の苗を見て呆然としてしまった。
随分とまぁ……。
確か脇芽欠きは必要ないって記述されてたような気がしたんだが……。
唐辛子の苗が小ぶりながら緑の塊になっていた。
これは欠いた方がいいな。
……どっから手を付ければいいんだ。
花も咲いてるし。
百科事典を開く。
唐辛子の脇芽を欠く場合、側枝を二つ残し三本立てにする。
と記述されていた。
側枝って……どれだよ。
どの枝も同じくらい伸び同じように白い小さな花を付けていた。
枝が細いから葉が小さくても重そうだ。
密集しているところに斜めに支柱を立ててサツマイモの蔓で誘引しておく。
小さい棒を土で作って細かいところも支えておいた。
バケツに魔力水を注ぎ柄杓で4回やった。
次回はちゃんとしよう。
気を取り直して白菜はどうだ?
随分と葉が大きくなったな。
中心からどんどん放射状に葉が生えてきていた。
今のところ白菜らしくはない。
これからどんどん閉じていくのか?
次に玉ねぎ。
ひょろっとした葉はさらに伸び先の方が自重で緩やかに曲がっている。
これはこれで良いのか?
上に生る訳じゃないし……いいのか?
いいんだな?
次はキャベツだ。
こちらは……緑色の丸い葉が花のように広がっている。
中心は少しづつ巻き始めている。
キャベツっぽくなってきていた。
それぞれ魔力水を4回づつやった。
MP83/444
薪を火置き場に置いてコンロの上のサツマイモをインベントリに収納し新しいサツマイモを置いておいた。
洗面台へと移動する。
昨日漬けておいた脇芽はどうなったかな?
ナスの脇芽と唐辛子の脇芽を確認する。
……変化なし。
変化は無いが枯れてもいない。
魔力水もきっちり吸い取ってるしもう少し様子を見るか。
とインベントリから魔力水を補充しようとした。
インベントリの在庫が空になっていた。
……え?
昨日あったはずなのに……あ、使いすぎたんだ……。
そうだよな。
土壁用の泥を捏ねるのにも使ったし、野菜も全部インベントリから取り出してたもんな。
今回はウォーターを唱え洗面台に魔力水を注いだ。
野菜用の水をまたウォーターで直接かけるか?
でも他に魔力使いたいよな。補強するのにもMP使ってるし。
出来ればMP上げの時ので補いたいよな……。
となると減らすのは土壁用の水か。
そういえば土魔法の土はどんな土が出てくるんだ?
地面に向けてアースと唱える。
ただの土だった。
泥だったら良かったんだけどな…しょうがないか。
飲み水は無くなったらウォーターで補充しているから使ったら無くなるし。
ちらっと外を見る。
……雪を融かすか。
試してみる。
バケツの中に雪を入れる。
インベントリから焼き石が入ったバケツを取り出す。
石に触らないように傾けていくつか落としてみた。
じゅーっと音がして雪が解けた。
というか雪の表面が水を通り過ぎて水蒸気になった。
白い煙が無くなり音も消えたのでそーっと中を覗いてみた。
雪の塊は少し残ってはいたものの水も出来ていた。
後数個入れれば溶けるかな?
さらに数個足すと雪の塊は溶けうっすら湯気が上がった。
触ってみると少し暖かかった。
そこに少しづつ雪を足し水を増やしていった。
出来た水はインベントリに収納しておいた。
使った石は取り出して乾かしてまた熱しておこう。
……これは使えそうだ。
少し休憩するか。
インベントリから焼き芋を取り出して頬張る。
喉を潤しさて次だ。
MP88/444
天井の続きをやるにしても途中でMPが尽きるな。
かといって泥も水が無くて作れないし……。
外は雪だけど焼き石用の石でも集めるか。
大粒の雪が降る中雪を回収しながら森の中を駆けて行った。
MP148/444
あー寒い寒い!
濡れたままの石を火置き場の壁に寄せるように置き火を焚く。
コンロにも火を焚いた。
中で焼いていたサツマイモはすっかり冷めていた。
洞窟内の温度が上がりようやく震えが収まった。
MPも回復したし区切りのいいところまで天井の続きを塗るか。
バケツと鏝板と鏝を取り出す。
ナスの上側の天井から唐辛子等が植えられている部分の手前の天井までを補強することが出来た。
MP33/444
ピュリフィケイションを唱え道具を綺麗にし収納した。
焼けたサツマイモはインベントリに収納しておいた。
コンロを端に寄せ火置き場の前にインベントリから土と園芸用のこてを取り出す。
土を平たく固め丸型シャベル部分を作っていく。
大まかな形が出来たらこてで削って形を整え魔力を込めて固める。
足をかける部分も作ると続いて柄の部分、取っ手部分と作っていった。
途中でMPが足らなくなったので休憩を挟みながら作り上げた。
MP40で済んだ。
インベントリに収納しておく。
MP3/444
MP上げをするか。
っとその前に拾ってきた石を火置き場の前にドサドサと置いていった。
乾かしておかなきゃな。
これで良しとインベントリからバケツを取り出しウォーターを唱えた。
MP1/465
MPを21上げることが出来た。
乾かした石をインベントリに回収する。
焼き石作りは明日だな。
少し早いが今日はもう休むことにしようと眠りについた。
11
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3)
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる