1 / 1
果ての天使
しおりを挟む
果て
父さんやお前、天使の故郷のとこだ
形か?そうだな、お前の目と同じ綺麗で澄んだ丸だったと父さん思う
違う眠るだけだ、ベス 決して人間を恨んでは 憎んではいけない
人間を 許してやってくれ
。。。 [夢、寝てたのか]
僕は起きて、1つあくびをしてから家の異様なまでに巨大な丸窓から外の景色を見る
僕の住んでいる果て、では四季がある、それは地球という天体に憧れた天使が作ったもの
現在はその四季の [冬]らしい
なので外はとても冷えるし、白いなにやら禍々しいものが降り積もっている
なんだ、先代の天使は冬という外に出たくなくなる理由を作りたかったのだろうか
丸窓から空を見上げると黒い雲の中に無数の天体が必死に輝いている
その天体に照らされる生命は生きながらまるで死を追いかけているようだ
その生命に届かぬ声で問う
[貴方たちは生きていて、生かされていて良かったって思える、瞬間は死ぬまでに一瞬でもありますか?]
当然のこと、返事は帰っては来ない
茫然と立ち尽くしていた
[レイ?]
誰かが僕を呼び止めるから、僕は現実に帰った
レイ [父さんか、何の用?]
[今日は帰りが遅くなる、もしくは帰らない]
レイ そう言い残し父さんは僕に返事をする間も与えずどこかに行ってしまった。。。
追いかけるように外に出た、凍えるように寒い、だが少し歩くことにした
母は僕が生まれると同時に亡くなったらしく顔も知らなければ名前も知らないし興味もなかった
だが僕に命を与えてくれた
命を与えておいて無責任に死なれては困るし、父親が迷惑を被っただろう
そんな生意気を頭の隅で思いながら凍える道を歩いていた
[あれ、レイじゃん]
レイ [あ、こんにちは]
[あれ、レイ一人?]
レイ [一人だけど]
[急いでなかったら今から俺の家来ない?暇でさ]
レイ [何やらBLの予感がするからいやだ]
[は?]
レイ 無理やり連行された
レイ [ところでサン、何の用?]
サン [レイ、頭良かったよね]
レイ [サンよりはいいと思うよ]
サン [じゃあ最上級天使試験の勉強教えてくれ、頼む!]
レイ [そんなとこかー、いいよ]
それからサンと僕は勉強を数時間することになった
レイ [じゃあ人間の指の数は?]
サン [えーっと、4本]
レイ [違うよ、そこ10本ってかいといて]
レイ [次、地球には液体状の大地があるんだけどこれを何という?]
サン [えーっと、イルカ?]
レイ [違うよ、ザバーンだよ]
サン [なあ、俺って下級天使にしかなれねーかな]
レイ [がんばれば最上級にだってなれるよ]
サン [なあ、なんかバカみたいじゃないか?]
レイ [。。。]
サン [俺ら、こうやって勉強とか言ってやらされてるけど]
サン [俺一人が超エリート天使になったところでやることは人間をいじめるだけ、果ては少しも傾かないよな]
サン [なあレイ、今の俺達ほんとにこのままでいいのかな、お前どうおもうか?]
レイ [今の果てを仕切ってる天使からしたら、僕ら何て型にはまりやすい粘土さ]
レイ [僕たちを子供のころに教育して型にはめようとしてる、今の天使の型に]
レイ [これは天使からしたら自由を奪う行為だと思う]
レイ [だけど様々な個性を持つ知的な生命体の支配の仕方は、これであってると思うんだ]
レイ [ああ、僕らは踊らされている捕獲され監禁されているそれも捕獲されている天使から捕獲されている]
サン [。。。]
レイ [死ぬ気で宇宙に降りてみる?これが今の果てを傾ける最善だと思うよ]
サン [そうなのか、レイの話よくわからなかったけど降りてみたくなった、一緒に果てひっくり返そうぜ]
レイ [ああ、ひっくり返すんだ]
今の果ては腐っている、湿っているおとなは死んだ目で人間に天罰を与えるしかせず
現実だけを見てる、夢を忘れている、だから
僕たちでひっくり返すんだ果てを、それが天使にとっての常識でないとしても
父さんやお前、天使の故郷のとこだ
形か?そうだな、お前の目と同じ綺麗で澄んだ丸だったと父さん思う
違う眠るだけだ、ベス 決して人間を恨んでは 憎んではいけない
人間を 許してやってくれ
。。。 [夢、寝てたのか]
僕は起きて、1つあくびをしてから家の異様なまでに巨大な丸窓から外の景色を見る
僕の住んでいる果て、では四季がある、それは地球という天体に憧れた天使が作ったもの
現在はその四季の [冬]らしい
なので外はとても冷えるし、白いなにやら禍々しいものが降り積もっている
なんだ、先代の天使は冬という外に出たくなくなる理由を作りたかったのだろうか
丸窓から空を見上げると黒い雲の中に無数の天体が必死に輝いている
その天体に照らされる生命は生きながらまるで死を追いかけているようだ
その生命に届かぬ声で問う
[貴方たちは生きていて、生かされていて良かったって思える、瞬間は死ぬまでに一瞬でもありますか?]
当然のこと、返事は帰っては来ない
茫然と立ち尽くしていた
[レイ?]
誰かが僕を呼び止めるから、僕は現実に帰った
レイ [父さんか、何の用?]
[今日は帰りが遅くなる、もしくは帰らない]
レイ そう言い残し父さんは僕に返事をする間も与えずどこかに行ってしまった。。。
追いかけるように外に出た、凍えるように寒い、だが少し歩くことにした
母は僕が生まれると同時に亡くなったらしく顔も知らなければ名前も知らないし興味もなかった
だが僕に命を与えてくれた
命を与えておいて無責任に死なれては困るし、父親が迷惑を被っただろう
そんな生意気を頭の隅で思いながら凍える道を歩いていた
[あれ、レイじゃん]
レイ [あ、こんにちは]
[あれ、レイ一人?]
レイ [一人だけど]
[急いでなかったら今から俺の家来ない?暇でさ]
レイ [何やらBLの予感がするからいやだ]
[は?]
レイ 無理やり連行された
レイ [ところでサン、何の用?]
サン [レイ、頭良かったよね]
レイ [サンよりはいいと思うよ]
サン [じゃあ最上級天使試験の勉強教えてくれ、頼む!]
レイ [そんなとこかー、いいよ]
それからサンと僕は勉強を数時間することになった
レイ [じゃあ人間の指の数は?]
サン [えーっと、4本]
レイ [違うよ、そこ10本ってかいといて]
レイ [次、地球には液体状の大地があるんだけどこれを何という?]
サン [えーっと、イルカ?]
レイ [違うよ、ザバーンだよ]
サン [なあ、俺って下級天使にしかなれねーかな]
レイ [がんばれば最上級にだってなれるよ]
サン [なあ、なんかバカみたいじゃないか?]
レイ [。。。]
サン [俺ら、こうやって勉強とか言ってやらされてるけど]
サン [俺一人が超エリート天使になったところでやることは人間をいじめるだけ、果ては少しも傾かないよな]
サン [なあレイ、今の俺達ほんとにこのままでいいのかな、お前どうおもうか?]
レイ [今の果てを仕切ってる天使からしたら、僕ら何て型にはまりやすい粘土さ]
レイ [僕たちを子供のころに教育して型にはめようとしてる、今の天使の型に]
レイ [これは天使からしたら自由を奪う行為だと思う]
レイ [だけど様々な個性を持つ知的な生命体の支配の仕方は、これであってると思うんだ]
レイ [ああ、僕らは踊らされている捕獲され監禁されているそれも捕獲されている天使から捕獲されている]
サン [。。。]
レイ [死ぬ気で宇宙に降りてみる?これが今の果てを傾ける最善だと思うよ]
サン [そうなのか、レイの話よくわからなかったけど降りてみたくなった、一緒に果てひっくり返そうぜ]
レイ [ああ、ひっくり返すんだ]
今の果ては腐っている、湿っているおとなは死んだ目で人間に天罰を与えるしかせず
現実だけを見てる、夢を忘れている、だから
僕たちでひっくり返すんだ果てを、それが天使にとっての常識でないとしても
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
それは思い出せない思い出
あんど もあ
ファンタジー
俺には、食べた事の無いケーキの記憶がある。
丸くて白くて赤いのが載ってて、切ると三角になる、甘いケーキ。自分であのケーキを作れるようになろうとケーキ屋で働くことにした俺は、無意識に周りの人を幸せにしていく。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
義弟の婚約者が私の婚約者の番でした
五珠 izumi
ファンタジー
「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい私の義弟が、一筋の涙を流しながら言った。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟は、こんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視界の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる