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第7章 王家主催のパーティー
第六十六話 着せ替え→逃避
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王城の貴賓室。そこは結菜の作った物で魔改造が施されている結菜専用の部屋である。もうすでにそこは結菜のための部屋と化している。
この世界には本来存在しない魔法道具を結菜は作り出して、この貴賓室の至る所に設置していた。蜜蝋のシャンデリアでは夜に明るさが足りないので、魔力石製のランタンを。風呂場にはお湯も冷水も出る蛇口が完備されているのだ。
普段ならこの部屋に入ると、誰しもが驚くはずなのである。
しかし、今日はその魔改造加減がありありとわかるその部屋も、そこかしこに埋め尽くされたドレスによって鳴りを潜めていた。
室内をぐるりと見渡す結菜。ドレス、ドレス、ドレス、ドレス………。うん。多すぎやしないだろうか……?
「……えっ。それ全部着るの?」
「「「もちろんです‼」」」
いつもならどこかで控えている侍女達も今日はわんさかいる。もちろん、あの例のできる侍女さんもいる。
何故だろうか。皆の目が怖い。獲物を狙うかのようにギラギラしている。
結菜は笑顔を引きつらせながら、隣のソファで優雅にくつろいでいる賢者と勇者の方を向いた。
侍女のうちの一人がカップになみなみと注いでくれた紅茶を、勇者がほっこりと飲んでいるのもおなじみな光景である。……無表情だが周りの空気が何となくほっこりしているのだ。無表情だけど‼
「賢者さん」
「はい。なんですか?」
「こんなにドレスいらないんだけど……」
「そうですか」
「……………………」
「……………………………」
沈黙する二人。その間も勇者はコクコクと紅茶タイムにふけっている。
じと~、と賢者を見つめる結菜。こんなにあるとは聞いていない。
「ご愁傷さまです」
「何に⁉」
間を置いてからの一言。結菜は意味不明な同情の眼差しに混乱した。
賢者がふぅとため息をつく。
「私もまさかこれ程とは思っていませんでした。アデレードが用意させたんですよ、これ」
色とりどりのドレス達に向けられた賢者の視線を結菜は追った。
サイズはどうやらすでに侍女達によって把握されていたらしい。結菜が魔物発生によって辺境に行っている間に、ある程度は試作品を仕立て屋に頼んだのだ。
てっきり採寸からだと思っていたのでありがたい。
しかし、それでもまだ試作品である。細かい所や結菜に似合うかどうかははっきりしないのだ。アデレードがドレス作りに関しては侍女任せにして、手っ取り早く仕立て屋へと侍女達に作らせたのがこの結果であった。
そのドレスだらけの光景には、自分達の今の主人である結菜を最も美しくしたいという侍女達の願望が溢れ出ていた。
できる侍女さんが、賢者と話していた結菜の肩をガシッと掴んでにっこりと笑った。怖い、怖い。目がヤバい。
「ユーナ様」
「……じ、侍女さん?」
その手にはドレスが一着。侍女さんの後ろにもまだまだたくさんの侍女達がドレスを手に控えている。
ギギギッと首を動かしながら、結菜はぎこちないスマイルをした。あはは。乾いた笑いしか出てこない。
「さぁ、皆さん‼ユーナ様を飾りますよ‼」
「「「「イエッサーー‼」」」」
ドレスを持ちながら、器用に敬礼する侍女達。彼女達の心は一つであった。
侍女達の気合いの入りように固まる結菜に、賢者が笑いかける。
「ご愁傷さまです」
「だから‼何に⁉」
半分涙目になりながら結菜は勢いよく賢者に叫んだ。
少し困っている結菜を見て楽しそうなのは、気のせいではないようである。
親しく信頼してくれているのに、仲良くなればなるほど賢者が黒さを見せる回数が増えてきている気がする。賢者がこのバージョンになると手助けは期待できない。
結菜は期待を込めて今度は勇者の方を見た。勇者は相変わらず自分の世界に入ってティータイムを楽しんでいた。久々の高級茶葉の紅茶である。勇者はもう周りのことなど見ていなかった。ほぅ…………。……美味しそうに飲むね‼本当に!
「では、こちらのドレスから」
「……あ~。うんうん。着る着る……………」
あれよあれよと言う間に、奥の部屋に連れて行かれる。
てきぱきと動く侍女達は呆然としている結菜でもあっという間に着せ替えていった。……どんなミラクルを使ったのだろうか?足を一歩も動かすどころか、持ち上げてさえいないというのに……。恐るべし、侍女スキル。
そして運命の時間がやってきた。そう。あれである。ドレスを着るのとセットになっているあれである。現代ではなく、中世ヨーロッパでのドレスではおなじみのあれ……………。
「ぐっほぉぇッ…………‼」
何とも言えない奇声のような声が部屋に響く。
(コルセットォォォ‼……ヤバいよ。これヤバい…………)
カエルが潰れたような奇っ怪な声にも、スルーしてくれる侍女達。無反応。結菜はそれはそれでいたたまれない気持ちになった。顔を覆いたいと切実に思う結菜。
その一方で、侍女達はモクモクと自分達の作業を続けている。しかし、彼女達の会話は盛り上がっていた。
「これではなさそうですね」
「確かに。青いドレスもいいですが、お披露目パーティーには少しずれてますね」
「次行きますか」
「そうね」
着々と進められていく。そして二着目のドレスアップでまたもや…………。
「ふぐふぇッ‼」
いぃぃやぁぁぁぁぁああ……‼またもや出てしまう奇声。身もだえる結菜。脱兎のごとく逃げ出したくなる。
(ううん。逃げちゃだめ、逃げちゃだめ、逃げちゃだめ…………)
自己暗示のようにブツブツつぶやく。目が死にかけているが……。まぁ、それはそれ‼これはこれ‼
……十着……二十着………三十着………。
賢者達のいる部屋からどんどんドレスが運び込まれてくる。これはいったいいくつまであるのだろうか。しばらくはじっと耐えていたが、もはや我慢の限界であった。
(……もう無理。鑑定さん‼お願い、助けて…………‼)
結菜は、また次のドレスに着替える瞬間に閃光を放った。
部屋が元の明るさに戻る。事前に目を閉じていた結菜は大丈夫だったが、侍女達は眩しすぎたようだ。
結菜は自分が最初に着ていた普通の服を引っ掴んで早着替えすると、脱兎のごとく逃げ出した。侍女達が追いかけて来れない今のうちである。
「あれ?もう終わったんですか?」
結菜の着せ替えが終わるまでのんびりとしようとしていた賢者が、勢いよく開いた隣の部屋のドアを驚いて見つめた。
勇者も紅茶カップから口を離し、目を丸くしている。
「まだ‼でも、逃げるの‼」
『あ、主‼我も一緒に行くぞ‼』
ソファでくつろいでいたロンをいつもの定位置に設置すると、結菜は貴賓室の窓を開け放った。いざ、脱走である‼
自分が王城で知っていて、匿ってくれそうな所。選定の間はちょっと無理。王の所に行ったらそれはそれでヤバそうだ。そもそもドレスの用意を侍女達に頼んだ張本人だし………。
うん。決めた。あそこに行こう‼結菜は開け放たれた窓枠にひょいと飛び乗る。
あまりに軽く自然な動きに賢者とロンと勇者は反応できず、ぽかんとなった。
「んじゃ!賢者さん、侍女さん達によろしくね‼」
『待て待て待て待て待てぇぇぇぇぇえええ‼』
アクティブすぎる結菜の行動にロンが待ったをかけるが、結菜はお構いなしに逃走を開始した。
待てばまた何かが出そうにならなくてはならないループに直行なのだから、もう待ったなしである。遠慮などはない。
結菜は落下地点に弾力性のある結界を張ると、トランポリン代わりにして地面に降り立った。
シュタッ。体操選手みたいに華麗に立ち上がる結菜。
すたこらさっさと姿があっという間に見えなくなる。
「……逃げましたね」
「……あぁ」
「………窓から飛び出しましたね」
「………飛び出したな」
「………………ここ、六階でしたよね?」
「…………………………」
勇者と賢者は復活した侍女達がドアから結菜を追いかけて行くのを尻目に、結菜が出ていった窓をただただ呆気にとられて見つめていた。
この世界には本来存在しない魔法道具を結菜は作り出して、この貴賓室の至る所に設置していた。蜜蝋のシャンデリアでは夜に明るさが足りないので、魔力石製のランタンを。風呂場にはお湯も冷水も出る蛇口が完備されているのだ。
普段ならこの部屋に入ると、誰しもが驚くはずなのである。
しかし、今日はその魔改造加減がありありとわかるその部屋も、そこかしこに埋め尽くされたドレスによって鳴りを潜めていた。
室内をぐるりと見渡す結菜。ドレス、ドレス、ドレス、ドレス………。うん。多すぎやしないだろうか……?
「……えっ。それ全部着るの?」
「「「もちろんです‼」」」
いつもならどこかで控えている侍女達も今日はわんさかいる。もちろん、あの例のできる侍女さんもいる。
何故だろうか。皆の目が怖い。獲物を狙うかのようにギラギラしている。
結菜は笑顔を引きつらせながら、隣のソファで優雅にくつろいでいる賢者と勇者の方を向いた。
侍女のうちの一人がカップになみなみと注いでくれた紅茶を、勇者がほっこりと飲んでいるのもおなじみな光景である。……無表情だが周りの空気が何となくほっこりしているのだ。無表情だけど‼
「賢者さん」
「はい。なんですか?」
「こんなにドレスいらないんだけど……」
「そうですか」
「……………………」
「……………………………」
沈黙する二人。その間も勇者はコクコクと紅茶タイムにふけっている。
じと~、と賢者を見つめる結菜。こんなにあるとは聞いていない。
「ご愁傷さまです」
「何に⁉」
間を置いてからの一言。結菜は意味不明な同情の眼差しに混乱した。
賢者がふぅとため息をつく。
「私もまさかこれ程とは思っていませんでした。アデレードが用意させたんですよ、これ」
色とりどりのドレス達に向けられた賢者の視線を結菜は追った。
サイズはどうやらすでに侍女達によって把握されていたらしい。結菜が魔物発生によって辺境に行っている間に、ある程度は試作品を仕立て屋に頼んだのだ。
てっきり採寸からだと思っていたのでありがたい。
しかし、それでもまだ試作品である。細かい所や結菜に似合うかどうかははっきりしないのだ。アデレードがドレス作りに関しては侍女任せにして、手っ取り早く仕立て屋へと侍女達に作らせたのがこの結果であった。
そのドレスだらけの光景には、自分達の今の主人である結菜を最も美しくしたいという侍女達の願望が溢れ出ていた。
できる侍女さんが、賢者と話していた結菜の肩をガシッと掴んでにっこりと笑った。怖い、怖い。目がヤバい。
「ユーナ様」
「……じ、侍女さん?」
その手にはドレスが一着。侍女さんの後ろにもまだまだたくさんの侍女達がドレスを手に控えている。
ギギギッと首を動かしながら、結菜はぎこちないスマイルをした。あはは。乾いた笑いしか出てこない。
「さぁ、皆さん‼ユーナ様を飾りますよ‼」
「「「「イエッサーー‼」」」」
ドレスを持ちながら、器用に敬礼する侍女達。彼女達の心は一つであった。
侍女達の気合いの入りように固まる結菜に、賢者が笑いかける。
「ご愁傷さまです」
「だから‼何に⁉」
半分涙目になりながら結菜は勢いよく賢者に叫んだ。
少し困っている結菜を見て楽しそうなのは、気のせいではないようである。
親しく信頼してくれているのに、仲良くなればなるほど賢者が黒さを見せる回数が増えてきている気がする。賢者がこのバージョンになると手助けは期待できない。
結菜は期待を込めて今度は勇者の方を見た。勇者は相変わらず自分の世界に入ってティータイムを楽しんでいた。久々の高級茶葉の紅茶である。勇者はもう周りのことなど見ていなかった。ほぅ…………。……美味しそうに飲むね‼本当に!
「では、こちらのドレスから」
「……あ~。うんうん。着る着る……………」
あれよあれよと言う間に、奥の部屋に連れて行かれる。
てきぱきと動く侍女達は呆然としている結菜でもあっという間に着せ替えていった。……どんなミラクルを使ったのだろうか?足を一歩も動かすどころか、持ち上げてさえいないというのに……。恐るべし、侍女スキル。
そして運命の時間がやってきた。そう。あれである。ドレスを着るのとセットになっているあれである。現代ではなく、中世ヨーロッパでのドレスではおなじみのあれ……………。
「ぐっほぉぇッ…………‼」
何とも言えない奇声のような声が部屋に響く。
(コルセットォォォ‼……ヤバいよ。これヤバい…………)
カエルが潰れたような奇っ怪な声にも、スルーしてくれる侍女達。無反応。結菜はそれはそれでいたたまれない気持ちになった。顔を覆いたいと切実に思う結菜。
その一方で、侍女達はモクモクと自分達の作業を続けている。しかし、彼女達の会話は盛り上がっていた。
「これではなさそうですね」
「確かに。青いドレスもいいですが、お披露目パーティーには少しずれてますね」
「次行きますか」
「そうね」
着々と進められていく。そして二着目のドレスアップでまたもや…………。
「ふぐふぇッ‼」
いぃぃやぁぁぁぁぁああ……‼またもや出てしまう奇声。身もだえる結菜。脱兎のごとく逃げ出したくなる。
(ううん。逃げちゃだめ、逃げちゃだめ、逃げちゃだめ…………)
自己暗示のようにブツブツつぶやく。目が死にかけているが……。まぁ、それはそれ‼これはこれ‼
……十着……二十着………三十着………。
賢者達のいる部屋からどんどんドレスが運び込まれてくる。これはいったいいくつまであるのだろうか。しばらくはじっと耐えていたが、もはや我慢の限界であった。
(……もう無理。鑑定さん‼お願い、助けて…………‼)
結菜は、また次のドレスに着替える瞬間に閃光を放った。
部屋が元の明るさに戻る。事前に目を閉じていた結菜は大丈夫だったが、侍女達は眩しすぎたようだ。
結菜は自分が最初に着ていた普通の服を引っ掴んで早着替えすると、脱兎のごとく逃げ出した。侍女達が追いかけて来れない今のうちである。
「あれ?もう終わったんですか?」
結菜の着せ替えが終わるまでのんびりとしようとしていた賢者が、勢いよく開いた隣の部屋のドアを驚いて見つめた。
勇者も紅茶カップから口を離し、目を丸くしている。
「まだ‼でも、逃げるの‼」
『あ、主‼我も一緒に行くぞ‼』
ソファでくつろいでいたロンをいつもの定位置に設置すると、結菜は貴賓室の窓を開け放った。いざ、脱走である‼
自分が王城で知っていて、匿ってくれそうな所。選定の間はちょっと無理。王の所に行ったらそれはそれでヤバそうだ。そもそもドレスの用意を侍女達に頼んだ張本人だし………。
うん。決めた。あそこに行こう‼結菜は開け放たれた窓枠にひょいと飛び乗る。
あまりに軽く自然な動きに賢者とロンと勇者は反応できず、ぽかんとなった。
「んじゃ!賢者さん、侍女さん達によろしくね‼」
『待て待て待て待て待てぇぇぇぇぇえええ‼』
アクティブすぎる結菜の行動にロンが待ったをかけるが、結菜はお構いなしに逃走を開始した。
待てばまた何かが出そうにならなくてはならないループに直行なのだから、もう待ったなしである。遠慮などはない。
結菜は落下地点に弾力性のある結界を張ると、トランポリン代わりにして地面に降り立った。
シュタッ。体操選手みたいに華麗に立ち上がる結菜。
すたこらさっさと姿があっという間に見えなくなる。
「……逃げましたね」
「……あぁ」
「………窓から飛び出しましたね」
「………飛び出したな」
「………………ここ、六階でしたよね?」
「…………………………」
勇者と賢者は復活した侍女達がドアから結菜を追いかけて行くのを尻目に、結菜が出ていった窓をただただ呆気にとられて見つめていた。
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