俗物夫婦回帰転生

Jaja

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第四章 大学受験

第60話 蟹

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 《基本情報》
 名前 谷圭太
 年齢 17
 身長 181cm

 学力 100/100
 運動能力 70/100
 容姿 85/100
 運 70/100

 【歌Lv5】 【競馬Lv5】 【スロットLv2】
 【パチンコLv2】 【麻雀Lv3】 【性技Lv5】
 【作詞作曲編曲Lv5】 【作画Lv5】 【楽器Lv5】
 【編集Lv5】 【音感Lv5】 【健康体Lv5】
 【護身術Lv5】 【良匂Lv5】 【話術Lv5】
 【カリスマLv3】 【エンパシーLv5】
 【危機察知Lv3】 【変装Lv3】

 残金 10,000,000円


 《基本情報》
 名前 中村梓
 年齢 17
 身長 169cm

 学力 100/100
 運動能力 70/100
 容姿 85/100
 運 70/100

 【歌Lv5】 【編集Lv4】 【料理Lv5】
 【麻雀Lv1】 【性技Lv5】【作詞作曲編曲Lv5】
 【作画Lv5】 【楽器Lv5】 【音感Lv5】
 【メイクLv5】 【健康体Lv5】 【護身術Lv3】
 【良匂Lv5】 【話術Lv5】 【カリスマLv3】
 【エンパシーLv5】 【危機察知Lv3】 
 【変装Lv3】

 残金 10,000,000円


 「スキルが増えてくるとお金が足りんな」

 「贅沢言い過ぎなのは分かってるんだねどね」

 11月最後の日曜日。
 ジャパンCをブエナビス○でご馳走様した後に、いつものカラオケで梓と話し合う。

 取りたいスキルは今の所ないが、取得したスキルは全部MAXまで上げたいし、能力値も早く全部カンストさせたい。

 「スキルレベル10でMAXなのかも分からないし。唯の予想だからな」

 「でもこれで、10以上あったら大変よ? 今の歌レベル5でさえファンが出来てるのに20とか30までいったらどうなるか…」

 失神する人とか出るんじゃないかな。
 なんか有名なアーティストのライブではそういう人が多発してたらしいし。
 俺達もいつか失神ライブをやってみたいもんです。

 「期末テストが終われば冬休み。年を越して、あっという間に三年生か」

 「そう考えるとあっという間よねぇ」

 来年は今年程遊べないだろう。
 受験対策をしないといけないしね。
 学力100で未解決の数学の問題を解けたからって、確実に受かるとは限らない。
 普通の受験生と比べれば、明らかに勉強量は少ないだろうけど、それでも勉強は必要だ。

 「それはそれ。これはこれとして、冬休みどっか旅行行かない?」

 「ボードにでも行く? でもそういうのは車を買ってからの方が良いわよね」

 せっかくお金も時間もあるなら旅行に行きたい。
 今回は母さん達と一緒でも良い。
 家族旅行ってのも楽しそうだしね。

 「定番は温泉かなぁ。蟹とか食べたい」

 「良いわねぇ」

 蟹ってどこが有名なんだ?
 福井とかか? ちょっと調べてみよう。

 「ほー。福井とか、石川の北陸地方もありだし、山陰地方の松葉ガニもあり。旅館もお高い所に泊まれば、美味しい蟹と温泉が楽しめそう」

 「でもママ達は夏前に温泉行ってるわよ? また温泉って飽きないかしら?」

 「温泉に飽きるとかあるの?」

 あの二人は喋る場所さえあれば、どこでも良いと思うのは偏見なんだろうか。
 マジで途切れる事なく永遠に喋ってるからさ。

 「それは家に帰ってから聞いてみるとして。あ、母さんのクリスマスプレゼントを注文しようとしてたんだ」

 「悩んでたわよね? 結局何にしたの?」

 「iPadとジム用品一式」

 iPhon○の小さい画面で『ギルドウォー』をやってるのを見て、大画面ならもっと楽しくやってくれそうだなぁと。
 後、そろそろ運動させないとまずい。
 ジムに行きたくなければ、せめて毎日散歩ぐらいはしてもらわないと。死を回避したのに、不摂生でやっぱり死にますは笑えないからね。

 「私もそうしようかしら。ママ、最近太ってきた気がするのよね」

 そりゃいかんよ。
 母さんと一緒に毎日運動させよう。
 喋りながら歩かせとけば、それなりに良い運動になるんじゃなかろうか。
 その後にカフェによって、爆食いしたりしなければだけど。
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