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レジェスはアストロフィツムと共に魔王討伐を果たしたガルセス子爵の養子だ。神官でもあるガルセス子爵が、遠縁に当たるレジェスの高い魔力を見込んで引き取ったのだと聞いている。
ガルセス子爵の伴侶もまた、魔王討伐に同行した剣士であったこともあり、レジェスは幼いころから二人に連れられ、よくカクト家に遊びに来ていた。
レジェスの年はアドロミスクスと同じ、ユーフォルビアの一つ上。だから、幼いユーフォルビアにとってレジェスはもう一人の兄のような存在でもあった。
幼いころから小言の多いアドロミスクスよりも、ユーフォルビアは優しいレジェスのほうに懐いていたくらいだ。
「久しぶりだな、ユーフォルビア」
太陽が重なった月のような色をした瞳を優しく細めるレジェスを見て、ユーフォルビアの心臓が大きく波を打つ。
レジェスは今、アドロミスクスと同じく騎士団に勤めているが、騎士団の宿舎に入っていることもあって、この家に来たのは久しぶりだ。
ユーフォルビアも前に会ったのがいつだったか思い出せないくらい、しばらく顔を合わせていなかった。
もしかしたら、会ってない間に何かが変わってしまって、ユーフォルビアの心の中にあるレジェスへの想いも消えてくれるのではないかと思っていたのに。全然だめだった。
秋の柔らかい日差しを受けた木の葉のような髪の色も、磨かれた金属の様に光沢のある赤銅色の瞳も、ユーフォルビアを救ってくれた時と同じ、心から安堵できる優しい表情も。全てがユーフォルビアがレジェスを好きになった、あの日のままだ。
それどころか、大人になったレジェスの均整の取れたたくましい体も、ユーフォルビアの小さな頭をすっぽりと覆ってしまいそうな大きな手も、頼りがいの増した落ち着きのあるバリトンボイスも、そのすべてがユーフォルビアの胸をときめかせる。
だが、幼いころ一瞬にして振られたという事実は変わらないわけで。昔からレジェスは一貫してユーフォルビアを弟分としてしか見なかったのだから。
その後フェルナンドとの婚約が決まったこともあり、ユーフォルビアはレジェスへの想いを長らく封印していた。
久々に会えた喜びで、最近緩んでいた蓋がうっかり全開になってしまいそうだが、何とか平然を装いながら、ユーフォルビアはレジェスに言葉を返した。
「久しぶり、レジェス兄さま。珍しいね、うちに来るなんて。何か用事だった?」
「あーアドが早退するって言うから俺も便乗して……」
不自然に目をそらしたレジェスにユーフォルビアは首をかしげる。すると、横にいたアドロミスクスがレジェスの腹を肘で小突いた。
「ユーグが心配だったって正直に言えよ」
「おい、余計なこと言うな」
しかめっ面の中にも照れが隠れるその顔に、ユーフォルビアの心臓がぎゅんと変な音を立てた。思わず胸元をつかんで前かがみになる。
「ユーフォルビア!? どこが痛いのか!?」
駆け寄ってきたレジェスがユーフォルビアの横で騎士のように――実際、騎士なのだが――膝をつくもんだから、供給過多にも程がある。
レジェスは昔からユーフォルビアに優しいを通り越して、甘かった。
平気でユーフォルビアを置いていくアドロミスクスとは違い、ユーフォルビアに手を差し伸べ、手をつないで歩いてくれた。大好きなミルクケーキだっていつも自分の分を半分以上ユーフォルビアに譲ってくれた。
もちろん他の弟たちへも優しいが、どちらかと言うと見守っているだけで手は出さない。
だから、ユーフォルビアは特別なんだと思っていたし、告白した時、まさか振られるとは思ってもみなかったのだ。――絶対に僕は悪くないと思う。
勘違いさせたのは間違いなくレジェスだ。
不満を隠さずに唇を尖らせて睨みつけるが、レジェスは心配そうに見ているだけ。大抵の人間ならユーフォルビアと目が合っただけで頬を染めるのに。
「なんでもないし」
少し拗ねた気持ちでプイっと顔を背けてやれば、苦笑ともとれる笑みと共にレジェスは「そうか」とつぶやいた。
「無理はするな」
「一応言っておくけど、僕は元気だからね?」
もし、フェルナンドとの婚約破棄のせいで、傷心だと思われているならはなはだ心外だ。微塵も傷ついてなどいないし、むしろせいせいすらしている。あえて言うなら、向こうから言われる前にこちらからもっと早く破棄してやればよかったとは思うが。
それもこれも、レジェスがユーフォルビアの告白を断ったせいだ。
何だか腹が立ってきたユーフォルビアは乱暴にカップを掴むと、一気にコーヒーをあおった。
アドロミスクスの「おい」という声が聞こえたが、無視だ、無視。
「アドに部屋から出てこないと聞いたから」
「惰眠をむさぼってただけですぅ」
実際には少しだけ落ち込んでいた。もちろん、フェルナンドなんかのせいではない。レジェスが婚約を申し込んでこなかったからだ。
「もう新しい婚約者候補とも会う約束をしたし、ご心配なく! 僕モテますから!!」
勢いよく立ち上がった衝撃で、机の上にあるコーヒーカップが揺れた。きっと、中にコーヒーが入っていたらこぼれていただろう。だが、それを魔法で止めてくれる人はユーフォルビアにはいない。
怒りの中に少しのむなしさを隠して、ユーフォルビアは乱暴に踵を返し、どすどすと足音を立てながら自室へと戻って行った。
「ユーグはなにを怒ってるんだ?」
ため息交じりに首をかしげるアドロミスクスを見ながら、レジェスはまた苦笑を漏らした。若くして部隊長をしている親友は、頼りになるし、腕も立つ。だが、弟の心の機微には疎いらしい。
そういうレジェスも、ユーフォルビアが怒っている本当の理由はわかっていないのだが。この場で察しているのは、おそらくエケベリアだけだ。
「とにかく、元気そうでよかった」
「あいつはあんなことでへこむタマじゃないだろ」
確かにユーフォルビアは気が強いしタフだ。『神の贈り物』らしく、持ち前の自尊心は簡単にへし折られるレベルではない。だが、レジェスは今でも、男に手を掴まれ、恐怖に染まるユーフォルビアの顔が忘れられないのだ。――あんなふうに泣くところはもう二度と見たくない。
そのせいで、余計な世話を焼いている自覚はある。もうユーフォルビアはレジェスが手を引いてやらなければいけない子供ではないのに。
今回怒らせてしまったのも、そのせいだろうとレジェスは思っていた。
「あの……」
遠慮がちにかけられた声に振り向くと、エケベリアの横に座っている少年と目が合った。面識はないが、シルバーブロンドの髪に紺色の瞳は、癒しの力を持つと聞く少年と一致する。年齢はエケベリアと同い年だったはずだから、彼がその本人だろう。そう推測しながら、レジェスは「なんでしょう」と笑顔で答えた。
「あなたは、レジェス・ガルセス……様ですか?」
不思議な間があったのも気になるが、自分が名乗る前に人に名を尋ねるのはマナー違反だ。礼儀作法にうるさいアドロミスクスが眉間にしわを寄せているであろうことが容易に想像できる。
だが、この少年は平民だったはず。多少の目こぼしは必要だろう。
「きみは?」
暗に促せば、少年はハッとして立ち上がり、頭を下げた。どうやら素直な性格ではあるらしい。
「失礼しました! 僕はセツと言います」
「癒しの力を持つ子だな?」
「はい!」
まだ頭を下げたままだったセツを促し、もう一度座らせてから、レジェスは先ほどまでユーフォルビアが座っていた場所に腰を掛けた。
「きみの言う通り、私はレジェス・ガルセスだ。何か用かな?」
「はい。あの……失礼かとは思うのです……」
上目づかいでこちらを窺いみるセツに「どうぞ」とうなずいて先を促す。
平民とかかわることもある騎士という職業柄、大抵のことでは動じない自信がレジェスにはあったのだが――。
「あなたは、ユーフォルビア様に婚約を申し込まなかったんですか?」
本当に失礼だった。
固まるレジェスとは対照的に、こらえきれなかった笑いを噴き出したエケベリアには、あとでしっかりとアドロミスクスから指導を入れてもらおう。
ガルセス子爵の伴侶もまた、魔王討伐に同行した剣士であったこともあり、レジェスは幼いころから二人に連れられ、よくカクト家に遊びに来ていた。
レジェスの年はアドロミスクスと同じ、ユーフォルビアの一つ上。だから、幼いユーフォルビアにとってレジェスはもう一人の兄のような存在でもあった。
幼いころから小言の多いアドロミスクスよりも、ユーフォルビアは優しいレジェスのほうに懐いていたくらいだ。
「久しぶりだな、ユーフォルビア」
太陽が重なった月のような色をした瞳を優しく細めるレジェスを見て、ユーフォルビアの心臓が大きく波を打つ。
レジェスは今、アドロミスクスと同じく騎士団に勤めているが、騎士団の宿舎に入っていることもあって、この家に来たのは久しぶりだ。
ユーフォルビアも前に会ったのがいつだったか思い出せないくらい、しばらく顔を合わせていなかった。
もしかしたら、会ってない間に何かが変わってしまって、ユーフォルビアの心の中にあるレジェスへの想いも消えてくれるのではないかと思っていたのに。全然だめだった。
秋の柔らかい日差しを受けた木の葉のような髪の色も、磨かれた金属の様に光沢のある赤銅色の瞳も、ユーフォルビアを救ってくれた時と同じ、心から安堵できる優しい表情も。全てがユーフォルビアがレジェスを好きになった、あの日のままだ。
それどころか、大人になったレジェスの均整の取れたたくましい体も、ユーフォルビアの小さな頭をすっぽりと覆ってしまいそうな大きな手も、頼りがいの増した落ち着きのあるバリトンボイスも、そのすべてがユーフォルビアの胸をときめかせる。
だが、幼いころ一瞬にして振られたという事実は変わらないわけで。昔からレジェスは一貫してユーフォルビアを弟分としてしか見なかったのだから。
その後フェルナンドとの婚約が決まったこともあり、ユーフォルビアはレジェスへの想いを長らく封印していた。
久々に会えた喜びで、最近緩んでいた蓋がうっかり全開になってしまいそうだが、何とか平然を装いながら、ユーフォルビアはレジェスに言葉を返した。
「久しぶり、レジェス兄さま。珍しいね、うちに来るなんて。何か用事だった?」
「あーアドが早退するって言うから俺も便乗して……」
不自然に目をそらしたレジェスにユーフォルビアは首をかしげる。すると、横にいたアドロミスクスがレジェスの腹を肘で小突いた。
「ユーグが心配だったって正直に言えよ」
「おい、余計なこと言うな」
しかめっ面の中にも照れが隠れるその顔に、ユーフォルビアの心臓がぎゅんと変な音を立てた。思わず胸元をつかんで前かがみになる。
「ユーフォルビア!? どこが痛いのか!?」
駆け寄ってきたレジェスがユーフォルビアの横で騎士のように――実際、騎士なのだが――膝をつくもんだから、供給過多にも程がある。
レジェスは昔からユーフォルビアに優しいを通り越して、甘かった。
平気でユーフォルビアを置いていくアドロミスクスとは違い、ユーフォルビアに手を差し伸べ、手をつないで歩いてくれた。大好きなミルクケーキだっていつも自分の分を半分以上ユーフォルビアに譲ってくれた。
もちろん他の弟たちへも優しいが、どちらかと言うと見守っているだけで手は出さない。
だから、ユーフォルビアは特別なんだと思っていたし、告白した時、まさか振られるとは思ってもみなかったのだ。――絶対に僕は悪くないと思う。
勘違いさせたのは間違いなくレジェスだ。
不満を隠さずに唇を尖らせて睨みつけるが、レジェスは心配そうに見ているだけ。大抵の人間ならユーフォルビアと目が合っただけで頬を染めるのに。
「なんでもないし」
少し拗ねた気持ちでプイっと顔を背けてやれば、苦笑ともとれる笑みと共にレジェスは「そうか」とつぶやいた。
「無理はするな」
「一応言っておくけど、僕は元気だからね?」
もし、フェルナンドとの婚約破棄のせいで、傷心だと思われているならはなはだ心外だ。微塵も傷ついてなどいないし、むしろせいせいすらしている。あえて言うなら、向こうから言われる前にこちらからもっと早く破棄してやればよかったとは思うが。
それもこれも、レジェスがユーフォルビアの告白を断ったせいだ。
何だか腹が立ってきたユーフォルビアは乱暴にカップを掴むと、一気にコーヒーをあおった。
アドロミスクスの「おい」という声が聞こえたが、無視だ、無視。
「アドに部屋から出てこないと聞いたから」
「惰眠をむさぼってただけですぅ」
実際には少しだけ落ち込んでいた。もちろん、フェルナンドなんかのせいではない。レジェスが婚約を申し込んでこなかったからだ。
「もう新しい婚約者候補とも会う約束をしたし、ご心配なく! 僕モテますから!!」
勢いよく立ち上がった衝撃で、机の上にあるコーヒーカップが揺れた。きっと、中にコーヒーが入っていたらこぼれていただろう。だが、それを魔法で止めてくれる人はユーフォルビアにはいない。
怒りの中に少しのむなしさを隠して、ユーフォルビアは乱暴に踵を返し、どすどすと足音を立てながら自室へと戻って行った。
「ユーグはなにを怒ってるんだ?」
ため息交じりに首をかしげるアドロミスクスを見ながら、レジェスはまた苦笑を漏らした。若くして部隊長をしている親友は、頼りになるし、腕も立つ。だが、弟の心の機微には疎いらしい。
そういうレジェスも、ユーフォルビアが怒っている本当の理由はわかっていないのだが。この場で察しているのは、おそらくエケベリアだけだ。
「とにかく、元気そうでよかった」
「あいつはあんなことでへこむタマじゃないだろ」
確かにユーフォルビアは気が強いしタフだ。『神の贈り物』らしく、持ち前の自尊心は簡単にへし折られるレベルではない。だが、レジェスは今でも、男に手を掴まれ、恐怖に染まるユーフォルビアの顔が忘れられないのだ。――あんなふうに泣くところはもう二度と見たくない。
そのせいで、余計な世話を焼いている自覚はある。もうユーフォルビアはレジェスが手を引いてやらなければいけない子供ではないのに。
今回怒らせてしまったのも、そのせいだろうとレジェスは思っていた。
「あの……」
遠慮がちにかけられた声に振り向くと、エケベリアの横に座っている少年と目が合った。面識はないが、シルバーブロンドの髪に紺色の瞳は、癒しの力を持つと聞く少年と一致する。年齢はエケベリアと同い年だったはずだから、彼がその本人だろう。そう推測しながら、レジェスは「なんでしょう」と笑顔で答えた。
「あなたは、レジェス・ガルセス……様ですか?」
不思議な間があったのも気になるが、自分が名乗る前に人に名を尋ねるのはマナー違反だ。礼儀作法にうるさいアドロミスクスが眉間にしわを寄せているであろうことが容易に想像できる。
だが、この少年は平民だったはず。多少の目こぼしは必要だろう。
「きみは?」
暗に促せば、少年はハッとして立ち上がり、頭を下げた。どうやら素直な性格ではあるらしい。
「失礼しました! 僕はセツと言います」
「癒しの力を持つ子だな?」
「はい!」
まだ頭を下げたままだったセツを促し、もう一度座らせてから、レジェスは先ほどまでユーフォルビアが座っていた場所に腰を掛けた。
「きみの言う通り、私はレジェス・ガルセスだ。何か用かな?」
「はい。あの……失礼かとは思うのです……」
上目づかいでこちらを窺いみるセツに「どうぞ」とうなずいて先を促す。
平民とかかわることもある騎士という職業柄、大抵のことでは動じない自信がレジェスにはあったのだが――。
「あなたは、ユーフォルビア様に婚約を申し込まなかったんですか?」
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