エゴイスト

神風団十郎重国

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25話

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綾乃とはそれから玩具を使ってするようになった。
お互いに都合が合えば玩具を使って躾ていたら綾乃は明らかに変わってきていた。性に意欲的になって私を主だと理解したかのように従順さが増した。
正直夏休み終盤に差し掛かった今でここまで躾られたのは本当に良かった。この関係は秘密にしてるから外で皆と会ったりしている時とかは普段通りの綾乃だが二人になると綾乃は自発的に求めるようにもなったのだ。
その求め方も綾乃の元々の控え目なところが感じられないくらい直接的で可愛らしかった。

「はぁ、ナギちゃん……んっあ……すき……」

「はっぁ……私も……」

私の部屋に入った途端キスをしてきた綾乃は性欲を隠しきれていない。熱心にキスをしてくる綾乃を受け入れながら私は綾乃を軽く抱き締めた。
私の首にきつく抱きついている綾乃はこうやってよくキスをしてくる。最初の頃の純情な綾乃とはえらい違いだ。

「……綾乃?」

「んっ……なに?」

「そんなにしなくても後でも沢山できるんだからちょっと座ろう?」

「うん…」

キスを中断してから綾乃と一緒にベッドに腰掛けると綾乃に軽くキスをして笑いかけた。

「好きだよ綾乃」

「うん。私も好き。大好きだよナギちゃん」

少し笑い合って綾乃の腰を引き寄せる。
こうやって言葉に出させていたら綾乃の気持ちは前にも増した。綾乃は私をうっとりと見つめた。

「本当に大好きだよナギちゃん。私ナギちゃんの事いつも考えてるんだよ…」

「ふふふ。私も。綾乃が好き過ぎるからよく考えちゃう。それに綾乃は可愛いし……」

引き寄せられるようにキスをして求めてくる綾乃に応えるように激しくキスをする。より深く舌を入れて荒々しく求めれば綾乃は嬉しそうな顔をする。

「はぁ、ナギちゃん……あっ」

「ん?……なに?」

もうそろそろか。綾乃は唇を離すと快楽に満ちた目で求めてきた。

「今日も……しよう?」

「うん。でも、今日はさ、新しい玩具買ったからそれでしない?」

「どんなの買ったの?」

もう玩具に抵抗がない綾乃は期待したような顔をする。買ったも何も元から用意していたやつだが今の綾乃を見る限り頃合いだと思った。私は棚にしまっておいた玩具をベッドに置いた。

「これだよ。ディルドと首輪。今日はさ、綾乃が一人でしてるとこ見たいなって思って」

バイブは徐々に大きさや長さがあるやつでやっていたからきっとこの黒光りしたリアルな男性器の形をした太いディルドは入るだろう。綾乃は恥ずかしそうに言った。

「こんなの……入るかな?」

「入るよ。同じくらい太いやつ入れたじゃんこないだ。あれ気持ち良かったでしょ綾乃?」

「……うん。……でも、今日は、ナギちゃんしてくれないの?」

綾乃はディルドも気になっていたようだが一人でするというのも気になっていたようだ。私の玩具なんだから一人でよがってんのを見ないでどうするんだよ。そういう無様な姿をもっと見て楽しみたいのに。
私はにっこり笑った。

「最初はするよ?でも、最後は手伝うだけ。やだ?」

「やじゃないけど……ナギちゃんに、触っててほしい……」

「大丈夫だよ。いつもみたいにちゃんとしてあげるから」

「……キスも、してくれる?」

「勿論。いつもしてるじゃん。綾乃はキスしながらの方がいいんでしょ?」

「……うん」

可愛い綾乃にキスをして安心させるように笑うと綾乃も笑みを見せた。まぁ、するかどうかは綾乃の反応によるが、今日はどんな風によがるだろうか?私の期待以上の反応を見せれば綾乃の望みは叶えてやるがきっといい反応をするだろう。綾乃は着実に私の可愛い玩具になってきているから。

「じゃあ、脱いで綾乃?今日は首輪もつけてあげるから」

「うん」

素直に頷いた綾乃は服を抵抗もなく脱いでいく。私はいつものように笑って見つめていると綾乃は時折自分からキスをして嬉しそうに笑って裸になっていく。
もうこの行為が綾乃の中で良いものに変わっているからだろうが、全ての服を脱ぎ終わると綾乃は少し恥じらいを見せる。それでもまた笑ってキスをしてきた。

「脱いだよナギちゃん」

「うん。じゃあ、ちょっと待って」

私からも軽く何度かキスをして私は綾乃に首輪をつけてあげた。黒い皮の首輪は裸の綾乃にはよく似合っていて案の定可愛くなった。首輪についているリードを軽く引っ張ると綾乃の体も同時に引き寄せられる。それがますます犬のように見えてしまって私は笑っていた。

「可愛い綾乃。よく似合ってるよ。早くしたくなっちゃった」

「……うん。私もしたい……」

「ふふふ。今日はそうだなぁ……可愛いから目隠しもしていい?」

「うん……」

これから私の楽しい時間が始まる。今日はどこまでやろうか?私は頷いた綾乃に目隠しをするとキスをして囁いた。

「綾乃四つん這いになって?うずくまっちゃダメだよ?」

「うん」

綾乃は私の命令にすぐに四つん這いになって尻を私に向けた。従順な綾乃ににやけながら私は指でそこに触れた。もう十分に濡れていて指がすんなり入ってしまう。どうやら綾乃は期待していたようだ。

「もう入れてもいい綾乃?」

「あっ、……んっ……いいよ……」

「じゃあ、まずは細いやつから入れようか」

中を少し触ってから私はバイブを取り出すと振動させてスイングもさせた。機械音を鳴らしながら私は綾乃の濡れたそこにバイブの先端を押し当てる。綾乃は気持ち良さそうに声を漏らした。

「あっ、はぁっ……ナギちゃん、早く……」

「うん。じゃあ、自分で入れてみて?そしたら動かしてあげる」

「う、うん……」

リードを軽く引いて命令すると綾乃は言われた通りバイブを自分から中に入れた。慣れたように後ろに下がりながら入れた綾乃は中で動くバイブに腰をひくつかせながら言った。

「あ、っん!……はぁ、ナギちゃん、動かして……」

「うん。いいよ」

「あっ!んっ……んっ……んっ……はぁ……ナギ、ちゃん……」

ヴーっと鳴り続けているバイブを出し入れしてやると気持ち良さそうに喘ぎだした。しかしこんなもんじゃつまらなくて私は出し入れを早くしながら綾乃のクリトリスを指で触れながら話しかけた。

「綾乃どう?もうイきそう?」

「はぁ……はぁ……はぁ……んっ、んっ……イき、そう……」

「そっか。じゃあ、イったらもっと太いのにしてあげる」

「あっ、……あっ!ナギ、ちゃん……!私……本当に……」

ぬちゃぬちゃ綾乃のが音を立て始めて垂れてきている。
シーツを強く握りながら快楽を感じる綾乃は呆気なく果ててしまった。

「あっ!はぁ!っん!……はぁ、はぁ……」

「綾乃まだ休んじゃダメだよ?今日はずっとやり続けないとキスもしないし触らないからね」

「あぁっ!んっ!はぁ!……ナギ、ちゃん……!」

イっている綾乃に容赦なく一回り大きなバイブを入れる。綾乃はそれだけで腰を震わせていたがまだ足りない。私が見たいのはこれじゃない。私はまるで作業のように綾乃の中に出し入れしながら何度か綾乃をイかせると綾乃はまだ始まったばかりだと言うのに尻を上げながら上半身をベッドに押し付けてうずくまってしまった。
快感が強すぎると綾乃はよくこうなってしまうがようやく本当の意味でスイッチが入ったようだ。ここまでくれば私の見たいものが見れる。
私は鼻で笑いながら初めての行為を試した。

「綾乃、うずくまっちゃダメって言ったよね?怒るよ?」

「んっ!あぁっ!……うん……。……ご、ごめん、ね……はぁ、んっ……はぁ……」

尻を思いっきり叩いてやると綾乃はイったのか痙攣したかのように腰を動かした。動き続けているバイブから綾乃の液が垂れてくる。こいつは本当に躾のしがいがある。私は笑いながらリードを強く引っ張った。

「ほら、起きて?何寝てんの?」

「はぁっ……あっ、うん……わ、……んっ!わかった…から…」

リードを強く引っ張ると首が軽く閉まるから綾乃は息が苦しいのかすぐに起き上がった。犬が可愛らしく言う事を聞くのに優越感を感じた私はバイブを奥まで入れてからまた尻を叩いた。綾乃はそれにまた腰を震わせていた。

「んんっ!!はぁっ!……んんっ!あぁっ!……はぁ……」

「言うこと聞かないからちょっといじめようと思ったのに感じてんの綾乃?」

シーツを握りしめてうずくまらないようにしている綾乃にわざとらしく尋ねてみる。可愛い反応をするからもっと虐めてやりたいがまだまだこれは始まりに近い。
私は快感に苦しそうな綾乃のためにバイブの動きを止めた。

「はぁ、……はぁっ、はぁっ、……んっ、はぁ……」

「綾乃?答えてよ?怒るよ?」

優しく言えば綾乃はまだ続く快感に感じながら答えた。

「はぁ、……はぁ、感、じた……よ。……ぞくぞく……して、……んっ、バイブも……気持ち良くて……」

「じゃあ、もっとする?すごい気持ち良さそうだったし」

「うっ……はぁ、したいけど……ナギちゃんと、ちゃんとしたい……まだ、キスも、触るのもダメ?」

「う~ん。そんなにしたいの?」

もっと虐げたかったが綾乃は私とキスをしたり私自身にしてもらうのによく拘っている。私がしたってすぐイくくせに私に依存しているからだろう。綾乃はすぐに答えた。

「したい……。ナギちゃんとずっとしたかったから……」

「そっ。じゃあ、私としながらやればいっか。そっちの方が気持ちいいもんね。綾乃こっちおいで」

「んっ!……はぁ、うん……」

まぁ、何回もイってたし、至近距離で虐げた方が愉しいだろう。私は仕方なく頷いて綾乃からバイブを抜くとリードを引っ張って近くまで来させた。

「綾乃上に乗って?今日は向き合いながらしよ?」

「うん……。ナギちゃん、早くキスしたい……」

「分かってるよ。そんな焦らないの」

私の太ももに股がってきた綾乃にキスをしてやると綾乃は私に抱きつきながらキスに夢中になっていた。
自分から積極的に舌を絡めてくる綾乃は相当したかったのか、私は舌を絡めながら太ももを動かして綾乃の股に押し付ける。それだけで腰を引いた綾乃が逃げないように腰に腕を回して私はまた尻を思い切り叩いた。
遊びはまだまだこれからだ。

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