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待ち人達の昔話
びっくり箱の掃除
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次の日、目が覚めると子供達はまだ寝ていた。
日はこれから出てくるのだろうか、あたりはまだうっすらと暗く、窓の外は少し霧がかっていた。
「うーん…いたた…」
椅子の上で熟睡してしまっていたので、硬くなった体を伸ばして立ち上がる。
そのまま、窓と少し開けて空気を入れかえながら、暖炉で水とスープを火にかけて、お風呂場の洗面台で運んだ井戸水で顔を洗う。
お風呂も入りたいけど、そもそも服の洗濯もしないといけない…この小屋に使えるものがあればいいんだけど。…天井のあの穴、なんか気になるなぁ。
白湯を飲みながら、そんなことを考えていると、子供達が起き出してくる音がした。
「じゃあ、掃除…もとい、探検を始めよう!」
子供たちが顔を洗い、朝食のスープを飲み切った後、シンが声かけをして、家の中の探検が始まった。
一番初めは、あの天井の穴だったが、ここはラークに肩車をしてもらっても、届きそうになかったので、一旦諦めて、それぞれの部屋の掃除をする。
「ねー!シリ…シン!お風呂場の紐引っ張ったら、なんか変なアワアワが出てきた!」
「うわぁ!この壁さわろうとしたら穴が空いた!」
子供達からつぎつぎと叫び声が上がる。
シンが掃除した台所もなぜか棚の大きさに合わない量の調味料や、調理道具が出てきた。
調味料は、特に液体は開けると匂いがすごいことになっていたので、塩や胡椒などの粉末はのこして捨てる。瓶を取っておこうとしたら、延々と中身が出てくるので、深く考えないようにして、瓶ごと空いている樽に突っ込む。
日が高くなった頃に一旦休止を挟んだ。
予測不能な仕掛けのオンパレードに、レナードとジェマは大興奮だが、サンとセルはぐったりしていた。シンとしても、このまま探検と称した掃除を進めると、家がぼろぼろになりそうだったので、休憩の後は残っていた場所の埃を軽く払えた段階で、名残惜しそうなレナードとジェマにを宥めて、強制終了にした。
持ち主が作った仕掛けなのだろうか。
だとすると、これはかなりの手練れに違いない。これは、持ち主と出くわして危険な目に会う前に、街に出た方がいいかもしれないとシンは少し思った。
しかし、疲れたものの、掃除の成果は確実にあった。
昨日までは自分たちが使う場所だけ埃を払っていたが、分厚い埃がなくなるだけで、随分とスッキリした。
美味しくなった空気の中で、もう一度軽い休憩をしてから、一行は再び森の奥を探検することにした。
日はこれから出てくるのだろうか、あたりはまだうっすらと暗く、窓の外は少し霧がかっていた。
「うーん…いたた…」
椅子の上で熟睡してしまっていたので、硬くなった体を伸ばして立ち上がる。
そのまま、窓と少し開けて空気を入れかえながら、暖炉で水とスープを火にかけて、お風呂場の洗面台で運んだ井戸水で顔を洗う。
お風呂も入りたいけど、そもそも服の洗濯もしないといけない…この小屋に使えるものがあればいいんだけど。…天井のあの穴、なんか気になるなぁ。
白湯を飲みながら、そんなことを考えていると、子供達が起き出してくる音がした。
「じゃあ、掃除…もとい、探検を始めよう!」
子供たちが顔を洗い、朝食のスープを飲み切った後、シンが声かけをして、家の中の探検が始まった。
一番初めは、あの天井の穴だったが、ここはラークに肩車をしてもらっても、届きそうになかったので、一旦諦めて、それぞれの部屋の掃除をする。
「ねー!シリ…シン!お風呂場の紐引っ張ったら、なんか変なアワアワが出てきた!」
「うわぁ!この壁さわろうとしたら穴が空いた!」
子供達からつぎつぎと叫び声が上がる。
シンが掃除した台所もなぜか棚の大きさに合わない量の調味料や、調理道具が出てきた。
調味料は、特に液体は開けると匂いがすごいことになっていたので、塩や胡椒などの粉末はのこして捨てる。瓶を取っておこうとしたら、延々と中身が出てくるので、深く考えないようにして、瓶ごと空いている樽に突っ込む。
日が高くなった頃に一旦休止を挟んだ。
予測不能な仕掛けのオンパレードに、レナードとジェマは大興奮だが、サンとセルはぐったりしていた。シンとしても、このまま探検と称した掃除を進めると、家がぼろぼろになりそうだったので、休憩の後は残っていた場所の埃を軽く払えた段階で、名残惜しそうなレナードとジェマにを宥めて、強制終了にした。
持ち主が作った仕掛けなのだろうか。
だとすると、これはかなりの手練れに違いない。これは、持ち主と出くわして危険な目に会う前に、街に出た方がいいかもしれないとシンは少し思った。
しかし、疲れたものの、掃除の成果は確実にあった。
昨日までは自分たちが使う場所だけ埃を払っていたが、分厚い埃がなくなるだけで、随分とスッキリした。
美味しくなった空気の中で、もう一度軽い休憩をしてから、一行は再び森の奥を探検することにした。
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