30 / 148
違い
しおりを挟む
悠のマンションからの帰り道
俺はいつも ジョギングをながら帰る
(悠の様子が おかしかったのが気になるなぁ~ 悠の顔 覗き込めば良かったかなぁ~ でも 悠は 大丈夫って言ってたし・・・)
俺は 玄関のドアを開けた
(あれ 母ちゃん帰ってる)
「母ちゃん ただいま」
母ちゃんが台所で 夕飯の支度をしていた
「あら正臣お帰り 凄い汗」
「あぁ~俺 シャワー浴びて来るよ」
俺は シャワーを浴びた
(悠とシャワー浴びたっけ・・・ 俺 悠の事 見られなかったなぁ~ 悠は あんな事されて 嫌じゃ~なかったのかぁ~? 俺 また 自分の事ばっかだった・・・ 悠の気持ち 何も考えねぇ~で・・・)
俺は シャワーを浴び終え台所へ
テーブルには すでに料理が並んでいた
俺は 頭をふきながら椅子に座った
「なぁ~ 母ちゃん」
「何? あー正臣 宿題はちゃんと終わってるんでしょうねぇ~」
「当ったり前だろう・・・ 悠が居て 終わらねぇ~訳ねぇ~だろう」
「ならいいけど・・・ 正臣 ちゃんと悠君に お礼言ったんでしょうねぇ~ 泊まり掛けで 宿題手伝ってくれたんだから」
「あぁ~言った・・・ 本当に 悠のおかげだ・・・」
母ちゃんも 椅子に座った
「いただきます」
「ところで・・・ さっき正臣 何か言いかけなかった?」
「あぁ~ そうだ母ちゃんさぁ~ 父ちゃんのどこが良かったの?」
「何よ~いきなり・・・ あ~ん 父ちゃんとの 馴れ初め聞きたいの~」
母ちゃんが ニヤニヤしている
(ちょっと キモッ)
「別に そうじゃ~ねぇ~けど」
「じゃ~ 何なのよ・・・」
「だってさぁ~ 母ちゃん 誰とでも話せるって言うかさぁ~ 社交的じゃん サッカークラブに初めて来た お母さんにも話しかけてたしさぁ~」
「それは サッカークラブに新しい友達が増える事は 嬉しいじゃない 子供も大人も初めは ドキドキするでしょう 子供は柔軟性があるし 直ぐに仲良くなれるけど 大人はそうはいかないのよ・・・ 気まずい思いは 誰だって嫌でしょう だから 安心してもらう為もあるし 母ちゃんもどんな人なのか 知りたいのもあってね」
俺は おかずに手を伸ばした
「でもさぁ~ 父ちゃんは違くねぇ~ 物静かって言うか 慎重って言うか・・・ うまく言えねぇ~けど あー でも 父ちゃんの一言は スゲー重みがあるって言うか グって来るって言うか 俺 今 何言ってる?」
母ちゃんが笑った
「あーとにかく 俺は父ちゃんと母ちゃんが 全然 違う性格って事が言いたいんだよ」
「あら全然 違うからいいんじゃない 母ちゃんみたいな旦那さんだったら 母ちゃんうるさくて疲れちゃうだろうし・・・ しょっちゅうケンカになってると思う 父ちゃんみたいな奥さんねぇ~ まぁ~ それは それで うまくいくのかもしれないけど・・・ 母ちゃんは 父ちゃんがあ~いう~人で良かったと思ってる 自由にさせてくれるし うるさく言わないしねぇ~」
母ちゃんは 嬉しそうに笑った
「そうだよなぁ~ 母ちゃんは父ちゃんみたいな人と出会えて 正解だったよなぁ~ 母ちゃんたまにはいい事言うじゃん」
(そうだよ・・・ 違うからいいんじゃん 俺と悠だってゼッテー うまく行く)
「正臣 たまにはって何よ たまにはって・・・ 父ちゃんと母ちゃんが出会えなかったら 正臣はここに存在して無かったのよ・・・」
母ちゃんが ちょっとふくれてる
「あぁ~ そうだよなぁ~ めっちゃ感謝している」
(この時代に生まれて来た事 悠に巡り会えた事・・・ 俺はスゲー感謝してる)
「あーそうだ 母ちゃん スパイクだいぶキツイ」
「え~この間 買ったばっかじゃん」
「それ いつの話だよ」
俺は また おかずに手を伸ばした
「正臣 また少し 背が伸びたんじゃない?」
「そうかなぁ~?」
「まぁ~育ち盛りだしねぇ~ でもまだ 父ちゃんの方が大きいわね~」
「俺 多分 父ちゃんよりも大きくなるよ」
「当たり前でしょう・・・ 誰が食べさせてると思ってんのよ」
母ちゃんは お茶を飲みながらそう言った
「あぁ~ それはいつも感謝してる」
(母ちゃんの作る料理は お世辞抜きに いつもうまい・・・ 仕事から帰って来て 料理を作る ホントにスゲーよ・・・ )
母ちゃんは 嬉しそうに笑った
「それより正臣 明日の部活 何時からなの?」
「わかんねぇ~ これから隆んとこ電話する ごちそうさま」
「もう正臣 しっかりしてよ・・・」
俺は 隆ん家に電話をかけた
僕の机の上には 榎本から借りた本 『君への想い』がある
(この本は僕 1人の時に読んだ方がいい きっとまた泣いてしまう)
白い背表紙のこの本が 本屋さんに並んでいて 榎本も僕と同じ様に この本に惹かれた
(たった1泊しただけなのに こんな気持ちになるなんて・・・ 僕は 自分が思っている以上に 榎本の事が好きだったんだ・・・ もう 榎本と離れられない)
僕は 榎本の借りた本をながめながら 強くそう思っていた
(つづく)
俺はいつも ジョギングをながら帰る
(悠の様子が おかしかったのが気になるなぁ~ 悠の顔 覗き込めば良かったかなぁ~ でも 悠は 大丈夫って言ってたし・・・)
俺は 玄関のドアを開けた
(あれ 母ちゃん帰ってる)
「母ちゃん ただいま」
母ちゃんが台所で 夕飯の支度をしていた
「あら正臣お帰り 凄い汗」
「あぁ~俺 シャワー浴びて来るよ」
俺は シャワーを浴びた
(悠とシャワー浴びたっけ・・・ 俺 悠の事 見られなかったなぁ~ 悠は あんな事されて 嫌じゃ~なかったのかぁ~? 俺 また 自分の事ばっかだった・・・ 悠の気持ち 何も考えねぇ~で・・・)
俺は シャワーを浴び終え台所へ
テーブルには すでに料理が並んでいた
俺は 頭をふきながら椅子に座った
「なぁ~ 母ちゃん」
「何? あー正臣 宿題はちゃんと終わってるんでしょうねぇ~」
「当ったり前だろう・・・ 悠が居て 終わらねぇ~訳ねぇ~だろう」
「ならいいけど・・・ 正臣 ちゃんと悠君に お礼言ったんでしょうねぇ~ 泊まり掛けで 宿題手伝ってくれたんだから」
「あぁ~言った・・・ 本当に 悠のおかげだ・・・」
母ちゃんも 椅子に座った
「いただきます」
「ところで・・・ さっき正臣 何か言いかけなかった?」
「あぁ~ そうだ母ちゃんさぁ~ 父ちゃんのどこが良かったの?」
「何よ~いきなり・・・ あ~ん 父ちゃんとの 馴れ初め聞きたいの~」
母ちゃんが ニヤニヤしている
(ちょっと キモッ)
「別に そうじゃ~ねぇ~けど」
「じゃ~ 何なのよ・・・」
「だってさぁ~ 母ちゃん 誰とでも話せるって言うかさぁ~ 社交的じゃん サッカークラブに初めて来た お母さんにも話しかけてたしさぁ~」
「それは サッカークラブに新しい友達が増える事は 嬉しいじゃない 子供も大人も初めは ドキドキするでしょう 子供は柔軟性があるし 直ぐに仲良くなれるけど 大人はそうはいかないのよ・・・ 気まずい思いは 誰だって嫌でしょう だから 安心してもらう為もあるし 母ちゃんもどんな人なのか 知りたいのもあってね」
俺は おかずに手を伸ばした
「でもさぁ~ 父ちゃんは違くねぇ~ 物静かって言うか 慎重って言うか・・・ うまく言えねぇ~けど あー でも 父ちゃんの一言は スゲー重みがあるって言うか グって来るって言うか 俺 今 何言ってる?」
母ちゃんが笑った
「あーとにかく 俺は父ちゃんと母ちゃんが 全然 違う性格って事が言いたいんだよ」
「あら全然 違うからいいんじゃない 母ちゃんみたいな旦那さんだったら 母ちゃんうるさくて疲れちゃうだろうし・・・ しょっちゅうケンカになってると思う 父ちゃんみたいな奥さんねぇ~ まぁ~ それは それで うまくいくのかもしれないけど・・・ 母ちゃんは 父ちゃんがあ~いう~人で良かったと思ってる 自由にさせてくれるし うるさく言わないしねぇ~」
母ちゃんは 嬉しそうに笑った
「そうだよなぁ~ 母ちゃんは父ちゃんみたいな人と出会えて 正解だったよなぁ~ 母ちゃんたまにはいい事言うじゃん」
(そうだよ・・・ 違うからいいんじゃん 俺と悠だってゼッテー うまく行く)
「正臣 たまにはって何よ たまにはって・・・ 父ちゃんと母ちゃんが出会えなかったら 正臣はここに存在して無かったのよ・・・」
母ちゃんが ちょっとふくれてる
「あぁ~ そうだよなぁ~ めっちゃ感謝している」
(この時代に生まれて来た事 悠に巡り会えた事・・・ 俺はスゲー感謝してる)
「あーそうだ 母ちゃん スパイクだいぶキツイ」
「え~この間 買ったばっかじゃん」
「それ いつの話だよ」
俺は また おかずに手を伸ばした
「正臣 また少し 背が伸びたんじゃない?」
「そうかなぁ~?」
「まぁ~育ち盛りだしねぇ~ でもまだ 父ちゃんの方が大きいわね~」
「俺 多分 父ちゃんよりも大きくなるよ」
「当たり前でしょう・・・ 誰が食べさせてると思ってんのよ」
母ちゃんは お茶を飲みながらそう言った
「あぁ~ それはいつも感謝してる」
(母ちゃんの作る料理は お世辞抜きに いつもうまい・・・ 仕事から帰って来て 料理を作る ホントにスゲーよ・・・ )
母ちゃんは 嬉しそうに笑った
「それより正臣 明日の部活 何時からなの?」
「わかんねぇ~ これから隆んとこ電話する ごちそうさま」
「もう正臣 しっかりしてよ・・・」
俺は 隆ん家に電話をかけた
僕の机の上には 榎本から借りた本 『君への想い』がある
(この本は僕 1人の時に読んだ方がいい きっとまた泣いてしまう)
白い背表紙のこの本が 本屋さんに並んでいて 榎本も僕と同じ様に この本に惹かれた
(たった1泊しただけなのに こんな気持ちになるなんて・・・ 僕は 自分が思っている以上に 榎本の事が好きだったんだ・・・ もう 榎本と離れられない)
僕は 榎本の借りた本をながめながら 強くそう思っていた
(つづく)
0
あなたにおすすめの小説
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【本編完結】才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。
ホマレ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。
その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。
胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。
それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。
運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。
【完結】口遊むのはいつもブルージー 〜双子の兄に惚れている後輩から、弟の俺が迫られています〜
星寝むぎ
BL
お気に入りやハートを押してくださって本当にありがとうございます! 心から嬉しいです( ; ; )
――ただ幸せを願うことが美しい愛なら、これはみっともない恋だ――
“隠しごとありの年下イケメン攻め×双子の兄に劣等感を持つ年上受け”
音楽が好きで、SNSにひっそりと歌ってみた動画を投稿している桃輔。ある日、新入生から唐突な告白を受ける。学校説明会の時に一目惚れされたらしいが、出席した覚えはない。なるほど双子の兄のことか。人違いだと一蹴したが、その新入生・瀬名はめげずに毎日桃輔の元へやってくる。
イタズラ心で兄のことを隠した桃輔は、次第に瀬名と過ごす時間が楽しくなっていく――
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる