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作戦会議
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俺は 悠を送りに行ってすぐ 隆の家に電話をした
明日の朝 副ちゃんと話をする為に
(悠 大丈夫かなぁ~ 悠を送って行った時は 普通に悠と話ができたけど・・・ 意外に悠は 俺と話をする事で スッキリしたのかもしんねぇ~なぁ~ それとも 俺とキスして落ち着いたか それなら嬉しいなぁ~)
「おい 正臣」
「何? 何か言った?」
隆が俺の隣で 俺を見ていた
「正臣がいつもの時間よりも 早く行くって言ったんだろう そのお前がボケ~っとしてるって何なんだよ」
「あぁ~悪い 急ごう」
(隆は 俺が急ぐ理由を聞かない・・・ そういう所 尊敬するし 俺には出来ねぇ~事だ)
「おいあれ 前に居るの委員長と副ちゃんじゃねぇ~のか」
登校している生徒の列から 見え隠れする 委員長と副ちゃんの姿があった
(ホントだ 委員長と副ちゃんだ)
「何で隆がわかった?」
「正臣 それは俺が 背が低いのにコイツ よく見えたなぁ~って言いたいのかぁ~」
そう言って隆は 俺をにらみ付けていた
「いや そんな事は・・・」
俺はそう言って 生徒をかき分け 隆をおいて走った
「正臣」
隆の大きな声で 委員長と副ちゃんが振り返った
「おはよう 委員長 副ちゃん」
俺は 委員長と副ちゃんの後ろで止まった
「おはよう 榎本君 どうしたの?」
「えっあぁ~ 朝の運動」
そう言ったそばから 隆も追いついた
「正臣てめぇ~」
委員長と副ちゃんが驚いていた
「隆 俺 なんも言ってねぇ~じゃん」
「いいや~ 正臣の目が そう言ってた」
「なんだよ それ~」
「2人とも 朝から元気だね」
副ちゃんが いつもの笑顔でそう言った
「何・・・ 今日は 2人とも早くない?」
委員長が 俺と隆を見た
「あぁ~ 今日 運動会の種目いろいろ決めるんだろう」
「うんでもそれ 6時間目のロングホームルームだよ」
委員長が そう言うと隆に突っ込まれた
「どんだけ気合い 入れてるんだよ正臣」
隆の言葉に 委員長と副ちゃんが笑った
(ここで 副ちゃんと一緒に登校できて良かった・・・ やっぱ俺が ちゃんと副ちゃんに確かめたい・・・ でもなぁ~ 委員長と隆がなぁ~ ここで副ちゃんちょっととは 今 言える状態じゃ~ねぇ~ 委員長も隆も変に思うだろう チャンスはまだある・・・)
俺は この場をやり過ごした
僕は いつもの時間に教室に入った
榎本が帰り際 早めに登校すると言っていた
榎本より先に リーダーと須藤さんが教室に入って来た
「高橋君 おはよう」
「おはよう リーダー 須藤さん」
委員長と副ちゃんじゃなくて 良かったと僕は思っていた
(ヤベ~やっぱ 悠の笑顔が見てぇ~ 不安を早く取り除いてやりてぇ~)
俺は 昇降口に入る手前で 副ちゃんに声をかけた
「副ちゃん悪い ちょっと話あるんだけど・・・」
「えっ私?」
委員長と副ちゃんが振り返り 俺を見た
「なんだよ正臣 内緒話かよ~」
隆が いつもの口調でそう言った
「あぁ~そうだ」
俺も言い返した
「おっ認めたなぁ~」
「隆 うるせぇ~」
俺の言葉に隆が引いた
「わかったよ 委員長行こう」
やっと邪魔者が 居なくなってくれた
「榎本君 話って何?」
副ちゃんは 俺に近づいて来た
(副ちゃんとこうして話をするのは 初めてだ)
俺は 昇降口から外れた所へ 副ちゃんを連れ 出来るだけ小さな声で話た
「副ちゃん 俺と悠の事なんだけど」
そう話をしたとたん 副ちゃんが笑顔になった
「私が思っている通りだって事で いいのかなぁ~?」
「あぁ~ 多分」
副ちゃんは 周りを見回しキョロキョロしていて それ以上の事は 俺に聞いてはこなかった
「じゃ~ 委員長に聞かれたら 恋愛相談だったって言っておくねぇ~ 榎本君が 女の子の気持ちを聞きたかったって事で・・・」
「副ちゃん ありがとう」
副ちゃんはまた 笑顔になった
「えっぜんぜんだよ~ 榎本君も私が・・・ そういうの好きな事 秘密だからねぇ~」
「あぁ~大丈夫だ だからあんまり悠には そういう話は・・・」
「わかってる・・・ あぁ~でも凄く嬉しい・・・ 私 そういう話できる人居なくてさぁ~ しかも身近に・・・ 私の今の気持ち 榎本君にわかるかなぁ~ これからは そういう話ができるのねぇ~」
副ちゃんが嬉しそうに 笑いながらそう話ていた
俺と副ちゃんは 別の話をしながら教室に入った
「珍しい組み合わせだ~」
俺と副ちゃんを見て 須藤の声が飛んできた
(榎本が・・・ 副ちゃんと)
僕は2人の姿に驚いた
榎本は 須藤さんとリーダー 大塚君と話をしている
(榎本は もしかして・・・)
副ちゃんはそのまま 僕の隣に座った
「高橋君 おはよう」
「おはよう 副ちゃん」
(良かった・・・ 副ちゃんは委員長と話をしている)
僕が ホッとしていると チャイムが鳴った
「悠 あとでなぁ~」
榎本が軽く僕に手を上げた
「高橋君 榎本君から話は聞いたよ」
副ちゃんは小さな声で 人差し指を自分のくちびるに立てた
(副ちゃんは 榎本に話を聞いた・・・)
(悠に話して・・・ 悠を早く安心させてやりてぇ~のに リーダーと須藤に邪魔された・・・ まぁ~いい まだ今日が始まったばかりだ)
僕の頭の中は 副ちゃんの言葉が繰り返され 休み時間も 榎本と何度か目を合わせたけれど聞けず
僕は不安なまま 6時間目になってしまった
(あぁ~ヤベ~ 教室移動とか休み時間に昼休み ことごとく誰かに邪魔されて まったく悠と話が出来なかった)
俺は 一番前の席から 一番後ろに席の悠の姿を見ていた
榊先生が 教室に入って来た
「さぁ~昨日も話をした通り この時間を使って 待ちに待った運動会を みんなが楽しむ為の選手を決める 個人的には4組 村上のクラスには 絶対に負けたくはないんだが・・・」
「先生 任せて」
リーダーが 元気に言った
「おう 楓がそう言うなら 大丈夫だなぁ~」
先生が 嬉しそうに笑った
「じゃ~ 委員長と副ちゃん 前に来て進行してくれ」
委員長と副ちゃんは立ち上がり前へ 同時に先生が 僕の隣 副ちゃんの席に座った
クラス全員が参加する
大ムカデ
全員リレー
個人競技種目
障害物競走 男子 2人 女子 2人
1500メートル 男子 1人
1000メートル 女子 1人
学級対抗リレー 男子 2人 女子 2人
色別対抗リレー 男子 1人 女子 1人
副ちゃんが黒板に書き 委員長がみんなに説明をした
「委員長 俺 全部出てもいいよ」
榎本の言葉に 委員長が答えた
「ありがとう榎本 でも無理があるよ・・・」
「正臣は 1500と色別対抗リレーが適任なんじゃねぇ~」
大塚君が声をあげた
「榎本どうかなぁ~」
それに委員長が 榎本に話をふった
「俺は 正直何でもいいよ」
「みんなは どうかなぁ~」
委員長は 手を上げて みんなに意見を求めた
誰も手を上げる人は居なかった
僕は戦力外なので みんなの話をただ 聞いているだけだった
榊先生も 僕の隣で僕達の様子をただ 黙って見ていた
「リーダー 女子で足の速い人って誰が居る?」
委員長は リーダーに話を聞いた
「そうだなぁ~ 女子は 極端に足の遅い人は居ないと思う・・・ でも やっぱり足が速いって言ったら・・・ 運動部だよね 副ちゃんは持久力があるよねぇ~」
副ちゃんは 自分を指でさした
「副ちゃん 1000メートルに出てくれる?」
委員長が副ちゃんと向かい合い 副ちゃんがうなずいた
一瞬の出来事にもかかわらず 僕は 委員長と副ちゃんに見とれてしまった
(委員長と副ちゃんが向かい合っただけなのに 凄くいい雰囲気になる・・・ 多分みんなも そう思っているんだろうなぁ~)
次々と選手が決まり
拍手がおこり みんなが盛り上がる
全員リレーの走る順番を決めることになり
いろいろな案が出た
足の速い人を 先頭とアンカーにする
中盤を速い人にする
足に自信がない人を交互に挟む
(リーダーの話だと 女子の遅いヤツは居ないって言ってた・・・ そうなるとやっぱ悠かぁ~)
榎本が立ち上がり 僕にいきなり聞いてきた
「悠は どの辺で走りたい?」
みんなが一斉に僕の方見た
僕はびっくりして 言葉が出なかった
「やっぱさぁ~俺は 悠が胆になると思うんだだから・・・ だからさぁ~悠が 走りやすい形をとるのがいいと思うんだ」
榎本の話を みんなは聞いてくれて 僕は少し落ち着く事ができた
「悠・・・ 正臣が 言ってくれた厚意に甘えても いいんじゃ~ねぇ~か」
先生が僕の隣で そう言ってくれた
僕は立ち上がり 榎本を真っ直ぐに見た
「僕は・・・ 僕は みんなの足手まといにならない様に 頑張りたい でも僕は足が遅いので出来れば・・・ 足の速い人を 僕の前後にしてほしい」
「悠 大丈夫だ・・・ 俺が悠のバトンを受け取る」
榎本の言葉を委員長がさえぎった
「榎本悪い・・・ 出来れば榎本には アンカーを頼みたい」
榎本は 委員長の言葉に 啞然としていた
「正臣・・・ 俺が高橋のバトンを受け取ってやるよ」
(隆・・・ さすが隆・・・ サッカーと一緒でホローがうまい)
「じゃ~さぁ~ 楓がトップバッターで走って・・・ 私 高橋君の前を走るよ」
須藤さんの言葉に先生が反応した
「楓が1番かぁ~ 楓は速いぞ・・・ 俺のクラスは 優秀者ぞろいだなぁ~」
先生が自慢げにそう言った
みんなも満足げだ
全員リレーの走る順番が決まり
大ムカデは 実際にやってみてから 決めることになった
運動会まで あと1ヶ月
(つづく)
明日の朝 副ちゃんと話をする為に
(悠 大丈夫かなぁ~ 悠を送って行った時は 普通に悠と話ができたけど・・・ 意外に悠は 俺と話をする事で スッキリしたのかもしんねぇ~なぁ~ それとも 俺とキスして落ち着いたか それなら嬉しいなぁ~)
「おい 正臣」
「何? 何か言った?」
隆が俺の隣で 俺を見ていた
「正臣がいつもの時間よりも 早く行くって言ったんだろう そのお前がボケ~っとしてるって何なんだよ」
「あぁ~悪い 急ごう」
(隆は 俺が急ぐ理由を聞かない・・・ そういう所 尊敬するし 俺には出来ねぇ~事だ)
「おいあれ 前に居るの委員長と副ちゃんじゃねぇ~のか」
登校している生徒の列から 見え隠れする 委員長と副ちゃんの姿があった
(ホントだ 委員長と副ちゃんだ)
「何で隆がわかった?」
「正臣 それは俺が 背が低いのにコイツ よく見えたなぁ~って言いたいのかぁ~」
そう言って隆は 俺をにらみ付けていた
「いや そんな事は・・・」
俺はそう言って 生徒をかき分け 隆をおいて走った
「正臣」
隆の大きな声で 委員長と副ちゃんが振り返った
「おはよう 委員長 副ちゃん」
俺は 委員長と副ちゃんの後ろで止まった
「おはよう 榎本君 どうしたの?」
「えっあぁ~ 朝の運動」
そう言ったそばから 隆も追いついた
「正臣てめぇ~」
委員長と副ちゃんが驚いていた
「隆 俺 なんも言ってねぇ~じゃん」
「いいや~ 正臣の目が そう言ってた」
「なんだよ それ~」
「2人とも 朝から元気だね」
副ちゃんが いつもの笑顔でそう言った
「何・・・ 今日は 2人とも早くない?」
委員長が 俺と隆を見た
「あぁ~ 今日 運動会の種目いろいろ決めるんだろう」
「うんでもそれ 6時間目のロングホームルームだよ」
委員長が そう言うと隆に突っ込まれた
「どんだけ気合い 入れてるんだよ正臣」
隆の言葉に 委員長と副ちゃんが笑った
(ここで 副ちゃんと一緒に登校できて良かった・・・ やっぱ俺が ちゃんと副ちゃんに確かめたい・・・ でもなぁ~ 委員長と隆がなぁ~ ここで副ちゃんちょっととは 今 言える状態じゃ~ねぇ~ 委員長も隆も変に思うだろう チャンスはまだある・・・)
俺は この場をやり過ごした
僕は いつもの時間に教室に入った
榎本が帰り際 早めに登校すると言っていた
榎本より先に リーダーと須藤さんが教室に入って来た
「高橋君 おはよう」
「おはよう リーダー 須藤さん」
委員長と副ちゃんじゃなくて 良かったと僕は思っていた
(ヤベ~やっぱ 悠の笑顔が見てぇ~ 不安を早く取り除いてやりてぇ~)
俺は 昇降口に入る手前で 副ちゃんに声をかけた
「副ちゃん悪い ちょっと話あるんだけど・・・」
「えっ私?」
委員長と副ちゃんが振り返り 俺を見た
「なんだよ正臣 内緒話かよ~」
隆が いつもの口調でそう言った
「あぁ~そうだ」
俺も言い返した
「おっ認めたなぁ~」
「隆 うるせぇ~」
俺の言葉に隆が引いた
「わかったよ 委員長行こう」
やっと邪魔者が 居なくなってくれた
「榎本君 話って何?」
副ちゃんは 俺に近づいて来た
(副ちゃんとこうして話をするのは 初めてだ)
俺は 昇降口から外れた所へ 副ちゃんを連れ 出来るだけ小さな声で話た
「副ちゃん 俺と悠の事なんだけど」
そう話をしたとたん 副ちゃんが笑顔になった
「私が思っている通りだって事で いいのかなぁ~?」
「あぁ~ 多分」
副ちゃんは 周りを見回しキョロキョロしていて それ以上の事は 俺に聞いてはこなかった
「じゃ~ 委員長に聞かれたら 恋愛相談だったって言っておくねぇ~ 榎本君が 女の子の気持ちを聞きたかったって事で・・・」
「副ちゃん ありがとう」
副ちゃんはまた 笑顔になった
「えっぜんぜんだよ~ 榎本君も私が・・・ そういうの好きな事 秘密だからねぇ~」
「あぁ~大丈夫だ だからあんまり悠には そういう話は・・・」
「わかってる・・・ あぁ~でも凄く嬉しい・・・ 私 そういう話できる人居なくてさぁ~ しかも身近に・・・ 私の今の気持ち 榎本君にわかるかなぁ~ これからは そういう話ができるのねぇ~」
副ちゃんが嬉しそうに 笑いながらそう話ていた
俺と副ちゃんは 別の話をしながら教室に入った
「珍しい組み合わせだ~」
俺と副ちゃんを見て 須藤の声が飛んできた
(榎本が・・・ 副ちゃんと)
僕は2人の姿に驚いた
榎本は 須藤さんとリーダー 大塚君と話をしている
(榎本は もしかして・・・)
副ちゃんはそのまま 僕の隣に座った
「高橋君 おはよう」
「おはよう 副ちゃん」
(良かった・・・ 副ちゃんは委員長と話をしている)
僕が ホッとしていると チャイムが鳴った
「悠 あとでなぁ~」
榎本が軽く僕に手を上げた
「高橋君 榎本君から話は聞いたよ」
副ちゃんは小さな声で 人差し指を自分のくちびるに立てた
(副ちゃんは 榎本に話を聞いた・・・)
(悠に話して・・・ 悠を早く安心させてやりてぇ~のに リーダーと須藤に邪魔された・・・ まぁ~いい まだ今日が始まったばかりだ)
僕の頭の中は 副ちゃんの言葉が繰り返され 休み時間も 榎本と何度か目を合わせたけれど聞けず
僕は不安なまま 6時間目になってしまった
(あぁ~ヤベ~ 教室移動とか休み時間に昼休み ことごとく誰かに邪魔されて まったく悠と話が出来なかった)
俺は 一番前の席から 一番後ろに席の悠の姿を見ていた
榊先生が 教室に入って来た
「さぁ~昨日も話をした通り この時間を使って 待ちに待った運動会を みんなが楽しむ為の選手を決める 個人的には4組 村上のクラスには 絶対に負けたくはないんだが・・・」
「先生 任せて」
リーダーが 元気に言った
「おう 楓がそう言うなら 大丈夫だなぁ~」
先生が 嬉しそうに笑った
「じゃ~ 委員長と副ちゃん 前に来て進行してくれ」
委員長と副ちゃんは立ち上がり前へ 同時に先生が 僕の隣 副ちゃんの席に座った
クラス全員が参加する
大ムカデ
全員リレー
個人競技種目
障害物競走 男子 2人 女子 2人
1500メートル 男子 1人
1000メートル 女子 1人
学級対抗リレー 男子 2人 女子 2人
色別対抗リレー 男子 1人 女子 1人
副ちゃんが黒板に書き 委員長がみんなに説明をした
「委員長 俺 全部出てもいいよ」
榎本の言葉に 委員長が答えた
「ありがとう榎本 でも無理があるよ・・・」
「正臣は 1500と色別対抗リレーが適任なんじゃねぇ~」
大塚君が声をあげた
「榎本どうかなぁ~」
それに委員長が 榎本に話をふった
「俺は 正直何でもいいよ」
「みんなは どうかなぁ~」
委員長は 手を上げて みんなに意見を求めた
誰も手を上げる人は居なかった
僕は戦力外なので みんなの話をただ 聞いているだけだった
榊先生も 僕の隣で僕達の様子をただ 黙って見ていた
「リーダー 女子で足の速い人って誰が居る?」
委員長は リーダーに話を聞いた
「そうだなぁ~ 女子は 極端に足の遅い人は居ないと思う・・・ でも やっぱり足が速いって言ったら・・・ 運動部だよね 副ちゃんは持久力があるよねぇ~」
副ちゃんは 自分を指でさした
「副ちゃん 1000メートルに出てくれる?」
委員長が副ちゃんと向かい合い 副ちゃんがうなずいた
一瞬の出来事にもかかわらず 僕は 委員長と副ちゃんに見とれてしまった
(委員長と副ちゃんが向かい合っただけなのに 凄くいい雰囲気になる・・・ 多分みんなも そう思っているんだろうなぁ~)
次々と選手が決まり
拍手がおこり みんなが盛り上がる
全員リレーの走る順番を決めることになり
いろいろな案が出た
足の速い人を 先頭とアンカーにする
中盤を速い人にする
足に自信がない人を交互に挟む
(リーダーの話だと 女子の遅いヤツは居ないって言ってた・・・ そうなるとやっぱ悠かぁ~)
榎本が立ち上がり 僕にいきなり聞いてきた
「悠は どの辺で走りたい?」
みんなが一斉に僕の方見た
僕はびっくりして 言葉が出なかった
「やっぱさぁ~俺は 悠が胆になると思うんだだから・・・ だからさぁ~悠が 走りやすい形をとるのがいいと思うんだ」
榎本の話を みんなは聞いてくれて 僕は少し落ち着く事ができた
「悠・・・ 正臣が 言ってくれた厚意に甘えても いいんじゃ~ねぇ~か」
先生が僕の隣で そう言ってくれた
僕は立ち上がり 榎本を真っ直ぐに見た
「僕は・・・ 僕は みんなの足手まといにならない様に 頑張りたい でも僕は足が遅いので出来れば・・・ 足の速い人を 僕の前後にしてほしい」
「悠 大丈夫だ・・・ 俺が悠のバトンを受け取る」
榎本の言葉を委員長がさえぎった
「榎本悪い・・・ 出来れば榎本には アンカーを頼みたい」
榎本は 委員長の言葉に 啞然としていた
「正臣・・・ 俺が高橋のバトンを受け取ってやるよ」
(隆・・・ さすが隆・・・ サッカーと一緒でホローがうまい)
「じゃ~さぁ~ 楓がトップバッターで走って・・・ 私 高橋君の前を走るよ」
須藤さんの言葉に先生が反応した
「楓が1番かぁ~ 楓は速いぞ・・・ 俺のクラスは 優秀者ぞろいだなぁ~」
先生が自慢げにそう言った
みんなも満足げだ
全員リレーの走る順番が決まり
大ムカデは 実際にやってみてから 決めることになった
運動会まで あと1ヶ月
(つづく)
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