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俺の説得
運動会の選手が全て決まった
みんなが納得できた選手だった
「委員長 副ちゃんありがとう」
そう言って 榊先生は立ち上がり前へ 同時に 委員長と副ちゃんは席に着いた
「クラスみんなの力が試される 運動会 先生はとても楽しみです もちろんみんなにも期待している・・・ これから 運動会の練習も始まるから くれぐれも ケガだけはしないでくれ・・・ 今日は 職員会議があります なので全ての部活動はお休みです みんなは気を付けて帰ってくれ・・・」
先生はそう言って クラスのみんなを見渡した
「先生・・・ 帰っていいの?」
「あぁ~ みんなが帰らないと職員会議が始まらないいんだ みんなすみやかに帰ってくれ」
先生は 教壇に立ったままそう言って みんなはバラバラと席を立った
「先生・・・ さよなら」
「気を付けてな」
榊先生は みんなが帰る様子を見ていた
「副ちゃん帰ろう」
そう言って委員長は 副ちゃんの前へ
「うん・・・ 高橋君 また明日ね」
そう言って副ちゃんは なぜか榎本の方を見ていた
榎本は 先生と須藤さんとで話をしていた
僕も帰る支度をして榎本を待っていた
(榎本に話を聞かなくちゃ・・・)
「正臣・・・ 帰るぞ・・・」
大塚君の声に 榎本と須藤さんが振り返った
「じゃ~先生」
「気を付けて帰れよ」
榎本はカバンを持って 大塚君と僕の方へ歩いて来た
「悠・・・ 俺ん家いい?」
「うん・・・」
僕は とっさにうなずいた
先生は窓を閉め 僕達を見送った
リーダーと須藤さんに続いて 大塚君と榎本 僕も階段を下りた
(今日 部活が無くて良かった・・・ これでやっと悠と話せる・・・ ゆっくり悠の不安を取り除いてやろう)
俺は悠の事を気にしつつ 隆とリーダーと須藤と いつもの様に話ながら階段を下り昇降口へ
校門へと向かった
「ねぇ~ あれ委員長と副ちゃんじゃない」
そう言って須藤さんが 僕達の方へと振り返った
校門を見ると 委員長と副ちゃんの姿があった
「委員長 副ちゃん どうしたの?」
リーダーが聞いてくれた
「榎本君に 話があって・・・」
「えっ俺?」
(副ちゃんが榎本に 何の話だろう・・・)
「じゃ~正臣 先に行ってるからなぁ~」
「あぁ~」
リーダーと須藤さんは 副ちゃんに手を振っていた
「榎本君 ごめんね」
「いいや 別に構わねぇ~けど・・・」
副ちゃんは また 周りを気にしてくれた
「榎本君 実は私 夏休み前から 榎本君と高橋君がそうだったらいいのになぁ~って思ってて・・・ 朝 榎本君の話を聞いて凄く嬉しすぎて つい高橋君に 榎本君から話聞いたよって 言っちゃったの それから高橋君の様子が・・・」
「俺も 悠と今日まだ話せてないんだ・・・ でも大丈夫 悠にはこれから話すから・・・」
「榎本君 本当にごめんね・・・ 高橋君には 言わないって言っておいて・・・ 私 本当に嬉しくて・・・」
「ありがとう副ちゃん」
「もう絶対 言わないから・・・」
「わかってる・・・ 副ちゃん それを言う為に待ってたの・・・」
「今日ずっと 榎本君と高橋君の事を考えてて・・・ 榎本君の攻めは・・・ 見た目通りかなぁ~とか 高橋君がもしかして攻めでも ありかなぁ~とか・・・ ごめんね そんな事ばっかり今日は思ってて 私の事・・・ 軽蔑するよね」
「副ちゃんの想像通りだよ・・・ それにさぁ~ 俺は副ちゃんの事 軽蔑なんかしねぇ~よ」
「ありがとう 榎本君」
副ちゃんは 嬉しそうに笑っていた
「委員長は 榎本君の様にはいかないから・・・ 私がこういうのが好きな事 委員長には絶対 知られたくないんだぁ~」
「委員長もさぁ~ 俺は大丈夫だと思うけどなぁ~ そういう事も含めて 副ちゃんの事が好きだと思うよ」
「そうかもしれない だけど・・・ 榎本君 私 委員長にだけは 嫌われたくないんだぁ~」
「俺は 言わねぇ~よ」
「ありがとう 榎本君・・・ 高橋君にも謝っておいて 今度は 私の心の中で楽しむからって・・・」
「悠は ホント怖がってた でも大丈夫だ 俺が悠を安心させるから」
「うん・・・ そうだよね 私が高橋君の立場だったら 私も同じだと思うから」
「他のヤツじゃなく 副ちゃんで良かったよ」
「そう言ってくれると 嬉しい」
副ちゃんはまた 嬉しそうに笑った
「ねぇ~榎本君 聞いてもいい どっちが先に告白したの? それも凄く気になって・・・」
「そうだよなぁ~ 副ちゃんは 悠が放課後 教室に残っているのを知ってる?」
「うん・・・ 榊先生が前に言ってたよね 高橋君も部活動が無い日は 残れないって・・・」
「そうなんだ悠は放課後 教室に残って勉強してるんだ 俺 悠が教室に居るってわかっていたけど なかなか教室に俺は行く事が出来なくて 俺 隆にウソついて教室行って 悠にもウソついて・・・ 悠にキスした」
「榎本君 大胆」
副ちゃんは 口に手を当ててそう言った
「あぁ~ その時俺が一番驚いた 勝手に身体が動いてた だってあの頃の悠は 俺の事なんか 眼中にねぇ~感じでさぁ~」
「高橋君を 求めていたんだよね」
副ちゃんは 胸に手を当てた
「高橋君って おとなしいイメージがあるけど・・・」
「あぁ~ スゲーかわいいよ」
「もう ごちそうさま でもそれ凄く良くわかる」
そう言って 俺と副ちゃんは笑った
「ねぇ~ 榎本君はいつから 高橋君の事・・・」
「正臣・・・ 遅い」
隆の大きな声が聞こえた
みんなは わかれ道で待っていてくれた
俺と副ちゃんは 走ってみんなの所へ
『ワリーみんな」
「ごめんね」
俺と副ちゃんは みんなの顔を見た
「帰ろう」
「じゃ~また 明日」
みんながバラバラになり 僕は榎本と2人になった
(僕から聞いた方がいいのかなぁ~ 気まずい雰囲気は嫌だなぁ~)
「悠・・・ 副ちゃんに俺達の事話たんだ」
(やっぱり 榎本が話たんだ・・・)
僕は下を向いた
暑い日差しにもかかわらず なぜか僕は 身体が冷えていくのを感じていた
「悠・・・ 大丈夫だ 副ちゃんは味方だよ」
僕は榎本の言葉に 答える事が出来なかった
榎本とエレベーターに乗り 榎本の家へ
(悠 やっぱショックかなぁ~ でも 副ちゃんは・・・)
僕は すぐに丸いテーブルに座った
「悠 待ってて・・・」
俺は 部屋の窓を開け エアコンを付け部屋を出て行った
(ヤベ~ 悠が・・・ 頑張れ俺・・・ ちゃんと悠に説明しねぇ~と・・・)
(やっぱり・・・ 副ちゃんは どうしょう僕 明日から副ちゃんにどんな顔をすれば・・・)
僕は 自分の顔に手を当て下を向いた
俺は 麦茶を持って部屋へ
悠の姿を見て 麦茶をテーブルに置き 悠を抱きしめた
「悠 聞いて・・・ 副ちゃん 夏休み前から俺達の事 そうなんじゃねぇ~かって思ってたみたいなんだ 副ちゃんはさぁ~その・・・ 俺達みたいなのが好きって言うか・・・」
俺は 悠から離れると 悠が顔を上げてくれた
「どういう事・・・」
「女もいろいろ居てさぁ~ 副ちゃんは男同士の恋愛が好きなんだって・・・」
俺は 悠の目を見つめ顔を近づけた
「それって普通じゃないの?」
「いや~ ちょっと特殊なんじゃねぇ~の」
「そうなの?」
「あぁ~そうだと思う だから副ちゃん俺達の事 スゲー喜んでた」
「副ちゃんが喜んでた?」
(そう言えばさっき 副ちゃんと榎本の笑い声が聞こえた)
「悠 副ちゃんはもう 悠に何も言わねぇ~から」
「でも 副ちゃんは僕達の事 知ってるんでしょう 僕 怖いよ」
「悠・・・ 副ちゃんは 悠と一緒なんだよ」
「僕と?」
「あぁ~ やっぱ女でも 男同士の恋愛を好きな事は おおっぴらにはしたくねぇ~らしい」
「そうなの?」
「あぁ~ だから副ちゃんも 俺だけに話をしたんだ 特に委員長には 絶対に知られたくねぇ~らしい」
「委員長と副ちゃん 凄くお似合いで 何でも話せる間がらだと思ってた」
「男と女は そうはいかねぇ~のかもなぁ~」
「そうなんだぁ~」
榎本の顔が もっと僕に近づいてきた
「悠 もう不安はねぇ~か」
「えっ うん」
「悠の事は 何が何でも俺が守るから」
「うん」
榎本のくちびるが重なり 榎本の舌がスルスルと僕の舌を絡めていた
(つづく)
みんなが納得できた選手だった
「委員長 副ちゃんありがとう」
そう言って 榊先生は立ち上がり前へ 同時に 委員長と副ちゃんは席に着いた
「クラスみんなの力が試される 運動会 先生はとても楽しみです もちろんみんなにも期待している・・・ これから 運動会の練習も始まるから くれぐれも ケガだけはしないでくれ・・・ 今日は 職員会議があります なので全ての部活動はお休みです みんなは気を付けて帰ってくれ・・・」
先生はそう言って クラスのみんなを見渡した
「先生・・・ 帰っていいの?」
「あぁ~ みんなが帰らないと職員会議が始まらないいんだ みんなすみやかに帰ってくれ」
先生は 教壇に立ったままそう言って みんなはバラバラと席を立った
「先生・・・ さよなら」
「気を付けてな」
榊先生は みんなが帰る様子を見ていた
「副ちゃん帰ろう」
そう言って委員長は 副ちゃんの前へ
「うん・・・ 高橋君 また明日ね」
そう言って副ちゃんは なぜか榎本の方を見ていた
榎本は 先生と須藤さんとで話をしていた
僕も帰る支度をして榎本を待っていた
(榎本に話を聞かなくちゃ・・・)
「正臣・・・ 帰るぞ・・・」
大塚君の声に 榎本と須藤さんが振り返った
「じゃ~先生」
「気を付けて帰れよ」
榎本はカバンを持って 大塚君と僕の方へ歩いて来た
「悠・・・ 俺ん家いい?」
「うん・・・」
僕は とっさにうなずいた
先生は窓を閉め 僕達を見送った
リーダーと須藤さんに続いて 大塚君と榎本 僕も階段を下りた
(今日 部活が無くて良かった・・・ これでやっと悠と話せる・・・ ゆっくり悠の不安を取り除いてやろう)
俺は悠の事を気にしつつ 隆とリーダーと須藤と いつもの様に話ながら階段を下り昇降口へ
校門へと向かった
「ねぇ~ あれ委員長と副ちゃんじゃない」
そう言って須藤さんが 僕達の方へと振り返った
校門を見ると 委員長と副ちゃんの姿があった
「委員長 副ちゃん どうしたの?」
リーダーが聞いてくれた
「榎本君に 話があって・・・」
「えっ俺?」
(副ちゃんが榎本に 何の話だろう・・・)
「じゃ~正臣 先に行ってるからなぁ~」
「あぁ~」
リーダーと須藤さんは 副ちゃんに手を振っていた
「榎本君 ごめんね」
「いいや 別に構わねぇ~けど・・・」
副ちゃんは また 周りを気にしてくれた
「榎本君 実は私 夏休み前から 榎本君と高橋君がそうだったらいいのになぁ~って思ってて・・・ 朝 榎本君の話を聞いて凄く嬉しすぎて つい高橋君に 榎本君から話聞いたよって 言っちゃったの それから高橋君の様子が・・・」
「俺も 悠と今日まだ話せてないんだ・・・ でも大丈夫 悠にはこれから話すから・・・」
「榎本君 本当にごめんね・・・ 高橋君には 言わないって言っておいて・・・ 私 本当に嬉しくて・・・」
「ありがとう副ちゃん」
「もう絶対 言わないから・・・」
「わかってる・・・ 副ちゃん それを言う為に待ってたの・・・」
「今日ずっと 榎本君と高橋君の事を考えてて・・・ 榎本君の攻めは・・・ 見た目通りかなぁ~とか 高橋君がもしかして攻めでも ありかなぁ~とか・・・ ごめんね そんな事ばっかり今日は思ってて 私の事・・・ 軽蔑するよね」
「副ちゃんの想像通りだよ・・・ それにさぁ~ 俺は副ちゃんの事 軽蔑なんかしねぇ~よ」
「ありがとう 榎本君」
副ちゃんは 嬉しそうに笑っていた
「委員長は 榎本君の様にはいかないから・・・ 私がこういうのが好きな事 委員長には絶対 知られたくないんだぁ~」
「委員長もさぁ~ 俺は大丈夫だと思うけどなぁ~ そういう事も含めて 副ちゃんの事が好きだと思うよ」
「そうかもしれない だけど・・・ 榎本君 私 委員長にだけは 嫌われたくないんだぁ~」
「俺は 言わねぇ~よ」
「ありがとう 榎本君・・・ 高橋君にも謝っておいて 今度は 私の心の中で楽しむからって・・・」
「悠は ホント怖がってた でも大丈夫だ 俺が悠を安心させるから」
「うん・・・ そうだよね 私が高橋君の立場だったら 私も同じだと思うから」
「他のヤツじゃなく 副ちゃんで良かったよ」
「そう言ってくれると 嬉しい」
副ちゃんはまた 嬉しそうに笑った
「ねぇ~榎本君 聞いてもいい どっちが先に告白したの? それも凄く気になって・・・」
「そうだよなぁ~ 副ちゃんは 悠が放課後 教室に残っているのを知ってる?」
「うん・・・ 榊先生が前に言ってたよね 高橋君も部活動が無い日は 残れないって・・・」
「そうなんだ悠は放課後 教室に残って勉強してるんだ 俺 悠が教室に居るってわかっていたけど なかなか教室に俺は行く事が出来なくて 俺 隆にウソついて教室行って 悠にもウソついて・・・ 悠にキスした」
「榎本君 大胆」
副ちゃんは 口に手を当ててそう言った
「あぁ~ その時俺が一番驚いた 勝手に身体が動いてた だってあの頃の悠は 俺の事なんか 眼中にねぇ~感じでさぁ~」
「高橋君を 求めていたんだよね」
副ちゃんは 胸に手を当てた
「高橋君って おとなしいイメージがあるけど・・・」
「あぁ~ スゲーかわいいよ」
「もう ごちそうさま でもそれ凄く良くわかる」
そう言って 俺と副ちゃんは笑った
「ねぇ~ 榎本君はいつから 高橋君の事・・・」
「正臣・・・ 遅い」
隆の大きな声が聞こえた
みんなは わかれ道で待っていてくれた
俺と副ちゃんは 走ってみんなの所へ
『ワリーみんな」
「ごめんね」
俺と副ちゃんは みんなの顔を見た
「帰ろう」
「じゃ~また 明日」
みんながバラバラになり 僕は榎本と2人になった
(僕から聞いた方がいいのかなぁ~ 気まずい雰囲気は嫌だなぁ~)
「悠・・・ 副ちゃんに俺達の事話たんだ」
(やっぱり 榎本が話たんだ・・・)
僕は下を向いた
暑い日差しにもかかわらず なぜか僕は 身体が冷えていくのを感じていた
「悠・・・ 大丈夫だ 副ちゃんは味方だよ」
僕は榎本の言葉に 答える事が出来なかった
榎本とエレベーターに乗り 榎本の家へ
(悠 やっぱショックかなぁ~ でも 副ちゃんは・・・)
僕は すぐに丸いテーブルに座った
「悠 待ってて・・・」
俺は 部屋の窓を開け エアコンを付け部屋を出て行った
(ヤベ~ 悠が・・・ 頑張れ俺・・・ ちゃんと悠に説明しねぇ~と・・・)
(やっぱり・・・ 副ちゃんは どうしょう僕 明日から副ちゃんにどんな顔をすれば・・・)
僕は 自分の顔に手を当て下を向いた
俺は 麦茶を持って部屋へ
悠の姿を見て 麦茶をテーブルに置き 悠を抱きしめた
「悠 聞いて・・・ 副ちゃん 夏休み前から俺達の事 そうなんじゃねぇ~かって思ってたみたいなんだ 副ちゃんはさぁ~その・・・ 俺達みたいなのが好きって言うか・・・」
俺は 悠から離れると 悠が顔を上げてくれた
「どういう事・・・」
「女もいろいろ居てさぁ~ 副ちゃんは男同士の恋愛が好きなんだって・・・」
俺は 悠の目を見つめ顔を近づけた
「それって普通じゃないの?」
「いや~ ちょっと特殊なんじゃねぇ~の」
「そうなの?」
「あぁ~そうだと思う だから副ちゃん俺達の事 スゲー喜んでた」
「副ちゃんが喜んでた?」
(そう言えばさっき 副ちゃんと榎本の笑い声が聞こえた)
「悠 副ちゃんはもう 悠に何も言わねぇ~から」
「でも 副ちゃんは僕達の事 知ってるんでしょう 僕 怖いよ」
「悠・・・ 副ちゃんは 悠と一緒なんだよ」
「僕と?」
「あぁ~ やっぱ女でも 男同士の恋愛を好きな事は おおっぴらにはしたくねぇ~らしい」
「そうなの?」
「あぁ~ だから副ちゃんも 俺だけに話をしたんだ 特に委員長には 絶対に知られたくねぇ~らしい」
「委員長と副ちゃん 凄くお似合いで 何でも話せる間がらだと思ってた」
「男と女は そうはいかねぇ~のかもなぁ~」
「そうなんだぁ~」
榎本の顔が もっと僕に近づいてきた
「悠 もう不安はねぇ~か」
「えっ うん」
「悠の事は 何が何でも俺が守るから」
「うん」
榎本のくちびるが重なり 榎本の舌がスルスルと僕の舌を絡めていた
(つづく)
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