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新学期
「お母さん 行ってきます」
「いってらっしゃい」
今日から僕は3年生に 少しドキドキしながらいつも通りに家を出た
僕は軽く深呼吸をした
「よし行こう」
風がふわりと暖かく太陽がまぶしい
(1年前は男の子を好きになるなんて・・・ ましてやクラスの人気者の榎本と・・・)
おとといの事を思い出す事も恥ずかく
昨日は榎本の家へ行く事が出来なかった
榎本はそんな僕の事を心配してわざわざ来てくれた
でも僕はそんな榎本の顔も見られず追い返してしまった
(榎本に悪い事をしたなぁ~ 今日榎本に会ったら笑顔にならなくちゃ でも出来るかなぁ~僕 だって凄く恥ずかしかった 榎本はいつも通りに僕の事を抱きしめてくれたけど 僕があんなになるなんて もう思い出しちゃダメだこれから新学期の始まりなんだから・・・)
校門を入ってグランドをながめながら昇降口へ
2年生3年生の受付が もうけられていた
「悠 おはよう」
榊先生と村上先生が3年生の受付に立っていた
「おはようございます」
「悠は特別進学クラスだ 頑張れよ」
そう言って榊先生は 僕にクラス表のプリントを渡してくれた
「ありがとうございます」
「悠 教室わかるか?」
「はい 大丈夫です」
僕は下駄箱へ
(特進クラスの何番目だろう)
僕の名前が1番初めにあって僕は驚いた
(何で僕の名前が1番?)
階段を上り教室へ 何人かの生徒が座っていた
黒板を見ると番号が書いてあった
僕は廊下側の1番前の席に座りプリントを見ていた
(委員長は5番目 副ちゃんは8番目良かった同じクラスだ・・・ みんなは榎本は何組だろう・・・)
リーダー2組 大塚君3組 須藤さんと榎本4組
(みんなバラバラになっちゃった)
「高橋君 おはよう」
僕が顔を上げる 委員長と副ちゃんが僕の前に立っていた
「委員長 副ちゃんおはよう」
「高橋君また一緒だねよろしく」
「僕の方こそ・・・」
(委員長と副ちゃんは今日も爽やかだ・・・)
「高橋君の席ここなの」
「うん黒板に・・・」
僕は黒板を指さした
「あっ本当だ~ 私ここだ」
副ちゃんは自分の席に座った
「ねぇ~この順番って成績順なんじゃない」
副ちゃんは小さな声でそう言った
副ちゃんは僕の斜め後ろ 委員長は僕の席の4つ後ろ
(そうなのかもしれないけど 僕が1番なのは何だか嫌だなぁ~)
僕はそう思いながら またプリントへ目をうつした
チャイムが鳴り先生が教室へ
「おはようございます 今日からこの特別進学クラスの担任になります豊田です これから体育館へ行き始業式ののちホームルームになります すみやかに廊下へ並び体育館へ行きますいいですね」
先生が言い終わるとみんなが立ち上がった
僕も慌てて立ち上がり 先生の後ろへと並んだ
体育館へ行くと 2年生がすでに並んでいて
僕達3年生は2年生の後ろへ並んだ
僕は少し勇気を出し背伸びをし 榎本のクラスの方を見た
(やっぱり榎本がどこに居るのかわからないや・・・)
始業式が終わると 先生方が舞台の上にあがり 担任の先生の紹介が始まった
リーダーのクラスの担任は村上先生
須藤さんと榎本のクラスの担任は榊先生
(榎本はまた榊先生なんだいいなぁ~)
3年生から体育館を退出した
僕のクラスからは出口までは遠い
僕はみんなが出るのを待っていた
(今悠に会わねぇ~と 悠の顔を早く見て話しねぇ~と)
俺は生徒をかき分け 悠が居る特進クラスの方へ
「悠」
榎本の声が聞こえて 僕は榎本を探した
(今榎本の声がした)
「榎本」
榎本はみんなをかき分け 僕のところへ来てくれた
(やっと悠の顔が見られた)
「悠 今日は俺ん家来れる?」
「あっ榎本ごめん 今日お母さんがお休みなんだ」
「そっかじゃ~ 悠の家まででいいから一緒に帰ろう」
(それも悠に断られたら俺 立ち直れねぇ~かも・・・)
「うん僕も榎本と話がしたい」
(良かった・・・ 悠の笑顔が見れた)
(良かった・・・ 榎本と普通に話が出来た)
僕は榎本の顔を見るのが恥ずかしく なるべく見ない様に教室へと向かった
「悠じゃ~あとで」
「うん」
(少しドキドキしたけど大丈夫だ 帰りは榎本と話をしよう)
僕が教室に着くと みんなはもう席に着いていた
すぐに豊田先生が教室へ
「それではホームルームをはじめます この特別進学クラスは みなさんをより良く進学ができる様に 全力で応援してくクラスです みなさんも努力をしなければなりません 今まで 委員会があったと思いますが このクラスではそれがありません この中で部活動をしている生徒も居ると思いますが 7月まではまぁ目をつぶります ですが夏休みからはしっかりと 志望校に向けての勉強をしっかりと行って下さい 体育の授業もこのクラスはありません 身体を動かしたい生徒は休み時間など利用して下さい 何か質問等がある人は・・・」
先生は一気に話を終わらせた
僕達はただ黙ってそれを聞いていた
(体育の授業がなくなるんだ・・・ 体育の苦手な僕にとっては嬉しい・・・)
「それでは これから自己紹介をしてもらいます 1番の高橋君からお願いします」
僕の名前がいきなり呼ばれ 僕は慌てて立ち上がった
「あっはい 僕は高橋悠です みんなの前でしゃべるのが苦手ですが よろしくお願いします」
(びっくりした・・・ 緊張でまだドキドキしてる 僕ちゃんとしゃべれたの・・・)
僕の後ろの人の自己紹介を聞く余裕は僕にはなかった
次は委員長
「藤原慎也です テニス部の部長として 最後までテニス部を支えていきたいと思っています よろしくお願いします」
(さすが委員長・・・)
次は副ちゃん
「吉岡ひとみです 楽しく勉強ができたらいいなぁ~と思います 私もテニス部の部長として 悔いのない成績を残したいと思います よろしくお願いします」
副ちゃんは静かに座った
みんなの自己紹介が終わり教室の中が静かになった
「では早速ですが明日 みなさんの実力をはかる為に軽いテストをします 筆記用具を持って来てください以上です」
そう言って先生は教室を出て行った
クラスのみんなは騒ぐ事なく 帰る支度をして教室を出て行った
「ひとみ 明日テストだって」
そう言いながら委員長は副ちゃんのところへ
「うん 何のテストかなぁ~」
副ちゃんは 委員長と僕の方を見ながらそう言った
「軽いテストって言ってたね・・・」
委員長が少し怒ったふうに話はじめた
「豊田先生の部活は 7月まで目をつぶるってちょっと俺カチンときた」
「私も ああいう言い方はないよねぇ~」
委員長と副ちゃんが怒っていた でもそんな時でもこの2人は絵になると思った
(僕は部活をしていないから 部活の大変さはわからないけど 委員長や副ちゃんは よく学校だよりで名前がのってるぐらい頑張っているんだ)
「悠」
榎本の声がして 僕は振り返った
榎本はドアに立っていた
「えっ何?何の話?」
榎本が僕の机の前へ
「えっ悠が1番前なの席」
榎本が教室に入って来ただけで こんなにも教室の空気が変わる
「あっ榎本君久しぶりだね」
副ちゃんの笑顔で僕は立ち上がった
階段を下りながら 委員長と副ちゃんは豊田先生の話をしていた
「ねぇ~榎本君どう思う」
「まぁ~言い方だよなぁ~ 部活をやらせてやってるみたいな」
「そうなのよねぇ~慎也」
「あぁ~教師として疑うね」
「委員長は怖っ」
「それにね 明日いきなりテストするんだよ」
「えっマジ」
副ちゃんの一言に榎本は驚いていた
昇降口を出て校門へ
「まぁ~俺らも夏休みには引退だからなぁ~ 後輩いいとこ見せてやろうぜお互い」
「そうだね」
「それじゃ~俺悠と帰るから」
「委員長 副ちゃんまた明日」
「うんまた明日ね」
委員長と副ちゃんは笑顔で手を振ってくれた
「悠行こう」
「うん」
校門で委員長と副ちゃんと別れ
僕は副ちゃんの笑顔を 違う意味で見てしまっていた
「悠 明日テストなんだって」
「うん 実力を見るって・・・」
「まぁ~悠なら何でも大丈夫だろう」
榎本の笑顔で副ちゃんの笑顔が 僕の頭から消えていた
「榎本はまた榊先生で良かったね 須藤さんも一緒だよね」
「あぁ~そうなんだけど でも先生の様子が変なんだ3組の様には どうもいかないみたいでさぁ~ 個人的に話をする時は榊先生らしさが出ていいんだけど やっぱクラスの雰囲気なのか 先生らしくねぇ~んだよなぁ~」
「そうなんだ」
(僕はあの元気な榊先生しか知らないなぁ~)
「委員長と副ちゃん 名前で呼んでたなぁ~」
「うん もう委員長と副委員長ではないんだよね 僕も気を付けないと・・・」
「でも俺はもうず~っとそう呼んでたから 今さらなぁ~」
「そうだね でも僕は同じクラスだから・・・」
(僕が委員長と副ちゃんとはもう呼べないよなぁ~)
「悠それよりも大丈夫だったか」
(大丈夫じゃ~ねぇ~から 俺と会えなかったんだけど・・・)
榎本の困った様な心配している様な顔がそこにはあった
「あっうんごめんね 榎本が来てくれたのに」
「あっいいよそんなの」
「あの時は榎本の顔を見られなくて 恥ずかしくて・・・」
(あぁ~悠のもだえる姿 スゲーエロかったからなぁ~ また見てぇ~けど嫌われるなぁ~)
(どうしよう・・・ 思い出しちゃう)
「悠 俺部活が始まるまで 悠の教室に迎えに行くから」
「ありがとう榎本」
(榎本はこんな僕の傍に居てくれる)
もう僕のマンションの前まで来ていた
「悠それじゃ~また明日」
「うん榎本気を付けて帰ってね」
榎本は僕に手を振り 榎本は走って帰って行った
(つづく)
「いってらっしゃい」
今日から僕は3年生に 少しドキドキしながらいつも通りに家を出た
僕は軽く深呼吸をした
「よし行こう」
風がふわりと暖かく太陽がまぶしい
(1年前は男の子を好きになるなんて・・・ ましてやクラスの人気者の榎本と・・・)
おとといの事を思い出す事も恥ずかく
昨日は榎本の家へ行く事が出来なかった
榎本はそんな僕の事を心配してわざわざ来てくれた
でも僕はそんな榎本の顔も見られず追い返してしまった
(榎本に悪い事をしたなぁ~ 今日榎本に会ったら笑顔にならなくちゃ でも出来るかなぁ~僕 だって凄く恥ずかしかった 榎本はいつも通りに僕の事を抱きしめてくれたけど 僕があんなになるなんて もう思い出しちゃダメだこれから新学期の始まりなんだから・・・)
校門を入ってグランドをながめながら昇降口へ
2年生3年生の受付が もうけられていた
「悠 おはよう」
榊先生と村上先生が3年生の受付に立っていた
「おはようございます」
「悠は特別進学クラスだ 頑張れよ」
そう言って榊先生は 僕にクラス表のプリントを渡してくれた
「ありがとうございます」
「悠 教室わかるか?」
「はい 大丈夫です」
僕は下駄箱へ
(特進クラスの何番目だろう)
僕の名前が1番初めにあって僕は驚いた
(何で僕の名前が1番?)
階段を上り教室へ 何人かの生徒が座っていた
黒板を見ると番号が書いてあった
僕は廊下側の1番前の席に座りプリントを見ていた
(委員長は5番目 副ちゃんは8番目良かった同じクラスだ・・・ みんなは榎本は何組だろう・・・)
リーダー2組 大塚君3組 須藤さんと榎本4組
(みんなバラバラになっちゃった)
「高橋君 おはよう」
僕が顔を上げる 委員長と副ちゃんが僕の前に立っていた
「委員長 副ちゃんおはよう」
「高橋君また一緒だねよろしく」
「僕の方こそ・・・」
(委員長と副ちゃんは今日も爽やかだ・・・)
「高橋君の席ここなの」
「うん黒板に・・・」
僕は黒板を指さした
「あっ本当だ~ 私ここだ」
副ちゃんは自分の席に座った
「ねぇ~この順番って成績順なんじゃない」
副ちゃんは小さな声でそう言った
副ちゃんは僕の斜め後ろ 委員長は僕の席の4つ後ろ
(そうなのかもしれないけど 僕が1番なのは何だか嫌だなぁ~)
僕はそう思いながら またプリントへ目をうつした
チャイムが鳴り先生が教室へ
「おはようございます 今日からこの特別進学クラスの担任になります豊田です これから体育館へ行き始業式ののちホームルームになります すみやかに廊下へ並び体育館へ行きますいいですね」
先生が言い終わるとみんなが立ち上がった
僕も慌てて立ち上がり 先生の後ろへと並んだ
体育館へ行くと 2年生がすでに並んでいて
僕達3年生は2年生の後ろへ並んだ
僕は少し勇気を出し背伸びをし 榎本のクラスの方を見た
(やっぱり榎本がどこに居るのかわからないや・・・)
始業式が終わると 先生方が舞台の上にあがり 担任の先生の紹介が始まった
リーダーのクラスの担任は村上先生
須藤さんと榎本のクラスの担任は榊先生
(榎本はまた榊先生なんだいいなぁ~)
3年生から体育館を退出した
僕のクラスからは出口までは遠い
僕はみんなが出るのを待っていた
(今悠に会わねぇ~と 悠の顔を早く見て話しねぇ~と)
俺は生徒をかき分け 悠が居る特進クラスの方へ
「悠」
榎本の声が聞こえて 僕は榎本を探した
(今榎本の声がした)
「榎本」
榎本はみんなをかき分け 僕のところへ来てくれた
(やっと悠の顔が見られた)
「悠 今日は俺ん家来れる?」
「あっ榎本ごめん 今日お母さんがお休みなんだ」
「そっかじゃ~ 悠の家まででいいから一緒に帰ろう」
(それも悠に断られたら俺 立ち直れねぇ~かも・・・)
「うん僕も榎本と話がしたい」
(良かった・・・ 悠の笑顔が見れた)
(良かった・・・ 榎本と普通に話が出来た)
僕は榎本の顔を見るのが恥ずかしく なるべく見ない様に教室へと向かった
「悠じゃ~あとで」
「うん」
(少しドキドキしたけど大丈夫だ 帰りは榎本と話をしよう)
僕が教室に着くと みんなはもう席に着いていた
すぐに豊田先生が教室へ
「それではホームルームをはじめます この特別進学クラスは みなさんをより良く進学ができる様に 全力で応援してくクラスです みなさんも努力をしなければなりません 今まで 委員会があったと思いますが このクラスではそれがありません この中で部活動をしている生徒も居ると思いますが 7月まではまぁ目をつぶります ですが夏休みからはしっかりと 志望校に向けての勉強をしっかりと行って下さい 体育の授業もこのクラスはありません 身体を動かしたい生徒は休み時間など利用して下さい 何か質問等がある人は・・・」
先生は一気に話を終わらせた
僕達はただ黙ってそれを聞いていた
(体育の授業がなくなるんだ・・・ 体育の苦手な僕にとっては嬉しい・・・)
「それでは これから自己紹介をしてもらいます 1番の高橋君からお願いします」
僕の名前がいきなり呼ばれ 僕は慌てて立ち上がった
「あっはい 僕は高橋悠です みんなの前でしゃべるのが苦手ですが よろしくお願いします」
(びっくりした・・・ 緊張でまだドキドキしてる 僕ちゃんとしゃべれたの・・・)
僕の後ろの人の自己紹介を聞く余裕は僕にはなかった
次は委員長
「藤原慎也です テニス部の部長として 最後までテニス部を支えていきたいと思っています よろしくお願いします」
(さすが委員長・・・)
次は副ちゃん
「吉岡ひとみです 楽しく勉強ができたらいいなぁ~と思います 私もテニス部の部長として 悔いのない成績を残したいと思います よろしくお願いします」
副ちゃんは静かに座った
みんなの自己紹介が終わり教室の中が静かになった
「では早速ですが明日 みなさんの実力をはかる為に軽いテストをします 筆記用具を持って来てください以上です」
そう言って先生は教室を出て行った
クラスのみんなは騒ぐ事なく 帰る支度をして教室を出て行った
「ひとみ 明日テストだって」
そう言いながら委員長は副ちゃんのところへ
「うん 何のテストかなぁ~」
副ちゃんは 委員長と僕の方を見ながらそう言った
「軽いテストって言ってたね・・・」
委員長が少し怒ったふうに話はじめた
「豊田先生の部活は 7月まで目をつぶるってちょっと俺カチンときた」
「私も ああいう言い方はないよねぇ~」
委員長と副ちゃんが怒っていた でもそんな時でもこの2人は絵になると思った
(僕は部活をしていないから 部活の大変さはわからないけど 委員長や副ちゃんは よく学校だよりで名前がのってるぐらい頑張っているんだ)
「悠」
榎本の声がして 僕は振り返った
榎本はドアに立っていた
「えっ何?何の話?」
榎本が僕の机の前へ
「えっ悠が1番前なの席」
榎本が教室に入って来ただけで こんなにも教室の空気が変わる
「あっ榎本君久しぶりだね」
副ちゃんの笑顔で僕は立ち上がった
階段を下りながら 委員長と副ちゃんは豊田先生の話をしていた
「ねぇ~榎本君どう思う」
「まぁ~言い方だよなぁ~ 部活をやらせてやってるみたいな」
「そうなのよねぇ~慎也」
「あぁ~教師として疑うね」
「委員長は怖っ」
「それにね 明日いきなりテストするんだよ」
「えっマジ」
副ちゃんの一言に榎本は驚いていた
昇降口を出て校門へ
「まぁ~俺らも夏休みには引退だからなぁ~ 後輩いいとこ見せてやろうぜお互い」
「そうだね」
「それじゃ~俺悠と帰るから」
「委員長 副ちゃんまた明日」
「うんまた明日ね」
委員長と副ちゃんは笑顔で手を振ってくれた
「悠行こう」
「うん」
校門で委員長と副ちゃんと別れ
僕は副ちゃんの笑顔を 違う意味で見てしまっていた
「悠 明日テストなんだって」
「うん 実力を見るって・・・」
「まぁ~悠なら何でも大丈夫だろう」
榎本の笑顔で副ちゃんの笑顔が 僕の頭から消えていた
「榎本はまた榊先生で良かったね 須藤さんも一緒だよね」
「あぁ~そうなんだけど でも先生の様子が変なんだ3組の様には どうもいかないみたいでさぁ~ 個人的に話をする時は榊先生らしさが出ていいんだけど やっぱクラスの雰囲気なのか 先生らしくねぇ~んだよなぁ~」
「そうなんだ」
(僕はあの元気な榊先生しか知らないなぁ~)
「委員長と副ちゃん 名前で呼んでたなぁ~」
「うん もう委員長と副委員長ではないんだよね 僕も気を付けないと・・・」
「でも俺はもうず~っとそう呼んでたから 今さらなぁ~」
「そうだね でも僕は同じクラスだから・・・」
(僕が委員長と副ちゃんとはもう呼べないよなぁ~)
「悠それよりも大丈夫だったか」
(大丈夫じゃ~ねぇ~から 俺と会えなかったんだけど・・・)
榎本の困った様な心配している様な顔がそこにはあった
「あっうんごめんね 榎本が来てくれたのに」
「あっいいよそんなの」
「あの時は榎本の顔を見られなくて 恥ずかしくて・・・」
(あぁ~悠のもだえる姿 スゲーエロかったからなぁ~ また見てぇ~けど嫌われるなぁ~)
(どうしよう・・・ 思い出しちゃう)
「悠 俺部活が始まるまで 悠の教室に迎えに行くから」
「ありがとう榎本」
(榎本はこんな僕の傍に居てくれる)
もう僕のマンションの前まで来ていた
「悠それじゃ~また明日」
「うん榎本気を付けて帰ってね」
榎本は僕に手を振り 榎本は走って帰って行った
(つづく)
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