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オムライス②
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俺は悠を送り出し朝ご飯を食べて 俺と悠のベッドシーツをはがし洗濯機へ放り込んだ
掃除機を探しだし俺の部屋と悠の部屋の掃除を開始した
(やっぱそんな汚れてねぇ~な 悠がこまめに掃除してそうだもんなぁ~)
俺はジョギングをしながら河川敷を回り母ちゃんの所へ
(母ちゃん仕事なんだろうなぁ~)
俺はそう思いながら部屋のドアを開けた
俺が奥へと進むと母ちゃんが椅子に座りスマホを見ていた
「正臣毎回この子はびっくりするでしょう 連絡を取るって事知らないの」
母ちゃんはそう言ってスマホを置いた
「母ちゃんごめん 悠あれからどうした・・・」
「あれからって・・・」
「俺と別れた空港で 悠大丈夫だった」
「そうね ホント悠君はかわいそう」
「母ちゃん」
「悠君は何も話さなかったわねぇ~ 母ちゃんもあえて話はしないで悠君の様子見てた 別れる時もちゃんと挨拶してたわよだからかえってよけい 我慢してたの伝わって来てかわいそうになって 夜悠君ママに聞いたんだけど 元気な様子ではなかったって・・・ 悠君は正臣のどこにホレたのかしら それと同時に悠君って本当に正臣の事が好きなんだなぁ~って 悠君見ててそう思った・・・ 引っ越しを頼まれた時も何度もお礼を言われてねぇ~ 母ちゃんも心配だったから見に行ったんだけど もう家具もちゃんと揃ってて住みやすい様になってた」
「あぁ~」
「ねぇ~正臣 正臣が居ない間でも 悠君ママの所へ行ってもらったら・・・」
「俺も何度もそう言ったんだけど悠が・・・」
「母ちゃん 悠君見てられないわよかわいそうで・・・」
「母ちゃん」
「正臣はわかってるの 悠君をあんな広い家に1人きりにさせてるのよ」
母ちゃんは大きな声を出しそう言った
「あぁ~わかってる俺のわがままで 悠を1人にしてる・・・ 母ちゃん俺が帰った時 悠自分のベッドじゃなく俺のベッドで寝てたんだ 俺悠に近づけなかった 多分毎日の様に俺のベッドで寝てると思うとさぁ~ スゲー申し訳ねぇ~し怖さみたいな物を感じて 俺が悠に近づけなかった」
「正臣が早く悠を 落ち着く環境にしてあげるしかないんじゃないの」
「あぁ~わかってる だから母ちゃん頼むよ悠の事・・・」
「ホント悠君も 正臣の事を好きにならなかったら こんなに苦しい想いしなかったのにね」
「母ちゃん」
「だってホントの事でしょう」
俺は母ちゃんが大きく見えた
「悠はさぁ~ 俺と出会わなかったらかわいい彼女が出来たと思う でも俺は悠じゃないとダメなんだよ」
「まぁ~ごちそうさま」
「母ちゃん 俺真面目に話してるんだけど・・・」
「だったらちゃんと悠君を 安心させてあげなさいね」
「あぁ~そのつもりだ」
「悠君は?大学?」
「あぁ~送り出したところだ ちゃんと洗濯して部屋の掃除もして来た でも悠がこまめに掃除してるのわかった 部屋が少しも汚れてないんだ」
「そういうところ悠君らしいわね」
「あぁ~」
「で正臣はこれからどっか行くの」
「サボテン 悠がバイトしるサボテン行って来る」
「そう 母ちゃんも行った事があるわよ」
「あぁ~ 悠との写真と悠が作ったプリンアラモードの写真付きでなぁ~」
「あら そうだったかしら・・・」
母ちゃんがしらばっくれていた
(これは絶対に覚えているヤツだ)
俺も悠が作ってくれたプリンアラモードを食べたと母ちゃんに話た
「マスターと幸子さんもめっちゃいい人なんだよ」
「そうね優しそうな感じの人達だったわね 母ちゃんも悠君はここでなら大丈夫だと思ったわ」
「あぁ~悠の事 孫の様に思ってるって言ってた」
「そう 今日は悠君に何を作ってあげるの」
「それなんだけどさぁ~ 前に1度悠にオムライスを俺作った事があってさぁ~ 悠に夕飯何にするって言ったら即答でオムライスって言ったんだ」
「あら 正臣の作ったオムライスがお口あって良かったわねぇ~」
「冷蔵庫に何も入ってなかったから 俺が居る間に冷蔵庫を満杯にして 悠が好きな物作ってやるんだ」
「で 正臣はいつまでこっちに・・・」
「あさってには向こうへ戻る」
「そう また空港まで行こうか?」
「いや今回は大丈夫悠も大学あるし 俺の見送りは出来ねぇ~と思う」
「そう」
「俺そろそろ行く」
「じゃ~母ちゃんも空港に見送りは行かないからね 気を付けて向こうへ行きなさいね」
俺は玄関へと歩いた
「あっ母ちゃん 俺母ちゃんの子供で良かった」
「何言ってんだかこの子は でも最高の言葉ね」
「じゃ~」
「気を付けてね」
俺と母ちゃんは笑顔で玄関を閉めた
俺は久しぶりに商店街を通りサボテンへと向かった
(この辺は変わらないなぁ~)
俺はキョロキョロとあたりを見ながらサボテンへ
ドアを開けるとカランカランと音が鳴った
「まぁ~久しぶり元気だった」
「お~大スターのおでましだ」
お客さんは俺だけで マスターと幸子さんはそう言って俺に笑顔を向けていた
「お久しぶりです」
俺はそう言ってカウンター席に座った
「悠君はまだ来られない時間だから 私が作るわね何にする? マスターのコーヒーでも何でも言って」
幸子さんはそう言いながら 俺の前に水とおしぼりを置いてくれた
「そっすね じゃ~アイスコーヒー下さい」
「あいよ」
マスターはそう言って手を動かし初めた
マスターの後ろには 俺の新聞の記事がパネルに挟み込まれていた
「榎本君 記者会見見たよ テレビだとそんなに大きく見えないもんだね」
「いや~ 緊張したっすよ」
「そう ぜんぜんそんな風には見えなかったけど・・・ お母さんも喜んでたでしょう」
「うちの母ちゃんはそうでもなくて 遠く離れた出来事に興味はないみたいです」
「そうだね 実感がないのかもしれないね」
「あらでも スポーツニュースでは榎本君が凄く元気な姿が見られるでしょう」
そう言って幸子さんは アイスコーヒーを俺の前に置いてくれた
「お母さんだって嬉しいはずよ 榎本君私達これからお昼ご飯なんだけど 榎本君も何か食べない」
そう言って幸子さんはメニューを見せてくれた
「えっ いいんすか?」
「お客さんが居ない時に交代で食べるのよ 榎本君は何にする?」
「あぁ~じゃ~俺 トーストもらいます」
「じゃ~私も同じ物 すぐに出来るからね」
そう言って幸子さん準備を始めた
「あっそうだ 榎本君あとで写真一緒に撮ってくれるかい」
「はい いいですよ」
「ここに入れてお客さんに自慢しなくちゃ」
マスターは後ろのパネルを指さした
「じゃ~俺 そのパネルいっぱいになるように頑張ります」
「榎本君の活躍楽しみにしてるよ」
そう言ってマスターは笑っていた
「はい出来ましたよ 榎本君は特別にトースト2枚ね」
「ありがとうございます いただきます」
幸子さんは俺の前に運んでくれた
「スゲーうまそう」
「どうぞ召し上がれ」
幸子さんは俺の隣に座り一緒にトーストを食べた
(スゲーうまい 厚切りパンにバターが溶けて最高だ・・・)
「榎本君は悠君が来るのここで待ってる」
「いえ 悠に夕飯作るって言ってあるので俺帰ります」
「榎本君 料理するの」
「はい 向こうでは自炊してます」
「えっ お父さんと一緒に住んでないの」
「はい もうすぐ父ちゃんこっちに帰って来るので」
「そうなの」
「はい 俺は管理栄養士さんの管理のもとなので こっちにいる間に好き物食べようと思ってます」
「プロのサッカー選手も大変なんだなぁ~」
マスターは俺の前に来て笑ってそう言った
俺はマスターと幸子さん3人で写真を撮り サボテンを出た
僕は大学を出てサボテンへ
カランカランと音を立ててドアを開けた
「こんにちは」
「悠君 さっき榎本君が来てくれたのよ」
(榎本来たんだ)
「悠君においしい夕食作るって言って帰ってしまったけど 何作ってくれるのか楽しみね」
「はい」
(榎本が作ってくれるオムライスが本当に楽しみ)
「僕着替えて来ます」
僕はそう言って奥へ
幸子さんは2階へと上がり いつもの様に時間過ぎ お客さんも少なくなって
マスターは小さな声でこう言った
「悠君 あのお客さんが帰ったら おもての看板しまって来て 悠君はあがっていいよ 榎本君が待っているんだから」
「えっいいんすか」
「私も今日は早く閉めたいなぁ~って思っていたから・・・」
最後のお客さんが帰り マスターはおもての電気を消し 僕は看板をしまった
「悠君 掃除はいいから着替えて来な」
「はい」
マスターにそう言われ僕は奥へ
(こんなに早くあがれるとは・・・ 榎本はびっくりするかもしれない 榎本を驚かそう)
僕はマスターに頭を下げた サボテンを出た
僕はどうやって榎本を驚かそうかを考えていた
オートロックに鍵をさし自動ドアが開いた
僕はワクワクしながら玄関のドアをゆっくりと開けた
すると玄関の明かりがついた
「悠 お帰り」
「えっ何で・・・」
「マスターの事だから きーきかせて悠を早くかえしてくれると思って・・・」
榎本は笑顔でそう言った
僕が榎本をびっくりさせようと思っていたのに 逆に僕の方がびっくりしてしまった
「悠 もうオムライス出来てるから 早く座って」
榎本の言葉に 僕のモヤモヤが吹き飛んだ
(そうだ榎本のオムライス)
僕は急いで手を洗い 僕の部屋へカバンを置きテーブルに着いた
僕の前には半熟卵がトロリと乗っていた
「榎本 食べていい」
「あぁ~食べてくれ」
「いただきます」
僕は一口運んだ
(う~んこれこれ)
僕は一気に半分ぐらいを食べて 榎本の視線に気が付いた
「悠 おいしい?」
「凄くおいしい」
(悠の笑顔がスゲー ず~っと悠の事見てられる)
(嫌だ榎本 何で食べないの・・・ 僕何かおかしい?)
僕はそのままオムライスを食べ終えた
(あぁ~凄くおいしかった 榎本にまた作ってもらおう)
「悠」
「何?」
「今日は一緒に風呂入ろう」
「えっダメだよ 狭いよ」
「大丈夫だ悠と重なるから・・・」
榎本は笑顔でそう言った
(悠のエロい声を風呂場で聞きたいと思っていたんだ スゲー楽しみ)
(重なるって言った榎本と・・・ ムリだよ絶対・・・)
(つづく)
掃除機を探しだし俺の部屋と悠の部屋の掃除を開始した
(やっぱそんな汚れてねぇ~な 悠がこまめに掃除してそうだもんなぁ~)
俺はジョギングをしながら河川敷を回り母ちゃんの所へ
(母ちゃん仕事なんだろうなぁ~)
俺はそう思いながら部屋のドアを開けた
俺が奥へと進むと母ちゃんが椅子に座りスマホを見ていた
「正臣毎回この子はびっくりするでしょう 連絡を取るって事知らないの」
母ちゃんはそう言ってスマホを置いた
「母ちゃんごめん 悠あれからどうした・・・」
「あれからって・・・」
「俺と別れた空港で 悠大丈夫だった」
「そうね ホント悠君はかわいそう」
「母ちゃん」
「悠君は何も話さなかったわねぇ~ 母ちゃんもあえて話はしないで悠君の様子見てた 別れる時もちゃんと挨拶してたわよだからかえってよけい 我慢してたの伝わって来てかわいそうになって 夜悠君ママに聞いたんだけど 元気な様子ではなかったって・・・ 悠君は正臣のどこにホレたのかしら それと同時に悠君って本当に正臣の事が好きなんだなぁ~って 悠君見ててそう思った・・・ 引っ越しを頼まれた時も何度もお礼を言われてねぇ~ 母ちゃんも心配だったから見に行ったんだけど もう家具もちゃんと揃ってて住みやすい様になってた」
「あぁ~」
「ねぇ~正臣 正臣が居ない間でも 悠君ママの所へ行ってもらったら・・・」
「俺も何度もそう言ったんだけど悠が・・・」
「母ちゃん 悠君見てられないわよかわいそうで・・・」
「母ちゃん」
「正臣はわかってるの 悠君をあんな広い家に1人きりにさせてるのよ」
母ちゃんは大きな声を出しそう言った
「あぁ~わかってる俺のわがままで 悠を1人にしてる・・・ 母ちゃん俺が帰った時 悠自分のベッドじゃなく俺のベッドで寝てたんだ 俺悠に近づけなかった 多分毎日の様に俺のベッドで寝てると思うとさぁ~ スゲー申し訳ねぇ~し怖さみたいな物を感じて 俺が悠に近づけなかった」
「正臣が早く悠を 落ち着く環境にしてあげるしかないんじゃないの」
「あぁ~わかってる だから母ちゃん頼むよ悠の事・・・」
「ホント悠君も 正臣の事を好きにならなかったら こんなに苦しい想いしなかったのにね」
「母ちゃん」
「だってホントの事でしょう」
俺は母ちゃんが大きく見えた
「悠はさぁ~ 俺と出会わなかったらかわいい彼女が出来たと思う でも俺は悠じゃないとダメなんだよ」
「まぁ~ごちそうさま」
「母ちゃん 俺真面目に話してるんだけど・・・」
「だったらちゃんと悠君を 安心させてあげなさいね」
「あぁ~そのつもりだ」
「悠君は?大学?」
「あぁ~送り出したところだ ちゃんと洗濯して部屋の掃除もして来た でも悠がこまめに掃除してるのわかった 部屋が少しも汚れてないんだ」
「そういうところ悠君らしいわね」
「あぁ~」
「で正臣はこれからどっか行くの」
「サボテン 悠がバイトしるサボテン行って来る」
「そう 母ちゃんも行った事があるわよ」
「あぁ~ 悠との写真と悠が作ったプリンアラモードの写真付きでなぁ~」
「あら そうだったかしら・・・」
母ちゃんがしらばっくれていた
(これは絶対に覚えているヤツだ)
俺も悠が作ってくれたプリンアラモードを食べたと母ちゃんに話た
「マスターと幸子さんもめっちゃいい人なんだよ」
「そうね優しそうな感じの人達だったわね 母ちゃんも悠君はここでなら大丈夫だと思ったわ」
「あぁ~悠の事 孫の様に思ってるって言ってた」
「そう 今日は悠君に何を作ってあげるの」
「それなんだけどさぁ~ 前に1度悠にオムライスを俺作った事があってさぁ~ 悠に夕飯何にするって言ったら即答でオムライスって言ったんだ」
「あら 正臣の作ったオムライスがお口あって良かったわねぇ~」
「冷蔵庫に何も入ってなかったから 俺が居る間に冷蔵庫を満杯にして 悠が好きな物作ってやるんだ」
「で 正臣はいつまでこっちに・・・」
「あさってには向こうへ戻る」
「そう また空港まで行こうか?」
「いや今回は大丈夫悠も大学あるし 俺の見送りは出来ねぇ~と思う」
「そう」
「俺そろそろ行く」
「じゃ~母ちゃんも空港に見送りは行かないからね 気を付けて向こうへ行きなさいね」
俺は玄関へと歩いた
「あっ母ちゃん 俺母ちゃんの子供で良かった」
「何言ってんだかこの子は でも最高の言葉ね」
「じゃ~」
「気を付けてね」
俺と母ちゃんは笑顔で玄関を閉めた
俺は久しぶりに商店街を通りサボテンへと向かった
(この辺は変わらないなぁ~)
俺はキョロキョロとあたりを見ながらサボテンへ
ドアを開けるとカランカランと音が鳴った
「まぁ~久しぶり元気だった」
「お~大スターのおでましだ」
お客さんは俺だけで マスターと幸子さんはそう言って俺に笑顔を向けていた
「お久しぶりです」
俺はそう言ってカウンター席に座った
「悠君はまだ来られない時間だから 私が作るわね何にする? マスターのコーヒーでも何でも言って」
幸子さんはそう言いながら 俺の前に水とおしぼりを置いてくれた
「そっすね じゃ~アイスコーヒー下さい」
「あいよ」
マスターはそう言って手を動かし初めた
マスターの後ろには 俺の新聞の記事がパネルに挟み込まれていた
「榎本君 記者会見見たよ テレビだとそんなに大きく見えないもんだね」
「いや~ 緊張したっすよ」
「そう ぜんぜんそんな風には見えなかったけど・・・ お母さんも喜んでたでしょう」
「うちの母ちゃんはそうでもなくて 遠く離れた出来事に興味はないみたいです」
「そうだね 実感がないのかもしれないね」
「あらでも スポーツニュースでは榎本君が凄く元気な姿が見られるでしょう」
そう言って幸子さんは アイスコーヒーを俺の前に置いてくれた
「お母さんだって嬉しいはずよ 榎本君私達これからお昼ご飯なんだけど 榎本君も何か食べない」
そう言って幸子さんはメニューを見せてくれた
「えっ いいんすか?」
「お客さんが居ない時に交代で食べるのよ 榎本君は何にする?」
「あぁ~じゃ~俺 トーストもらいます」
「じゃ~私も同じ物 すぐに出来るからね」
そう言って幸子さん準備を始めた
「あっそうだ 榎本君あとで写真一緒に撮ってくれるかい」
「はい いいですよ」
「ここに入れてお客さんに自慢しなくちゃ」
マスターは後ろのパネルを指さした
「じゃ~俺 そのパネルいっぱいになるように頑張ります」
「榎本君の活躍楽しみにしてるよ」
そう言ってマスターは笑っていた
「はい出来ましたよ 榎本君は特別にトースト2枚ね」
「ありがとうございます いただきます」
幸子さんは俺の前に運んでくれた
「スゲーうまそう」
「どうぞ召し上がれ」
幸子さんは俺の隣に座り一緒にトーストを食べた
(スゲーうまい 厚切りパンにバターが溶けて最高だ・・・)
「榎本君は悠君が来るのここで待ってる」
「いえ 悠に夕飯作るって言ってあるので俺帰ります」
「榎本君 料理するの」
「はい 向こうでは自炊してます」
「えっ お父さんと一緒に住んでないの」
「はい もうすぐ父ちゃんこっちに帰って来るので」
「そうなの」
「はい 俺は管理栄養士さんの管理のもとなので こっちにいる間に好き物食べようと思ってます」
「プロのサッカー選手も大変なんだなぁ~」
マスターは俺の前に来て笑ってそう言った
俺はマスターと幸子さん3人で写真を撮り サボテンを出た
僕は大学を出てサボテンへ
カランカランと音を立ててドアを開けた
「こんにちは」
「悠君 さっき榎本君が来てくれたのよ」
(榎本来たんだ)
「悠君においしい夕食作るって言って帰ってしまったけど 何作ってくれるのか楽しみね」
「はい」
(榎本が作ってくれるオムライスが本当に楽しみ)
「僕着替えて来ます」
僕はそう言って奥へ
幸子さんは2階へと上がり いつもの様に時間過ぎ お客さんも少なくなって
マスターは小さな声でこう言った
「悠君 あのお客さんが帰ったら おもての看板しまって来て 悠君はあがっていいよ 榎本君が待っているんだから」
「えっいいんすか」
「私も今日は早く閉めたいなぁ~って思っていたから・・・」
最後のお客さんが帰り マスターはおもての電気を消し 僕は看板をしまった
「悠君 掃除はいいから着替えて来な」
「はい」
マスターにそう言われ僕は奥へ
(こんなに早くあがれるとは・・・ 榎本はびっくりするかもしれない 榎本を驚かそう)
僕はマスターに頭を下げた サボテンを出た
僕はどうやって榎本を驚かそうかを考えていた
オートロックに鍵をさし自動ドアが開いた
僕はワクワクしながら玄関のドアをゆっくりと開けた
すると玄関の明かりがついた
「悠 お帰り」
「えっ何で・・・」
「マスターの事だから きーきかせて悠を早くかえしてくれると思って・・・」
榎本は笑顔でそう言った
僕が榎本をびっくりさせようと思っていたのに 逆に僕の方がびっくりしてしまった
「悠 もうオムライス出来てるから 早く座って」
榎本の言葉に 僕のモヤモヤが吹き飛んだ
(そうだ榎本のオムライス)
僕は急いで手を洗い 僕の部屋へカバンを置きテーブルに着いた
僕の前には半熟卵がトロリと乗っていた
「榎本 食べていい」
「あぁ~食べてくれ」
「いただきます」
僕は一口運んだ
(う~んこれこれ)
僕は一気に半分ぐらいを食べて 榎本の視線に気が付いた
「悠 おいしい?」
「凄くおいしい」
(悠の笑顔がスゲー ず~っと悠の事見てられる)
(嫌だ榎本 何で食べないの・・・ 僕何かおかしい?)
僕はそのままオムライスを食べ終えた
(あぁ~凄くおいしかった 榎本にまた作ってもらおう)
「悠」
「何?」
「今日は一緒に風呂入ろう」
「えっダメだよ 狭いよ」
「大丈夫だ悠と重なるから・・・」
榎本は笑顔でそう言った
(悠のエロい声を風呂場で聞きたいと思っていたんだ スゲー楽しみ)
(重なるって言った榎本と・・・ ムリだよ絶対・・・)
(つづく)
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