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旅商人が来た!
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夏。その日は朝から快晴だった。
大きな白い雲が、たくさん空に浮かんでいる。凄い入道雲ですねぇ、とミューゼア嬢が笑ったのは、俺が屋敷を出るとき。まだ早朝と言える時間のこと。――入道雲? 都ではこのような夏の雲をそう呼ぶのかな。
ともあれ今日も暑くなりそうだ。
この日は事務仕事で屋敷へ残る彼女に見送られた俺は一人、皆が作業を開始してるであろう街道へと向かう。
昨晩、調子に乗った俺とガリアードレは二人で、ポルトガの大街道まで道を慣らしてしまった。ドーンドーン、て奴だ。なんのことはない、どちらが先に音を上げるか意地を張り合ってたら、大街道までたどり着いてしまっただけである。
現場に到着。皆に挨拶をして、昨晩の続き。
昨日は軽く慣らしただけの道を、ちゃんとした街道に仕立てていく。続き、なんて簡単に言ってはみたものの、ここからの作業が本番だ。これが本当の意味で終わるまでは数ヶ月……いや、年単位で掛かるかもしれない作業量だった。
俺も忙しいし、街道完成までの最後までは付き合うことができないわけだけど、せめて出来る範囲での手伝いはしたいから今日も頑張る。
水はガブ飲み。
大きな水筒を幾つも使って、ガリアードレたちとは回し飲みだ。ガリアードレの奴は、ときおり水筒の水を頭から浴びたりしてハシャいでる。ちなみに三メートルと身体の大きいデカールだけは自前の水筒(というかあれはもうタンクだな)を使っているので、奴が水を飲んだ瞬間に全ての水がなくなってしまうなんてことはない。
「おや?」
と気がついたのは、その背が高いデカールだった。
正午を回った頃の一番暑い時間。
「どうしたんだデカール?」
「いえそれがギリアムさま……、なにやら昨日叩き慣らした道沿いに、馬車が」
「なんだと?」
道の先を見てみるが、俺にはわからない。
デカールに頼んで俺の身体を持ち上げてもらった。高いところから、遠くを見渡す。ん……、あれは?
陽炎の先に、なにか見えた。
馬車……なのか? 魔族は目が良いな、俺にはまだわからない。しばらくデカールに持ち上げ続けてもらったまま、凝視する。――あ。
「本当だ。あれは馬車だ」
馬車だ!
「お、おい本当だ。あれは馬車じゃないか!」
同じ言葉を連呼してしまう。驚きで、声も上擦ってしまった。
デカールに持ち上げられた俺が騒いでいると、方々に散って作業をしていた魔族の皆が近づいてきた。やがて彼らも馬車を視認して、騒ぎだす。馬車だ! 初めての馬車だ!
「俺たちが慣らした道を使って、ライゼル領に馬車がやってくる!」
と。
ハシャがないわけない。感動すらしていた。ああ、この場にミューゼア嬢も一緒に居たらよかったのに。やったやった、客がくる! この喜びこの瞬間を、一緒に味合わせてあげたかった!
◇◆◇◆
「やあこんにちは、ご精がでますな」
やがて近づいてきた馬車の上から、男が笑顔で挨拶をしてきた。
俺は作業を止め、笑顔で応える。
「はは、こんにちは。ようこそライゼルの町へ」
「ほう。見たことのない道だと思い伝って来たのですが……、なんとこの先は話に聞くライゼル領でしたか」
馬車を止めた男が、驚きの顔を見せた。
どんな話を聞いているのか気になりながらも、平静を装って皆に指示を出す。
「おーいみんな、休憩してくれー。水分の補給を忘れるなよー」
おーう、と返事をした魔族たちが俺たちから離れていく。
これはついさっき、臨時で示し合わせたこと。なるべく普通に、なるべく日常的に。
「街道を……整備なさっているのですか?」
「はい。お客さんは商売でこちらに?」
「そうですね。ライゼルに向かう道とは知りませんでしたが、こうなれば良い収穫があると嬉しいものです。ところで――」
男は笑顔を絶やさずに続けた。
「ここで作業をしていた皆さんですが、彼らはもしかして、魔族?」
「ええ。ここライゼルは魔族と親交を結んでおりまして。力仕事である街道作りを手伝って貰っているのです」
「魔族と親交を……! いや初耳でした、すごいお話ですね!」
男の驚きが大げさとは思わない。
魔族は人間にとっての敵、外の世界ではそれが普通なままなのだろう。ミューゼア嬢も、俺が魔族と懇意にしていると知ったときにだいぶ驚いていたし。
「話してみれば気持ちの良い奴らですよ。力がある分、少々大食いが多いのは珠に傷かもしれませんが」
「実は魔族を実際に見たのは初めてなのですが――」
休憩している魔族たちの方を見た男は、クスリ肩を竦めると。
「なるほど確かに、あまり人と変わらないようです」
彼の視線の先で、鈴なりになった魔族たちがこちらを興味津々の表情で見つめていた。 ああバカ、あれほど自然にしてろと言ったのに。特にガリアードレの奴! ぼっ立ちで注目してるんじゃない!
「失礼。ジロジロ見るなよ? とは言い含めてあったのですが」
俺も取り繕うのをやめるしかないな。
苦笑しながら肩を竦めて。
「実は、この街道を作り始めてから最初の一人目になるライゼル訪問者があなたでして……。皆、作業が実を結んだことが嬉しくて仕方ないのです」
「なのでしょうね。皆さんの顔に、だいたい事情は書いてありました」
どうやら男は魔族を怖がるでもなく、好意的な表情で俺のことも見る。
この人が柔軟な人ぽくて助かったけど、そうだな魔族を怖がりそうな人もこれからたくさん訪れるかもしれない。
魔族と居るのが普通過ぎて失念していたけど、そこは今度対策しとかないとな。
俺は困り顔で頭を掻いた。
「ところで私は、旅商人のユーノスと申します。よろしければ町まで道すがら、ライゼルの話を聞かせて頂けますと嬉しいのですが」
「ここの現場監督兼領主のギリアムです。ええ、よろこんで」
「は? 領主……さま?」
あれ、今日一番の驚き顔をしてる?
「領主さまが、自らが街道の整備を?」
「あ、はい。自分の町ですし」
ガリアードレが我がまま言い出したら、俺がいないと収拾つかなくなりそうだったのもある。だけどそれは今、横に置いておこう。
「こ、これは失礼しました!」
馬車から降りようとするユーノスを制して、俺は苦笑する。
「ああいや。こちらこそ申し訳ない、びっくりさせるつもりはなかったんですが。……えっと、横に乗らせて頂いても?」
「え?」
「ほら、道すがらライゼルの話を聞かせて欲しいと」
「本当によろしいのでしょうか。まさか領主さまとは思いもせず」
「いいんですよ。言ったでしょう、なにせ貴方は新生ライゼルの記念すべき初客人、さあ行きましょう!」
俺は現場をデカールに任せて、荷馬車の前に乗り込んだ。
「ふふ」
「どうしました、ユーノスさん?」
「いえ。仕事の陣頭に立つ貴族の方は私もこれまで見てきましたが、自ら率先して人夫に混ざって力仕事に精を出すかたは、さすがに珍しいな、と」
「褒めて頂いてる、……のですよねそれ?」
「もちろんです」
と彼は楽しそうに笑った。
「いやあ、楽しみです! 貴方のような方が治める町、ライゼルを見るのが!」
うっわ、本当に楽しそうな顔で笑うんだなこの人。なんか俺もつられてしまう。
「じっくり見てってください。まずはほら、入口となるあの石造りの街道を」
「おお! 綺麗な石がこんな平らに敷き詰められていて! 素晴らしいじゃないですか、都でもこんな道は見たことがない」
「でしょうでしょう!? ミューゼア嬢の発案で……あ、ミューゼア嬢というのは俺の――」
語るのが楽しい。ようこそライゼルへ!
この出会いが、後に大きな利益をライゼルにもたらすことになることを、この時俺はまだ知らなかった。
大きな白い雲が、たくさん空に浮かんでいる。凄い入道雲ですねぇ、とミューゼア嬢が笑ったのは、俺が屋敷を出るとき。まだ早朝と言える時間のこと。――入道雲? 都ではこのような夏の雲をそう呼ぶのかな。
ともあれ今日も暑くなりそうだ。
この日は事務仕事で屋敷へ残る彼女に見送られた俺は一人、皆が作業を開始してるであろう街道へと向かう。
昨晩、調子に乗った俺とガリアードレは二人で、ポルトガの大街道まで道を慣らしてしまった。ドーンドーン、て奴だ。なんのことはない、どちらが先に音を上げるか意地を張り合ってたら、大街道までたどり着いてしまっただけである。
現場に到着。皆に挨拶をして、昨晩の続き。
昨日は軽く慣らしただけの道を、ちゃんとした街道に仕立てていく。続き、なんて簡単に言ってはみたものの、ここからの作業が本番だ。これが本当の意味で終わるまでは数ヶ月……いや、年単位で掛かるかもしれない作業量だった。
俺も忙しいし、街道完成までの最後までは付き合うことができないわけだけど、せめて出来る範囲での手伝いはしたいから今日も頑張る。
水はガブ飲み。
大きな水筒を幾つも使って、ガリアードレたちとは回し飲みだ。ガリアードレの奴は、ときおり水筒の水を頭から浴びたりしてハシャいでる。ちなみに三メートルと身体の大きいデカールだけは自前の水筒(というかあれはもうタンクだな)を使っているので、奴が水を飲んだ瞬間に全ての水がなくなってしまうなんてことはない。
「おや?」
と気がついたのは、その背が高いデカールだった。
正午を回った頃の一番暑い時間。
「どうしたんだデカール?」
「いえそれがギリアムさま……、なにやら昨日叩き慣らした道沿いに、馬車が」
「なんだと?」
道の先を見てみるが、俺にはわからない。
デカールに頼んで俺の身体を持ち上げてもらった。高いところから、遠くを見渡す。ん……、あれは?
陽炎の先に、なにか見えた。
馬車……なのか? 魔族は目が良いな、俺にはまだわからない。しばらくデカールに持ち上げ続けてもらったまま、凝視する。――あ。
「本当だ。あれは馬車だ」
馬車だ!
「お、おい本当だ。あれは馬車じゃないか!」
同じ言葉を連呼してしまう。驚きで、声も上擦ってしまった。
デカールに持ち上げられた俺が騒いでいると、方々に散って作業をしていた魔族の皆が近づいてきた。やがて彼らも馬車を視認して、騒ぎだす。馬車だ! 初めての馬車だ!
「俺たちが慣らした道を使って、ライゼル領に馬車がやってくる!」
と。
ハシャがないわけない。感動すらしていた。ああ、この場にミューゼア嬢も一緒に居たらよかったのに。やったやった、客がくる! この喜びこの瞬間を、一緒に味合わせてあげたかった!
◇◆◇◆
「やあこんにちは、ご精がでますな」
やがて近づいてきた馬車の上から、男が笑顔で挨拶をしてきた。
俺は作業を止め、笑顔で応える。
「はは、こんにちは。ようこそライゼルの町へ」
「ほう。見たことのない道だと思い伝って来たのですが……、なんとこの先は話に聞くライゼル領でしたか」
馬車を止めた男が、驚きの顔を見せた。
どんな話を聞いているのか気になりながらも、平静を装って皆に指示を出す。
「おーいみんな、休憩してくれー。水分の補給を忘れるなよー」
おーう、と返事をした魔族たちが俺たちから離れていく。
これはついさっき、臨時で示し合わせたこと。なるべく普通に、なるべく日常的に。
「街道を……整備なさっているのですか?」
「はい。お客さんは商売でこちらに?」
「そうですね。ライゼルに向かう道とは知りませんでしたが、こうなれば良い収穫があると嬉しいものです。ところで――」
男は笑顔を絶やさずに続けた。
「ここで作業をしていた皆さんですが、彼らはもしかして、魔族?」
「ええ。ここライゼルは魔族と親交を結んでおりまして。力仕事である街道作りを手伝って貰っているのです」
「魔族と親交を……! いや初耳でした、すごいお話ですね!」
男の驚きが大げさとは思わない。
魔族は人間にとっての敵、外の世界ではそれが普通なままなのだろう。ミューゼア嬢も、俺が魔族と懇意にしていると知ったときにだいぶ驚いていたし。
「話してみれば気持ちの良い奴らですよ。力がある分、少々大食いが多いのは珠に傷かもしれませんが」
「実は魔族を実際に見たのは初めてなのですが――」
休憩している魔族たちの方を見た男は、クスリ肩を竦めると。
「なるほど確かに、あまり人と変わらないようです」
彼の視線の先で、鈴なりになった魔族たちがこちらを興味津々の表情で見つめていた。 ああバカ、あれほど自然にしてろと言ったのに。特にガリアードレの奴! ぼっ立ちで注目してるんじゃない!
「失礼。ジロジロ見るなよ? とは言い含めてあったのですが」
俺も取り繕うのをやめるしかないな。
苦笑しながら肩を竦めて。
「実は、この街道を作り始めてから最初の一人目になるライゼル訪問者があなたでして……。皆、作業が実を結んだことが嬉しくて仕方ないのです」
「なのでしょうね。皆さんの顔に、だいたい事情は書いてありました」
どうやら男は魔族を怖がるでもなく、好意的な表情で俺のことも見る。
この人が柔軟な人ぽくて助かったけど、そうだな魔族を怖がりそうな人もこれからたくさん訪れるかもしれない。
魔族と居るのが普通過ぎて失念していたけど、そこは今度対策しとかないとな。
俺は困り顔で頭を掻いた。
「ところで私は、旅商人のユーノスと申します。よろしければ町まで道すがら、ライゼルの話を聞かせて頂けますと嬉しいのですが」
「ここの現場監督兼領主のギリアムです。ええ、よろこんで」
「は? 領主……さま?」
あれ、今日一番の驚き顔をしてる?
「領主さまが、自らが街道の整備を?」
「あ、はい。自分の町ですし」
ガリアードレが我がまま言い出したら、俺がいないと収拾つかなくなりそうだったのもある。だけどそれは今、横に置いておこう。
「こ、これは失礼しました!」
馬車から降りようとするユーノスを制して、俺は苦笑する。
「ああいや。こちらこそ申し訳ない、びっくりさせるつもりはなかったんですが。……えっと、横に乗らせて頂いても?」
「え?」
「ほら、道すがらライゼルの話を聞かせて欲しいと」
「本当によろしいのでしょうか。まさか領主さまとは思いもせず」
「いいんですよ。言ったでしょう、なにせ貴方は新生ライゼルの記念すべき初客人、さあ行きましょう!」
俺は現場をデカールに任せて、荷馬車の前に乗り込んだ。
「ふふ」
「どうしました、ユーノスさん?」
「いえ。仕事の陣頭に立つ貴族の方は私もこれまで見てきましたが、自ら率先して人夫に混ざって力仕事に精を出すかたは、さすがに珍しいな、と」
「褒めて頂いてる、……のですよねそれ?」
「もちろんです」
と彼は楽しそうに笑った。
「いやあ、楽しみです! 貴方のような方が治める町、ライゼルを見るのが!」
うっわ、本当に楽しそうな顔で笑うんだなこの人。なんか俺もつられてしまう。
「じっくり見てってください。まずはほら、入口となるあの石造りの街道を」
「おお! 綺麗な石がこんな平らに敷き詰められていて! 素晴らしいじゃないですか、都でもこんな道は見たことがない」
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