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玲香
2人目
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「借りるね」
可愛いらしい笑顔だった。
優しい笑顔だった。
何かすごい高みに到達してしまった女の子みたいだった。稀にいるんだ。こういう人。
恥じらいに頬を紅潮させ、気のポーズのように目を閉じる。重い決断と覚悟はあっても衆人環視という状況では尿道口がなかなか開かない。
ずっと我慢をしてきて、今すぐにでも出してしまいたいだろうに。
多分彼女にはまだ余裕があったのだろう。膀胱に。ただ、金魚と私のためにバケツを使う決断をしたのだ。
女の子の前とはいえ、白いお尻を曝け出し、割目を開くのはすごい抵抗があるのだろうに。
断続的なバケツを叩く音。
それがいつしか連続的な響きになる。
ああ、さっき自分もこんな感じに観察されてたんだ。
バケツを叩く水音だけでなく、おしっこが女の子の身体を通り抜けるシューという音も聞こえる。
重力に抗うのをやめたのみならず、膀胱を押し潰し、放尿に勢いをつけている感じだった。
彼女のおしっこは15秒程度で終わった。バケツに跨り、最初の一雫を出す迄にかかった時間の方が遥かに長かった。
それでも500ccはゆうに超えているように見える。
まだ限界まではいってないにしても、我慢がつらい量ではある筈。
バケツの水を捨てたあと、ティッシュペーパーをあてがう彼女。それをゴミ箱に捨てる。彼女の賢さと冷静さを感じる行動。
多少湿り気を感じる下着にふとそう思った。
「行こう」
恥じらいで紅潮した優しい笑顔で彼女が促す。
3人目を見るのは確かに悪趣味。
「ごめんなさい」
「ん?」
「見てて‥‥」
うっかり凝視してたことを謝る私。
「大丈夫」
顔が火照る。
続く子が意を決したところで彼女が再度促す。
ちょっとだけ見ていたい気持ちもあったけど、その気持ちがおかしいことも知っていた。
ともかく、これで金魚は助かるだろう。
女の子達は我慢し抜くかバケツを使うかの2択になった。
金魚の命を奪ってまでトイレを使うことが許されない行為になった。
3人目の放尿音が微かに聞こえる。
トイレの外ではもう聞こえない。
可愛いらしい笑顔だった。
優しい笑顔だった。
何かすごい高みに到達してしまった女の子みたいだった。稀にいるんだ。こういう人。
恥じらいに頬を紅潮させ、気のポーズのように目を閉じる。重い決断と覚悟はあっても衆人環視という状況では尿道口がなかなか開かない。
ずっと我慢をしてきて、今すぐにでも出してしまいたいだろうに。
多分彼女にはまだ余裕があったのだろう。膀胱に。ただ、金魚と私のためにバケツを使う決断をしたのだ。
女の子の前とはいえ、白いお尻を曝け出し、割目を開くのはすごい抵抗があるのだろうに。
断続的なバケツを叩く音。
それがいつしか連続的な響きになる。
ああ、さっき自分もこんな感じに観察されてたんだ。
バケツを叩く水音だけでなく、おしっこが女の子の身体を通り抜けるシューという音も聞こえる。
重力に抗うのをやめたのみならず、膀胱を押し潰し、放尿に勢いをつけている感じだった。
彼女のおしっこは15秒程度で終わった。バケツに跨り、最初の一雫を出す迄にかかった時間の方が遥かに長かった。
それでも500ccはゆうに超えているように見える。
まだ限界まではいってないにしても、我慢がつらい量ではある筈。
バケツの水を捨てたあと、ティッシュペーパーをあてがう彼女。それをゴミ箱に捨てる。彼女の賢さと冷静さを感じる行動。
多少湿り気を感じる下着にふとそう思った。
「行こう」
恥じらいで紅潮した優しい笑顔で彼女が促す。
3人目を見るのは確かに悪趣味。
「ごめんなさい」
「ん?」
「見てて‥‥」
うっかり凝視してたことを謝る私。
「大丈夫」
顔が火照る。
続く子が意を決したところで彼女が再度促す。
ちょっとだけ見ていたい気持ちもあったけど、その気持ちがおかしいことも知っていた。
ともかく、これで金魚は助かるだろう。
女の子達は我慢し抜くかバケツを使うかの2択になった。
金魚の命を奪ってまでトイレを使うことが許されない行為になった。
3人目の放尿音が微かに聞こえる。
トイレの外ではもう聞こえない。
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