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さらに具体的な計算

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では
にそれらしい数字を代入してみましょう。


つまり、地球の半径はだいたい6371キロメートル

つまり目の高さは1.5メートルくらいで。

単位を合わせて
r=6371000m
a=1.5m
を式に代入すると
4371×2=8742m
約9km。
さすがにちょっと遠そうですね。
徒歩だと1時間50分くらいかかる距離なのです。現在のナビや不動産物件で使われる分速80mからの換算になりますので、古代人はもっと速い気もするし、靴も舗装された道もないからもっと遅い気もしますが。

ともかく、8700m離れた人がはっきり見える方は普通に生活をしていれば、遠くの人やモノはまず上の方から見え始め、さらに近づくとだんだん足も見えてくるということになるのです。

要するに、8700m離れた人がはっきり見えるような視力の方なら、地球って丸いんだなぁと感じながら暮らしてるという訳なのです。

では、今度は視力というものについて考察を深めていこうと思うのです。


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