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第7話
しおりを挟む1ヶ月以上の眠れない日々。
ふらつきながらも、家を出る。
明かりが、眩しい。
おぼつかない足下。
人がぶれて見える。
耳が、キーンと鳴る。
何が何だか分からなかった。
凄い大きな音がした。かと思うと、弘の体がすっ飛ばされた。
トラックに轢かれたのだ。
即死。
弘の人生の終わり。
終わり
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