ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月

文字の大きさ
51 / 60
四章:四章:再燃する問題と幽霊船解明編

第50話 『北部遠征の編成──仲間とのひとときと、選ばれし者たち』

しおりを挟む
第50話 『北部遠征の編成──仲間とのひとときと、選ばれし者たち』 
 帝国情報局《セレスティア》からの正式任務を受けた翌日。
ロイドは朝から執務室にこもり、
北部遠征の編成について頭を悩ませていた。

ロイド
「うーん……誰を連れて行くべきかな……
 戦力は必要だけど、領地の防衛も大事だし……」

そこへ、マーリエが静かに入ってきた。

マーリエ
「ロイド様。
 皆が集まっています。
 “遠征の話し合いをしたい”とのことです」

ロイド
「みんな……ありがとう。
 行こうか」

◆ ◆ ◆

[仲間たちとの作戦会議──誰を連れて行く?]

大広間には、
ロイドの主要メンバーが勢揃いしていた。

ラグナ
「ロイド様。
 北部遠征の件、俺たちも意見を出したいと思って」

シェリル
「みんなで決めた方がいいよ。
 だって、ロイド一人で悩んでたら大変でしょ?」

ロイド
「……ありがとう。
 本当に、みんなに支えられてるなぁ」

モルド
「では、まず“遠征に必要な役割”から整理しましょう」

フェリックス
「敵は魔族系の魔力を扱う可能性がある。
 罠や魔導装置の専門家は必須だな」

リィナ
「潜入と偵察も必要。
 敵の儀式の場所を突き止めるには、影の動きが重要よ」

マーリエ
「魔力の乱れを感知するために、
 私も同行します」

ロイド
「もちろん。
 マーリエがいないと始まらないよ」

マーリエ
「光栄です、ロイド様」

ラグナ
「戦闘力も必要だ。
 俺とモルドは前衛として行く」

シェリル
「私も行くよ。
 遠距離攻撃は必要でしょ?」

フェリックス
「俺は……どうする?」

ロイド
「フェリックスは……領地に残ってほしい」

フェリックス
「えっ?」

ロイド
「罠の管理と防衛は、フェリックスがいないと回らない。
 未知の敵が動いてる以上、領地の守りも重要なんだ」

フェリックス
「……分かった。
 任せてくれ。
 領地は絶対に守る」

ロイド
「ありがとう」

こうして、遠征メンバーが決まった。

◆ ◆ ◆

[北部遠征メンバー]

・ロイド(領主/指揮官)

・マーリエ(UR大魔術師)

・ラグナ(前衛)

・モルド(盾役)

・シェリル(弓術士)

・リィナ(潜入工作員)

・ゼル(影走りの斥候)

・カイル(戦術指揮官)

ロイド
「……これだけいれば、どんな敵が来ても対応できるはず」

マーリエ
「ええ。
 ロイド様がいる限り、私たちは負けません」

◆ ◆ ◆

[セレスティアへの人材派遣──選ばれた者たち]

会議が終わった後、
ロイドは別室で“セレスティアへの派遣人材”の選考を行っていた。

ロイド
「セレスティアからの依頼……
 “優秀な人材を数名派遣してほしい”か」

レベッカ
「ロイド様。
 候補者をまとめました」

ロイド
「ありがとう。
 見せてくれる?」

候補者は三名。

・アーネスト(文官/情報整理のプロ)

・ミーナ(魔導研究員/魔力分析が得意)

・ガルド(元傭兵/護衛任務に長ける)

ロイド
「……この三人なら、セレスティアでも活躍できそうだね」

レベッカ
「はい。
 特にミーナは魔力分析に優れています。
 今回の件にも役立つでしょう」

ロイド
「よし、この三人を派遣しよう」

レベッカ
「承知しました」

◆ ◆ ◆

[出発前夜──仲間とのひととき]

夜。
ロイドは屋敷の庭で、
仲間たちと焚き火を囲んでいた。

ラグナ
「明日からまた冒険だな」

シェリル
「ちょっとワクワクしてるよ」

モルド
「油断は禁物ですが……
 皆で行けば怖くありません」

リィナ
「敵の正体……必ず暴いてみせる」

マーリエ
「ロイド様。
 あなたが望む未来を、私たちが切り開きます」

ロイド
「……ありがとう。
 本当に、僕は仲間に恵まれてる」

焚き火の炎が揺れ、
静かな夜風が吹き抜ける。

ロイド
「明日、北部へ出発する。
 みんな──よろしく頼むよ」

全員
「「「任せて下さいッ!!」」」

こうして──
ロイドたちは北部遠征へ向けて動き出した。

次の舞台は、
魔族の影が蠢く帝国北部。

新たな戦いが、
静かに幕を開けようとしていた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~

月神世一
ファンタジー
紹介文 「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」 そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。 失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。 ​「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」 ​手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。 電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。 さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!? ​森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、 罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、 競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。 ​これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。 ……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!

チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~

黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」 女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。 この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。 『勇者道化師ベルキッド、追放される』 『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。

勇者の野郎と元婚約者、あいつら全員ぶっ潰す

さとう
ファンタジー
大陸最大の王国である『ファーレン王国』 そこに住む少年ライトは、幼馴染のリリカとセエレと共に、元騎士であるライトの父に剣の稽古を付けてもらっていた。 ライトとリリカはお互いを意識し婚約の約束をする。セエレはライトの愛妾になると宣言。 愛妾を持つには騎士にならなくてはいけないため、ライトは死に物狂いで騎士に生るべく奮闘する。 そして16歳になり、誰もが持つ《ギフト》と呼ばれる特殊能力を授かるため、3人は王国の大聖堂へ向かい、リリカは《鬼太刀》、セエレは《雷切》という『五大祝福剣』の1つを授かる。 一方、ライトが授かったのは『???』という意味不明な力。 首を捻るライトをよそに、1人の男と2人の少女が現れる。 「君たちが、オレの運命の女の子たちか」 現れたのは異世界より来た『勇者レイジ』と『勇者リン』 彼らは魔王を倒すために『五大祝福剣』のギフトを持つ少女たちを集めていた。    全てはこの世界に復活した『魔刃王』を倒すため。 5つの刃と勇者の力で『魔刃王』を倒すために、リリカたちは勇者と共に旅のに出る。 それから1年後。リリカたちは帰って来た、勇者レイジの妻として。 2人のために騎士になったライトはあっさり捨てられる。 それどころか、勇者レイジの力と権力によって身も心もボロボロにされて追放される。 ライトはあてもなく彷徨い、涙を流し、決意する。 悲しみを越えた先にあったモノは、怒りだった。 「あいつら全員……ぶっ潰す!!」

屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)

わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。 対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。 剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。 よろしくお願いします! (7/15追記  一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!  (9/9追記  三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン (11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。 追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。

アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。 ふとした事でスキルが発動。  使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。 ⭐︎注意⭐︎ 女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。

インターネットで異世界無双!?

kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。  その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。  これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

処理中です...