悪役転生したはずが主人公に溺愛されています

zzz

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27.お邪魔します!レイの部屋!

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お邪魔したレイの部屋は片付いているというかものが少ない。

何かを買う金がないんだろう。

一応学園側から資金は出ているはずだが、レイの出費は食費や装備など必要最低限に留め、残りは村のために貯めている。

この設定のせいでキャラとの好感度を上げるアイテムが娯楽品扱いになっているから、月に1つしか買えないという。一途に生きろと言うことだろうけど、ハーレムルート入が大変だと世のオタクが騒いでたっけ。

「殺風景な部屋で恥ずかしいな、茶を入れるから適当に座っててくれ」

「お構いなく」

ベッドと机と椅子、それに本棚しかない。本棚には教科書とノートだけ。机は壁向きに配置されていて、椅子は1つ。机には図書室から借りたのであろう本が置いてある。

壁向きに座って待つのもどうかと思い、申し訳ないと思いつつベッドに腰掛ける。

一見綺麗に見えるが掃除はそんなにしないのか、若干ホコリが積もっている。床も砂っぽい。

浄化クリーン

部屋全体に浄化魔法をかける。これは便利な魔法で、ちょっとの魔力で部屋が綺麗になる。あと風呂に入れない時にもつかえる。

「悪い、ホコリっぽかったか?」

茶を俺に渡して申し訳なさそうな顔をするレイ。

いや俺完全に嫌な姑じゃんね?ごめんなさい埋めないで。

「そんなことは無いけど、暇だったからつい。勝手に悪かった」

「いや、助かる。嫁さんがいたらこんな感じかって思ってな。…クレアが嫁…良いな」

お、姑じゃなく嫁か。それなら嫌味なくて良いな。そう、俺はお嫁さん。相手の粗を探す姑ではなく、可愛いお嫁さんだ。何も悪くない。

「旦那様が気持ちよく過ごせるようにお掃除頑張りました!」

精一杯のぶりっ子ポーズで嫁アピールしてみると、吃驚したのか、レイが思いっきりむせた。

すまない、お茶飲んでる人にやるべきでは無かった。

むせながら何か言ってるようだったが何も聞き取れなかった。多分ありがとうとかそんな感じのことを言ってたと思う。

気管から茶が救出できないレイはさておき、俺は用意してたもの広げる。

何にしてもまずは相手がどの程度理解出来てるかを把握しないと教えるも何も無い。

ゲーム内のレイは地頭が良いから何でもすぐに覚えられるという設定だが、現実がどうか分からないからな。

カイルだってゲームでは何でもそつなくこなす天才と表記されているだけだが、実際は人より何倍も自分で勉強しているし、ルースだってキツい鍛錬を毎日の様にしている。

一行ででサラッと説明されてしまう事も、実際はそんな文字数では表しきれないほどの努力が必要だと理解しているから、レイに対してもなんて思わず、1から丁寧に教えて行きたい。

まあ、そんなに時間は無いんですけどね!

って訳でテストを始めます!
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感想 34

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みんなの感想(34件)

りんごみかん

とても素敵なお話でした。

続きを心待ちにしています。

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にゃ王さくら

続き、ずっ〜と待ち続けておりますよ。
第一話を投稿されて割とすぐ見つけてそこから読ませて頂いてました。

是非また続きを投稿してくださいませ。

解除
るん
2021.09.11 るん

続きが気になります!!!

解除

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