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児童誘拐殺人事件 篇
狂気の一皿
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殺気と怒気を撒き散らしながら虎皇会の事務所を飛び出し、つい先日まで入院していた病院へと向かうデュランとは別にもう一組の男女も時を同じくしてその場所を目指していた。
けたたましいサイレンを鳴らして法定速度を無視した荒々しい運転の覆面パトカーが大通りを走る。運転席にはハンドルを握りアクセルをベタ踏みしている氷室。助手席には髪の毛がまだ乾ききっておらず、しっとりと濡れているアシュリー。ちょうどデュランとウィリアムが虎皇会の事務所に入ったと同時刻。一時間ほど前に自宅で入浴していたアシュリーは強大で不気味な魔力の流れを感じ、急いで氷室に連絡を入れたのだった。
「間違いないのか、アシュリー」
「はい。この先から凄まじい魔力を感じます。おそらく連中は魔神を呼び出す儀式を始めたんだと思います」
「魔神?」
「レーヴァテインが崇拝している悪しき神々です。邪教の幹部は皆体内にその魔神取り込んでいて、魔神の力を媒介に危険な魔術を使います。我々は魔神を取り込んだ者たちを〝エインヘリア〟と呼称しています」
「つまり、連中は異能を使う能力者ってわけか。ってことはあん時のクソ野郎も……」
「氷室さん? きゃっ!」
氷室は急ブレーキを踏んで路肩に車を停め、車外に出た。横にはコンビニエンスストアがあり、氷室はそこに入るとタバコ一箱と白いタオルを一枚購入して戻ってきた。
「ヤニが切れちまったら体が鈍る。それと、風呂上がりの髪はよく乾かしとけ。風邪を引かれると面倒だ」
「あ、ありがとうございます……」
運転席に戻った氷室は再びアクセルを踏み込み、大通りを荒い運転で走る。ハンドルを握る手と睨むように真っ直ぐ前を見る氷室の目に、アシュリーは彼の心の奥底に宿る憎しみの炎を垣間見た気がした。
デュランと氷室、彼らが急いで向かっている病院に囚われているアイラは、朦朧とする意識の中で薄らと目を開けた。
アイラの眠りを覚ましたのは、食材の炒まる音、漂う香り、調理場特有の熱気。
いつの間に店に戻って来たのだろう。いや、違う。鼻腔を擽ぐる香りは中華料理のものではない。トマトやオリーブオイルを使った、懐かしい故郷の香り。
「お目覚めかな?」
その声を耳にしたアイラは、ぞくりと背筋に冷たいものを感じた。
聞き覚えがある。顔を見たことはないが、孤児院で院長に金を渡していた男。自分を含めた子供たちを長距離運搬用のコンテナに詰め込んだ男。若干しゃがれたような声質とイタリア南部のナポリ訛りは、アイラにとって忘れたくとも忘れようがなかった。
「ちょうど今、一皿目が完成したとこだ。腹減っただろ? よぉ~く味わってお食べ」
アイラの前に出された皿に盛られたのは、トマトベースのスープにセロリや玉ねぎ、ニンジン等を炒めて作ったソフリットと呼ばれる香味ペーストを入れて味を整えたスペッツァティーノと呼ばれるイタリア伝統の煮込み料理。一口大にカットされた肉のぶつ切りが確認出来た。
妙な胸騒ぎと得体の知れない恐怖がアイラの心に渦巻く。
それには確かに見覚えがあった。料理自体ではなく料理が盛られた皿の方。薄汚れたままの平皿は、アイラが猫にミルクを注いでやったものであった。それに気づいたアイラはビクッと体を強ばらせて思わず仰反る。
アイラの感じた胸騒ぎが確信に変わったのは、仰反った際に背中にぶつかったゴミ箱が倒れた時であった。
「!?」
辺りに散乱した生ゴミ。野菜の切れ端や皮、そして大量の獣の毛。中でも一際大きさがあったのは、口からだらんと舌を出した状態の猫の頭。恐怖で震えるアイラの頬を掴み、スプーンを口元に近づける男。眼鏡の奥の瞳には狂気が滲み出ていた。
「おいおい、ちゃんと食ってやれよ。お前が可愛がっていた猫チャンだろうが」
涙を浮かべ、小刻みに首を横に振って懸命に口を噤むアイラ。しかし大人の力に抗えるはずはずもなく、無理やり口をこじ開けられ、スプーンを口の中へ突っ込まれる。
「おえっ!」
堪らず吐き出したアイラを見て、イカれた笑いを上げる男。手にはビデオカメラを持っており、咳き込みながら嘔吐を繰り返すアイラの様子を執拗に撮り続けていた。
「猫と少女の究極の愛のカタチ……我ながら勃っちまうほどステキな画が撮れたぜ。おっと、趣味に没頭し過ぎて依頼を忘れるトコだった」
カメラを調理台に置いた男は、ガスコンロの火で熱されていた焼きごてを手にすると、アイラに近づく。四つん這いになっていたアイラの背中を左足で踏みつけ、調理包丁で調理着ていた服を背中から切り裂いた。
露わになった白い柔肌。左の肩甲骨辺りに熱されて真っ赤になった焼きごてを押し付けたのだ。
「いい声で泣け。出来ればあのカメラに目線を向けてな」
「あああっ!!」
上がる白煙とタンパク質の焦げるにおい、背中に走る鋭く強い痛みにアイラも堪らず声を上げる。
「いよぉーし、これで二皿目は完成だ。あとは一気にクライマックスのシーンを——」
ふと、アイラの背中に押し付けられていた重みが消えた。次に感じたのは突風。そして、調理器具が散乱した際の大きな金属音と壁に何かが激しくぶつかった際に生じる衝撃音。
アイラが起き上がると、そこには怒りに震える拳を力強く握りしめ、金色の瞳に燃える殺意を宿したデュランがいた。
「立てやコラ。テメェは三回殺してやるよ、ニコロ」
「ヒヒッ、ヒャハハハハ! 噂通り強いな、アンタ。肩外された時から分かってはいたが、まさかこれほどとはな。その強さに敬意を払って教えてやるよ。ニコロ・マルキオーニは偽名さ。俺の本当の名はミケーネ・グレゴリー。人さらい(ハンニバル)ミケーネたぁ、俺様のことよ」
「クソ野郎の名前なんざ興味ねぇよ。喋れなくする前に聞いとくが、上の階の奴らを皆殺しにしたのはテメェか?」
デュランの言う上の階の奴らとは当直の職員や警備員、入院患者らのことである。到着時には病院の電気は全て消えており、むせ返るほどの血生臭さが病院内全域に漂っていた。ただ唯一、全く別の匂いをさせていたのがこの調理場。デュランは病院に突入してすぐ一目散にこの場所へと向かったのだった。
「そうだよ。依頼の達成にゃ必要不可欠だったんでね」
「その依頼とやらを出した奴は誰だ?」
「さてね。忘れちまったよ」
刹那、ミケーネの頬に叩き込まれたのはハンマーのような重く強烈な拳の一撃。飛びかかってきたデュランが頭上から振り下ろした右拳を受けたミケーネは地面に叩きつけられ頭を激しく強打した。頭蓋骨が砕けても不思議ではない衝撃。脳に大きなダメージが入っているのはほぼ間違いない。しかし、ミケーネはよろりと立ち上がり、デュランの満面の笑みを向けた。
「カカカカッ、惜しかったなァ。全力で打ち込まれてたら流石の俺も一発KOだったぜ」
デュランの右前腕にはアイラの服を切り裂いた包丁が貫通していた。殴られる寸前にミケーネが突き刺さしたのだ。これによりデュランの放った拳の威力が僅かに落ちたのだった。しかし、解せない点がある。一撃で絶命するほどの威力には至らなかったとはいえ、渾身の力で殴ったのだ。並の人間が平然と立ち上がれるはずがない。腕に刺さっていた包丁を引き抜くと腕にバンダナをきつく巻いて止血をし、眼前に立つミケーネの鼻先、鳩尾、肝臓付近の三箇所に素早くそれぞれ三発の打撃を打ち込んだ。
「おいおい、せっかちな野郎だな。夜はこれからだ。じっくり楽しもうぜ」
「チッ、やっぱりかよ。敢えて痛みを強く感じる箇所に打ち込んだが、蹲るどころか脂汗一つ掻きやがらねぇとはな。お前、痛みを感じねぇ体質か」
先天性無痛無汗症。指定難病の一種であり、発汗機能や痛感が消失していることが特徴である。ミケーネはまさにそれであった。怪我や病気を患った際、痛みが警報となり体の不具合を知らせるのだが、それがないということは不調に気づかず悪化の一途を辿り最悪の場合、死に至る。しかし、喧嘩や荒事に於いては痛みを感じないということはそれだけで有利になる。加えて、ミケーネは肉体の痛覚だけでなく心の痛みさえも麻痺している。罪悪感や良心の呵責、負い目や引け目といった、心のブレーキそのものを持ち合わせていない。共感性の欠落。それこそがミケーネの狂気の源泉であり、他人に対してどこまでも残酷に振る舞えるのだ。
「へー、脳筋野郎かと思っていたが、案外頭も回るんだな。その通り、俺は生まれつき痛みを感じない。だが、痛みに無頓着っつーのもそれはそれで厄介でな。治療が遅れて取り返しのつかねーことになる場合も多いんだよ。だからこそ病院が隠れ蓑っつーのは色々都合が良かった。短い間だったが、ここにゃ随分世話になったから感謝を込めて全員一発であの世に送ってやったよ」
「別に正義を振り翳すつもりもねぇし、上でくたばってる連中の弔いをしてやるつもりもねぇ。だがな、うちの看板娘を傷モンにしやがった罪だけはきっちり償わせてやるよ。ついでにテメェがあの世に送った連中にも詫び入れてこいや」
けたたましいサイレンを鳴らして法定速度を無視した荒々しい運転の覆面パトカーが大通りを走る。運転席にはハンドルを握りアクセルをベタ踏みしている氷室。助手席には髪の毛がまだ乾ききっておらず、しっとりと濡れているアシュリー。ちょうどデュランとウィリアムが虎皇会の事務所に入ったと同時刻。一時間ほど前に自宅で入浴していたアシュリーは強大で不気味な魔力の流れを感じ、急いで氷室に連絡を入れたのだった。
「間違いないのか、アシュリー」
「はい。この先から凄まじい魔力を感じます。おそらく連中は魔神を呼び出す儀式を始めたんだと思います」
「魔神?」
「レーヴァテインが崇拝している悪しき神々です。邪教の幹部は皆体内にその魔神取り込んでいて、魔神の力を媒介に危険な魔術を使います。我々は魔神を取り込んだ者たちを〝エインヘリア〟と呼称しています」
「つまり、連中は異能を使う能力者ってわけか。ってことはあん時のクソ野郎も……」
「氷室さん? きゃっ!」
氷室は急ブレーキを踏んで路肩に車を停め、車外に出た。横にはコンビニエンスストアがあり、氷室はそこに入るとタバコ一箱と白いタオルを一枚購入して戻ってきた。
「ヤニが切れちまったら体が鈍る。それと、風呂上がりの髪はよく乾かしとけ。風邪を引かれると面倒だ」
「あ、ありがとうございます……」
運転席に戻った氷室は再びアクセルを踏み込み、大通りを荒い運転で走る。ハンドルを握る手と睨むように真っ直ぐ前を見る氷室の目に、アシュリーは彼の心の奥底に宿る憎しみの炎を垣間見た気がした。
デュランと氷室、彼らが急いで向かっている病院に囚われているアイラは、朦朧とする意識の中で薄らと目を開けた。
アイラの眠りを覚ましたのは、食材の炒まる音、漂う香り、調理場特有の熱気。
いつの間に店に戻って来たのだろう。いや、違う。鼻腔を擽ぐる香りは中華料理のものではない。トマトやオリーブオイルを使った、懐かしい故郷の香り。
「お目覚めかな?」
その声を耳にしたアイラは、ぞくりと背筋に冷たいものを感じた。
聞き覚えがある。顔を見たことはないが、孤児院で院長に金を渡していた男。自分を含めた子供たちを長距離運搬用のコンテナに詰め込んだ男。若干しゃがれたような声質とイタリア南部のナポリ訛りは、アイラにとって忘れたくとも忘れようがなかった。
「ちょうど今、一皿目が完成したとこだ。腹減っただろ? よぉ~く味わってお食べ」
アイラの前に出された皿に盛られたのは、トマトベースのスープにセロリや玉ねぎ、ニンジン等を炒めて作ったソフリットと呼ばれる香味ペーストを入れて味を整えたスペッツァティーノと呼ばれるイタリア伝統の煮込み料理。一口大にカットされた肉のぶつ切りが確認出来た。
妙な胸騒ぎと得体の知れない恐怖がアイラの心に渦巻く。
それには確かに見覚えがあった。料理自体ではなく料理が盛られた皿の方。薄汚れたままの平皿は、アイラが猫にミルクを注いでやったものであった。それに気づいたアイラはビクッと体を強ばらせて思わず仰反る。
アイラの感じた胸騒ぎが確信に変わったのは、仰反った際に背中にぶつかったゴミ箱が倒れた時であった。
「!?」
辺りに散乱した生ゴミ。野菜の切れ端や皮、そして大量の獣の毛。中でも一際大きさがあったのは、口からだらんと舌を出した状態の猫の頭。恐怖で震えるアイラの頬を掴み、スプーンを口元に近づける男。眼鏡の奥の瞳には狂気が滲み出ていた。
「おいおい、ちゃんと食ってやれよ。お前が可愛がっていた猫チャンだろうが」
涙を浮かべ、小刻みに首を横に振って懸命に口を噤むアイラ。しかし大人の力に抗えるはずはずもなく、無理やり口をこじ開けられ、スプーンを口の中へ突っ込まれる。
「おえっ!」
堪らず吐き出したアイラを見て、イカれた笑いを上げる男。手にはビデオカメラを持っており、咳き込みながら嘔吐を繰り返すアイラの様子を執拗に撮り続けていた。
「猫と少女の究極の愛のカタチ……我ながら勃っちまうほどステキな画が撮れたぜ。おっと、趣味に没頭し過ぎて依頼を忘れるトコだった」
カメラを調理台に置いた男は、ガスコンロの火で熱されていた焼きごてを手にすると、アイラに近づく。四つん這いになっていたアイラの背中を左足で踏みつけ、調理包丁で調理着ていた服を背中から切り裂いた。
露わになった白い柔肌。左の肩甲骨辺りに熱されて真っ赤になった焼きごてを押し付けたのだ。
「いい声で泣け。出来ればあのカメラに目線を向けてな」
「あああっ!!」
上がる白煙とタンパク質の焦げるにおい、背中に走る鋭く強い痛みにアイラも堪らず声を上げる。
「いよぉーし、これで二皿目は完成だ。あとは一気にクライマックスのシーンを——」
ふと、アイラの背中に押し付けられていた重みが消えた。次に感じたのは突風。そして、調理器具が散乱した際の大きな金属音と壁に何かが激しくぶつかった際に生じる衝撃音。
アイラが起き上がると、そこには怒りに震える拳を力強く握りしめ、金色の瞳に燃える殺意を宿したデュランがいた。
「立てやコラ。テメェは三回殺してやるよ、ニコロ」
「ヒヒッ、ヒャハハハハ! 噂通り強いな、アンタ。肩外された時から分かってはいたが、まさかこれほどとはな。その強さに敬意を払って教えてやるよ。ニコロ・マルキオーニは偽名さ。俺の本当の名はミケーネ・グレゴリー。人さらい(ハンニバル)ミケーネたぁ、俺様のことよ」
「クソ野郎の名前なんざ興味ねぇよ。喋れなくする前に聞いとくが、上の階の奴らを皆殺しにしたのはテメェか?」
デュランの言う上の階の奴らとは当直の職員や警備員、入院患者らのことである。到着時には病院の電気は全て消えており、むせ返るほどの血生臭さが病院内全域に漂っていた。ただ唯一、全く別の匂いをさせていたのがこの調理場。デュランは病院に突入してすぐ一目散にこの場所へと向かったのだった。
「そうだよ。依頼の達成にゃ必要不可欠だったんでね」
「その依頼とやらを出した奴は誰だ?」
「さてね。忘れちまったよ」
刹那、ミケーネの頬に叩き込まれたのはハンマーのような重く強烈な拳の一撃。飛びかかってきたデュランが頭上から振り下ろした右拳を受けたミケーネは地面に叩きつけられ頭を激しく強打した。頭蓋骨が砕けても不思議ではない衝撃。脳に大きなダメージが入っているのはほぼ間違いない。しかし、ミケーネはよろりと立ち上がり、デュランの満面の笑みを向けた。
「カカカカッ、惜しかったなァ。全力で打ち込まれてたら流石の俺も一発KOだったぜ」
デュランの右前腕にはアイラの服を切り裂いた包丁が貫通していた。殴られる寸前にミケーネが突き刺さしたのだ。これによりデュランの放った拳の威力が僅かに落ちたのだった。しかし、解せない点がある。一撃で絶命するほどの威力には至らなかったとはいえ、渾身の力で殴ったのだ。並の人間が平然と立ち上がれるはずがない。腕に刺さっていた包丁を引き抜くと腕にバンダナをきつく巻いて止血をし、眼前に立つミケーネの鼻先、鳩尾、肝臓付近の三箇所に素早くそれぞれ三発の打撃を打ち込んだ。
「おいおい、せっかちな野郎だな。夜はこれからだ。じっくり楽しもうぜ」
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先天性無痛無汗症。指定難病の一種であり、発汗機能や痛感が消失していることが特徴である。ミケーネはまさにそれであった。怪我や病気を患った際、痛みが警報となり体の不具合を知らせるのだが、それがないということは不調に気づかず悪化の一途を辿り最悪の場合、死に至る。しかし、喧嘩や荒事に於いては痛みを感じないということはそれだけで有利になる。加えて、ミケーネは肉体の痛覚だけでなく心の痛みさえも麻痺している。罪悪感や良心の呵責、負い目や引け目といった、心のブレーキそのものを持ち合わせていない。共感性の欠落。それこそがミケーネの狂気の源泉であり、他人に対してどこまでも残酷に振る舞えるのだ。
「へー、脳筋野郎かと思っていたが、案外頭も回るんだな。その通り、俺は生まれつき痛みを感じない。だが、痛みに無頓着っつーのもそれはそれで厄介でな。治療が遅れて取り返しのつかねーことになる場合も多いんだよ。だからこそ病院が隠れ蓑っつーのは色々都合が良かった。短い間だったが、ここにゃ随分世話になったから感謝を込めて全員一発であの世に送ってやったよ」
「別に正義を振り翳すつもりもねぇし、上でくたばってる連中の弔いをしてやるつもりもねぇ。だがな、うちの看板娘を傷モンにしやがった罪だけはきっちり償わせてやるよ。ついでにテメェがあの世に送った連中にも詫び入れてこいや」
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