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クーベルタン市編Ⅴ 幕間の章
5 兄と妹
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その後、セレスの機嫌を宥めつつ、大通りを歩いていると、正面から優美に装飾された豪奢な馬車がこちらに近付いて来るのが見えた。それと同時に、馬車を目にしたセレスの歩みが遅くなる。
「どうかした? セレス」
「何でもないわ。それより別の道を行きましょう」
そう言って脇道に入ろうとした矢先、真横に馬車が停まり、車窓が持ち上がる。
「セレス。兄に挨拶も無しに通り過ぎるつもりか」
広々とした車内に一人で優雅に腰掛け、座席から顔だけをこちらに向けた青年貴公子が声を掛けた。
「これはランベール兄様。気付かずに失礼いたしました」
白々しくセレスが非礼を詫びる。どうやら彼が例のセレスの兄、ランベールであるらしい。年の頃は三十代手前といった辺りで、半分はセレスと血が繋がっているだけに、そこそこのハンサムと言えなくもない。独身ということだったが、彼の立場と合わせれば市井の女性達が放ってはおかないだろう。
現に今も彼の姿をひと目見ようと、気付いた若い女がわざわざ立ち止まってこちらを窺う様子がちらほらと通りに見受けられる。もっとも彼自身は慣れっこなのか、興味はなさそうだ。
それよりもセレスの動向が気になるらしい。
「まだ、そんな恰好で街を出歩いているのか。そちらの者は供ではないな。初めて見る顔だ」
ランベールの視線が俺の顔に止まる。
「彼女は私の友人です。お兄様には関係ありません」
「確かにそうだな。誰であろうと関係ない。それより三日後の見合いの件を忘れるなよ」
んんん? セレスに見合い話? それは初耳だ。
「私は引き受けた憶えはありません」
何だ、ランベールが勝手に言っているだけか。それでわざわざ話すまでもないと考えたんだろう。
「相手のローラン子爵家はうちより家格は劣るが、嫡男のヴィクトルはなかなか優秀と聞き及ぶ。領地は特産品の貿易で利益も上げているようだし、今のうちに懇意にしておいて損はない。顔繋ぎをするだけでも有意義となろう。いずれは昇叙されるかも知れんしな」
セレスの反論を一切聞き流して、一方的にそう告げた。
「私は相手の爵位になど興味はありません」
「いつまでそんな子供じみたことを言っている。冒険者などをしているから、庶民の考えに染まるのだ」
「私の母は庶民でした。その母の教えが間違っているとは思いません」
「貴族には貴族の価値観があるということだ。お前ももうその一員なのだから、さっさと認めるのだな」
──何だろう、この違和感?
セレスの話では、兄は自分を嫌っているということだった。
確かに仲が良いとは思えないが、それだけがセレスを苦しめている本当の理由ではない気がする。あくまで勘だけど。
恐らく、このランベールという人に限って特に女性蔑視が激しいわけではないのだろう。この国の貴族階級にとって女が自家のために、より利益のある先に嫁ぐのは当然のことなのだ。それを惨たらしいと思うのは、俺が現代の価値観で育ったからに外ならない。
実際、俺が幾ら男女差別を唱えてみたところで、女とはそういうものだと言われれば反論しようがない気がする。そもそも奴隷制度が公然と認められている国で、平等などという精神が通用するはずもない。
変えていけるとしたらもっと上の立場──王様とか皇帝とかになった時だろうが、今のところ、なる予定もなれる予定もないので、どうしようもない。
いずれにせよ、俺がセレスの味方であることに何ら揺るぎはないのだ。
「それならお兄様も独り身ではありませんか」
そう言ってセレスが反撃を試みる。しかし、やり込めるには少々主張が弱かったようだ。
「既に兄、ギュスターヴは結婚していて跡取りとなる男子もいる。私が独身であろうとクーベルタン伯爵家にとっては何の支障もない。無論、私とて生涯独り身を貫くつもりもない。いずれ相応しい相手が見つかれば身を固めることに何の異存があろうか。見合いすら拒否するお前とは違うのだ」
かえって藪蛇だったみたいだ。
俺が知る貴族制度では次兄以降の男子は新たに爵位を与えられない限り、身分は平民で親の資産を受け継ぐ資格も一切なかったはずだから、むしろ裕福な庶民よりも結婚は難しかったという。
この世界では嫡子でなくとも一応、爵位無しの貴族扱いらしいが、結婚についてはどうなのだろう? 先程の女性陣の反応からして一般人にはもてそうだが、彼にすれば結婚対象とはなり得ないのかも知れない。
婚姻話では太刀打ちできなかったものの、尚もセレスは負けじと喰い下がる。
「だからと言ってビスターク商会を使ってまで私の妨害をするのはやり過ぎではありませんか。そうまでして私を思い通りにして、お兄様は一体何がしたいのです?」
言外に、自分を使って家督を奪う気ではないかとの意味を含んだかなり際どい発言だったが、ランベールは特に意に介した様子はなく、尊大な口調で話を続けた。
「前にも言ったが、私はあずかり知らん。確かにカリストは私が目をかけているが、商売のことにまでいちいち口を挟んでいるわけではない。お前の言うようなことが仮に事実だとしても商会には商会なりの理由があるのだろう。それが不満なら然るべき場所に訴え出れば良い」
「そんなの詭弁です。お兄様が知らないはずがありません」
このままだと話はどこまでも平行線を辿りそうだ。かといって俺が口出しできる余地も見当たらない。さて、どうしたものだろう──。
「ランベール様、そろそろお時間の方が……」
考えあぐねていると、御者役を兼ねた従者らしき人がキャビン前方の仕切り戸を開け、遠慮がちにそう告げた。
「む、そうか。こればかりは待たせるわけにはいかんな」
「どうかされたのですか?」
急に緊張感を漂わせ始めたランベールに、何か好からぬ事態を察したらしきセレスがそれまでのいざこざを忘れたように訊ねた。
「お前には関係のないことだ。だが、一つだけ訊いておこう。アンブロシアという言葉に心当たりはあるか?」
「いいえ、ありません。それは何でしょう?」
「知らぬならば良い。もし耳にしたらすぐに知らせろ。決して関わりにはならぬことだ」
アンブロシア……どこかで聞いた憶えがある。といっても、こちらに来てからではなく、元の世界でのことだ。確か植物の名だったような。それと同時に神話に基づいた謂れもあった気がするが、もう忘れてしまった。
同じ意味合いかはわからないので、ここは下手に知っているなどと口にしない方が賢明だろう。
それだけ告げると、ランベールが御者に馬車を出すよう命じた。セレスがそれに待ったをかける。
「お待ちください。まだ話は終わっていません」
「ここでお前と押し問答をしていられるほど私は暇ではない。忘れるな、お前が冒険者などにうつつを抜かしていられるのも父上や兄上、私が領内を平穏無事に保っているからこそだとな」
これ以上話すことはないとばかりに、何をしている、命令が聞こえなかったのか、とセレスとの板挟みになって困惑している御者に向かい、再度指示して強引に馬車を発進させた。
遠ざかる馬車の背を眺めながら、セレスが俯き加減で呟く。
「──ユウキ、私ってやっぱり間違ってるのかな?」
その問いに、間違っていないと言うのは簡単だ。だが、それではセレスが望んでいる回答は得られない気がする。
だから代わりに俺はこう言った。
「私はこの国の人間でも貴族でもないから間違っているかどうかはわからないわ。でも──」
「でも?」
「私は今の冒険者のセレスが好きだよ。たぶん、貴族の令嬢としてお淑やかに振る舞うセレスよりもね」
何が正しいか判断できない以上、俺は自分の正直な気持ちを吐露することにしたのだ。それがセレスのためになると信じて。
セレスはその言葉を聞き、しばらく何かを考え込んだ後、噛み締めるように、ありがとう、と口にした。きっと彼女なりに、何らかの結論を得たのだろう。
それから気持ちを切り替えるように、わざと明るく続けた。
「けど、ユウキは私がお淑やかに振る舞うところなんて見たことないでしょう?」
「だから、たぶんだって」
「もしかして似合わないと思ってる?」
俺が口ごもると、それを肯定と受け取ったのか、ジロリと睨まれた。似合わないと思ったわけではなく、ドレス姿のセレスを想像してしまい、ドギマギしていただけなんだけどね。
「いいわ。いずれ見せてあげる。私にだって上流階級に相応しい振る舞いができるんだってとこをね」
はっきりとカラ元気とわかる態度と表情でセレスはそう言った。
「どうかした? セレス」
「何でもないわ。それより別の道を行きましょう」
そう言って脇道に入ろうとした矢先、真横に馬車が停まり、車窓が持ち上がる。
「セレス。兄に挨拶も無しに通り過ぎるつもりか」
広々とした車内に一人で優雅に腰掛け、座席から顔だけをこちらに向けた青年貴公子が声を掛けた。
「これはランベール兄様。気付かずに失礼いたしました」
白々しくセレスが非礼を詫びる。どうやら彼が例のセレスの兄、ランベールであるらしい。年の頃は三十代手前といった辺りで、半分はセレスと血が繋がっているだけに、そこそこのハンサムと言えなくもない。独身ということだったが、彼の立場と合わせれば市井の女性達が放ってはおかないだろう。
現に今も彼の姿をひと目見ようと、気付いた若い女がわざわざ立ち止まってこちらを窺う様子がちらほらと通りに見受けられる。もっとも彼自身は慣れっこなのか、興味はなさそうだ。
それよりもセレスの動向が気になるらしい。
「まだ、そんな恰好で街を出歩いているのか。そちらの者は供ではないな。初めて見る顔だ」
ランベールの視線が俺の顔に止まる。
「彼女は私の友人です。お兄様には関係ありません」
「確かにそうだな。誰であろうと関係ない。それより三日後の見合いの件を忘れるなよ」
んんん? セレスに見合い話? それは初耳だ。
「私は引き受けた憶えはありません」
何だ、ランベールが勝手に言っているだけか。それでわざわざ話すまでもないと考えたんだろう。
「相手のローラン子爵家はうちより家格は劣るが、嫡男のヴィクトルはなかなか優秀と聞き及ぶ。領地は特産品の貿易で利益も上げているようだし、今のうちに懇意にしておいて損はない。顔繋ぎをするだけでも有意義となろう。いずれは昇叙されるかも知れんしな」
セレスの反論を一切聞き流して、一方的にそう告げた。
「私は相手の爵位になど興味はありません」
「いつまでそんな子供じみたことを言っている。冒険者などをしているから、庶民の考えに染まるのだ」
「私の母は庶民でした。その母の教えが間違っているとは思いません」
「貴族には貴族の価値観があるということだ。お前ももうその一員なのだから、さっさと認めるのだな」
──何だろう、この違和感?
セレスの話では、兄は自分を嫌っているということだった。
確かに仲が良いとは思えないが、それだけがセレスを苦しめている本当の理由ではない気がする。あくまで勘だけど。
恐らく、このランベールという人に限って特に女性蔑視が激しいわけではないのだろう。この国の貴族階級にとって女が自家のために、より利益のある先に嫁ぐのは当然のことなのだ。それを惨たらしいと思うのは、俺が現代の価値観で育ったからに外ならない。
実際、俺が幾ら男女差別を唱えてみたところで、女とはそういうものだと言われれば反論しようがない気がする。そもそも奴隷制度が公然と認められている国で、平等などという精神が通用するはずもない。
変えていけるとしたらもっと上の立場──王様とか皇帝とかになった時だろうが、今のところ、なる予定もなれる予定もないので、どうしようもない。
いずれにせよ、俺がセレスの味方であることに何ら揺るぎはないのだ。
「それならお兄様も独り身ではありませんか」
そう言ってセレスが反撃を試みる。しかし、やり込めるには少々主張が弱かったようだ。
「既に兄、ギュスターヴは結婚していて跡取りとなる男子もいる。私が独身であろうとクーベルタン伯爵家にとっては何の支障もない。無論、私とて生涯独り身を貫くつもりもない。いずれ相応しい相手が見つかれば身を固めることに何の異存があろうか。見合いすら拒否するお前とは違うのだ」
かえって藪蛇だったみたいだ。
俺が知る貴族制度では次兄以降の男子は新たに爵位を与えられない限り、身分は平民で親の資産を受け継ぐ資格も一切なかったはずだから、むしろ裕福な庶民よりも結婚は難しかったという。
この世界では嫡子でなくとも一応、爵位無しの貴族扱いらしいが、結婚についてはどうなのだろう? 先程の女性陣の反応からして一般人にはもてそうだが、彼にすれば結婚対象とはなり得ないのかも知れない。
婚姻話では太刀打ちできなかったものの、尚もセレスは負けじと喰い下がる。
「だからと言ってビスターク商会を使ってまで私の妨害をするのはやり過ぎではありませんか。そうまでして私を思い通りにして、お兄様は一体何がしたいのです?」
言外に、自分を使って家督を奪う気ではないかとの意味を含んだかなり際どい発言だったが、ランベールは特に意に介した様子はなく、尊大な口調で話を続けた。
「前にも言ったが、私はあずかり知らん。確かにカリストは私が目をかけているが、商売のことにまでいちいち口を挟んでいるわけではない。お前の言うようなことが仮に事実だとしても商会には商会なりの理由があるのだろう。それが不満なら然るべき場所に訴え出れば良い」
「そんなの詭弁です。お兄様が知らないはずがありません」
このままだと話はどこまでも平行線を辿りそうだ。かといって俺が口出しできる余地も見当たらない。さて、どうしたものだろう──。
「ランベール様、そろそろお時間の方が……」
考えあぐねていると、御者役を兼ねた従者らしき人がキャビン前方の仕切り戸を開け、遠慮がちにそう告げた。
「む、そうか。こればかりは待たせるわけにはいかんな」
「どうかされたのですか?」
急に緊張感を漂わせ始めたランベールに、何か好からぬ事態を察したらしきセレスがそれまでのいざこざを忘れたように訊ねた。
「お前には関係のないことだ。だが、一つだけ訊いておこう。アンブロシアという言葉に心当たりはあるか?」
「いいえ、ありません。それは何でしょう?」
「知らぬならば良い。もし耳にしたらすぐに知らせろ。決して関わりにはならぬことだ」
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これ以上話すことはないとばかりに、何をしている、命令が聞こえなかったのか、とセレスとの板挟みになって困惑している御者に向かい、再度指示して強引に馬車を発進させた。
遠ざかる馬車の背を眺めながら、セレスが俯き加減で呟く。
「──ユウキ、私ってやっぱり間違ってるのかな?」
その問いに、間違っていないと言うのは簡単だ。だが、それではセレスが望んでいる回答は得られない気がする。
だから代わりに俺はこう言った。
「私はこの国の人間でも貴族でもないから間違っているかどうかはわからないわ。でも──」
「でも?」
「私は今の冒険者のセレスが好きだよ。たぶん、貴族の令嬢としてお淑やかに振る舞うセレスよりもね」
何が正しいか判断できない以上、俺は自分の正直な気持ちを吐露することにしたのだ。それがセレスのためになると信じて。
セレスはその言葉を聞き、しばらく何かを考え込んだ後、噛み締めるように、ありがとう、と口にした。きっと彼女なりに、何らかの結論を得たのだろう。
それから気持ちを切り替えるように、わざと明るく続けた。
「けど、ユウキは私がお淑やかに振る舞うところなんて見たことないでしょう?」
「だから、たぶんだって」
「もしかして似合わないと思ってる?」
俺が口ごもると、それを肯定と受け取ったのか、ジロリと睨まれた。似合わないと思ったわけではなく、ドレス姿のセレスを想像してしまい、ドギマギしていただけなんだけどね。
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