アカデミア オン ウォー

黒太陽

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始まりの朝、そしていつもの日課

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・・・「♪~♪~♪~…」

アラームが鳴った。4/14木曜日。時間は朝7:30。
学校の登校完了時間は8:30。まだ1時間もある。
・・・ということで俺は二度寝した。

~~~~~~~~~~~~~

次に俺が目覚めたのは8:30。俺は一人暮らしだから親とは別居。起こしてくれる人はいない。

「ヤバいっ!遅刻だ!!」

走って向かうが運悪く登校ルートの信号5つあり、そのうちの全てにひっかかった。

「家出たのが9:00で、今9:20か。信号一つにつき2分待ったのか。通常なら今着いてるはずなのにな。やっちまったな。」

そう、彼は遅刻常習犯だった。去年までは遅刻しなかった。本当に普通で特に優秀なのも、特にできないのもなかった。

「すいません!!遅れましたー」

大きい声で堂々叫んだものの今日は2時間目に図工だから皆、教室にはいないらしい。

ーーーーーーーーーー
俺の学校は命宮特別学校で命宮特校呼ばれている。この学校は周辺の学校とは大幅に制度が違う。小学校9年制で中学校2年制の小中一貫校なのだ。6歳から入学でき、17歳で卒業なのだが、一応小学校卒業ということで15歳にも卒業式を行う。休みは小学校は火曜と水曜。中学校は木曜と金曜が休みだ。他の学校は土日なのに・・・
この学校は喧嘩というものが頻繁に起こっており、悪化すると学園内で戦争が起こる。
この学校の生徒は皆、魔術やら特別な技を持っている。

「さぁーて、先生が戻ってきたら何といえばいいやら。」

教室に座ってると誰か教室に戻ってきた。

「誰か戻ってきた。(ヤバイヤバイヤバいっ。どう誤魔化そう。でもまだ授業終わってないはずなのに。寝てるか)なんてこと考えた。そしてドアは開いた。」

(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ・・)
俺は懸命に寝たふりをした。
そして誰かが俺の机の前に立った。
顔をあげると、

「やぁ、おはよう。赤富くん。」

「なんだ、七宮さんか~。びっくりしたー。」

「なんで?」

「俺、遅刻したから先生に説教されるのかと思って・・・ところでなんで七宮さん教室に戻ってきたの?」

「あ、あー、えーとちょっと忘れ物しちゃって・・・じゃ、じゃあ私戻るねー。はやくこないともっと怒られちゃうよー。」

「うん。」

「なんか七宮さんの顔が赤くなってたなー。なんでだろうか。」

そんなこと考えながら図工室向かう途中に廊下で俺の担任(9-1担任)の一ノ瀬先生と出くわした。
(うわ、終わった。)
そう思って、横をスルーしようとしたら、

「赤富!放課後教室に残りなさい。」

怒鳴られたが俺は無言でスルーして、図工室に向かったが、着いた瞬間

「キーンコーンカーンコーン」

とチャイムが鳴った。担任は急いで図工室に戻り挨拶をして、教室に皆戻った。俺も友としゃべりながら戻る。

「おい~赤富。なんでお前今日も遅刻してんだよ。俺なんて今日朝一番に登校したからな!!」

俺は適当に返事をした。

「はいはい。良かったですねー。俺も遅刻したくてしてるわけじゃないんだけどさー。一回起きて二度寝する癖がついちゃってさー。」

(はぁーだりぃ。)

教室に戻ると、皆次の理科の用意を始めた。
しかし俺は今頃気づいた。

(ヤベェ、理科忘れた・・・俺、また怒られる。)

そして始まりのチャイムが鳴った。

「気をつけ、お願いします。」

「お願いします」

と始まった。 

「さあ授業始めるぞ。机の上に教科書とノート出せ。」

(俺はどうするべきだ。先生に正直に言うべきか・・・でもバレなければいいんだ。そうだバレなければ・・・)

とか思ってたら、一ノ瀬先生が

「赤富!はやく教科書とノート出せ!」

(やべえ、終わった)

「先生!俺は理科のセット全て忘れました!」

「そうか。放課後残りなさい。」

(二度目だ・・・)

そしてなんだかんだで授業が終わり、俺は仲の良い友達のところにいった。

「赤富、お前ってある意味すげーよな。遅刻するわ、授業用意忘れるわ、挙げ句の果てに堂々大きい声で忘れたとか言うんだもんな!」

「ハッハハハハ・・・・」

「頑張れよ!そういえば次席替えだよな!俺たち近くになれるといいな。」

そうして、3時間目が始まった。席替えの決め方はくじ引きであった。
周りでキャーキャー悲鳴も上がったり、よっしゃと喜ぶ人もいたり人さまざまだ。
偶然にも俺は後ろに三徳がいて、横には七宮さんがいる。

(よっしゃああ、まじ神。天国ぅー。七宮さんこうして近くてみると可愛いなぁー)

とか考えてると、

「赤富くん。隣が私みたいな女で嫌かもしれないけどよろしくね。」

「こ、こちらこそよろしく」

何気俺は最高だった。そうして時間は過ぎついに説教の時間まで残り10分をきった。帰りの挨拶をすれば俺は説教タイムだ。

・・・・・・・・

そして俺は説教タイム。怒られること20分。
下校しようとすると、また、喧嘩だ。これはこの学校の日課。通称ウォータイム。
戦争とまではいかないが、魔術やら特別な技で戦いあう。

(さぁウォータイムの幕開けだ。)

なんて思うも、俺はすぐに帰りたかった・・





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