我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜

一日千秋

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39話 また岩山へ

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次の土日がまたやってきた。
土曜の朝9時にダンジョンに集合し、探索していく。朝から行くのが冒険の基本だ。


まず初めはてっちゃんねるの撮影からしていく。
なので転移陣で5階層に降りて、最初はウルフと武器ゴブリンのチームを一掃していく動画を撮っていく。


「やっほー!新米冒険者のてっちゃんです!今回は前回の続きの5階層にチャレンジしていくぞ!」


ウルフと武器ゴブリンを倒すとドロップ品がでてくる。


「え、魔石以外のドロップ品発見!!初ドロップ!これは凄いぞ!」


よくもまぁ初めてのようにリアクション出来るものだなと感心してしまう。


そして、6階層に降りてオークを倒し、お肉ドロップに感動する動画を撮影、7階層でヘビの毒がヤバそうという動画、8階層で赤鬼青鬼の討伐桃太郎になった気分の動画を撮影。


9階層でミノタウロスのボス動画を撮影して今日は終了する予定。これだけ撮り溜めておけば、小出しにしても当分持つだろう。


「はい、これからボス行きます!なんか凄い豪華な部屋と扉だ!やばそうじゃないか!?みなさん応援よろしく!では、いってきます!」


てっちゃんは扉を開ける。



ミノタウロスとご対面だ。今回、俺が撮影係。

前回同様に筋骨隆々な黒い体に黒と金色の鎧を纏っていて腕が4本あり、グレートソードを4本持っている。


「ミノタウロスだ、、、腕4本だし、デカくね!?」


てっちゃんが部屋の中に足を踏み入れた瞬間、


ブボォォオォオ!!!



ミノタウロスが勢いよく突進してきた。
グレートソードの切先を体の前に4本重ねるとそのまま突っ込んできた。


ブモブモォォ!!


てっちゃんはスピードに乗ってミノタウロスへ突き進み紙一重でその突進を避ける。避けるついでにナイフでミノタウロスの鎧の隙間に一閃。

ブシュッ


ミノタウロスは壁に激突する前に旋回し、向き直る。そして、グレートソードを振り回しながらてっちゃんの方へ迫っていく。

が、てっちゃんは全てのソードを避けながら、各腕を切り裂いていく。

ブシュブシュブシュブシュ



そして、収納にはしまっていないゴブリンナイフを腰から取り出して、隙あらばミノタウロスの首や足、腹、などに突き刺していく。


次にソードの持った手の指をバシュッと切り落とす。

ブボォォッ!!


それを次々にやっていく。4本の腕の先の指はなくなり、ソードを握る事ができなくなっていた。


ブモぉ、、

足を切り裂き、片方の膝を付かせる。

もう片方の膝を足場に駆け上がり、ミノタウロスの首に一閃。そして霧になって消えていく。


「倒したー!ドロップどうだ!?お、デカい魔石と角だ!何に使うんだろうなぁ。まぁいっか!今回も目的達成!今日はここまで、じゃあなっ!」



「お疲れさん、今回余裕そうだったね!てっちゃん」


「おう、ありがとう!避けられさえすれば結構余裕あるな!」



この後少し休憩しながら、準備を整えていった。
そして、次の階層へ行き、転移陣へ。



~~~~~


ゴツゴツした岩山のオープンワールドへ到着。
今回は出てくるモンスターもわかっているのでスイスイ上の方に登っていく。


初めに現れたのはハーピィ3体で、上から飛んできた。すぐにこちらに気がつくと爪で攻撃してくるが即座に切り返す。


今回からドロップした魔石は各自武器を強化していくことにする。


そのあとも4体、5体と増えていく。

ハーピィは攻撃が単調なので倒すのは容易いのだがそこに次は岩猿が岩を投げて加勢してきだのだ。

モンスター同士やり合うんじゃなかったのかよ!とツッコミたくなった。


だが岩猿はハーピィに見えないように岩に隠れながら岩を投げていただけだったのでハーピィに気づかれると普通にハーピィ達は猿を攻撃しにいく。


そう、この階層はめっちゃ乱戦になりやすい。


あちこち岩が飛んでくるわ、猿を掴んで上空へ飛んでいくハーピィもいるわ、猿を上から落とすわで何だかグチャグチャな戦場だ。


だから集中しやすいように飛んでくる岩とハーピィを塞ぐのは俺の係で、その岩の飛んできた方向に猛スピードで行って毒ナイフで猿を切付けるてっちゃんという感でいく。


それがうまく行きスムーズに登山できるようになってくる。繰り返し上に登っていくと頂上が少し見えてくる。


そこには大きな岩があった。

のだが、なんか動いた?


岩が振り向いたと思ったらそこにはボス岩猿が座っている。


「てっちゃん隙みて毒お願い!俺特攻する!」


「おけ、まかせて!」


俺はボス猿の方に駆け上がっていくとボス猿は近くにある大岩を投げてきた。それを身体強化とアタックをかけた腕でいなすように横に薙ぐ。

それに驚いたボス猿は驚きの表情を浮かべているがそんなのお構いなしにグレートソードを猿の体にブチ込んだ。体の岩の部分に当たったがその岩がガラガラ崩れていく。


まだ体には到達していないので、追い込みでどんどん切っていく。ガラガラ岩が剥がれていき、やっと肌が出てきたところでてっちゃんのナイフもブスブス刺さっていく。


毒とソードの猛攻でヨロヨロしていたボス猿の首元をソードで横一閃。

霧になって消えていったのであった。


ドロップは魔石となんか魔石とは違う石がでてきた。今度鑑定してもらおう。


そして、
そこに魔法陣がでてきて、階段が現れた。

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