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本編
14.遠回りの告白
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マンションに帰ったルーカスに、エルネストは夕食を準備して待っていてくれた。
ソテーした白身魚と豆のサラダ、それにトマトスープとパンの夕食は、美味しくてルーカスは満腹になるまで食べた。
「トマトスープはインスタントだけど、このパンは美味しいって有名な店から買ってきたんだよ」
「うん、美味い」
「いっぱい食べてくれて嬉しいよ」
食に興味のなかったルーカスがエルネストの食事をしっかりと食べるのに、エルネストは喜んでくれているようだ。
「俺も美味いものは好きなんだ」
「甘いものは?」
「あまり食べたことがないけど、嫌いじゃない」
施設で虫歯対策だったのか徹底的に甘いものを食べなかったので、ルーカスは甘いものを食べなれていない。食べてみれば嫌いではないのだろうが、選択肢として甘いものを選ぶことはない。
栄養バランス食品や、飲むゼリーは甘いが、あれはお菓子とは少し違うと思っている。
「美味しいアップルパイの売っている店があるんだ。今度買って来るよ」
「それは楽しみだな」
和やかに夕食を終えて紅茶を飲んでいると、エルネストが本題を切り出してきた。
「カウンセリングはどうだった?」
「よく分からないが、続けてみようという気にはなった」
「それはよかった。しっかりカウンセリングを受けて少しでも心の傷が治るといいね」
「お前は……エルネストは治ったのか?」
つい気になって問いかけてしまってから、この話題はよくなかったかもしれないとルーカスは反省する。クロヴィスの怪我の件に関してはエルネストは気にしていないそぶりをしているが、傷になっているのではないだろうか。
「僕は……治らなかったけれど、僕が傷付いたということは認識できたかな。クロヴィスはずっと一緒だった相棒だからね」
クロヴィスの名前がエルネストの口から出ると自分が傷付くというのは分かっているのに、ルーカスは懲りない自分を殴りたい気分だった。
食後はルーカスが食器の片づけをして、エルネストはシャワーを浴びる。
エルネストがシャワーを浴びている間中、カバンの中に隠したローションと避妊具のことをルーカスは考えていた。
入れ替わりにルーカスがシャワーを浴びて出てきたときには、エルネストは寝室に入っていた。
ルーカスの一人の時間を作ってくれようとしているのだろうが、ルーカスの方はエルネストが気になって仕方がない。
避妊具とローションのパッケージを開けると、使い切りのローションと避妊具を一個ずつポケットに突っ込んでエルネストの寝室のドアを叩いた。
エルネストはすぐにドアを開けてくれる。
部屋の中は灯りがともっていてルーカスはほっと息を吐いた。
「エルネスト……」
「どうしたの? 何か話したいことがあった?」
穏やかに問いかけてくるエルネストの腕を取って、ルーカスは思い切り力を込めてベッドに押し倒していた。何が起きているのか分からない様子のエルネストは抵抗してこない。
「何? ルーカス?」
「エルネスト、俺を受け入れてくれ!」
パジャマを脱がそうとしたのだが、エルネストの方が体格がいいので脱がせることができない。焦ってパジャマのボタンだけでも外そうとするのだが、他人のボタンは外すのがなかなかに難しくてできそうにない。
押し倒したところでこれからどうすればいいのかよく分かっていないルーカスが戸惑っていると、エルネストはそれを勘違いしたようだ。
「カウンセリングで話して、嫌なことを思い出した? 大丈夫だよ、ここにルーカスに危害を加えるやつはいない。いたら僕が殴って助けてあげるよ」
豊かな胸に抱き込まれて髪を撫でられるのに、ルーカスはそうではないのだと抵抗するが、腕力ではエルネストに敵わないのでされるがままになってしまう。
「違うんだ、エルネスト」
「そうであっても、僕はルーカスを弱いだなんて思わないよ。トラウマと戦いながら現場に出られてる時点でルーカスは強いよ」
「だから、違うんだ!」
恥ずかしがってルーカスが違うのだと言っているのだと思い込んでいるエルネストは、ルーカスの髪に手を差し込んで撫でてくる。それも心地よかったが、ルーカスが欲しいのはそんなものではない。
「好きなんだ!」
「うんうん、僕もルーカスが好きだよ。大事な相棒だ」
「そうじゃない! 恋愛感情として好きなんだ!」
一瞬、間があった。
ルーカスを抱き締めて撫でていたエルネストの空気がすっと温度を下げた気がした。
手を解いて、エルネストがルーカスの胸を押す。
「とりあえず退いてくれる? 話はそれから」
「エルネスト!?」
「好きなら好きで、押し倒す前に言うべきことがあったでしょう! どうして君はそんなに言葉が足りないの!?」
珍しくエルネストが怒っている様子を見て、ルーカスは自分が順序を間違えていたことに気付いた。気付いたところでもう遅いのだが。
押し退けられたルーカスは床の上に立っていて、エルネストも立ち上がる。身長差があるのでエルネストの姿がとても巨大に感じられる。
「普通は告白して、気持ちを確かめて、お付き合いしてからこういう行為に及ぶんじゃないの? それをまず押し倒してから告白なんて聞いたことないよ!」
「す、すまない。初めてだったからよく分からなかったんだ」
「初めてって言っても、お付き合いが告白から始まることくらい分かるものじゃない?」
「恋愛自体初めてで、その……こういう行為も初めてで、よく分からなかったんだ」
「恋愛が初めて!?」
「そ、そうだ……。他人に興味がなかったから」
恥ずかしく自分が恋愛も肉体関係も初めてだと答えれば、エルネストは心底呆れている様子だった。
「やり直しを要求する」
「やり直しって?」
「もう一回告白からちゃんと始めて」
「俺にチャンスをくれるのか?」
呆れてもう相手にされないかと思っていただけにルーカスはエルネストの言葉に光を得た気分だった。このままだとエルネストの部屋からも追い出されていてもおかしくはなかった。
深く息を吸い込んで拳を握り締めてルーカスはエルネストに言う。握りこんだ手の平は汗で湿っていた。
「エルネストが好きだ。俺と付き合ってほしい」
「いいよ。僕もルーカスのことは好ましく思っている」
「い、いいのか?」
クロヴィスのことがあったから、正面から告白してもエルネストは受け入れないと思っていた。それだけにルーカスは拍子抜けしていた。
「付き合ってる相手がいるんじゃないか?」
「僕は今、フリーだよ」
「番は?」
「いないよ」
確かめるとエルネストはあっさりと答える。腰が抜けてしまいそうなくらいに安堵したルーカスにエルネストは何事かと目を丸くしている。
「クロヴィスのことを特別な相手と言ってたじゃないか!」
「クロヴィスは僕の従兄だよ。小さいころから一緒にいた腐れ縁なだけで、僕の番じゃない。何より、クロヴィスは幼馴染と結婚してるよ」
「えぇ!? クロヴィスは妻帯者なのか!?」
「うぅん、どう言ったらいいのか。男性同士だから、夫夫かな?」
「そ、そうだったのか」
エルネストとクロヴィスの間には恋愛感情は全くなかった。
特別な関係というのも従兄弟同士という意味だった。
その上、クロヴィスはすでに結婚していた。
「クロヴィスを隣りの州に安心して置いていけたのも、家族がいたからだよ」
「そうだったのか」
完全にルーカスは勘違いをしていたようだ。
エルネストはクロヴィスとは番ではなく、フリーだった。
そのうえで、ルーカスとお付き合いをしてくれると言っている。
「体の関係を持つのは、お付き合いをした上でだからね」
「わ、分かった」
「先走らないでよね」
注意をされてルーカスはエルネストに聞く。
「エルネストは、その、経験があるのか?」
「僕は男性とも女性とも経験はあるよ。お付き合いをしただけで、番にまではならなかったけれど」
エルネストに経験があることに安堵していいのか、嫉妬していいのか分からなくなるルーカスだが、とりあえず、エルネストにリードしてもらえばいいというのは理解できた。
「エルネストは、抱きたい方なのか? 抱かれたい方なのか?」
これだけは絶対に聞いておかなければいけないことだった。ルーカスはエルネストを抱きたくて、それを譲ることはできない。
「ルーカスは?」
「俺は抱きたい」
「それなら、ルーカスに合わせるよ」
ルーカスの望みを言えばエルネストはそれに合わせると言ってくれる。
遠回りをしてしまったがルーカスはエルネストとお付き合いをしてくれることになった。
「エルネストは、恋人、か?」
「そうだね。本当は恋人同士で相棒になっているのはよくないけど、このことは警察署には内緒にしよう」
恋人同士だとどうしても私情が入ってしまうことがあるからよくないというエルネストに、ルーカスは素直に頷く。エルネスト以外が相棒である可能性など考えたくもなかった。
ソテーした白身魚と豆のサラダ、それにトマトスープとパンの夕食は、美味しくてルーカスは満腹になるまで食べた。
「トマトスープはインスタントだけど、このパンは美味しいって有名な店から買ってきたんだよ」
「うん、美味い」
「いっぱい食べてくれて嬉しいよ」
食に興味のなかったルーカスがエルネストの食事をしっかりと食べるのに、エルネストは喜んでくれているようだ。
「俺も美味いものは好きなんだ」
「甘いものは?」
「あまり食べたことがないけど、嫌いじゃない」
施設で虫歯対策だったのか徹底的に甘いものを食べなかったので、ルーカスは甘いものを食べなれていない。食べてみれば嫌いではないのだろうが、選択肢として甘いものを選ぶことはない。
栄養バランス食品や、飲むゼリーは甘いが、あれはお菓子とは少し違うと思っている。
「美味しいアップルパイの売っている店があるんだ。今度買って来るよ」
「それは楽しみだな」
和やかに夕食を終えて紅茶を飲んでいると、エルネストが本題を切り出してきた。
「カウンセリングはどうだった?」
「よく分からないが、続けてみようという気にはなった」
「それはよかった。しっかりカウンセリングを受けて少しでも心の傷が治るといいね」
「お前は……エルネストは治ったのか?」
つい気になって問いかけてしまってから、この話題はよくなかったかもしれないとルーカスは反省する。クロヴィスの怪我の件に関してはエルネストは気にしていないそぶりをしているが、傷になっているのではないだろうか。
「僕は……治らなかったけれど、僕が傷付いたということは認識できたかな。クロヴィスはずっと一緒だった相棒だからね」
クロヴィスの名前がエルネストの口から出ると自分が傷付くというのは分かっているのに、ルーカスは懲りない自分を殴りたい気分だった。
食後はルーカスが食器の片づけをして、エルネストはシャワーを浴びる。
エルネストがシャワーを浴びている間中、カバンの中に隠したローションと避妊具のことをルーカスは考えていた。
入れ替わりにルーカスがシャワーを浴びて出てきたときには、エルネストは寝室に入っていた。
ルーカスの一人の時間を作ってくれようとしているのだろうが、ルーカスの方はエルネストが気になって仕方がない。
避妊具とローションのパッケージを開けると、使い切りのローションと避妊具を一個ずつポケットに突っ込んでエルネストの寝室のドアを叩いた。
エルネストはすぐにドアを開けてくれる。
部屋の中は灯りがともっていてルーカスはほっと息を吐いた。
「エルネスト……」
「どうしたの? 何か話したいことがあった?」
穏やかに問いかけてくるエルネストの腕を取って、ルーカスは思い切り力を込めてベッドに押し倒していた。何が起きているのか分からない様子のエルネストは抵抗してこない。
「何? ルーカス?」
「エルネスト、俺を受け入れてくれ!」
パジャマを脱がそうとしたのだが、エルネストの方が体格がいいので脱がせることができない。焦ってパジャマのボタンだけでも外そうとするのだが、他人のボタンは外すのがなかなかに難しくてできそうにない。
押し倒したところでこれからどうすればいいのかよく分かっていないルーカスが戸惑っていると、エルネストはそれを勘違いしたようだ。
「カウンセリングで話して、嫌なことを思い出した? 大丈夫だよ、ここにルーカスに危害を加えるやつはいない。いたら僕が殴って助けてあげるよ」
豊かな胸に抱き込まれて髪を撫でられるのに、ルーカスはそうではないのだと抵抗するが、腕力ではエルネストに敵わないのでされるがままになってしまう。
「違うんだ、エルネスト」
「そうであっても、僕はルーカスを弱いだなんて思わないよ。トラウマと戦いながら現場に出られてる時点でルーカスは強いよ」
「だから、違うんだ!」
恥ずかしがってルーカスが違うのだと言っているのだと思い込んでいるエルネストは、ルーカスの髪に手を差し込んで撫でてくる。それも心地よかったが、ルーカスが欲しいのはそんなものではない。
「好きなんだ!」
「うんうん、僕もルーカスが好きだよ。大事な相棒だ」
「そうじゃない! 恋愛感情として好きなんだ!」
一瞬、間があった。
ルーカスを抱き締めて撫でていたエルネストの空気がすっと温度を下げた気がした。
手を解いて、エルネストがルーカスの胸を押す。
「とりあえず退いてくれる? 話はそれから」
「エルネスト!?」
「好きなら好きで、押し倒す前に言うべきことがあったでしょう! どうして君はそんなに言葉が足りないの!?」
珍しくエルネストが怒っている様子を見て、ルーカスは自分が順序を間違えていたことに気付いた。気付いたところでもう遅いのだが。
押し退けられたルーカスは床の上に立っていて、エルネストも立ち上がる。身長差があるのでエルネストの姿がとても巨大に感じられる。
「普通は告白して、気持ちを確かめて、お付き合いしてからこういう行為に及ぶんじゃないの? それをまず押し倒してから告白なんて聞いたことないよ!」
「す、すまない。初めてだったからよく分からなかったんだ」
「初めてって言っても、お付き合いが告白から始まることくらい分かるものじゃない?」
「恋愛自体初めてで、その……こういう行為も初めてで、よく分からなかったんだ」
「恋愛が初めて!?」
「そ、そうだ……。他人に興味がなかったから」
恥ずかしく自分が恋愛も肉体関係も初めてだと答えれば、エルネストは心底呆れている様子だった。
「やり直しを要求する」
「やり直しって?」
「もう一回告白からちゃんと始めて」
「俺にチャンスをくれるのか?」
呆れてもう相手にされないかと思っていただけにルーカスはエルネストの言葉に光を得た気分だった。このままだとエルネストの部屋からも追い出されていてもおかしくはなかった。
深く息を吸い込んで拳を握り締めてルーカスはエルネストに言う。握りこんだ手の平は汗で湿っていた。
「エルネストが好きだ。俺と付き合ってほしい」
「いいよ。僕もルーカスのことは好ましく思っている」
「い、いいのか?」
クロヴィスのことがあったから、正面から告白してもエルネストは受け入れないと思っていた。それだけにルーカスは拍子抜けしていた。
「付き合ってる相手がいるんじゃないか?」
「僕は今、フリーだよ」
「番は?」
「いないよ」
確かめるとエルネストはあっさりと答える。腰が抜けてしまいそうなくらいに安堵したルーカスにエルネストは何事かと目を丸くしている。
「クロヴィスのことを特別な相手と言ってたじゃないか!」
「クロヴィスは僕の従兄だよ。小さいころから一緒にいた腐れ縁なだけで、僕の番じゃない。何より、クロヴィスは幼馴染と結婚してるよ」
「えぇ!? クロヴィスは妻帯者なのか!?」
「うぅん、どう言ったらいいのか。男性同士だから、夫夫かな?」
「そ、そうだったのか」
エルネストとクロヴィスの間には恋愛感情は全くなかった。
特別な関係というのも従兄弟同士という意味だった。
その上、クロヴィスはすでに結婚していた。
「クロヴィスを隣りの州に安心して置いていけたのも、家族がいたからだよ」
「そうだったのか」
完全にルーカスは勘違いをしていたようだ。
エルネストはクロヴィスとは番ではなく、フリーだった。
そのうえで、ルーカスとお付き合いをしてくれると言っている。
「体の関係を持つのは、お付き合いをした上でだからね」
「わ、分かった」
「先走らないでよね」
注意をされてルーカスはエルネストに聞く。
「エルネストは、その、経験があるのか?」
「僕は男性とも女性とも経験はあるよ。お付き合いをしただけで、番にまではならなかったけれど」
エルネストに経験があることに安堵していいのか、嫉妬していいのか分からなくなるルーカスだが、とりあえず、エルネストにリードしてもらえばいいというのは理解できた。
「エルネストは、抱きたい方なのか? 抱かれたい方なのか?」
これだけは絶対に聞いておかなければいけないことだった。ルーカスはエルネストを抱きたくて、それを譲ることはできない。
「ルーカスは?」
「俺は抱きたい」
「それなら、ルーカスに合わせるよ」
ルーカスの望みを言えばエルネストはそれに合わせると言ってくれる。
遠回りをしてしまったがルーカスはエルネストとお付き合いをしてくれることになった。
「エルネストは、恋人、か?」
「そうだね。本当は恋人同士で相棒になっているのはよくないけど、このことは警察署には内緒にしよう」
恋人同士だとどうしても私情が入ってしまうことがあるからよくないというエルネストに、ルーカスは素直に頷く。エルネスト以外が相棒である可能性など考えたくもなかった。
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