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二章 オメガの神子、選択する
21.ジェラルド殿下と夜の散歩
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王宮でもおれの部屋の入り口の横には護衛が立っているし、おれが移動すれば護衛はしっかりとついてくる。
晩餐が終わって部屋に戻ってもう一度シャワーを浴びるか悩んでいると、ドアがノックされた。
誰が来たのだろうと警戒しつつ、ドアの横に護衛がいるので何かあればすぐにファウスト様を呼びに行ってくれるだろうと思ってドアを開けた。
そこにはジェラルド殿下が一人で立っていた。
「神子、お疲れではありませんか?」
「いえ、大丈夫です」
「明日は朝食をとったらすぐに帰ることになるでしょう。王宮の庭を少し歩きませんか? 神子にぼくが育った王宮の庭を見せたいのです」
「護衛も一緒でしたら」
「もちろん、護衛も一緒です。神子が心配なら、護衛の数を増やしても構いません」
アルファであるジェラルド殿下と二人きりになるのは危険もあったが、ジェラルド殿下も護衛がいれば無体は働いてこないだろう。若いがゆえに、ジェラルド殿下は暴走するようなこともあったが、それでもおれはジェラルド殿下を信じることにした。
護衛とジェラルド殿下と一緒に庭に出ると、昼間の暑さが少しは和らいでいて、風が吹くと涼しさも感じた。
いつまでも真夏だと思っていたが、おれが過ごすうちに秋も近付いて来ているのかもしれない。この国は夏の期間が少ないとは聞いていた。これから秋になりあっという間に冬になるのだろうか。
考えながら歩いていると、ジェラルド殿下は丈の高い茂みの前で足を止めた。おれの背丈よりもずっと高いそれは、豪華な幾重にも重なった花びらの花をつけている。
「これはダリアです。もう例年なら少し後に咲くのですが、神子が王宮に来ると決まってから咲き出したと聞いています」
「ダリアですか」
この丈の高い花はダリアだった。
おれがファウスト様の綴りと間違えた花だ。
思い出すとおかしくなって笑いそうになるおれに、ジェラルド殿下が首を傾げている。
「どうしましたか?」
「オルランド閣下と文字の練習をしているときに、ファウスト様の家名をこの花の綴りと間違ったことがあったのです」
「ファウストの家名……そうでしたね、ファウストの家名はダリアでしたね」
笑い話のつもりがジェラルド殿下の表情が硬くなる。おれはなにかいけないことを口にしてしまったかと口を閉じる。
「神子の心がどこにあっても、ぼくは神子を思い続けます」
「ジェラルド殿下……」
「王宮で育って、ぼくは王太子としてほしいものは何でも手に入れてきました。そんな傲慢さがぼくにあったのは確かです。でも、神子はぼくを特別扱いせずに、オルランドとファウストと同等に扱ってくれた。ぼくにとって、神子はこれまで出会ったどんな相手とも違う、愛しいひとなのです」
情熱的に言ってくるが、ジェラルド殿下はおれに指一本触れていない。無意識にアルファのフェロモンは漏れているが、おれに無理強いするような気配はない。
おれが聞いていると、ジェラルド殿下がおれに手を差し出す。
「神子に出会うまで、ぼくは恋をしたことがありませんでした。好きな相手はいたのですが、それも神子に出会って、本当の恋ではなくただの憧れだったのだと分かりました。ぼくが初めて恋をしたのは神子です。神子に触れたい。神子をぼくのものにしたい。この気持ちは真剣なものです」
「ジェラルド殿下の初恋が、おれ?」
「そうです。神子に恋をして、愛するようになりました。ぼくの気持ちを今受け取れなくても構いません。神子の手に触れることを許してくれませんか?」
口付けたいでも、抱き締めたいでもなくて、手に触れたい。
それだけを願うジェラルド殿下に、おれはそっとジェラルド殿下の手に手を重ねていた。手に触れるくらいは構わないだろうと思ったのだ。
その手を恭しく取って、ジェラルド殿下は庭を歩いて案内してくれた。
手を握る以上のことは何もしなかった。
「神子に一人の男として意識されるように努力していきます」
庭を案内しながら宣言するジェラルド殿下に、おれはこれまでジェラルド殿下は年下で、まだ十九歳ということもあって、番になることを本気で考えていなかったのではないかと気付いてしまった。
今夜のジェラルド殿下の告白で、ジェラルド殿下の気持ちは強くおれに伝わった。
庭を案内するとジェラルド殿下はおれを部屋まで送ってくれた。
「お休みなさい、神子。いい夢が見られますように」
「お休みなさい、ジェラルド殿下。庭を案内してくださってありがとうございました」
部屋の入り口でおれの手を名残惜しそうに放して、ジェラルド殿下はおれが部屋に入るまで見守ってくれていた。護衛は当然、部屋の入口の横に立っている。
ドアを閉めておれは深く息をついた。
ジェラルド殿下がおれに真剣だということは分かっていたつもりだったが、初恋と言われるとは思わなかった。
おれのフェロモンに当てられてのことでもなさそうだった。
最初からおれに興味津々で好意的だったジェラルド殿下。
ジェラルド殿下の気持ちを確認して、おれは落ち着かない気分になって部屋を歩き回っていた。
ジェラルド殿下の気持ちが嬉しいのかどうかが分からない。
気持ちを告げられて、ジェラルド殿下が真剣だということは伝わってきたが、その気持ちをどう受け取ったらいいのか分からない。
混乱しつつ、とりあえず寝る準備をしようと思って、バスルームに入ってシャワーを浴びた。
パジャマに着替えると、ベッドに入る。
神子の神殿のベッドと同じくらいふかふかのベッドに、おれは神子の神殿で好待遇で迎えられていたのだと実感したのだった。
翌朝は、朝食を食べると国王陛下に挨拶をしておれはまた馬車に乗って神子の神殿に戻って行った。
神殿に戻ると、実家に帰ってきたような安堵感がある。
アルファの三人の中から誰かを選んだら、ここを出て王宮か、オルランド閣下の王都の屋敷か、辺境伯の屋敷に行くのだと思うと、少し寂しい気もする。
ジェラルド殿下とオルランド閣下とファウスト様と過ごした時間が、この神殿には詰まっていた。
「神子様、おかえりなさいませ。昼食の準備ができております」
迎えてくれる神官さんも、すっかりおれには慣れた存在になっていた。
「ただいま帰りました」
挨拶をして、おれはジェラルド殿下にエスコートされて食堂まで移動した。
ジェラルド殿下の手を取っていると、昨夜のことが思い出される。
一人の男として意識されるように、とジェラルド殿下は言っていた。
ジェラルド殿下も一人の男で、アルファなのだと実感すると、ものすごく落ち着かなくなってくる。
後ろからついてきているオルランド閣下とファウスト様に視線を向けると、二人ともおれのことを見ていて、目がしっかりと合ってしまった。
「あ、の……オルランド閣下」
「なんでしょう?」
「オルランド閣下の手紙の返事、おれが書いたのですが、綴りに間違いはなかったですか?」
「とても丁寧な文字で、少しくらい間違いがあっても神子が心を込めて書いたものでしたら、関係ないと思います」
あー、やっぱり間違いはあったのか。
辞書で確認しつつ書いたつもりなのだが、ペンに紙で書くこと自体慣れていないので、失敗ばかりだった。現代日本では文字を書くとなるとスマホやパソコンが主流で、手で書くなんてことはほとんどないのだ。
恥ずかしく思っていると、ファウスト様が声をかけてくれる。
「文字から神子の心遣いが分かるような手紙だった。神子は綴りの間違いなど恐れず、堂々と手紙を書いていいと思う」
それに関してジェラルド殿下が口を挟む。
「それは、自分に手紙を書いてほしいということなのかな、ファウスト」
「神子直筆の手紙は、神子の香りがしました」
「ずるい! ぼくも神子直筆のお返事が欲しい!」
羨ましがるジェラルド殿下をファウスト様が煽っているような気がして、ファウスト様にもこんなところがあるのだとおれは驚いていた。
晩餐が終わって部屋に戻ってもう一度シャワーを浴びるか悩んでいると、ドアがノックされた。
誰が来たのだろうと警戒しつつ、ドアの横に護衛がいるので何かあればすぐにファウスト様を呼びに行ってくれるだろうと思ってドアを開けた。
そこにはジェラルド殿下が一人で立っていた。
「神子、お疲れではありませんか?」
「いえ、大丈夫です」
「明日は朝食をとったらすぐに帰ることになるでしょう。王宮の庭を少し歩きませんか? 神子にぼくが育った王宮の庭を見せたいのです」
「護衛も一緒でしたら」
「もちろん、護衛も一緒です。神子が心配なら、護衛の数を増やしても構いません」
アルファであるジェラルド殿下と二人きりになるのは危険もあったが、ジェラルド殿下も護衛がいれば無体は働いてこないだろう。若いがゆえに、ジェラルド殿下は暴走するようなこともあったが、それでもおれはジェラルド殿下を信じることにした。
護衛とジェラルド殿下と一緒に庭に出ると、昼間の暑さが少しは和らいでいて、風が吹くと涼しさも感じた。
いつまでも真夏だと思っていたが、おれが過ごすうちに秋も近付いて来ているのかもしれない。この国は夏の期間が少ないとは聞いていた。これから秋になりあっという間に冬になるのだろうか。
考えながら歩いていると、ジェラルド殿下は丈の高い茂みの前で足を止めた。おれの背丈よりもずっと高いそれは、豪華な幾重にも重なった花びらの花をつけている。
「これはダリアです。もう例年なら少し後に咲くのですが、神子が王宮に来ると決まってから咲き出したと聞いています」
「ダリアですか」
この丈の高い花はダリアだった。
おれがファウスト様の綴りと間違えた花だ。
思い出すとおかしくなって笑いそうになるおれに、ジェラルド殿下が首を傾げている。
「どうしましたか?」
「オルランド閣下と文字の練習をしているときに、ファウスト様の家名をこの花の綴りと間違ったことがあったのです」
「ファウストの家名……そうでしたね、ファウストの家名はダリアでしたね」
笑い話のつもりがジェラルド殿下の表情が硬くなる。おれはなにかいけないことを口にしてしまったかと口を閉じる。
「神子の心がどこにあっても、ぼくは神子を思い続けます」
「ジェラルド殿下……」
「王宮で育って、ぼくは王太子としてほしいものは何でも手に入れてきました。そんな傲慢さがぼくにあったのは確かです。でも、神子はぼくを特別扱いせずに、オルランドとファウストと同等に扱ってくれた。ぼくにとって、神子はこれまで出会ったどんな相手とも違う、愛しいひとなのです」
情熱的に言ってくるが、ジェラルド殿下はおれに指一本触れていない。無意識にアルファのフェロモンは漏れているが、おれに無理強いするような気配はない。
おれが聞いていると、ジェラルド殿下がおれに手を差し出す。
「神子に出会うまで、ぼくは恋をしたことがありませんでした。好きな相手はいたのですが、それも神子に出会って、本当の恋ではなくただの憧れだったのだと分かりました。ぼくが初めて恋をしたのは神子です。神子に触れたい。神子をぼくのものにしたい。この気持ちは真剣なものです」
「ジェラルド殿下の初恋が、おれ?」
「そうです。神子に恋をして、愛するようになりました。ぼくの気持ちを今受け取れなくても構いません。神子の手に触れることを許してくれませんか?」
口付けたいでも、抱き締めたいでもなくて、手に触れたい。
それだけを願うジェラルド殿下に、おれはそっとジェラルド殿下の手に手を重ねていた。手に触れるくらいは構わないだろうと思ったのだ。
その手を恭しく取って、ジェラルド殿下は庭を歩いて案内してくれた。
手を握る以上のことは何もしなかった。
「神子に一人の男として意識されるように努力していきます」
庭を案内しながら宣言するジェラルド殿下に、おれはこれまでジェラルド殿下は年下で、まだ十九歳ということもあって、番になることを本気で考えていなかったのではないかと気付いてしまった。
今夜のジェラルド殿下の告白で、ジェラルド殿下の気持ちは強くおれに伝わった。
庭を案内するとジェラルド殿下はおれを部屋まで送ってくれた。
「お休みなさい、神子。いい夢が見られますように」
「お休みなさい、ジェラルド殿下。庭を案内してくださってありがとうございました」
部屋の入り口でおれの手を名残惜しそうに放して、ジェラルド殿下はおれが部屋に入るまで見守ってくれていた。護衛は当然、部屋の入口の横に立っている。
ドアを閉めておれは深く息をついた。
ジェラルド殿下がおれに真剣だということは分かっていたつもりだったが、初恋と言われるとは思わなかった。
おれのフェロモンに当てられてのことでもなさそうだった。
最初からおれに興味津々で好意的だったジェラルド殿下。
ジェラルド殿下の気持ちを確認して、おれは落ち着かない気分になって部屋を歩き回っていた。
ジェラルド殿下の気持ちが嬉しいのかどうかが分からない。
気持ちを告げられて、ジェラルド殿下が真剣だということは伝わってきたが、その気持ちをどう受け取ったらいいのか分からない。
混乱しつつ、とりあえず寝る準備をしようと思って、バスルームに入ってシャワーを浴びた。
パジャマに着替えると、ベッドに入る。
神子の神殿のベッドと同じくらいふかふかのベッドに、おれは神子の神殿で好待遇で迎えられていたのだと実感したのだった。
翌朝は、朝食を食べると国王陛下に挨拶をしておれはまた馬車に乗って神子の神殿に戻って行った。
神殿に戻ると、実家に帰ってきたような安堵感がある。
アルファの三人の中から誰かを選んだら、ここを出て王宮か、オルランド閣下の王都の屋敷か、辺境伯の屋敷に行くのだと思うと、少し寂しい気もする。
ジェラルド殿下とオルランド閣下とファウスト様と過ごした時間が、この神殿には詰まっていた。
「神子様、おかえりなさいませ。昼食の準備ができております」
迎えてくれる神官さんも、すっかりおれには慣れた存在になっていた。
「ただいま帰りました」
挨拶をして、おれはジェラルド殿下にエスコートされて食堂まで移動した。
ジェラルド殿下の手を取っていると、昨夜のことが思い出される。
一人の男として意識されるように、とジェラルド殿下は言っていた。
ジェラルド殿下も一人の男で、アルファなのだと実感すると、ものすごく落ち着かなくなってくる。
後ろからついてきているオルランド閣下とファウスト様に視線を向けると、二人ともおれのことを見ていて、目がしっかりと合ってしまった。
「あ、の……オルランド閣下」
「なんでしょう?」
「オルランド閣下の手紙の返事、おれが書いたのですが、綴りに間違いはなかったですか?」
「とても丁寧な文字で、少しくらい間違いがあっても神子が心を込めて書いたものでしたら、関係ないと思います」
あー、やっぱり間違いはあったのか。
辞書で確認しつつ書いたつもりなのだが、ペンに紙で書くこと自体慣れていないので、失敗ばかりだった。現代日本では文字を書くとなるとスマホやパソコンが主流で、手で書くなんてことはほとんどないのだ。
恥ずかしく思っていると、ファウスト様が声をかけてくれる。
「文字から神子の心遣いが分かるような手紙だった。神子は綴りの間違いなど恐れず、堂々と手紙を書いていいと思う」
それに関してジェラルド殿下が口を挟む。
「それは、自分に手紙を書いてほしいということなのかな、ファウスト」
「神子直筆の手紙は、神子の香りがしました」
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