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十章 奏歌くんとの十年目
20.ショーの終わりと奏歌くんの提案
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「送って行くから、今日はうちで晩ご飯を食べないか?」
化粧を落として衣装を着替えて出て来ると、やっちゃんが晩ご飯に誘ってくれる。時間的に奏歌くんはもう家に帰らなければいけなくなっていたので、やっちゃんの申し出に私は飛び跳ねるくらい喜んだ。
バレンタインデーのお茶会とディナーショーはその日しか公演がないので、やっちゃんは舞台の写真撮影に来ていたのだろう。
「やっちゃんに相談したら、海瑠さんと一緒に帰って晩ご飯を食べていってもらおうって話になったんだ」
「嬉しい! ぜひお邪魔したいわ」
喜んでお願いすると、やっちゃんは駐車場に私と奏歌くんを連れて行ってくれた。百合にはメッセージを入れて、今日は奏歌くんの家で晩ご飯を食べるので送らなくてもいいという旨を送っておいた。
車の中で奏歌くんが興奮して離してくれる。
「最初にファリネッリの演目から始まって、最後もファリネッリのオペラアリアで、最高だった。海瑠さん、高音も綺麗なんだもん」
「高音は苦労したのよ。毎日毎日ボイストレーニングをして、必死で出せるようにしたから、なんとか保ちたいと練習を続けてるの」
「海瑠さんの苦労の成果が出たんだね」
褒められて私は嬉しくなる。
舞台の感想はSNSなどでたくさん呟かれているが、公演が終わってすぐに聞く奏歌くんの感想ほど嬉しいものはなかった。
「ドラァグクィーンの歌もあったし、海瑠さん、女装の曲が今回多かったね」
「なんでそうなるのか分からないけど、演出家の先生は私にそういう曲を歌わせたがるのよ!」
解せないと愚痴を呟くと、奏歌くんが頬を染めて呟く。
「海瑠さん、色っぽいから」
「へ?」
「女性の魅力と男性の魅力をどちらも併せ持つ海瑠さんは、すごく魅力的なんだよ」
私は女性の魅力も男性の魅力も併せ持っていた。演出家の先生に言われたかもしれないが解せない気持ちでいっぱいだったのが、奏歌くんに言われると嬉しい気持ちになるから不思議だ。
私にとって奏歌くんの感想は私のこれからの演技を決める指針となっていた。
篠田家に到着すると、駐車場にやっちゃんが車を停めて、私たちは降りる。鍵を開けた奏歌くんに続いて家の中に入るといい香りがしていた。
「お帰りなさい、奏歌くん、安彦さん。いらっしゃい、海瑠さん」
「茉優ちゃんだけ? 美歌さんは?」
「美歌お母さんは今日は夜勤よ。私の作った晩御飯だけど、食べていってね」
今日は茉優ちゃんに晩ご飯をご馳走になれるようだった。ラタトゥイユと、ポークステーキと、お豆腐とアボカドにオリーブオイルとレモンと塩コショウで味付けしたサラダの晩ご飯に、私は有難く手を合わせた。
「美味しい。茉優ちゃんもお料理が上手になったのね」
「安彦さんと二人でイギリスで暮らすときには、お料理くらいできないといけないから、高校に入ってから練習してるの」
「最近は茉優ちゃんがご飯を作ることも多いんだよ。お弁当は僕が作ってるけど」
ポークステーキもラタトゥイユもお豆腐とアボカドのサラダも美味しくて、ご飯が進む。茉優ちゃんは将来のためにお料理を練習していて、最近は茉優ちゃんがご飯を作ることも多いと聞いて感心してしまう。
「私ももっと色々作れないとダメかな?」
「海瑠さん、梅とじうどんを作ってくれたでしょう? おかげで風邪は治ったし、とても美味しかったよ!」
「それならよかった」
梅とじうどんがどんなものか知らなかったけれど、あまり見た目はよく作れなかった自覚があるだけに、私は奏歌くんの言葉に大いに慰められた。奏歌くんが調子が悪いときには梅とじうどんくらいは作れる私でありたい。
「やっちゃん、『卵を溶いて回し入れる』ってどういうこと?」
「梅とじうどんならお出汁を軽くかき混ぜて水流を作って、そこにぐるぐると円を描くように卵を流し入れる感じかな」
「なるほど」
『回し入れる』という表現がよく分からなかった私に、やっちゃんは丁寧に教えてくれた。
「今度、お昼に一緒に作ろうか、海瑠さん」
「奏歌くんと一緒に。それは楽しみ」
やっちゃんに聞いたことにヤキモチを妬いているのか、奏歌くんがすかさず申し出てくれるのに私は微笑ましくなる。叔父と甥で、やっちゃんは奏歌くんをとても可愛がっているのがはたから見ても分かるのだが、奏歌くんの方はやっちゃんにヤキモチを妬いてしまうのだから、それが可愛くてならない。
私のことでヤキモチを妬かれているのは、少しいい気分だった。
晩ご飯を食べ終わると、奏歌くんがやっちゃんと茉優ちゃんも一緒に話があると言って紅茶を淹れてソファの方に移動した。
「さくらちゃんのお誕生日なんだけど、今年は僕が卒業して、卒業旅行に行くでしょう? お祝いができないと思うんだよね」
「私もそれは思ってた。毎年お祝いしてもらってるのに、今年はないってなったら、さくらちゃん、寂しがるでしょうね」
奏歌くんと茉優ちゃんに言われてみれば、旅行の日程はしっかりとさくらの誕生日と被っている。奏歌くんが卒業した後で、茉優ちゃんも都合がよくて、私の劇団の春公演にもかからない日程になると、その日しかなかったのだ。
一泊二日の短い旅行だが、しっかりとさくらの誕生日に重なってしまったことに私は今気付いた。
「さくらのお誕生日、早めにお祝いしちゃう?」
「それがいいと思う。今年は海瑠さんとケーキを作ろうか?」
「なんのケーキがいいかしら」
「果物のタルトなら、かえでくんも食べられるんじゃない」
奏歌くんの言葉に、私はかえでのことを思い出した。かえでは秋に誕生日を迎えて1歳になっているはずだ。食べられるものも増えただろうと考えていると、かえでの誕生日を祝い忘れていたことに気付く。
「私、かえでの誕生日忘れてた」
「仕方ないよ、海瑠さん、秋公演で忙しかったから」
ちょうど秋公演の時期に生まれたかえでの誕生日を私はすっかりと忘れてしまっていた。
「かえでくんのお誕生日も合わせて、豪華なフルーツタルトを作ろう」
奏歌くんの提案に私は力強く頷いた。
三月に入ってすぐ、奏歌くんと私は私のマンションでフルーツタルトを作った。
デパートに行ってぴかぴかの苺とブルーベリーとラズベリーを買って来る。タルト生地の材料は部屋にあるものを使った。
柔らかくしたバターをよく練って、砂糖と塩と混ぜる。混ぜるのは得意なので私が任せてもらう。砂糖が滑らかになったら卵黄を加えてまた混ぜる。最後に小麦粉を入れて生地が纏まるまで切るように混ぜて、纏まったら冷蔵庫で一時間休ませる。
その間に苺とブルーベリーとラズベリーは洗って、苺はヘタを取っておく。
ボウルに卵黄を入れて砂糖とよく混ぜてから、小麦粉を加えて静かに混ぜ合わせる。鍋に牛乳を沸騰させてバニラエッセンスを垂らす。鍋の中に卵黄と砂糖を混ぜたものを入れて、沸騰させながら混ぜていくとカスタードクリームができた。
カスタードクリームを私が混ぜて作っている間に、奏歌くんはタルト生地を型に入れてオーブントースターで焼いていた。
焼き上がったタルト生地を冷まし、カスタードクリームを流し入れて上に苺とブルーベリーとラズベリーを飾ればベリーのタルトが出来上がった。
「カスタードって作れるんだ……」
「海瑠さんが作ったんだよ?」
「私がカスタードを作っちゃった! すごい!」
「うん、海瑠さんはすごいよ」
自分でも実感がないが目の前でつやつやと光る苺とブルーベリーとラズベリーの乗ったタルトは、私と奏歌くんが手作りしたものに違いなかった。自分でもこんなことができるなんて思っていなかった。
「さくら、喜んでくれるかな」
「喜んでくれると思うよ。かえでくんも喜ぶと思う」
出来上がったベリーのタルトを箱に入れて、私は出かける準備を始めた。
化粧を落として衣装を着替えて出て来ると、やっちゃんが晩ご飯に誘ってくれる。時間的に奏歌くんはもう家に帰らなければいけなくなっていたので、やっちゃんの申し出に私は飛び跳ねるくらい喜んだ。
バレンタインデーのお茶会とディナーショーはその日しか公演がないので、やっちゃんは舞台の写真撮影に来ていたのだろう。
「やっちゃんに相談したら、海瑠さんと一緒に帰って晩ご飯を食べていってもらおうって話になったんだ」
「嬉しい! ぜひお邪魔したいわ」
喜んでお願いすると、やっちゃんは駐車場に私と奏歌くんを連れて行ってくれた。百合にはメッセージを入れて、今日は奏歌くんの家で晩ご飯を食べるので送らなくてもいいという旨を送っておいた。
車の中で奏歌くんが興奮して離してくれる。
「最初にファリネッリの演目から始まって、最後もファリネッリのオペラアリアで、最高だった。海瑠さん、高音も綺麗なんだもん」
「高音は苦労したのよ。毎日毎日ボイストレーニングをして、必死で出せるようにしたから、なんとか保ちたいと練習を続けてるの」
「海瑠さんの苦労の成果が出たんだね」
褒められて私は嬉しくなる。
舞台の感想はSNSなどでたくさん呟かれているが、公演が終わってすぐに聞く奏歌くんの感想ほど嬉しいものはなかった。
「ドラァグクィーンの歌もあったし、海瑠さん、女装の曲が今回多かったね」
「なんでそうなるのか分からないけど、演出家の先生は私にそういう曲を歌わせたがるのよ!」
解せないと愚痴を呟くと、奏歌くんが頬を染めて呟く。
「海瑠さん、色っぽいから」
「へ?」
「女性の魅力と男性の魅力をどちらも併せ持つ海瑠さんは、すごく魅力的なんだよ」
私は女性の魅力も男性の魅力も併せ持っていた。演出家の先生に言われたかもしれないが解せない気持ちでいっぱいだったのが、奏歌くんに言われると嬉しい気持ちになるから不思議だ。
私にとって奏歌くんの感想は私のこれからの演技を決める指針となっていた。
篠田家に到着すると、駐車場にやっちゃんが車を停めて、私たちは降りる。鍵を開けた奏歌くんに続いて家の中に入るといい香りがしていた。
「お帰りなさい、奏歌くん、安彦さん。いらっしゃい、海瑠さん」
「茉優ちゃんだけ? 美歌さんは?」
「美歌お母さんは今日は夜勤よ。私の作った晩御飯だけど、食べていってね」
今日は茉優ちゃんに晩ご飯をご馳走になれるようだった。ラタトゥイユと、ポークステーキと、お豆腐とアボカドにオリーブオイルとレモンと塩コショウで味付けしたサラダの晩ご飯に、私は有難く手を合わせた。
「美味しい。茉優ちゃんもお料理が上手になったのね」
「安彦さんと二人でイギリスで暮らすときには、お料理くらいできないといけないから、高校に入ってから練習してるの」
「最近は茉優ちゃんがご飯を作ることも多いんだよ。お弁当は僕が作ってるけど」
ポークステーキもラタトゥイユもお豆腐とアボカドのサラダも美味しくて、ご飯が進む。茉優ちゃんは将来のためにお料理を練習していて、最近は茉優ちゃんがご飯を作ることも多いと聞いて感心してしまう。
「私ももっと色々作れないとダメかな?」
「海瑠さん、梅とじうどんを作ってくれたでしょう? おかげで風邪は治ったし、とても美味しかったよ!」
「それならよかった」
梅とじうどんがどんなものか知らなかったけれど、あまり見た目はよく作れなかった自覚があるだけに、私は奏歌くんの言葉に大いに慰められた。奏歌くんが調子が悪いときには梅とじうどんくらいは作れる私でありたい。
「やっちゃん、『卵を溶いて回し入れる』ってどういうこと?」
「梅とじうどんならお出汁を軽くかき混ぜて水流を作って、そこにぐるぐると円を描くように卵を流し入れる感じかな」
「なるほど」
『回し入れる』という表現がよく分からなかった私に、やっちゃんは丁寧に教えてくれた。
「今度、お昼に一緒に作ろうか、海瑠さん」
「奏歌くんと一緒に。それは楽しみ」
やっちゃんに聞いたことにヤキモチを妬いているのか、奏歌くんがすかさず申し出てくれるのに私は微笑ましくなる。叔父と甥で、やっちゃんは奏歌くんをとても可愛がっているのがはたから見ても分かるのだが、奏歌くんの方はやっちゃんにヤキモチを妬いてしまうのだから、それが可愛くてならない。
私のことでヤキモチを妬かれているのは、少しいい気分だった。
晩ご飯を食べ終わると、奏歌くんがやっちゃんと茉優ちゃんも一緒に話があると言って紅茶を淹れてソファの方に移動した。
「さくらちゃんのお誕生日なんだけど、今年は僕が卒業して、卒業旅行に行くでしょう? お祝いができないと思うんだよね」
「私もそれは思ってた。毎年お祝いしてもらってるのに、今年はないってなったら、さくらちゃん、寂しがるでしょうね」
奏歌くんと茉優ちゃんに言われてみれば、旅行の日程はしっかりとさくらの誕生日と被っている。奏歌くんが卒業した後で、茉優ちゃんも都合がよくて、私の劇団の春公演にもかからない日程になると、その日しかなかったのだ。
一泊二日の短い旅行だが、しっかりとさくらの誕生日に重なってしまったことに私は今気付いた。
「さくらのお誕生日、早めにお祝いしちゃう?」
「それがいいと思う。今年は海瑠さんとケーキを作ろうか?」
「なんのケーキがいいかしら」
「果物のタルトなら、かえでくんも食べられるんじゃない」
奏歌くんの言葉に、私はかえでのことを思い出した。かえでは秋に誕生日を迎えて1歳になっているはずだ。食べられるものも増えただろうと考えていると、かえでの誕生日を祝い忘れていたことに気付く。
「私、かえでの誕生日忘れてた」
「仕方ないよ、海瑠さん、秋公演で忙しかったから」
ちょうど秋公演の時期に生まれたかえでの誕生日を私はすっかりと忘れてしまっていた。
「かえでくんのお誕生日も合わせて、豪華なフルーツタルトを作ろう」
奏歌くんの提案に私は力強く頷いた。
三月に入ってすぐ、奏歌くんと私は私のマンションでフルーツタルトを作った。
デパートに行ってぴかぴかの苺とブルーベリーとラズベリーを買って来る。タルト生地の材料は部屋にあるものを使った。
柔らかくしたバターをよく練って、砂糖と塩と混ぜる。混ぜるのは得意なので私が任せてもらう。砂糖が滑らかになったら卵黄を加えてまた混ぜる。最後に小麦粉を入れて生地が纏まるまで切るように混ぜて、纏まったら冷蔵庫で一時間休ませる。
その間に苺とブルーベリーとラズベリーは洗って、苺はヘタを取っておく。
ボウルに卵黄を入れて砂糖とよく混ぜてから、小麦粉を加えて静かに混ぜ合わせる。鍋に牛乳を沸騰させてバニラエッセンスを垂らす。鍋の中に卵黄と砂糖を混ぜたものを入れて、沸騰させながら混ぜていくとカスタードクリームができた。
カスタードクリームを私が混ぜて作っている間に、奏歌くんはタルト生地を型に入れてオーブントースターで焼いていた。
焼き上がったタルト生地を冷まし、カスタードクリームを流し入れて上に苺とブルーベリーとラズベリーを飾ればベリーのタルトが出来上がった。
「カスタードって作れるんだ……」
「海瑠さんが作ったんだよ?」
「私がカスタードを作っちゃった! すごい!」
「うん、海瑠さんはすごいよ」
自分でも実感がないが目の前でつやつやと光る苺とブルーベリーとラズベリーの乗ったタルトは、私と奏歌くんが手作りしたものに違いなかった。自分でもこんなことができるなんて思っていなかった。
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