4 / 30
4.遊園地での取材
しおりを挟む
カチューシャを買って付けると、寛が僕に言ってくれた。
「ホテルにチェックインできる時間だな。荷物を置いてこよう」
「分かった」
大きなボストンバッグを持っている寛と、キャリーケースを引っ張っている僕。二人とも荷物があっては遊園地を楽しむことができない。
こういうところまで寛は細かく気が利く。
お城のようになっているホテルのロビーに入ると、取材と称して写真を撮りまくっている僕に構わず、淡々と寛はチェックインの手続きをしていく。
僕と寛は同室で、男性同士のカップルに見えているのかもしれないが、ホテルの従業員さんもプロなのでそんなことは顔に出さない。
カードキーを渡されて、エレベーターに乗って部屋まで向かう。
部屋の中も可愛く統一されていて、僕は写真を撮る手を止められなかった。
携帯電話を構えてじっくりと写真を撮っている間、寛は気にせずにお茶を淹れて寛いでいた。ティーバッグの紅茶のいい香りがして、僕は喉が渇いていたことに気付く。
寛は僕の分の紅茶も淹れていてくれた。
「ゆーちゃん、ありがと」
「ここでお手洗い行っとけよ。遊園地の中じゃ混むかもしれないからな」
「はーい!」
完全に寛が僕の保護者のような気がするが、紅茶を飲んで、お手洗いに行って、僕は手荷物だけを持ってホテルで少し休む。
今日のことをそういえばタロットカードで占っていなかったので、タロットクロスを机に広げてタロットカードを混ぜる。
出て来たのは、死神のカードだった。
意味は、さだめだが、僕には死神の乗っている馬がメリーゴーランドに見えてしまった。
「ここでもひとじゃないものと出会うってこと?」
「どこに行ってもいるもんだな」
呆れたような寛の言葉に、僕は「気のせいだと思う」と答えた。
こんなことで楽しめなくなるのはもったいない。
ホテルから出て、ホテルの外観も写真におさめて、アトラクションに向かう。
僕には特に参加したいアトラクションはなかったけれど、カチューシャの耳もつけているし、気分は盛り上がってきている。
「ジェットコースター乗ろう! あの水に突入するのも、乗りたい!」
「乗り放題のチケットなんだろ。好きなのに乗ればいい」
平日だったがひとは多く、並ぶ列は一時間待ちとかが普通だった。
それでも、辛抱強く待って、僕と寛はアトラクションに乗った。
「僕、ジェットコースター苦手だった」
「だよな」
「気付いてたなら、先に言ってよー!」
「乗りたいって言ったのかーくんだぞ」
スピードがあるものも、水に濡れるのもあまり得意ではなかったとアトラクションに参加してから気付いた僕だが、次は寛が行きたいところを口にした。
「ホラーハウスだってよ。かーくんは、普段本物見てるから、怖くないだろ?」
「えぇー!? 怖いよー!」
「行ってみよう」
ホラーハウスに連れて行かれてしまった。
数名のお客さんが崩れそうな洋館を模した館のロビーに集められる。
「この館には美しい女主人が住んでいました。女主人は自分の美しさが衰えるのを恐れていました。そして、少女の血の風呂に入ることで、美を守ろうとしたのです。ここは吸血鬼の館。血を吸われる前にお逃げください」
アナウンスが流れて、奥に続く扉が軋む音を立てながら開かれる。
その時点で僕は怖くて寛の後ろに隠れていた。寛の方が小柄なのではみ出してしまうのは仕方がない。
「偽物だろ。平気平気」
寛は落ち着いた様子で歩いて行く。
洋館の中は迷路になっているようだ。
薄暗く、上からお化けの人形が垂れ下がって来たり、スリーディー映像でお化けが映し出されたりする。
『助けて……血を奪われてしまう……』
駆け寄って来る血まみれのキャストさんに、寛は特に何も感じていないようだった。
ずんずんと進んでいく。
落ち着いて寛は進んでいるのだが、迷路になっているので、行き止まりに当たってしまった。
道を戻ろうとすると、首の長い生き物がこちらを見ていた。
「ゆーちゃん、あれ、見える?」
「どれだ? 何もないぞ」
「嘘ぉ!? 本物!?」
ガタガタと震えて寛の後ろに隠れると、寛がシャドーボクシングの構えを取る。
「どこだ?」
「目の前! 真ん前だよ!」
「ここか?」
「あ、逃げた!」
殴られそうになって首の長い生き物は逃げ回っている。
この世に未練でもあるのだろうか。
『ここに来た後に、彼女が二股してたことが分かった。結婚の約束もしていたのに!』
苦悶の表情のその生き物は、元は人間だったようだ。
僕が見えるのは、元が人間で死んだ相手と、元々人間ではない妖だった。
今回は元は人間のパターンだ。
「ここにいてもつらいだけだよ。ゆーちゃん、成仏させてあげて」
「おう! どこだ?」
「右! そこ! そこだよ!」
殴り付ける寛の拳が当たると、その首の長い生き物は消えて行った。
ほっとして僕は寛とホラーハウスを出た。
「俺が殴ると成仏できるのかな?」
「多分成仏できるんだと思うよ」
変な首の長い生き物になっていた人物は、男性の姿に戻って天に昇って行った。寛が殴るといつもそうなのだ。
人間でないものは痛みを感じて逃げ出して、元が人間だったものは昇天していく。
寛の拳にどうしてそんな力があるのか分からないけれど、僕はとても助かっていた。
「ゆーちゃんがいてくれて良かった」
「シャドーボクシングくらいならどれだけでもしてやるよ」
遊園地のキャラクターの耳をつけて拳を握る寛は、ちょっとシュールだったけれど、格好よかった。
パレードの時間が近付いてきているので、僕と寛は移動した。
パレードが回ってくる場所は既にひとが多くいたが、それでも背の高い僕は見えそうだった。
「ゆーちゃん、見える?」
「俺は見えなくてもいいよ。かーくんが見えればいいだろ」
「それじゃ、ゆーちゃんが楽しくないよ」
「別に、俺は俺で楽しいからいいんだよ」
パレードが見えなくても寛は楽しいという。
それはどういうことなのだろう。
「パレードを見てるやつらの心境ってどんなだろうなとか、こういうときにひとはこういう感情になるんだなって、人間観察してるだけで、俺は楽しいよ」
そういえば寛の趣味は人間観察だった。
ホラーハウスに行きたがったのも、恐怖の状態で人間がどう動くかを知っておきたかったのだろう。
「ひとの気持ちを察することができないと、小料理屋なんてやってられないからな」
接客業は察するのが仕事だという寛に、僕はとてもそんなことはできないだろうと感じていた。
可愛い着ぐるみのキャラクターの写真もたくさん撮って、大満足のパレードだった。
ホテルに戻る途中も、僕は今日一日のことを思い返していた。
ホラーハウスでのハプニングは怖かったけれど、それも寛のおかげで何とかなった。
「晩ご飯、どうする?」
「ホテルのレストランで豪華に食べちゃわない?」
「支払い、かーくんの番だぞ」
「取材で経費で落としてもらう」
「なら、遠慮なく食べるよ」
ホテルのレストランに行くと、予約が一件キャンセルされたとかで、ちょうどよく入ることができた。
お城の晩餐会をイメージしたレストラン内で、コース料理を頼んで、食べる。
僕の方が食べるのが遅いので、寛を待たせることになってしまうけれど、寛はゆっくりと紅茶を飲んで待っていてくれた。
僕も寛もアルコールは飲まない。
「ノンアルコールのキャラクタードリンク、頼んでもいいかな?」
「経費なんだから好きにしたらいい」
「ゆーちゃんも頼んでよ。一人だけだと恥ずかしい」
「なんか、甘そうだな」
苦笑しながらも寛は僕の我が儘に付き合ってくれる。
レストランで夕食を食べ終わってから、僕と寛は部屋に戻った。
ベッドは別々で、寛はさっさとシャワーを浴びて備え付けのパジャマ姿になってベッドに倒れ込んでいる。
僕は机についてタロットカードを混ぜていた。
「ゆーちゃん、明日はすぐに帰る?」
「お土産買わないといけないな」
「そうだね。どんなお土産がいいかなぁ」
両親に兄弟に祖父母に何を買おうか考えながらタロットカードを捲ると、ペンタクルの四が出た。
意味は、所有欲。
お金の心配をしなければいけないという意味もある。
「散財しないようにタロットカードに言われちゃった」
「家族一人一人に買おうと思ってたんだろ? 大きい箱のお菓子とかでいいってことじゃね?」
寛の解釈に、僕は寛にもタロットカードにも見抜かれていたことを知るのだった。
「ホテルにチェックインできる時間だな。荷物を置いてこよう」
「分かった」
大きなボストンバッグを持っている寛と、キャリーケースを引っ張っている僕。二人とも荷物があっては遊園地を楽しむことができない。
こういうところまで寛は細かく気が利く。
お城のようになっているホテルのロビーに入ると、取材と称して写真を撮りまくっている僕に構わず、淡々と寛はチェックインの手続きをしていく。
僕と寛は同室で、男性同士のカップルに見えているのかもしれないが、ホテルの従業員さんもプロなのでそんなことは顔に出さない。
カードキーを渡されて、エレベーターに乗って部屋まで向かう。
部屋の中も可愛く統一されていて、僕は写真を撮る手を止められなかった。
携帯電話を構えてじっくりと写真を撮っている間、寛は気にせずにお茶を淹れて寛いでいた。ティーバッグの紅茶のいい香りがして、僕は喉が渇いていたことに気付く。
寛は僕の分の紅茶も淹れていてくれた。
「ゆーちゃん、ありがと」
「ここでお手洗い行っとけよ。遊園地の中じゃ混むかもしれないからな」
「はーい!」
完全に寛が僕の保護者のような気がするが、紅茶を飲んで、お手洗いに行って、僕は手荷物だけを持ってホテルで少し休む。
今日のことをそういえばタロットカードで占っていなかったので、タロットクロスを机に広げてタロットカードを混ぜる。
出て来たのは、死神のカードだった。
意味は、さだめだが、僕には死神の乗っている馬がメリーゴーランドに見えてしまった。
「ここでもひとじゃないものと出会うってこと?」
「どこに行ってもいるもんだな」
呆れたような寛の言葉に、僕は「気のせいだと思う」と答えた。
こんなことで楽しめなくなるのはもったいない。
ホテルから出て、ホテルの外観も写真におさめて、アトラクションに向かう。
僕には特に参加したいアトラクションはなかったけれど、カチューシャの耳もつけているし、気分は盛り上がってきている。
「ジェットコースター乗ろう! あの水に突入するのも、乗りたい!」
「乗り放題のチケットなんだろ。好きなのに乗ればいい」
平日だったがひとは多く、並ぶ列は一時間待ちとかが普通だった。
それでも、辛抱強く待って、僕と寛はアトラクションに乗った。
「僕、ジェットコースター苦手だった」
「だよな」
「気付いてたなら、先に言ってよー!」
「乗りたいって言ったのかーくんだぞ」
スピードがあるものも、水に濡れるのもあまり得意ではなかったとアトラクションに参加してから気付いた僕だが、次は寛が行きたいところを口にした。
「ホラーハウスだってよ。かーくんは、普段本物見てるから、怖くないだろ?」
「えぇー!? 怖いよー!」
「行ってみよう」
ホラーハウスに連れて行かれてしまった。
数名のお客さんが崩れそうな洋館を模した館のロビーに集められる。
「この館には美しい女主人が住んでいました。女主人は自分の美しさが衰えるのを恐れていました。そして、少女の血の風呂に入ることで、美を守ろうとしたのです。ここは吸血鬼の館。血を吸われる前にお逃げください」
アナウンスが流れて、奥に続く扉が軋む音を立てながら開かれる。
その時点で僕は怖くて寛の後ろに隠れていた。寛の方が小柄なのではみ出してしまうのは仕方がない。
「偽物だろ。平気平気」
寛は落ち着いた様子で歩いて行く。
洋館の中は迷路になっているようだ。
薄暗く、上からお化けの人形が垂れ下がって来たり、スリーディー映像でお化けが映し出されたりする。
『助けて……血を奪われてしまう……』
駆け寄って来る血まみれのキャストさんに、寛は特に何も感じていないようだった。
ずんずんと進んでいく。
落ち着いて寛は進んでいるのだが、迷路になっているので、行き止まりに当たってしまった。
道を戻ろうとすると、首の長い生き物がこちらを見ていた。
「ゆーちゃん、あれ、見える?」
「どれだ? 何もないぞ」
「嘘ぉ!? 本物!?」
ガタガタと震えて寛の後ろに隠れると、寛がシャドーボクシングの構えを取る。
「どこだ?」
「目の前! 真ん前だよ!」
「ここか?」
「あ、逃げた!」
殴られそうになって首の長い生き物は逃げ回っている。
この世に未練でもあるのだろうか。
『ここに来た後に、彼女が二股してたことが分かった。結婚の約束もしていたのに!』
苦悶の表情のその生き物は、元は人間だったようだ。
僕が見えるのは、元が人間で死んだ相手と、元々人間ではない妖だった。
今回は元は人間のパターンだ。
「ここにいてもつらいだけだよ。ゆーちゃん、成仏させてあげて」
「おう! どこだ?」
「右! そこ! そこだよ!」
殴り付ける寛の拳が当たると、その首の長い生き物は消えて行った。
ほっとして僕は寛とホラーハウスを出た。
「俺が殴ると成仏できるのかな?」
「多分成仏できるんだと思うよ」
変な首の長い生き物になっていた人物は、男性の姿に戻って天に昇って行った。寛が殴るといつもそうなのだ。
人間でないものは痛みを感じて逃げ出して、元が人間だったものは昇天していく。
寛の拳にどうしてそんな力があるのか分からないけれど、僕はとても助かっていた。
「ゆーちゃんがいてくれて良かった」
「シャドーボクシングくらいならどれだけでもしてやるよ」
遊園地のキャラクターの耳をつけて拳を握る寛は、ちょっとシュールだったけれど、格好よかった。
パレードの時間が近付いてきているので、僕と寛は移動した。
パレードが回ってくる場所は既にひとが多くいたが、それでも背の高い僕は見えそうだった。
「ゆーちゃん、見える?」
「俺は見えなくてもいいよ。かーくんが見えればいいだろ」
「それじゃ、ゆーちゃんが楽しくないよ」
「別に、俺は俺で楽しいからいいんだよ」
パレードが見えなくても寛は楽しいという。
それはどういうことなのだろう。
「パレードを見てるやつらの心境ってどんなだろうなとか、こういうときにひとはこういう感情になるんだなって、人間観察してるだけで、俺は楽しいよ」
そういえば寛の趣味は人間観察だった。
ホラーハウスに行きたがったのも、恐怖の状態で人間がどう動くかを知っておきたかったのだろう。
「ひとの気持ちを察することができないと、小料理屋なんてやってられないからな」
接客業は察するのが仕事だという寛に、僕はとてもそんなことはできないだろうと感じていた。
可愛い着ぐるみのキャラクターの写真もたくさん撮って、大満足のパレードだった。
ホテルに戻る途中も、僕は今日一日のことを思い返していた。
ホラーハウスでのハプニングは怖かったけれど、それも寛のおかげで何とかなった。
「晩ご飯、どうする?」
「ホテルのレストランで豪華に食べちゃわない?」
「支払い、かーくんの番だぞ」
「取材で経費で落としてもらう」
「なら、遠慮なく食べるよ」
ホテルのレストランに行くと、予約が一件キャンセルされたとかで、ちょうどよく入ることができた。
お城の晩餐会をイメージしたレストラン内で、コース料理を頼んで、食べる。
僕の方が食べるのが遅いので、寛を待たせることになってしまうけれど、寛はゆっくりと紅茶を飲んで待っていてくれた。
僕も寛もアルコールは飲まない。
「ノンアルコールのキャラクタードリンク、頼んでもいいかな?」
「経費なんだから好きにしたらいい」
「ゆーちゃんも頼んでよ。一人だけだと恥ずかしい」
「なんか、甘そうだな」
苦笑しながらも寛は僕の我が儘に付き合ってくれる。
レストランで夕食を食べ終わってから、僕と寛は部屋に戻った。
ベッドは別々で、寛はさっさとシャワーを浴びて備え付けのパジャマ姿になってベッドに倒れ込んでいる。
僕は机についてタロットカードを混ぜていた。
「ゆーちゃん、明日はすぐに帰る?」
「お土産買わないといけないな」
「そうだね。どんなお土産がいいかなぁ」
両親に兄弟に祖父母に何を買おうか考えながらタロットカードを捲ると、ペンタクルの四が出た。
意味は、所有欲。
お金の心配をしなければいけないという意味もある。
「散財しないようにタロットカードに言われちゃった」
「家族一人一人に買おうと思ってたんだろ? 大きい箱のお菓子とかでいいってことじゃね?」
寛の解釈に、僕は寛にもタロットカードにも見抜かれていたことを知るのだった。
11
あなたにおすすめの小説
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
神楽坂gimmick
涼寺みすゞ
恋愛
明治26年、欧州視察を終え帰国した司法官僚 近衛惟前の耳に飛び込んできたのは、学友でもあり親戚にあたる久我侯爵家の跡取り 久我光雅負傷の連絡。
侯爵家のスキャンダルを収めるべく、奔走する羽目になり……
若者が広げた夢の大風呂敷と、初恋の行方は?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる