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転生
可愛いかよって!
しおりを挟む『普通僕達ドラゴンと契約出来るテイマーなんてほぼ居ないんだけど…僕は魔力が無いから出来るはず!
…それになんか出来そうな匂いがするもん!』
そう言いながら目をキラキラしせてくれてるんだけど…
今テイマーって言ったよね???
私魔力の問題以前にテイマーでは無いと思うんだけど⁉︎
『あ、そっか!
契約の仕方知らないんだね?
えーっとねー
確かお互いの同意の時はおてて繋いで~』
そう言いながら私の片手を持ち上げて可愛い前脚?で良いのか分からない両手でギュッと握りしめてくれた。
爪を立てないように気をつけながら….
可愛いすぎだって!!!
『それで~僕に名前つけて!
それで行けるはず?
あれ?魔力送り合いながらだっけ?
でも…僕魔力無いから無理だし…』
なんか…出来なさそ~な言葉が最後に小さく聞こえた気がしたけど?
にしても~名前かぁ
どうしようかな…
出来たらいつまでも昔の世界のことも忘れたくないって意味を込めて日本人にも居そうな名前にしたいけど…いいかな?
私にとってまだこの子の種族も分からない未知の存在だし
この子すっごく神秘的で綺麗だから
単純だけど、未知と綺麗からとって、ミレイ…とか?
けどせっかくの名前だからもっとしっかりしたのがいいよね…
なんてゆっくり色々考えてたら
『ねね、まだ?
それともやっぱりこの方法じゃ契約出来ないのかなぁ』
とまたもうるうる顔で見つめて来た。
ほんの少し握る手を強めながら…
最初の大人びた話し方はもう完全に無いよね⁉︎
幼くて可愛い!って感じしかもうないよね⁉︎
いつの間にかあの恐怖感なんて完全にどっかいっちゃってるし(笑)
まぁまだ他の生き物の声はしてるから全く怖くないと言ったら嘘だけど…
この子に関してはほんと可愛いしかないよっ!
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