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転生
テイム
しおりを挟むそんなこんなで1人ご飯の事に意識がいってしまいお腹を空かせていたら
「…聞こえて無いのかこやつは」
と言う声が聞こえて来た
あれ?もしかして声かけてくれてた感じかな
とミレイをチラッと見ると
『あ!気がついた?
なんかおじちゃんが話しかけても集中してるみたいだったから、僕が念話で声かけようか迷ってたんだ』
とふふっとミレイが言った
『ごめんね…!
ちょっとお腹すいちゃって、食べたいもの考えちゃってたや(笑)』
そうミレイに伝えつつ、赤いドラゴンさんを見ると
「話して良いんだよ…な?
あー、なんだ
一方的に契約するときは結構な魔力が必要みたいだが
先ずそのスライムに関しては名前をつけてそのスライムがその名前を受け入れたら自然と契約が完了する」
と聞こえないように…まぁわたし、聞こえちゃったんだけど(ニヤッ)小声で言ってから、そう教えてくれた
てかそんな簡単だったの⁉︎
つまりミレイが言って魔力が必要なのは無理矢理契約する時って事なのか…
でもその勘違いのおかげで魂の契約って言うのが出来て他のかもしれないし、よく分からないけど結果オーライだね♪
にしても…スライムの名前かぁ
またまた単純だけど、スイかラムのどっちかはどうかな?
ミレイと同じく3文字でライム…とかも良いかも♪
んーーーー
『シャル
1番初めに浮かんだ名前が良いと思うよ!
僕もそうだったし、最初に浮かんだ名前ならその子も嬉しいと思う!』
とミレイが悩んでいた私にそう言ってくれた
なので
『ありがとうミレイ!』
なら1番最初に浮かんだ、スイにしようかな!
私が考え込んでいる間に下に降りて周りをくるくるジャンプ…する事はなく、ただ私の前でちょこんと待ってくれて居たスライムを恐る恐る両手に乗ってもらい顔の高さにつれて来て
頑張って
「スイ」と声に出して伝えた
頭で思うだけで良いのかもしれないけど、それでもし出来なかったら悲しいから、少しなら話せるしと言う事で頑張って伝えた
すると
『名前ありがとっ』
そんな可愛い女の子のような声が頭に直接聞こえて来た。
もしかしなくてもこの声…スイだよね⁉︎
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