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転生
それ褒めて…る?
しおりを挟む2人ともうんうん、と頷いたり飛び跳ねながら返事をってくれて、イメージで目の色と見た目が唯一違う耳の形を変えた
…ここは前世の記憶イメージでしたけど、この世界も人間の見た目同じだよね⁉︎
変装してからそんな疑問から心配して居たら
『シャルすごーい!
色と耳同時に変えるなんて!
器用だねっ』
そうミレイが褒めてくれた
あ、そこなの⁉︎
同時に変えるのは難しいのか!
って…そりゃ初めてだったから余計ってだけかな(笑)
『えへへ、ありがとね♪』
そんなふうにミレイにお礼を言っていたら
「…こやつ、ほんとうに1歳だよな⁉︎
その歳で同時に出来る…と言うことは………
いや、そもそも他属性の中でも2属性どころかいずれは全属性同時に…
こりゃまだダメだな」
なんで赤ドラさんが呟き始めた
あれ~褒められてるんだよね⁉︎
んでミレイさん、聞こえないふりしてるのかな⁉︎
それとも本当にきこ、、、なるほど
赤ドラさんの方へ振り向いて居た私が顔を元に戻してみた景色、それはミレイが頭でぽんぽんスイを飛ばして遊んでいる姿だった。
スイも…楽しそうに見えるから大丈夫なのかな
まぁもしスイが嫌だったら念話で言うもんね(笑)
多分!
『ねね、ミレイ!
準備も出来たし、おじちゃんにもう一回街への行き方聞いて来てくれない⁉︎』
そうミレイにお願いし、るんるん気分でスイをぷにぷにしながら返事を待った
んーーースイのこのプニプニ感たまらないっ!
初め怖がってたのが嘘みたいに全部が可愛く見えるよね♪
そうして返ってきた返事は
「いやダメだ」
だった。
あれっさっきのダメってそのダメ⁉︎
いや~何がダメなのかなぁ
って思ってたけど、街にまだ行っちゃダメって事だったの⁉︎
なんて少し考えて居たら
「いや、違う、少し待て」
と直ぐに訂正が来た
そして赤ドラさんが何か考え込み始めてしまったのでまたもミレイとスイと静かに戯れて待って居た
私達の事なのに真剣に考えてくれる赤ドラさん…優しいなぁ♪
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