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転生
んなアホな⁉︎
しおりを挟む『ミレイ…?
流石に、その~体格的に無理なんじゃないかな?』
あまり言われたくない感じだったらどうしよう…と思いつつもそう伝えると
『あ!そっか!
それなら安心してっ
僕確かにまだ子供だけど…………
ほら!これなら大丈夫だよ♪
あ、これだと座る時痛いよね!』
そう言いながら、大きくなった。
そして…鱗じゃなくなった、いや…もしかしたらこれもまた鱗って言うのかもしれないんだけど、明らかに変わった
ん⁉︎ドユコトカナ⁉︎
赤ドラさんに比べたらそりゃ小さい、けど普通に人が乗れるくらいの大きさになったのだ
そして…私が座る時痛いといけないからと言う配慮で、ツヤッツヤで硬かった鱗が、ツヤフサって感じの毛になった。
さっきから毛って言ってたけど、こう言う事⁉︎
考えすぎかな⁉︎
んーーーでも、ふかふかのドラゴンもカッコ可愛い(ニヤッ)
そして…この流れは…ミレイ=ドラゴンに!乗れると言う!事だよねっ
そんなことを考えていたら
「…ミレイ、それは誰に教えてもらったのだ?
確かに皆出来るが、本来なら親からゆっくり教えてもらってやっとできるはずなんだが?」
そう赤ドラさんが驚いたような、感心したような声でそう言った
するとミレイが首を軽く傾げた、、、
何か言ってるのかもしれないけど…やっぱり念話なんだね、なんて伝えてるのか全くわからないよっ
と思ってたけど
「いや…なんとなくと言うがな…
まぁミレイは里を出る前の幼い頃から体力も瞬発力も高かったし、元々の才能は高かったからな」
そう赤ドラさんが褒めていたのを聞いてなんとなくわかった
ミレイは…感覚派の天才さんだぁ
てかね、赤ドラさん念話じゃなくて声に出してくれてるのは嬉しいけど、側から見たら独り言になってない⁉︎
ミレイと2人だった時も…なのかな?
ちょっと気になるかも
「まぁなんだ、話はここらにしてそろそろ行くぞ
ここから2人を乗せてミレイが飛ぶとなるともう出ないと夜になるだろ
場所はしっかり覚えておるな?
我は先に行って2人が入れるように許可を貰っておくから、怖がらずに絶対帰ってこい!いいな?」
とそう説明しながら、最後はミレイをしっかり見てそう言った
その言葉を聞いたミレイは深く頷き、それを確認した赤ドラさんはバサっと飛び立っていってしまった
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