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6年後
お金の価値
しおりを挟む「ん?商人ギルド?
もちろんあるわよ
でも…商人ギルドは最低でも銀貨5枚は収めないといけないのと、一度登録すると3ヶ月は取り消せないのよね」
とエマさんがそう言いながら、大丈夫かしら…という感じでクリスさんと話し始めてしまったので
『ねね、スイ…銀貨ってどれくらいなの?』
そう言えば知らなかった…と言う事で聞いてみると
銅貨 100 円
銀貨 1000 円
大銀貨 1万 円
金貨 1 0万 円
大金貨 100万 円
白金貨 1000万円
こんな感じらしくて、割と覚えやすそうで良かった♪
けど…初期費用とか持ち合わせて無いけど…やってみたい、元々の私なら無理だった、けど今の子供&ミレイママとパパに甘えまくって来た今の私ならっ
と言う事で
「あのっ
実は売りたい食べ物があって!
ダメ…ですか?」
とうるうる攻撃(には結局なっていない攻撃)をしてみたところ
するとふふっと微笑みながら
「可愛いんだから
なら今回は私達が払いましょう
それで、3ヶ月間で無理そうなら一旦ギルドを抜けて、またシャルちゃんが自分で稼げるようになったら、その時に改めて登録するって言う感じで良いかしら?」
とエマさんが言ってくれた
「はいっ
ありがとうございます!!
試作品はぜひ食べてみて欲しいです♪」
そうお願いしつつ、観光ついでに神殿に行こうって話や、私がずっと習ってみたいと言っていた剣術とかを教えてくれる人を探す話とか
色々と話していたらいつの間にか王都へ着いたみたいで
「さっ降りましょうね~
の前に、この鞄をあげるからスイちゃんはこの中に入るのはどうかしら?
ずっと抱っこしていると腕も疲れちゃうし、色々書いたりしにくいでしょ?」
とエマさんが鞄をくれて
「ありがとうございます!」
そうお礼を言うと
「どういたしまして(ニコッ)
後…これからギルド前まで馬車に乗るんだけど
疲れてないかしら?
でも…ドラゴンが止まれる場所は人が少ない2箇所しかなくって、歩きだとかなり遠いのよね」
とエマさんが心配そうな顔でそう言ってくれた
エマさんよ!
実は私、この6年間でかなり魔法の練習も頑張ったのです!
攻撃系は危ないからってあまり練習させて貰えなかったんだけど…
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