転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?

N

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6年後

コワモテ

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「クリス様…はいっ
 申し受けております(ニコッ)

 直接案内するようにとの事ですのでご案内させていただきますね!」
 と受付のお姉さんが言うと同時に受付の中へと案内された


 そして…何やら円の中に入るように言われたかと思うと、スーッと地面ごと飛んだ…

 飛んだって言うかエレベーターみたいに上がる感じかな?
 まさかのこんな所でも魔法を体験できるなんて♪

 でも…壁がないからちょっと落ちそうで怖いかも…


 なんて考えてる一瞬の間にもう2階を通り過ぎて、3階に着いたみたいで
「足元お気をつけくださいね」
 と言うお姉さんの声でハッとして歩き出し、案内して貰った部屋に入ると


 1人のイカつめのおじさんがソファに座って待っていて、立ち上がったかと思ったら
「やっと来たか!
 さっ座ってくれ」
 とニカッと笑顔でそう言ってくれた

 あ…私こう言うコワモテおじちゃん大好き♪
 絶対優しいやつじゃん!!!


 そんなわけで、おじちゃんの隣に座ってみた…
 皆んなびっくりしてたけど(笑)

 普段人見知りするのに、たま~に思い切ったのができるのは…子供の心だからなのかな??


 すると…
「可愛いなぁ」
 そう言いながらコワモテおじちゃんに抱っこされたかと思うと膝の上に乗せて頭を撫でられた

 そして…
 泣き出した。

 え⁉︎ドシタノ⁉︎
「大丈夫?」
 上を見上げながらそう聞くと


「大丈夫だ…子供にはいつも走って逃げられるから少し嬉しくてなっ

 あ、、大丈夫だぞ?
おじさん怖くないからな?
泣かないでくれよ…?」
 そう少し慌てた様子で言った


 そして、私が膝の上に座ったから横が空いたのもあって、ミレイが横にちょこんと座ると

 ニヤニヤした口元を隠しきれていないにも関わらず、キリッとした表情で
「よし!
 言っていたドラゴンと契約した子の話を聞こうじゃないか!

 で、そいつはどこにいるんだ?」
 とキョロキョロしながら言った

 私の事…かな?






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