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6年後
ギルドカード
しおりを挟む「ささっ
それよりもだ、そろそろお腹も空いて来ただろ?
先ず2人ともギルドカードから作ってしまおう」
そうクリスさんが言うと
「あぁそうだな!
それじゃあ…まぁ既に空から入れてるから心配はないんだが、先ずこの水晶に触れてくれるか?」
とバルドが言いながら若干水色がかった透明の水晶を机に置いた
わぁぁ!よく見てたやつだっ
ワクワクする♪
そうオタクのような私は若干舞い上がりながらそっと触ってみた………
んだけど、特に何も起こる事なく
「僕もっ」
とミレイがそう言いながら私の手の横の方にちょんっと触ったけど、やっぱり無反応。
これ…大丈夫?
と言う意思を込めながらそっとバルドさんを見ると
「ははっ
大丈夫だぞ、むしろ反応していたらギルドカードの発行は出来ないんだ
よし、それじゃあこの結果と一緒にカードを作成してくるから、2人ともここの書類にさっきと同じように手をかざして、少し魔力を吹き込む感じでやってみろ
この紙の色が変りきるまでだぞ?」
そう言い残してまた部屋を出て行ってしまった
すると
「そっ2人ともやってみようか
これはカードが偽装されたり不正にコピーされないように、同じ魔力で昔作成されていないか、またその記録の為に取っておく書類なんだよ
って…難しいことは置いといて、とりあえず普通小さい子なら難しいかもしれないけど、2人は里にいた頃に魔法の練習をしていたみたいだし、多分大丈夫だと思うからね
頑張ってごらん?」
とクリスさんが優しくそう言ってくれた。
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