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入学前
だ…れ?
しおりを挟む申し訳なさそうにしつつ、2人とも座ってくれて
「それで…先ず、サレスさんはなんのごめん、なんですか?」
となんとなくこの人についてなのかなぁと思いつつそう聞いてみると
案の定その通りだったようで
「実は…先日エルフの里へ納品に行った際に、シャル様が納品してくださっている調味料をその前の納品で初めてだった事もあり、今回かなり質問されまして…
それで、ですね。
あまりに私が嬉しくなってしまい、この素晴らしい製品をハイエルフの方が作られたのだと…自慢してしまい、、、もちろん!名前等は出さ無かったので安心して頂けるとっ
いや、個人情報をほんの少しでも出した時点でギルド員の資格すらないわけですが、どうかお許しください」
と叫ぶように言いながら泣き出してしまった。
最近ははクールな感じだったのに、またキャラ崩壊してるよ。。、
「なるほどです、それで…こちらの方はなんでここに居るんですか?」
ともう想像は着くけどそう尋ねると
「それがですね…」
とまたもサレスさんが申し訳なさそうにチラッとユースさんを見つつそういうと
「それに関しては俺…じゃ無くて、私が無理やりついて来たんです
私とサレスは幼馴染で、サレスが村へ納品すると毎回そのままご飯を食べるんですが、その時にシャル様の話を聞いて、真偽を確かめて嘘でないと分かればまたサレスも村の人と馴染みやすいと思って…
勝手について来たんです。」
と頭を下げながらユースさんがそう言った。
ユースさん…めっちゃ友達思いのいい人じゃない⁉︎
「そうだったんですね、じゃあこれでサレスさんも普通に里に帰れますね♪」
と言うと
「はい、まぁ元々普通に入れてはいたのですが、これでやっと例の子供達の情報を聞いて探す手伝いが出来ます!」
そう言いながら、真剣な表情で私を見た。
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