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入学前
スイーツ⁉︎
しおりを挟む2人のカードが返ってくると
「それじゃあ私は…その、少ししごとがあるから!
先に家に戻ってるよ
2人とも本当におつかれ様、ゆっくり美味しいもの食べて返ってくるんだよ」
とぎこちない笑顔でそれだけ言い残して、早々にクリスさんは帰ってしまった
そんなに忙しかったのについて来てくれてたのかな?
と少し心配していたら、表情で察したのか
「シャルちゃん、心配いらないわ(笑)
私はお茶会の付き合いでだんだんと好きになったけれど、ドラゴン族は基本お肉以外食べないものなのよ
そしてあの人も甘い物は苦手なの、だから少し嘘ついて逃げたのよ」
と教えてくれた。
なるほど!
そう言えばさっきミレイにもしっかり確認してくれてたもんね。
そんなわけで、カフェ…の中でも豪華な…高級ホテルの中でアフタヌーンティーを楽しむ、、、なんかもう表現出来ないけど、そんな豪華なお店で
席に座るとエマさんが適当に注文してくれて
「取り敢えず、2種類の物を2つずつ頼んでおいたから、2人とも一口ずつ食べてみてちょうだい
食べれそうなら2つとも食べてくれればいいし、無理そうなら遠慮なく言ってくれれば私が食べるわ
それと…ここでは紅茶しかないのだけど、それも無理なら言ってちょうだいね?」
とエマさんが説明してくれた。
そう言えば…今まで水しか飲んだ事…ないな⁉︎
そんなこんなで数分待っていたら、シンプルなパンケーキみたいな物と、プレーンクッキーの様なものが出て来た
そして
「こっちが甘いパンで、こっちが甘い堅パンよ」
とエマさんが言った、、、、
ん?ごめん、想像してた名前と違った。
どっちもパンなのね⁉︎
取り敢えず、一口ずつ食べてみると………
パンケーキの様なものは本当にただただ甘い柔らかいパンで、クッキーの様な物は想像以上にしっかり硬いかなり甘めのパンだった。
うん、どうしよう。
クッキーとケーキ…普通に食べたい。
でも…
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