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入学前
身分って難しいよね
しおりを挟む「ところで…こんなスイーツ今まで見たこともないのだけど…かなり高かったんじゃない?
シャルちゃんが買ってきてくれたとさっき聞いたのだけど…大丈夫なの?」
とエマさんが気にしてくれたので
「実はこれ今日ギルドで登録してきた物で、少ししたら販売されるやつなんです!
味見を兼ねて感想を聞きたくてっ」
と簡単に説明すると
「そうだったの⁉︎
相変わらずシャルちゃんは凄いわね…
これならかなり売れると思うわよ
ただ…貴族向け限定になってしまうから、店舗の場所と内装はかなり考えた方がいいんじゃないかしら?」
としっかりと味だけでなく考えて教えてくれた。
でもそっかぁ
貴族とか関係なく買える値段で売ってもらうつもりはしてるけど、普通に貴族が多いと入りずらい…よね?
よし、それならせっかく拡張魔法があるんだし広くしまくっちゃお!
なんで無防な考えを次の日サレスさんに伝えまくる事にした
・お店の中を3つに分ける事
左右に貴族用入り口ともう一つ真ん中に誰でも使える入り口を作って部屋も分ける
そうすればそれぞれ出会したくない人は左右の別の入り口から、身分関係なく接したい人は真ん中から入ればいいと思ったから。
人によっては嫌な考えかもしれないけど、こんな店があっても良くない?
そんで、それぞれの部屋で持ち帰りも出来るようにすれば、誰でも買いにこれるしね!
もちろん、誰でもどんな商品を買えるようにどの部屋のスイーツも同じ物で!
ただだからこそ値段は幅広く作りたいから~
もう少しクッキーとか安めに売れそうなのを増やしてみる…とか?
でもハイツさん1人じゃ流石にキツイよね、、
なんて言う曖昧な考えを次の日サレスさんに伝えるわけで、きっとそのまま丸投げしそうだなぁと思いつつ、任せちゃえ♪
と考えを放棄してその日は眠った。
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