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帰って来た
また後で!!
しおりを挟むそこからは次の門までかなり早かったのだけど、門に入る前に
「それでは私と、ミレイ様スイ様は一度ここでお別れです。
ここから先はハイエルフの方と、許可を得ているエルフ族のみが入れますので
お2人は私とここで少し観光しながら待ちましょうね。」
とサレスさんがそう説明しながら、ミレイとスイを見た。
一緒に行っちゃダメなのか⁉︎
残念…だけど、、これは仕方ない事だよね。
そうしょんぼりしていたら
「シャル!
僕大人しく待ってるからね。
だから、ゆっくりして来ていいから、1晩でも2晩でも、寂しいけど…僕も久しぶりに親に会うってなったら話したい事たくさんあるもん。
だから気にせずゆっくりして来てね!」
とミレイが言ってくれて
『スイも!
いい子に待ってる!』
とスイまでもそう言ってくれた。
そんなわけで、私はユースさんと2人でさらに奥。
つまり里の中心へと歩いていった。
その門を超えた中はと言うと、うっすら記憶に残っていたのと同じで、木の上に家があった。
そして
「シャル様、ここからはもうフードを外していただいて大丈夫ですよ。
実はここに入る時には、門番の監視意外にも色々仕掛けがありまして、信頼出来るもの以外入れないですので」
とユースさんが声をかけてくれた。
そうなのか⁉︎
門番さんだけなんだと思い込んでたや!
と言う事で、フードを外すと一瞬周りの人の視線を感じた気がしたけど、キョロキョロ見渡してみたらただの勘違いだったようで、、
そうしてユースさんの後ろを
「そう言えば…シャル様はお母様とお父様のお名前とか…覚えてらしたりしますかね?」
と聞かれたり、色々覚えていることはないかなどの雑談されたけれど
正直1歳の時…まぁ約8年近く前のことなのでしっかりは覚えてなくて、ほぼ答えられないままついていった。
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